ハイスクールW×F(Wheel of Fortune) 作: いがみ合う双子
気付いたらお気に入りが60超えててビックリした自分がいる。
今回はとりあえず展開が急なところがあります。
では、どうぞ。
side運命
変身が終わり目の前の女子、いや堕天使を仮面越しから睨みつける。
「どうしてここにファイズが。」
「別にどうでもいいだろ?悪いがさっさと終わらせる。」
私は右手首をスナップさせ、堕天使に近づく。
数歩近づいた時、突然左から衝撃が飛んでく。
「ぐっ!?」
受けた衝撃で火花を散らしながら私は数m飛ばされる。
「今度はなんだ?」
「そんな、"オルフェノク"までこの街にいたの!?」
「なにッ?!」
堕天使が悲鳴に近い声量で私を弾き飛ばした正体を明かす。
全身灰色で見るからに重そうな鎧を身につけており顔がマンモスのような顔をしたオルフェノク、"マンモスオルフェノク"がそこにいた。
「オルフェノク・・・どうなってだよ。」
するとマンモスオルフェノクが急に堕天使に向き直し突進の構えを取る。
「・・・ッ!まさか!」
堕天使に殺さそうになった男の子がオルフェノクの狙いがわかったのか、全速力で堕天使の元に走ろうとする。
それと同時にオルフェノクも走り出す。
だが、無情かな。
人間のあの子ではオルフェノクのスピードに追いつけない。
だが。
「間に、合えぇぇぇぇぇぇ!!!!」
『Boost!』
と、少し機械音声のような声が聞こえると男の子のスピードがオルフェノクより少し上回る。
そしてギリギリのところ堕天使を庇い、横に転がる。
けど、どうして突然身体能力が上がったんだ?
いや、考えるのはあとだ。今は!
「バシン!!」
私がそう言うと一台のバイクが無人でやってる。
「ーーーーー!」
マンモスオルフェノクはすぐに堕天使を見つけるとまた突進の構えを取る。
けど二度もやらせると思ったか!
「バシン、ハンドル借りるぞ。」
私はファイズフォンに付いている「ファイズメモリー」を抜き取り、左ハンドルのメモリーホルダーにセットする。
Pipipi…ready。
そんな機械音が鳴った後、勢いよく引き抜く。
ファイズの武器の一つ、《ファイズエッジ》。
自身に流れる《フォトンブラッド》を棒状の刃のようにすることで相手を斬りつける接近武器だ。
ちなみに刃の長さは4段階あり好きに帰ることも可能だ。
すかさずファイズフォンを開き「Enter」を押す。
《Exceed Charge》
そんな音声がなるとファイズエッジを持っている右腕を通してベルトからエネルギーが血のように流れ込み刀身に紅いエネルギーがチャージされる。
私はファイズエッジを下から切り上げるように振るい、紅い衝撃波をマンモスオルフェノクに向けて発射する。
「ーーーー!!??」
衝撃波に当たったマンモスオルフェノクは紅い円状の中に捕まり宙に浮く。
マンモスオルフェノクは何としても抜け出そうとするが惨めに両腕両足をジタバタするだけだった。
私はそのままマンモスオルフェノクに近づき斜めに一閃し、さらにもう一撃与える。
「ーーーー???!!!」
するとマンモスオルフェノクは突然青い炎を出すと灰にように崩れ落ち、後ろに紅い文字でφが浮かび上がる。
「ふぅ。あとはあの堕天使だけど・・・大丈夫そうだな。」
オルフェノクを倒し、堕天使とあの子がいる方を向く。
そこにはなんとも先ほどの殺伐とした空気はもうなく、代わりに桃色空間が広がっていた。
・・・あの2人は私が入るの忘れてるのかしら。
私はファイズフォンをベルトから抜き取り、変身を解除する。
全く、あの雰囲気じゃああの時の私は完全に悪役じゃないか。
私はやれやれと首を振り、あの2人の元に歩いていく。
side一誠
どうやらあの灰色の怪物はあの銀色の戦士、確かファイズだっけか。その人が倒したみたいだ。
「大丈夫?夕麻ちゃん。」
「どうして?」
「えっ?」
「どうして私を助けたの?」
夕麻ちゃんは目に涙を浮かべながらこちらを見る。
でも、どうして・・・か。
「たぶん、理由なんてないと思う。」
確かに俺は夕麻ちゃんに殺されそうになった。
だからって何もしないで目の前で死んでほしくなかったし、夕麻ちゃんは俺とのデート楽しんでくれた。
それに俺を殺すって言った時の表情が凄く悲しそうだったから。
「イッセーくん。」
「夕麻ちゃんには笑って欲しいから。」
俺はそう言って夕麻ちゃんには笑いかける。それにつれて夕麻ちゃんも笑ってくれた。
「全く、これじゃ私が悪者じゃないか。」
そう言いながらさっきファイズってのに変身した女の子がこちらに近づいてくる。
「えっと、君は。」
「ああ、名前がまだだったね。私は・・・っ!」
ドシュッ!
「・・・えっ?」
「・・・イッセー、くん?」
自分のお腹が部分が異様に熱く、体から血が引いていくのがわかる。
俺は震えながら自分の手を見る。
そこには血のように染まった自身の手が見えた。
そして自分の体を見ると一本の槍が自分のお腹を貫いていた。
「・・・ゴフッ。」
やっと体が反応したのか口から大量の血を吐き出す。
「い、や・・・いやぁぁぁ!!」
夕麻ちゃんの叫び声が聞こえるとカラダがゆっくりと傾き地面に倒れる。
そこで俺は気付いた。
俺はもう死ぬんだ、と。
sideサダメ
「君!!」
くそ!完全に油断してた!
オルフェノクを倒して気を抜いたのが不味かった。
夕麻って子以外の堕天使の気配が感じれなかったなんて。
私は感知範囲を広げ辺りを見渡す。だがそこには誰も居らず、男の子を殺した堕天使はすでに逃げたようだ。
「いや、目を開けてよ!イッセー!」
いくら探しても無駄だろう。それよりもあの子だ。
私は男の子のそばにより傷の具合を見る。
もしかしたら治療魔法でなんとかなると思ったが、そんなに甘くなかった。
完全に槍は男の子のお腹を貫いている。無理に引こうとしても血の出し過ぎでまず助からない。
「なんで・・・どうして?・・・私がイッセーくんを好きになったから?私のせいでイッセーくんが・・・。」
だめだ。夕麻って子は自分を責めて状況判断ができてない。
でもどうする?
この子を助ける方法なんて・・・。
そう思いっていると男の子の上着のポケットから赤い光が漏れ出している。
私は上着のポケットに手を入れ光っているものを取り出す。
何かのチラシのようだが、なんだかこの模様に覚えが。
すると突然魔力の気配を感じ、発生源の方を見る。
そこには紅い魔法陣が浮かんでいた。
そしてそこから現れたのは。
「貴方ね。私を呼んだのは・・・って、サダメ?」
「義姉さん?」
グレモリー家次期当主であり、私の義理の姉である「リアス・グレモリー」だった。
戦闘シーンはこれでよかったかな
実際にファイズの必殺技集をようつべで見て書いたから違和感はない・・・と思う。
感想、評価待ってるです。
ではまたいずれ。