Justice中章:歌姫と蘇生と復讐と   作:斬刄

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今年最後の投稿です。


6話 異変

7/16 18:00

 

二人を回収して以降は大きな事件が起こることはない。まだ事件としてやっているのはテレビのニュースにてタワー桜見倒壊事件の犯人を母の里がかくまったことにより、その保護施設が追い詰められていることくらいしかなかった。そして最近、その保護施設が壊された。

正輝が回収した未来日記所有者の人数はこれで三人目となる。その三人が仲間に加わるか否かはこの世界の物語が完遂してからの話だ。

 

「よっし、アルバイト終了っと。さっさと帰え」

正輝が暗い夜道を歩いて帰っている途中に突然、大きな手が壁から現れる。

その手で正輝を掴み、彼は壁と共にすり抜けていった。それに気づく前に無理矢理連れて行かてゆく。

 

 

正輝が無理矢理連れて行かれたのは二度目であったので、あまり驚くことはない。しかも、因果律を大きく異ならせないように調節したために消されることはないから冷静に対処している。

 

 

「アイタタタタ…何なんだよデウス?とゆうより急ぎの用件ならメールで伝えてからにしてくれよ…そもそも俺の方はあの時以来悪いことしてないのになんなんだ一体?」

「すまない、今ならば話すべきかとな。ここならばムルムルが入ってこれまい」

 

正輝が連れてこられた場所は前に来た場所とは違い、暗い場所にあり、目の前にはデウスがいた。

「貴様に話がある」

 

*****

 

正輝はこの世界の神に無理矢理呼び出され、転んだ正輝は右手で頭を押さえている。

「あのーデウス?俺が悪いことしてないんだけど。てゆうか、呼び出すのなら」

正輝達は一度は因果を大きく変えようとしたことをやったものの二度目はやってはいない。別の要件で正輝を掴んで連れてきたのだ。

「二つ目の理由を言わなかったことを今ここで話すことにした。覚えているか?」

「あー…そういえばそっち言わなかったね。で、二つ目とは?」

二つ目の内の一つは変わった異端者であることと、もう一つについてはなにも喋ってはいない。

「ムルムルの企みを阻む者として頑張ってもらう。正しい流れに導いてもらいたい」

「ムルムルの企み?正しい流れ?どういうことだ?」

ムルムルは実はこの世界の神の僕ではなく別の世界の僕であること。不正にゲームを操作して、我妻由乃に加担していた。別の世界で神を継いだその女によって悪巧みを企んでいた。

「まさか、そのために俺を残したのか?」

「こちらの本命は別にいる。つまりお前は本命と思わせるための囮ということだ。囮の役割が終えたら私が消えても阻むものとして頑張ってもらう。」

(ですよねー…)

この世界に生まれておらず、存在しない異端者である正輝は邪魔だとムルムルは思っている。デウスは異端者である正輝を使って、正体を暴こうと動かんじゃないのかと警戒していたが、正輝はあえて世界に存続する権利を与えている理由はそんなものではない。

 

「てか、異端者である俺にそんな簡単にペラペラと話しちゃっていいのか?」

「今ムルムルが危険視しているのはおまえだけだ。貴様の行動は流れを歪ませるような行為は注意して以降なにもしていない。異端者だが、適任者と協力して企みを阻んでくれるのならこのことを話しても問題はなかろう」

デウスは適任者だと思わせるために正輝を利用した。正輝の場合は神様を憎む気も讃える気もない。この世界でムルムルのようなことをするわけでもないから介入した正輝を多少信用しているからこうして話している。

「分かりました。そちらの言うとおり…囮役としてもやっておきます」

「では頼「あー…すみません!もう一つよろしいでしょうか?」なんだ」

正輝はデウスに囮役を引き続き頼まれ、逆に正輝はデウスに頼みごとを言った。

「こちらの能力を使う条件として…もし」

その頼み事はまだ先のこととなる。

*****

 

7/17 21:15

 

正輝の携帯から桜見市全体へホロン3にネットワークん繋げるよう連絡がきている。アカウントが送信されていた

 

(ハァ〜めんど)

 

そう思った正輝は設定について後でやろうと考え、繋がなかった。アルバイトに帰ったばかりだったので寝転んでいた。

7/17 21:50

 

時間が経つにつれて町中が大騒ぎになっていることに正輝が気づいた。

騒ぎになっている理由は、ホロン3にネットワークが繋がれた桜見市民全員の携帯機器が未来予知ができるようになった。自分が未来でなにをしているのか、相手がなにをするのかという予知ができるようになったことにより、警察が大忙し。予知で明日死ぬって書かれてるから自殺しようとする人や未来日記の力でお金を奪えるチャンスがあるから犯罪を犯そうとする者を必死で止めようとしている。

 

夜中はとにかくパトカーの音が鳴り響いていた。

 

7/18 14:21

 

携帯のニュースを見て、クワッドタワービルでどうやら事件が起きていた。犯人が暴れまわって、人質を使って市長の元に向かっている。その犯人から市長への要求として『高坂王子、日野日向、野々坂まおの三人の解放と、市長ジョン・バックスの自害』と報道されている。

「大丈夫なのだろうか…秋瀬」

この事件もまた未来日記の件について絡んでいることから秋瀬達も危険な場所に身を投じているために正輝は自宅で彼らのことを心配していた。

 

7/21 7:00

 

正輝は目を覚まし、服を着替える。今日はアルバイトが休みで、部屋でくつろいでいた。朝食を食べている途中、携帯が鳴り、カバンから取り出す。

 

「秋瀬⁉︎無事だったか‼︎」

 

秋瀬からのメールの連絡が正輝に来ている。すぐに家に来て欲しいというメールの内容だった。正輝は朝食を食べながら、メールのやり取りをする。

クワッドタワービルの事件についてやそちらになにがあったのか、更に秋瀬の家が分からないからどこに家があるのか場所を教えてもらい、正輝は荷物を持って秋瀬の元に向かった。

 

 

7:45

「秋瀬!」

「久しぶりだね」

 

家には秋瀬と大きい女の人を座っている。正輝は近くにあるソファに座り荷物を床に置く。

「未来日記を通じていろんな事件を回ってたそうだが…メールでは説明できないからこっちに来て欲しいって…なにがあったんだ?てかその人誰だ?」

「そうだね…まず先に僕が今まで調べたことを君に話す必要があるね。けど、これを説明すれば君は無関係じゃなくなる。

君も危険な目に合う…それでも知りたい?」

「…分かった。構わない。こっちにだって勝算はある」

 

秋瀬は友達三人が家に来る間秋瀬はどうなっているのかを説明した。

神を決めるサバイバルゲーム未来日記について、12人がこの世界の神になるために殺し合う。我妻由乃については本物と偽物の二人が存在し、警戒していること。

 

そしてもう一人の大きな女の人は8thである上下かまど。増殖日記と言って前に町を騒がしくさせた人だった。その正体がホロン3に繋がれ、桜見市全員が未来日記所有者となった原因だった。

 

ビルについては市長は我妻銀行の金庫を使って身を守ろうとするが我妻由乃によって開けられ、射殺されたこと。

金庫には鍵がかけられて、開けるには本物の我妻由乃と彼女の母親にしか開けられなかったこと。

 

 

未来日記所有者の生き残りとして12人のうちあと3人が残っていること。その3人のうち一人、天野雪輝はこのサバイバルゲームによって死んだ父親と母親を蘇らせ、全てをなかったことにするために神になるという目的だが。

しかし、我妻由乃は正体だけではなく何かを隠していること。秋瀬は隠している彼女を信用しなかった。

 

「今回もし協力したら君も死ぬかもしれない…君は構わないと言ったが。話を聞いても気が変わって協力できないなら…」

「いや、協力する。ここまで知った以上俺も無関係ではなくなったからな。それに話によると神様の寿命はあと僅かでどのみち世界が滅ぶってことだろ?」

 

そう正輝が言うとかまどは頷いた。この世界の住民は遅かれ早かれ神が死んだらこの世界が死滅し、全員死んでしまう。

「俺も協力させてもらう。最善を尽くそう」

正輝は手を差し出す。秋瀬は喜んで正輝の手をとって

「ありがとう」

握手をした。

秋瀬はかまどを雪輝に明け渡すが、我妻は信用できないとのことだ。それは彼女が偽物であり、偽物なのになぜ我妻銀行の金庫を開け流ことができないのか。

正体を偽って雪輝を騙し、なにを企んでいるのか。

我妻由乃については謎だらけのことばかりだ。

9:25

3人が秋瀬の家に集まり、正輝の紹介をする。正輝の紹介の時間はかなり短かったが、3人は明るく返事をしていた。紹介を終えて秋瀬は雪輝達をどうするか考えていた。

 

「かまどさん、一つお願いが」

 

その時、天井から大きな黒い球体が出現する。危険だと判断した秋瀬はすぐに6人全員で外に出る。

 

「なんだ…⁉︎これは‼︎」

「なぁ、秋瀬…神様の命が僅かってことはこの世界が滅ぶ。それに、俺たちがあの球体に触れたらかなり危険だな」

 

黒い球体は大きくなり、バラバラに出現する。

世界の崩壊が始まった。デウスが死ぬと同時にこの世界の寿命も終わってしまう。代わりの神様を決めない限りこの世界は滅ぶ。

 

未来日記の物語はあと僅かだった。

 




誤字脱字沢山あったので訂正しました。
今回Q&Aはありません。
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