読書厨のある日の出来事   作:くろくろさん

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春 修学旅行~もんじゃ編~

ドタバタしながら電車に乗った。

そしてあっという間に目的の駅に到着。

 

「あっちだな」

 

班長に連れられて到着したのは有名観光地。

巨大な赤い提灯のある門の前で写真を撮り、古い通りを歩く。

 

大きなメロンパンが有名な店の前で男子が立ち止まる。

 

(((・・・ジュルリ)))

 

どう考えても買おうとしている。

でも今は昼食でもんじゃを食べに行くところ。食べたら満腹になりそうだ。

男子達を女子3人で止めて、もんじゃの店を探す。

 

大通りから細い路地に入り、やっとのことで見つけた店。

店に入ると店員さんが、

 

「満席なんで、この道を真っ直ぐ20秒程行ったら姉妹店あるんでそっちのほうがすいてると思いますよ」

 

と言われた。

 

仕方がなく道を20秒程歩く。すると、大通りに出た。

それらしき店はない。

大通りの向こう側の道かと考え、1分30秒程歩く。

すると、その店があった。

・・・行列が出来ている。

 

「ナニコレ酷い」

「どう考えても戻ったほうが早いから戻るぞ」

「もうメロンパンでいいじゃん」

 

戻って素直に(しりとりしながら)待つと、やっと席があいた。

店の中は熱気と匂いで溢れていた。

 

席に座り、女子は3人で2つ、男子は1人1つ頼むことにしたのだが。

 

「もち無理」

「キノコ!?やだ」

「エビは断る」

 

女子の間で好き嫌いが多かった。

なんとか決めて、頼む。

そこで思ったこと。

 

(店員さん無表情・・・怖)

 

逆に珍しい笑顔のない店だった。

 

 

 

そして頼んだものがきた。

男子の顔を見ると顔面蒼白としか言い様のない顔になっていた。

それは、どう考えても量が原因だ。

金属製のボウルにてんこ盛りの材料。

 

「1人分じゃない・・・」

 

鉄板は二つ。料理が得意な二人とそんなに得意でもない四人に別れた。

ちなみに私は四人グループの方だ。

 

作り方の書かれている紙を見ながら作る。

①材料(汁以外)を炒める。

~料理出来ないグループ~

ジュワー・・・

「最初から間違えたぁぁぁぁ!(男子)」

ジュワー・・・

「「あっ、ヤベ(女子)」」

 

~料理出来るグループ~

「「・・・・・・」」←成功

 

②ドーナツ状の土手を作る

 

~出来ないグループ~

「これでいいのか?」

「いいんじゃない?」

 

~出来るグループ~

「「・・・・・・」」←四角い土手完成

 

③汁を土手の穴に流す

 

~出来ないグループ~

「「「「あ、洪水した」」」」

二ヶ所同時にしくじって鉄板が大惨事。

 

~出来るグループ~

「「・・・・・・」」←土手がしっかりしていて少しずつ流した為成功

 

④混ぜて焼く

 

((((((焼けない・・・))))))

出来る出来ない関係なしに焼けない事態発生。

 

待てなくなった班長が食べた。

 

「生焼け・・・だと・・・」

「時間的にもうヤバイよ。後20分で駅に行かないと」

「「「「「え」」」」」

 

今はまだ、4つしか焼いていない状況だ。

そしてまだ生焼け。

 

 

慌てて生焼けもんじゃを食べ、残りも焼いたが。

 

「あ、5分過ぎた」

 

鉄板の上には生焼けもんじゃが大量にある。

オワタってこういうときに使うと知らされた。

 

 

もんじゃを食べ終わったのは、予定の30分後だった。

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