やはり俺の教師生活はまちがっている。   作:芝書き

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第5話更新です!
進みが悪いです笑


第5話 やっぱり烏飼健一は不真面目である。

第5話 やっぱり烏飼健一は不真面目である。

 

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ここは泣く子も黙る生徒指導部。

今日は頭髪指導で一丁前に髪を茶色や金髪に染めたりしている生徒たちが集まっている。

 

「全くお前たちは身だしなみってもんがなってない!髪は染めるわ制服は着崩すわ!」

 

生徒指導部長の先生が怒鳴っている。

年齢は確か俺よりも3つ上で俺を除けば結構速いスピード昇進だ。

ちなみに彼女募集中らしい。

 

「挙げ句の果てにはピアスなんて開けている奴もいる!おい!お前だ!お前!」

 

そう言って先生は金髪のやたら髪をカールさせた女子を指差す。

 

あーん、ダメだよそれじゃ。

 

「はぁ?あーし?みんなやってるから開けてるだけなんですけどぉ?それに、開けちゃいけない理由でもあるんですかぁ?」

 

「う、うるさい!」

 

ほらね。

 

ダメなんだよただ怒ったって意味はねぇ。ホントはダメな理由なんて無いんだ表現の自由だしね。

大切なのは理由だ。例えば煙草を吸っていた生徒を指導するとする。

そこで闇雲に叱ってもそいつはまた喫煙するだろう。ソースは俺。

殆どはストレスや反抗心、興味本位でやってるやつだこいつらは救いようがある。不安や葛藤を取り除いてやればいい。

いかにそうするかはまた別の話だが。

 

まぁ煙草を吸うことに人生の喜びを感じるとか、火を消すのが異様に好きな性癖の持ち主とかだとちょっとな。

 

そういえばさっき口答えしたのは2年F組の三浦優美子か…?ああそうだな。

 

一応俺は自分の学年の生徒の名前はほぼ暗記している。職業病という奴だろうか?

 

「由比ヶ浜!なんだその襟元は!下着が見えてるじゃないか!」

 

うわーセクハラ発言だー(棒)

 

確かに由比ヶ浜は少し胸元が開きすぎだなキャミ見えてるぞ。

デカイのは良いことだがもうちっと大事にしろ。

 

てかこいつまだ説教やってやんのかよ。はよ終われ。

 

因みになんで俺がここに居るのかというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「烏飼先生!何やってるんですか!あなたにも言ってるんですよ!」

 

俺も指導されてたからでした★

 

「あなたはそれでも教師ですか!?茶髪なんかにして!校内で煙草ふかして!夏になるとGパンにTシャツってどうゆう神経してんですか!?」

 

「あーあのそれはですねぇ…」

 

「学年主任の自覚はないのですか!?

毎日族車みたいなバイクで通勤して!」

 

「いや、それは関係n」

 

「生徒とニケツで帰るとはどーゆー了見なんですか!?この間なんかグラウンドで生徒にバイクの乗り方教えてましたよね!?」

 

「非行に走る生徒がいたらどーするんですか!?あと、奥さんともラブラブですよね!?この間学校の電話回線使って帰るコールしてましたよね!?」

 

「え、いやあのそれは携帯家に忘れて…」

 

「しかも先日フルカウルのバイク

で颯爽と現れて忘れた弁当届けにきましたよね!背の高い美人さんでしたね!」

 

「すごいっしょあのバイク。ベネリのトr」

 

「羨ましいですね!?そんな早く結婚して!?」

 

「い、いやぁー照れるなぁ」

 

「もう嫌だァァァァァァァァァァァァ」

 

ダダダッ

 

「あら、出てっちゃったよ。はーい解散解散!みんなとりあえず帰って良いよー!あ、髪染めんのはいーけど人の迷惑になる事だけはするなよー!」

 

そう言って生徒たちを返す。

 

ったくこの学校の教師はあんなのばっかだな。

 

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放課後

 

ガラッ

 

「邪魔するぞー!…あれ?」

 

奉仕部部室に行くとそこはもぬけの空だった。

 

おろ?今日は休みだったかな?

 

先輩に尋ねてみるとどうやら由比ヶ浜の依頼で調理室を借りているそうだ。

 

俺は興味本位で調理室に向かった。

 

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ガラッ

 

「「あ、烏飼先生。」」

 

「烏飼先生!やっはろー!なんでいるの?」

 

なんだその馬鹿臭い挨拶は、今度から俺も使お。

 

「俺も奉仕部の顧問なんだよ。」

 

「へぇ〜そうなんですかぁ〜。」

 

「で、何やってんの?…おお!クッキーか!一個くれ!」

 

そう言って俺は皿の上のクッキーを1つつまんで口に運ぶ。

 

 

…なんか黒いなこれチョコか?

 

「「先生ッ!それは…!」」

 

ガリッ!!

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポロッ…

 

 

「歯が………折れた………?」

 

「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!??」」」

 

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「「「「……………………………………」」」」

 

「まぁ確かに何も聞かずに食った俺にも落ち度がある…由比ヶ浜。」

 

「はい…。」

 

「お前日本史の課題三倍。」

 

「ひどい!」

 

「良かったじゃないか由比ヶ浜。死人が出なかっただけマシだ。」

 

「ヒッキー何気に酷いよ!?」

 

「…食べなくて良かった。仕方ないわ由比ヶ浜さん作り直しましょう。」

 

「うん! 頑張るよ!」

 

「あーあ、歯医者嫌いなんだよなぁ。」

 

「大丈夫っすよ。先生の犠牲は無駄ではなかったですよ。」

 

「おい。」

 

やめろよ犠牲になったのだとか俺はうちは一族じゃねぇよ。

 

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「できましたー!」

 

「どれ」

 

んーまだジャリジャリするが食えないこともないか。

 

「どうですか?」

 

「不味い。」

 

「率直すぎるよ!」

 

「さっきのに比べたら素晴らしい成長っぷりだ。アレは人間の食うもンじゃねー」

 

「やっぱり酷い!」

 

「…できました。」

 

「おお、今度は雪ノ下か。どれ」

 

「「美味い。」」

 

普通に美味くて比企谷君とユニゾンしてしまった。もう何処ぞのニコイチの使徒倒せるレベル。

 

雪ノ下、あえて言わないがちっちゃくガッツポーズしてんの見えたぞ。

可愛いなおい。

 

「ふーむ、由比ヶ浜。雪ノ下が作ったやつ渡せばいいんじゃねぇ?」

 

「あたしのクッキー完全否定!?」

 

「どうしたらいいのかしら」

 

「由比ヶ浜が料理をしない。」

 

「市販ので」

 

「これ以上やると死人が出る。歯折れた人いるし。」

 

「それは私だ。」

 

「お前だったのか。」

 

「暇を持て余した」

 

「神々の」

 

「「遊び」」

 

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数日後

 

「先生!先生にもクッキー作ってきたよ!」

 

「おう、サンキュ。」

 

「じゃねー!」

 

タタタッ

 

「………炭じゃねぇか。」

 

今度のバーベキューに使えそうだな。うん、使うか。

 

あーあ、全く飽きがこねぇなこの仕事は。

 

「やはり俺の教師生活はまちがっている。…ってか?」

 

 

続く

 




読んでいただきありがとうございます!
また感想くださった方お気に入り登録してくださった方本当にありがとうございます!

烏飼健一の設定(適当)

誕生日
2月29日(閏年なので殆ど祝われた事がない。実年齢6歳(笑))
特技
楽器全般 利き煙草 煙技 ものまね
趣味
ツーリング アニメ鑑賞 寺巡り
休日の過ごし方
妻とツーリング 妻と買い物 妻とイチャイチャ

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