FAIRY TAIL 全知全能の魔導士   作:勇義

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思い付きで書いたので‥‥面白くない。


血に塗られた称号

 

 

 

妖精の尻尾 ミラSIDE

 

「なぁなぁ! この仕事行こうぜ!」

 

私は後ろからアレスに抱き付き、依頼書を見せる。

 

「あのなぁ‥‥お前も一人で行けよ」

 

「‥‥私は邪魔か?」

 

横に座って上目使いでそう問う。

アレスは困った顔で私を見る。

こういう時はあと一歩で諦めてくれる、何だかんだでアレスは女に弱い。

 

「嫌なら‥‥もう誘わないけど‥‥」

 

顔を伏せて、言う。

これもポイントだ、覚えておけよ。

 

「いや、別に嫌いって訳じゃ‥‥『アレス様は此処に居られますか?』」

 

何か邪魔が来たな。

誰だよ、後少しなのに。

来たのは‥‥評議院の使者だった。

 

「ひ、評議院!?」

 

「はぁ? 評議院?」

 

目の前に居る使者かえるにアレスは首を傾げ問う。

 

「そうです」

 

「何で俺を呼ぶんだ?」

 

酒瓶の中に入った酒を飲みながら問う。

すると使者がこう言った。

 

「貴方様のお母様の事でお話があるとの事で」

 

バリーンッ!

 

アレスが持って居た酒瓶が音を立てて割れた。

 

「‥‥‥おい、何て言った?」

 

子供位なら殺せそうな程の殺意を使者に向ける。

隣に居た私も恐ろしく、身が震えた。

 

「ひぃ!」

 

使者は腰を抜かす。

 

「何て言ったか聞いてんだ、答えろ」

 

胸倉を掴み、睨む。

無意識に放って居る魔力が使者の体を徐々に潰す。

 

「アレス! 止めんか!」

 

マスターの声で我に戻り、アレスは使者を放す。

 

「ゲホッ‥‥ゲホッ‥‥わ、私はその事を伝えに行けとしか」

 

「‥‥チッ」

 

アレスは表へと歩く。

 

「ミラ、仕事はパス、マカロフ、悪いがしばらく留守にする」

 

そう言い残し、アレスは消えた。

一体、アレスはあんなに怒って居たのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

評議院フィオーレ支部

 

扉を開けて中に入ると数人の老若男女が居た。

 

『お主がアレスか、ワシは‥‥』

 

「御託は良いんだよ、さっさと要件を言え、でないと潰すぞ?」

 

真顔で魔力を放出させる。

夥しい魔力に建物が揺れる。

 

『ふむ、血の気の多い奴じゃの?』

 

「血の気が多いんじゃねぇ、俺はテメェ等が嫌いなんだ、態々『母』なんか遠まわしに言いやがって‥‥はっきり言えよ」

 

ギロリと睨むと他の議員が怯える。

 

『そうじゃな、しかしお主の母が関係して居る事でな』

 

男は笑い、そう言う。

 

「‥‥‥さっさと言え、本気で潰しかねないから」

 

魔力を抑え、俺は話を聞いた。

 

『ふむ、それでは要件を言おう、お主に聖十大魔道の称号を授与したいのじゃが‥‥‥お主が逸れに似合う力を持っておるか否かを確かめたいと言う者が居ってな、それでじゃ、この依頼を熟して欲しい』

 

目の前に紙が落ちて来た。

それを取り、内容を見る、至って簡単な討伐系の依頼。

依頼書に十年クエストと書いてある。

 

『その依頼は‥‥記録によればお主の母と思わしき者が受けて、行方知れずに成った依頼じゃ‥‥期限は三日、其処に書かれておる男を連れてくれば認めよう』

 

俺は依頼書を燃やし、男にこう言った。

 

「三日? 三時間で終わらせる、紅茶でも飲んで待ってな」

 

笑い、消えた。

皆が騒ぐ中、男が席から降りて部屋を出る。

 

「待てヤジマ! 何処に行く!」

 

「部屋に戻る」

 

そう言って部屋に戻った。

 

「私も戻るわ、今から三時間後に解る事だし」

 

「俺もそうしよう」

 

また二人部屋を出て行った。

残った者は議長の指示を窺う。

 

『全員部屋で待機』

 

その一言で皆は休憩室に行く。

議員が部屋へに戻って居るその瞬間。

とある森の奥にある闇ギルドの一つを含め、森が平地に変わって居た。

 

 

 

 

 

三時間後

 

 

 

 

議員の皆が審議場に戻ると既に男が居た。

その片割れには血塗れの男が力なく居た。

 

「遅かったな? 依頼は終わった、此奴以外はもう向こうの支部の牢に打ぶち込んどいたぞ?」

 

「! 馬鹿な! あのギルドは五百人を超える魔導士が居たんだぞ! 我々も迂闊に手を出せなかったギルドを一人で‥‥有り得ん!」

 

「それを相手して勝ったから此処に居る訳だ、頭の回転が遅せぇ爺さんだな?」

 

溜息を吐き、そう言う。

正直、こんな少年に熟せる依頼ではないと踏んで居た。

だが、この少年は無傷で‥‥しかも壊滅させたと言う。

 

「‥‥それで? 依頼は終わった、これで帰って良いんだろ?」

 

『‥‥待て、称号は?』

 

「‥‥貰って置く」

 

議長から称号を受け取り、帰ろとした時に何か想い出したかの様に言う。

 

「あぁ‥‥この事はマスターには内緒にしてくれ、爺さんの事だ、『もう歳だから』とか言って俺にマスターをさせようとするからな」

 

そう言い残し、帰って行った。

 

『‥‥妖精の尻尾か、益々危険に成ってしまったかもしれん』

 

議長は一人そう呟いた。

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