Justice中章:歌姫と蘇生と復讐と   作:斬刄

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45話混戦

「いったあぁぁぁぁぁ‼︎ようやくパクついたぁ…シンフォギアをぉ‼︎これでぇぇぇぇ!」

 

振り下ろされた剣が立花響の腕を切り落とす。偽者の翼から赤ロープに変わり、その腕を拾ってネフィリムに食わせる。響達をネフィリム相手に戦わせないつもりだった正輝が、もう既にやられているとは思ってもなかった。

 

(いつ、どこで翼とすり替わった⁉︎)

 

風鳴翼は決闘の場に向かう前の彼女の発言や変身前は本物そっくりだった。

戦闘前の彼女の言動に対して変わった様子は見当たらず、怪しい動きはなかった。翼と入れ替わった時とすれば、青ロープが大砲を作り出して爆発させたところ。

 

(あの時か、くそっ‼︎)

 

正輝が代わりにネフィリムを倒していたおかげで響達はノイズの撃破に懸念していたが、青ロープの介入の時点で翼と赤ロープがすり替わっていた。

一歩、また一歩と響に近づいていく。

 

腕を切り落とすだけでは足りなかった。

 

「今すぐそこから逃げろ立花ぁ‼︎」

「あっ、あぁぁぁっ…!」

 

響は膝をついて、戦えれる状態でない。クリスは気絶中で、連絡は妨害されている。本物の翼も見当たらず、窮地になってしまった。

 

正輝はネフィリムを相手にしなければならないため、助けに向かうことはできない。

 

「死ね「やめろテメェェェッ‼︎」」

「っつ⁉︎士郎‼︎」

 

まだ残って隠れていた衛宮チームが響を守るために透明外套を外し、立花響の腕を切り落とした赤ロープの方へと走ってゆく。立花響は無くした部分を片方の手で押さえ、座り込んで動くことができない。

響が赤ロープに殺されそうになっているのを見ていた士郎が感情的になって独断行動で動いてしまい、凛達も士郎をそのままにするわけにいかず出てきてしまう。

「凛は立花の回復を!」

「分かったわ‼︎」

アーチャーの方は翼を守りながら黄ロープの相手をしなければならない。赤にすり替えられていた翼は黄ロープとの戦闘で既に倒れている。クリスも偽物の翼に気づかなかったため、後ろからどつかれて気絶して地に伏している。

 

(なんてことだ…‼︎)

 

現状として翼の偽物として出てきた赤は衛宮達と、青はさやか達が交戦中。今度は強化されたネフィリムが弱っている響を襲っている。通信も妨害されているため増援のためのレイナーレとミッテルトを呼び出すことができない。

 

 

ほぼ混戦状態になった今、響を守れるのは正輝と衛宮、セイバーと凛しかいなかった。

 

*****

 

「あんのキテレツ!どこまで道を外してやがるですかっ!」

(テロリストになっている君達もまた人のことは言えんぞ…しかし、まさかそんな)

人類の救済とか言って人々の脅威になり仇す敵を殺しているのだから、その時点で人の道から外れている。ウェルの目的はネフィリムに聖遺物の欠片を与えるというのはマリア達に伝えてはいるが、方法までは聞かれてない。

単にペンダントを奪うのではなく身体にまとったシンフォギアを食らいつき、餌として食べるのだ。

 

そうさせまいと正輝が前線に出たのに、翼の偽者となった赤ロープが仕掛けていた。映像を見ていたマリア達やクッキーマンも偽翼には気づかなかったため、呆然としていた。マリア達の方は3人の仲間割れなのかと思っていたが、本物の翼の方は既に黄ロープと戦って再起不能になっている。

 

(それにしても、あの正輝という男。黒沢という人物以外にも他に仲間を…ずっと我々を助けているロープの目的はまだ分かりませんが、彼らがいなかったら最初の本拠地の時点で今頃取り押さえられたでしょう…)

 

ニ課に手を貸していたのは正輝と黒沢の二人だけだったが、衛宮達が出てきたことにより二人だけではないことがわかる。マリアは目の前にある非情な光景から耐えきれずにまた目を背けてまた逃げようとするが、

 

「どこに行くつもりですか?貴方達に命じているのはこの場での待機です」

「あいつは人の命を弄んでいるだけ‼︎

こんなことが私達の為すべき事なのですか⁉︎」

マムに止められていた。彼女らが掲げた正義は理不尽な光景を見て、揺らいでいた。

 

「私達、正しいことをするんですよね…」

「間違ってないとしたら、どうしてこんな気持ちになるの…」

 

マリアだけではなく調と切歌の二人も響の腕が食われるのを見て不快に思うしかなかった。元々今回の目的はネフィリムに聖遺物の餌を与える必要があった。ウェルのやり方は間違ってはいないが、彼の行った行為は余りにも見ていられないものだった。

「その優しさは今日限りで捨ててしまいなさい。私達には微笑みなど必要ないのですから」

人が目の前で死んでいったとしても、酷い目にあっても進まなければならなかった。が、彼女らの内にある良心によって苦しんでいる。

マリアは待つことができずに、そのまま出てしまった。

「何もかも崩れていく。このままじゃ…いつか私も壊れてしまうっ。セレナ、どうすればいいの?」

マリアは、かつて失くした妹の名前をいって苦しんでいた。

 

 

マリアの妹、セレナ。

 

 

 

 

テロリストを始まる前の頃、マリアには妹がいた。まだテロリスト組織ではないFIS組織はネフィリムの実験を行っている状態だった。ネフィリムの出力は不安定であるため、唄なしでの強制起動では完全聖遺物を制御することはできない。

 

暴走しているネフィリムを止めるために対し、セレナは絶唱を歌うことでネフィリムを起動する前の状態にリセットできると考えていた。マリアは失敗する可能性があるかもしれないから危険すぎると反対したが、

 

『その時は、マリアお姉さんがなんとかしてくれる。FISの人達もいる。だからなんとかなる!』

 

こうしてセレナは変身し、絶唄を歌うことでネフィリムの暴走を鎮圧化させた。絶唱の威力によって実験場は炎上し、セレナは変身が解除かれた。

 

『誰かっ!私の妹が‼︎』

【貴重な実験サンプルが自滅したか? 】

【何を言っているんだ!実験はタダじゃないんだ‼︎】

絶唱は身体に負荷をかけ、最悪死に至るもの。FISの人達を命懸けで守ろうとしたセレナの心配なんて誰一人しなかった。

 

『どうしてそんな風に言うの⁉︎あなた達を守るために血を流したのは私の妹なのよっ‼︎』

 

セレナは目から血涙を流し、姉が生きていることに安堵していた。マリアはセレナを呼び続けるが、火と降り注がれる瓦礫の中、マリアがセレナを助けるのこともできず、目の前で瓦礫の藻屑となってしまった。

 

セレナの唄は最後まで誰かを守ることはできたが、マリアの唄は誰かを救うことは出来ないかもしれなかった。

 

 

 

*****

 

「完全聖遺物ネフィリムは、いわば自律稼働する増殖炉!他のエネルギー体を暴食して取り込み、そして取り込んだエネルギーで更なる出力を可能となるっ‼︎

 

 

さぁ、始まるぞ!聞こえるか、進化の鼓動‼︎この力がフロンティアを浮上させるのだぁ‼︎」

 

 

ウェル博士がネフィリムの進化に歓喜して笑っている中、響の様子がおかしくなっていた。彼女の体が段々と黒く変異していく。

「お、おいっ⁉︎どうしたんだ!」

「凛、何か立花の様子がおかしい!今すぐにそこから離れてください‼︎」

 

フィーネの観測記録に記されてある通り、かつて響がデュランダルを手にした時の暴走と同じような状態だった。

衛宮達も正輝から響の暴走については知られておらず、危機感を感じて彼女から離れた。

 

「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎ッ‼︎」

 

響は赤ロープに斬られていた左腕が帯状に放出され、腕と手を形成して作り上げる。

「なっ、再生したっ⁉︎」

 

凛が響の失くした腕を治療していたはずが、聖遺物によって一瞬にして腕を再生させた。

 

「何をする気だ…ま、まさかっ!」

 

両腕を再生させた響は、腕を食らっていたネフィリムに飛びついて襲ってくる。

「やめろぉぉっ‼︎止めるんだぁ‼︎成長したネフィリムはこれからの新世界に必要不可欠なものだ!それを、それをぉぉぉぉっ‼︎

 

イヤァァァァァァっ‼︎‼︎」

 

ウェルがソロモンの杖で大型ノイズを召喚しても、圧倒的な力で殴りつける。召喚されたノイズは何もできないまま、ただ乱暴に殴りつける拳によって炭素化されていった。

逃げていくネフィリムを見つけ、また襲いかかっていく。右手で体内を貫き、心臓部を手で抜き取る。

 

心臓部を捨て、右腕をアームドギアに変異させてとどめを刺した。

響の暴走を見ていた赤ロープは

 

『聖遺物の力で切られた腕を再生したか…野獣いや、理性を失った化け物が。なら何度でもあの女の四肢を切断してやる。彼女の心が折れ、二度と手を紡ぐことができないように』

「なんで響を狙った‼︎」

『お前ごときに教える必要はない』

 

宝剣宝槍を投影魔術で作り出し、響に方に走って殺そうとする。しかし、士郎が干渉・莫耶を投影して赤ロープを足止する。

 

「どけ、自称正義の味方」

「なにっ…⁉︎」

 

赤ロープは防ぎながら士郎が投影した剣に触れ、壊れた幻想を無理矢理発動させて爆発させる。士郎はなんとかそれを避けたが、爆発で見えなくなったところを後ろから士郎の襟を掴み、凛に向かって思いっきり投げ飛ばす。

(どうなっているんだ…⁉︎俺が意図的に壊れた幻想を使ったはずはなかったのに)

「はぁぁあっ‼︎」

 

赤ロープは無毀なる湖光(アロンダイト)騎士に徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)の二つの宝具でセイバーの攻撃を防ぐ。赤ロープは持っている無毀なる湖光(アロンダイト)を転移魔法で切り替え、今度は赤き聖剣を手にした。しかも、その聖剣もまたセイバーが知っている宝具だった。

 

『アーサー王、この剣も見覚えがあるな?知らないわけじゃないだろ?そしてこの宝剣の効力は知っているな?』

「今度はモードレッドの剣かっ…‼︎どこまで貴様は私を‼︎」

 

モードレッドが持っていた聖剣の名は燦然と輝く王剣(クラレント)

その聖剣を使ってモードレッドがアーサー王を殺したのだから、王であるアルトリアが知らないわけがなかった。既に騎士に徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)で強化されている。

それだけではない、

 

「嘘でしょっ…あいつの魔力が飛躍的に上がってる‼︎」

「まさか…響と正輝、そして私達ごと葬る気かっ‼︎逃げてください!正輝、凛、士郎っ‼︎」

「逃げるも何も!どこに逃げろって言うんだよ‼︎」

 

明らかに赤ロープが放出している魔力量は本気の正輝と同等のものを込められていた。下手すれば正輝達と響達、敵対しているネフィリムとウェルどころかカ・ディンギルの跡地を一瞬にして消し飛ばしかねないほどの魔力が込められている。セイバーも宝具で迎え撃とうとするが、魔力量では正輝と凛、士郎の3人を合わせても押し勝てるかどうか分からない相手だった。

 

『化け物と共にここで纏めて散れ。我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)『おい赤、まだ殺す必要はねぇよ。お前の決着は、まだ『ここ』なんかじゃないだろ。まだ抑えろよ?』…』

宝具を解放する前に黄ロープが転移して、右手で赤ロープの肩を掴む。

『物事には順序ってのが必要だろ?』

(…ジャミングしていたのはあの黄色いのか)

 

正輝達だけではなく、二課も同様に映像や連絡手段が取れなくなっていたからだ。二課に連絡を取ろうにもまだ黄ロープが今でも再度妨害をしている。

(響の暴走はどうやら生命力の低下が原因だ‼︎それによって響の胸にある聖遺物の制御不全を起こしてる‼︎だからまた暴走してるんだ‼︎)

「なにっ…⁉︎」

今度は、正輝から念話でクッキーマンから連絡が入った。クッキーマンの念話の方は正輝の一部分であるため、繋がることができた。それと同時に

「申し訳ない…凛、正輝。やはり間に合わなかったか」

「今度はなん…おまえらっ⁉︎一体何があった⁉︎」

 

アーチャーが戻って来ており、彼の後ろには奏チーム全員が既に倒れている。さやか達の張っていた結界が解除され、変身魔法も解除されており、青ロープの方は既に逃げられている。黄ロープと戦っていたアーチャーの身体には複数の切り傷がある。前までは黄ロープは戦闘の最中であったが、黄ロープが転移魔法で逃げ、結界のある奏チームに向かっていた。

 

*****

 

立花響の暴走時の頃

 

(ヤバイヤバイ‼︎あのアマ!俺が作り出した壁だけじゃなく地面にまでっ⁉︎)

「わざわざ自分から逃げ道を塞ぐとはね…もう逃がさないよっ‼︎」

 

青ロープの方は逆に正輝側の仲間であるさやかによってかなり追い詰められていた。水魔法で壁の隙間から浸透していき、地面にも影響されている。渦を出現させて逃げようとするものの、地面に浸透させた水魔法が逃げる途中で邪魔をして帰れなくなってしまった。このまま青ロープをさやかの水魔法で拘束し、牢屋にしようと見ていた。が、

 

『はいそこまで』

(あ、れっ…⁉︎)

さやかは後ろから峰打ちを食らって気を失い、張られていた水魔法が解除されてしまった。

「さやかっ‼︎」

「美樹さん‼︎」

唐突に現れた黄ロープに奏チームが驚き、全員身を引く。マミがマスケット銃を用意し、杏子は槍を出現させた。

「赤や青の二人だけじゃなく…3人も」

「テメェ、よくもさやかを‼︎」

 

二人の攻撃は全て反射されてしまう。

マスケット銃が爆発して壊れ、槍で穿つ一撃が杏子の腹部に返されてしまう。

「くそっ…どうなってやがんだ!」

「私がやるわ」

マミの弾が弾き返され、リボンで自分の身を防いだものの銃攻撃や物理攻撃が効かないことがわかった。ほむらが時間停止と正輝の姉からもらっている呪符やタロットを用意する。

『残念だけと通じないんだなぁこれが』

(時間停止や物理や銃が効かないのなら…)

黄ロープの方は動かない素振りを見せず、時間停止の空間になっても余裕で動けていた。まず最初に吊り男のタロットを使い、身動きを取れなくさせる。

『…あれ?動けないな』

(よし、次は)

今度は法皇のタロットを使用する。これで黄ロープが使っていた反射を使用することは出来ない。

 

「これで貴方は能力を使えな『…あのさー、つまんないから演技するの止めるわ』」

タロットの攻略で麻痺、封印状態になっていたはずの黄ロープは動けており、ほむらが発動した呪符の攻撃は跳ね返されてしまった。

(う、そっ…⁉︎)

 

さやかとほむらが再起不能となり、あとは杏子とマミと奏だけとなってしまったが、諦めていなかった。

『あっれ?まだ戦う気なの?』

「…能力が反射だっていうのなら‼︎」

「ダメ、攻撃したところで‼︎」

奏と杏子の二人は再度攻撃しようとするが、マミの言う通り同じことをすればまた反射されるのがオチだった。が、

「ロッソ・ファンタズマっ‼︎」

横から杏子が幻術魔法で欺く。これによって攻撃を反射出来たとしても、自分でもわからないところから攻撃されれば反射されることはない。

杏子が敵を騙し、奏が手傷を負わせる。

『成る程。確かに、俺が認識しないところを攻撃されれば受けざる負えないな』

しかし、彼女らが突っ込んでくる前に、催涙ガスが黄ロープの中から放出された。

『君は実にバカだなぁ?俺がこのまま何もしないとでも?』

「こいつっ…」

天羽奏、佐倉杏子、巴マミの3人はそのガスにやられて眠ってしまった。奏チームが再起不能となり、張っていた結界が解除された。

 

*****

 

『てなわけで、これで君達が動ける人数は5人なわけってことだ。今日のやることは終わったし、さっさと帰らせてもらうぜ‼︎』

赤と黄のロープは地面にある渦で逃げようとする。正輝達が結界を張ったとしても、既に青ロープが結界内でも逃げることができることが分かっている。

 

「正輝、あのバカを抑えてくれっ!このままだとあの野郎を殺しかねないっ‼︎」

『早く行かないとその子、人を殺めちゃうよ〜?』

「⁉︎…くそっ‼︎士郎、こいつらの相手を頼んだぞっ‼︎」

 

また、目を覚ました雪音クリスが暴走している響を見で驚き、正輝のいる方に叫んでいた。暴走している響はネフィリムだけではなくウェル博士を標的にしている。

このまま暴走している響が殺人を犯してしまえば、正気に戻った響は人と手を繋ぐ力のはずが、人を殺したことに後悔をしてしまう。

今はロープよりも響の方を優先するしかなかった。

「ひぃぃぃっ⁉︎」

「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎ァァァッ‼︎」

「お前っ、黒いの似合わねえんだよ!」

 

黒化して暴走している響は今度はウェル博士を殺そうと襲ってくる。ウェルはソロモンの杖を使ったとしても大型ノイズの戦闘を見て敵うはずもなく、怯えて逃げ惑っていた。

正輝とクリスが響を抑え、衝撃波を体外に放出していく。

『バイバーイ!』

「待てっ‼︎」

 

凛のガントに、衛宮とアーチャーが投影した剣や弓も黄ロープが反射で全て跳ね返されてしまう。

「なんでこっちに飛んでくんのよっ‼︎」

「このままだとまた逃げられて…」

セイバーの剣も弾き返され、傷一つつけられなかった。

二人のロープは正輝とクリスが響の暴走を抑えている間にさっさと渦を作り出し、飲まれて逃げてしまった。

 

「畜生がっ…‼︎」

 

黒化して暴走した響は元の姿に戻り、眠ってしまう。黄ロープと戦っていた翼の方も怪我をしている箇所が多い。

通信機器や映像は後々回復し、急いで奏チームを船に移動させて治療するように連絡した。その後に二課の人達が来て、すぐに響を潜水艦内のメディカルルームへと連れていく。翼の方は軽症であるために近くのベッドで眠っていた。

 

 

逃げていったウェル博士も見当たらず、二課と正輝達はFISの確保に2度も失敗をしてしまった。

ネフィリムに奏者をぶつけてはいけないことは響の件で分かった筈なのに、結局身体を切り落として餌として与えた。それによって暴走した響がネフィリムの心臓部を切り離したことでFISの計画の進行はこれで遅くなったが、新たに発覚した正義側以上の実力を持つ存在は正輝達にとって大きな問題となっている。

 

正輝の作戦は序盤は上手くいった。しかし、ロープの策略の方が正輝達より上手であり、チームの連携は総崩れになった。響達を守ろうと正輝とその仲間達のほとんどが尽くしたのに、散々な結果となってしまった。

 

 

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