Justice中章:歌姫と蘇生と復讐と   作:斬刄

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ボスラッシュ
14話雪音クリス救出


次の日

 

「響達が戦っている?」

「あぁ、今3人はフィーネって女の人と戦っている」

 

アーチャーが正輝に現状を報告していた。離れ離れとなったまどか達と立花達がもうすぐ戦う的に悪戦苦闘している。そこで正輝達が協力し、強敵を倒すのに加担することである。

 

立花達と離れ、正輝は未来日記に向かう間なにをしていたか。

 

まず響達について。

彼女らは戻ることができたその3日後に新たに手に入れた情報【カ・ディンギル】を辿って黒幕を見つけ出そうときていた。

 

飛行型の超大型ノイズが襲来し、そのタワーの上空からノイズが降り注がれる。

 

大型ノイズが東京スカイタワーに集まっていた。カ・ディンギルとしているのはタワーを示している。そのタワーには映像などの電波情報を統括する役割がある。つまり、そこである可能性もある。たとえそれが罠であろうと弦十郎は立花響と風鳴翼を向かわせ、そして雪音クリスの3人が街を守っていた。

 

クリスのおかげで空を飛んでいるノイズを撃破することは造作もない。ノイズを倒すことはでき、スカイタワー周辺にいるノイズから市民を守ることができた。しかし、一方では弦十郎の考えは当り、私立リディアン音楽院高等科が襲われている。

 

 

その学校は立花響と風鳴翼の通う学校であること。学校の近くにある地下のシェルターに立花響の親友である小日向未来や他の自衛隊がクラスメイト達や一般市民を誘導していた。

 

外では自衛隊がノイズと交戦している。攻撃しても無意味だが武器を持たない一般市民を非難するために引き下がるわけにはいかなかった。

抵抗を続けても、炭素化されてゆく。

新たにノイズが出現して学校を襲い、リディアンを守っていた自衛隊はほぼ全滅していた。

 

 

全員のクラスメイトをシェルターへと避難し、誘導していた未来もまた緒川と共にエレベーターにて行くはずだったが、フィーネに奇襲されてしまう。

 

カ・ディンギルというのは東京スカイタワーではない。塔という目立つものを誰にも知られることなくするのなら地下へと伸ばすしかない。

ならば、特異災害対策機動部二課にあるエレベーターシャフトにこそカ・ディンギル。それを可能とするのが、櫻井了子という研究者。

 

 

またの名をフィーネ。

 

彼女は地下であるエレベーターシャフトにカ・ディンギルを偽装していたことだった。いくら銃を撃ってもネフシュタンを纏っていたフィーネに通用せず、二課がどれだけ足掻いても彼女の歩みは止められない。カ・ディンギルの起動にはデュランダルがまず必要であること。完全聖遺物デュランダルには膨大なエネルギーを放出し、炉心としてカ・ディンギルが使用される。

 

それが保管されている元へ行こうとしたその時に、風鳴弦十郎が天井から出現する。

たとえネフシュタンの鎧を纏っていても、彼は戦う気でいた。

人間ごときと油断したことで、フィーネは余裕の表情を見せていたが、フィーネを掴んで投げ飛ばしている。

 

ソロモンの杖も弾き飛ばされ、一気に弦十郎の拳にて終わるはずだったが櫻井了子の声と不安な顔をして騙す。

彼が弱みを見せた隙を突いて、腹部を刺し貫く。

 

弦十郎は怪我を負って、司令場所へと向かう。司令場所から小日向と二課の人達が響達に学校が襲われていると伝えようとしているものの本部内のハッキングされ、本部の機能の制御が受け付けなくなる。地上も地下もどうなっているのか二課からは不明になってしまった。

 

 

*****

 

響達3人は学校の元に向かい、どうなっているのかを見ていた。ノイズが学校を襲撃しているという連絡を受けて向かっているものの、学校は既に破壊されていた。

 

学校の屋上で立っていたのは櫻井了子と立花響と風鳴翼はそう思っているが、雪音クリスはフィーネと叫んでいる。櫻井了子はそれを聞いて高らかに笑っていた。

 

メガネと髪留めを外し、ネフシュタンの鎧を纏う。その姿は櫻井了子ではなくフィーネとなっていた。

 

立花響は衝撃的な事実に嘘だと言っていた。なぜなら、自分を守ってくれたからそんなはずないと、しかし、フィーネは立花響ではなくデュランダルを守るためだと返答した。

本当の了子はどこにと疑問を問いたが、櫻井了子の意識は既に死んでおり、フィーネが彼女を塗りつぶしていた。

 

更に、フィーネとして覚醒するのは自分だけではなく歴史に記された偉人と英雄などにも含まれる人達は立ち会ってきた。

 

現にシンフォギアシステムというイチイバルなどの偉人が作り上げてきたものが由来として聖遺物が作られている。フィーネはそれを玩具と切り捨てていた。

 

「お前の戯れに…貴様は奏の命を散らそうとしたのか!」

「私を拾ったのも、アメリカの連中とつるんでいたのもそれかよ!」

「そう…全てはカ・ディンギルのため!」

 

その全ての過程においての最終的な目的はカ・ディンギルにて月を穿つこと。学校の背後には巨大な塔が地下から地上に登ってゆき、その姿を表す。

 

「月を穿つ?」

「なんでだよ!」

「…私はただ、あのお方と並びたかった。」

 

しかし、その人は人の身が同じであることを許さない。怒りを買ったことにより雷帝によって塔と、人類は交わす言葉まで砕かれる。その罰であるバラルの呪詛が降り注がれていた。

 

 

そしてその呪詛そのものの源が月であるということ。人類の相互理解を妨げる呪いを月を破壊することでバラルの呪詛は解かれ、世界は一つとなる。

 

「呪いを解く?それは、世界を支配するってことなのか!安い、安さが爆発しすぎている!」

「永遠を生きる私が、余人に歩みを止められることなどありえない」

 

立花達3人がフィーネを阻止するために変身して、戦っている。

「フィーネ…あいつが。なんてこと考えてやがんだ」

 

過去に介入した時には彼女の野望をクリス、正輝の二人が協力していたこと。彼にとって最終的には彼女が二人を裏切って、殺者の楽園とノイズを使って追い回した記憶がある。

 

今度は月を潰して、自分の思い通りにしてやるという話だ。彼女の事情もあったのかもしれないが、それでも人々を陥れた行為を3人が黙って見ているわけにはいかない。

 

説明でもよくわからなかっためにフィーネのことについて調べた結果。

彼女の意思は先史文明期の人類(ルル・アメル)の巫女であり、創造主(ガストディアン)に恋を焦がれていた。

 

だがそのガストディアンに拒否され、語り継げられる言語が失ってしまった。言語を取り戻すためにたった一人で争ってゆき、バラルの呪詛を解くためにこうしてカ・ディンギルとデュランダルを用意していた。

「…まどか達の方はどうなっている?」

「ワルプルギスの夜とはまだ戦ってないわ。なんか作戦を立ててるらしいけど…」

 

まどか達の方は、

5人揃ってワルプルギスの夜に備えている。ほむらの方は既に全てを明かしているためにマミ、さやか、杏子は信頼していた。その間に魔女退治をしてはいるものの、持っている魔法はデバイス。

 

殺者の楽園の雨宮が監禁した魔法少女達もまた、5人に協力したいとのことでみんなで考案していた。

何十人もの魔法少女達がほむら達の元へと集まっている。

「私達も協力する!」

「あの短剣に救われたから、身体のことで絶望していたけど…あれのおかげで今は気分がとても良いの!」

「貴方達と彼には恩があるからね」

「みんなぁ…ありがとう」

絶望している魔法少女に正輝の改造式ルールブレイカーを与えて、インキュベーター式を却下する身体となる。魔女に変身することのない無害な魔法少女に変わることができる。

 

 

彼女らはグリーフシードを集めて、穢れを浄化する必要がないのだから。

縄張りをしたり、争い合う必要もなく降りかかる恐怖に対抗する為に魔法少女達が集っている。

 

 

凛はまどか達よりも響達の方がかなり危険だと伝えた。まず、まどか達を後回しにして3人を助けに行く必要がある。ワルプルギスの夜との対決はまだ後になりそうな状態だった。

 

正輝はシンフォギアに介入しようと、転移装置の元に向かおうとする時に秋瀬が話をかけていた。

「おはよう正輝君。他にも、仲間がいるのかい?」

「あぁ、8人な。女子中学生と高校生だけど」

マルコの愛人である愛は疑問を投げかけている。

「正輝…貴方まさかロリコ「いやちげーよ⁉︎秋瀬とか仲間にしてるし!」」

愛は正輝に向かってロリコン発言させられる始末。仲間にする人達がほとん20歳以下の少女達だからだ。

だから、こんな風に疑われてしまう。

マルコはここで暮らすことには不満に思ってない。しかし、愛の方は誰かが誘うんじゃないかと不安でならなかったが、正輝が説得して分かってくれた。

 

「正輝!」

「ん?奏か、そういえば翼とは相棒だったな」

 

天羽奏、彼女はシンフォギアの世界にいたが行方不明という形となっている。彼女が生きて表舞台に出ても、マスコミや他の人達はあの事件のことを投げかけるだろう。それに正輝が助けなければ死んだ身でもある。

 

彼女は聖遺物のガングニールは失っているが、正輝の作ったデバイスのガングニールで戦える。

 

「櫻井了子さんには世話になった。でも、まさか…黒幕だなんて私も思わなかったからさ」

奏は余りの事実に驚きを隠せない。

ツヴァイウイングの頃は櫻井了子もおり、その人のおかげで聖遺物やシンフォギアシステム、奏のリンカーなどを研究者である彼女によって二課を支え補助してくれた。

 

「私の相方の翼と…二人の後輩を任せたぜ。行けないからさ…それとあの人が悪い人だとは思えねぇ。

今までずっと二課の人達と過ごしてきたんだ、だから」

「任せろ、それじゃあ行ってくる。最初はクリスを助けにな」

正輝も奏は拳を合わせ、武器や服の支度をする。

「行ってらっしゃい」

正輝はシンフォギアの世界にて転移し、フィーネと3人がいる戦場へと向かった。

クリスを助けるために

こうして、ボスラッシュが開始される。

*****

カ・ディンギルを壊さなければフィーネがこの世界を支配してしまう。3人がフィーネと交戦しつつ、雪音クリスが二つのミサイルを飛ばしてカ・ディンギルの破壊を試みるも一つ目が失敗。

 

しかし、クリスは飛ばしたもう一つのミサイルに乗って、月の所まで行く。

 

「なんのつもりだ!」

「クリスちゃん⁉︎」

「だがっ!足掻いたところで所詮は玩具!カディンギルの発射を止めることなど!」

 

 

蝶のような形を作り出し、散っている結晶がクリスの元へとエネルギーを与える。フィーネの野望を止めるためにクリスは絶唱を歌い、イチイバルのフォニックゲインを最大限まで高めて、月を守っていた。

 

「一斉収束⁉︎押し留めているだと⁉︎」

翼と響は上を見ることしか出来ずに呆然として見ているだけ。

(私は、パパとママのことが大好き。

死んでいたはずだったけど…パパも、ママも生きてる。でも、生きていても二人はほとんど動けない身体になってる…だから)

 

クリスの父母が奇跡的に生きていたこと。たとえ身体はあまり動けなくとも、クリスは二人の分まで歌で平和にするという夢を引き継ぐと誓った。

 

 

彼女は死を覚悟した。自分の身を犠牲にして、歌で平和な世界にするのならと。

(二人の夢を私が引き継ぐんだ。パパとママの代わりに歌で平和を掴んでみせる。私の歌はその為に…)

「ぅぉぉぉぉぉぉおおおお‼︎」

正輝はクッキーマンに変身して、上から落ちてゆく。その際にひょっこりと頭を出して、クリスの肩にへばりつく。正輝は無事にクリスの元に辿り着けることが出来た。

「た、助けに来たぞ。あー死ぬかと思った」

「⁉︎ちょっ、どこから出てきてんだ!」

「あぁ、上からな」

 

今の正輝はクッキーマンの状態なって絶唱中の雪音クリスを助けようとしている。しかし、今雪音クリスを引き離そうとしてももう遅い。

 

「だから、私の歌でっ…なんでこんなタイミングで!このままだと正輝まで!」

彼女の口から血が出ており、今にも死にかけだった。死ぬ時に正輝まで巻き込まれるのはあって欲しくないと絶望している。

しかし、正輝の方はクリスを助ける気満々でいる。

「違うな、間違っているぞクリス。

どんな理由でも自分を犠牲にするだけでは何も解決しない、みんなもお前も救わなければなんの意味がない」

「だったらどうやって!」

正輝はクリスの聖遺物、イチイバルにに手を触れる。

「俺がお前を救う、あの時のように」

(正輝、あんた…)

クッキーマンが助けてくれた小さかった頃を思い出していた。捕らえられていた時に、盛大にぶち壊すあの姿、理不尽や不条理をぶっ壊す様を。

 

正輝は魔力を用いて聖遺物に力を譲渡した。

「カディンギルの攻撃をずらし…かつ!」

「む、無茶だ!いくらお前でも!」

「やってみなきゃわからないさ、投影開始!」

逆光し、響達やフィーネからも見えない。投影魔術にて武器に派生をかけて強化する。

 

(ど、どうなっているんだっ⁉︎)

 

ビームが激しくぶつかり合い、フラッシュしていく。撃っているクリス本人も、一体全体どうなるか分からなかった。至近距離であっても眩しすぎてもう前が見えない。

 

「お前も、助けるに決まってんだろぉぉぉぉぉ‼︎」

 

少しずつ軌道をずらして、攻撃を半分に受け流す。ひび割れた聖遺物が正輝の手によって復活して元に戻ってゆく。

 

「マジで、やりやがった…」

 

受け流された攻撃は他所に向かって行き、放たれたエネルギーを別の方向にずらす。クッキーマンによる性能でデュランダルから放たれた攻撃を大幅にずらし、月を壊されることなく、彼方へと飛んでいった。

 

「た、助かったのか。私」

「さて、行くぞ」

 

雪音クリスの身体は無事であり、体内の内部を完治されていた。手の痺れは多少、残っているものの奇跡的に生きている。

 

クッキーマンの効力が切れて、正輝は元の姿に戻る。クリスは絶唱を歌ったのに生きていることに漠然として、座ったままだった。

 

「みんな、絶唱を歌ったクリスが死んでると思ってんだ…あいつら二人に生きてるって姿を見せなきゃダメだろ?それに…俺の方はフィーネをなんとかしなきゃな。

あいつの足止めは任せておけ」

「いや…私、腰が上がらなくって」

「わーったよ、ほら。起き上がるのに手伝うから」

正輝は座っていた雪音クリスを立ち上がらせるために手を掴んで、引っ張る。

「ほら、行くぞ」

彼女は立ち上がり、フラつきつつも正輝と共に立花達の元へ向かっていった。

 

 

*****

 

フィーネの説明が支離滅裂な部分もありますので…彼女の言い回しに苦労した。

いやぁ難しい、彼女の説明は。

フィーネの方は一応調べてやっているので何かあれば感想にて

 

 

Q魔法少女達が協力するのって正輝がインキュベーターの作った魔法少女システムを覆したから?

A改造式ルールブレイカーによって元の身体へと戻っているから、こうして協力し合えることができる。更に元々所持していた魔法は引き継がれて、デバイスとして役立てることとなります。

 

性能的に上にしたのはキュウベエのシステムよりもこっちの方がいいよーという風なもの。

身体は戻り、魔法も強くなる。

一石二鳥というわけです。ゾンビになることもなく、絶望しても魔女にならないというわけです。

 

 

Q雪音クリスの絶唱のリスクをノーリスクにした固有能力って確かマスター・オブ・ザ・リンクですが何故に?

 

A正輝による好意度が高いほどデメリットを無しにしたり、負荷を最小限に抑えます。絶唱の負荷を抑えて、回復させておいたのです。

後から能力として書いておくので。

 

Qデュランダルの力をギャグモードでどうにかできるのでしょうか?いやもう文を見る限りどうにかしちゃったんですけど…

 

Aぶっちゃけ正輝もまた偽物とはいえ同じ武器は作れるのは作れますけど、ギャグモードでどうにかしました。

 

あれば御都合主義のおふざけ生物なのでなんでもありです。ただし、シリアス回では発揮はできませんので後からはおふざけ無しです。

 

ワルプルギス戦でもそれ使えば終わりじゃね?とツッコム読者もいるでしょうが…こちらとしては無理です。

 

ワルプルギスの夜はおふざけで戦っても建物飛ばしてくるわ、魔法少女を作り出して潰そうとするわ…そもそもの問題としてギャグモードになって攻撃しても【ワルプルギスの夜に絶対に届かない】

クッキーマンは不条理を覆す変身体ですが、時間制限があるのでワルプルギスとなると一人で止めるのなんて無理に等しいのです。

 

 

 

攻撃届かない、相手の攻撃を受けるだけ、時間が切れてしまう。この三点でクッキーマンで対応は無理ということとなりました。

 

 

 

 

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