「ここだ」
私が隼に連れられて来たのは、駅からだいぶ離れた廃工場だった。
ちなみに移動はなんと高層ビルをフリーランニングという、私の脚には大ダメージなわけだったが、制限された魔力でなんとか使える飛行魔法のお陰で何事もなく着いていけた。
「ふ、普通の道を行けば良かったやん……」
「いつアカデミアの連中が見てるか分からんからな。さらに言えばアカデミアの連中はこの程度余裕でこなせる者が大半だ」
そういって隼は中に入る。私も続くと、そこには黒い服に特徴的な蒼い髪の少年がそこには居た。
(原作知ってるからそこまで驚かんけど、やっぱりよく似とる……)
私は少年を見てそう思うと、彼はこちらへ近づいてくる。
「キミが黒咲が言ってた女の子か……」
「そうや。そういう君は?」
「俺はユート、黒咲と同じエクシーズ次元のデュエリストだ」
ユートはそう答えると、何故かデュエルディスクを構える。
「な、なんや!?」
「話はだいたい知っている、が、俺は情報以前にこの次元の人間を余り信用しない質でな、悪いがデュエルしてもらう」
「……ええよ、私の事を信用してもらうにはちょうどええわ」
そう言うと、私は瞬時に騎士服を展開して、デュエルディスクを構える。
「行くぞ、デュエル!!」
はやて LIFE4000
ユート LIFE4000
「俺の先攻、俺は『幻影騎士団ダスティローブ』を召喚して効果発動!!自分フィールドの闇属性モンスターを守備表示にして守備力を相手エンドフェイズまで800ポイントアップする」
『幻影騎士団ダスティローブ』 ☆3 D1000 → 1800
「俺はカードを二枚伏せてターンエンドだ」
ユート LIFE 4000 手札2枚
場
『幻影騎士団ダスティローブ』 ☆3 D1800
伏せカード二枚
「私のターン、ドロー!!私は『星因士 デネブ』を召喚して効果発動!!デッキから『テラナイト』モンスターを手札に加える!!私は『星因士 アルタイル』を手札に加える!!」
「……サーチか」
「私はカードを二枚伏せてターンエンド」
「この瞬間、『幻影騎士団ダスティローブ』の守備力はもとに戻る」
はやて LIFE4000 手札4枚
場
『星因士 デネブ』 ☆4 A1500
伏せカード二枚
「俺のターン、ドロー!!俺は永続罠『幻影騎士団トゥーム・シールド』を発動!!このカードが発動した時、このカードはモンスターカードとして扱う」
「悪いけどそれはさせん!!カウンター罠『神星なる因士』を発動!!『デネブ』をリリースしてその効果を無効にする!!」
「カウンター罠発動!!『カウンター・カウンター』!!相手がカウンター罠を発動したとき、それを無効にする!!」
「な!?」
「これで『神星なる因士』の効果は無効とされ、『幻影騎士団トゥーム・シールド』の効果は有効となる!!来い、『トゥーム・シールド』」
『幻影騎士団トゥーム・シールド』 ☆3 A 0
私のお決まりのコンボを壊され、しかもフィールドにはレベル3のモンスターが揃ってしまった。
「さらに俺は手札から魔法カード『トラップ・スタン・ドロー』を発動!!お互いは墓地のトラップカードをデッキに戻すことで一枚ドローできる。俺は『カウンター・カウンター』をデッキに戻して一枚ドロー!!」
「私は『神星なる因士』をデッキに戻して一枚ドローや」
「そして俺はカードを伏せて発動!!『幻影騎士団シェード・ブリダンガイン』!!このカードは墓地に罠カードが無いとき、伏せたターンに発動できる!!そしてこのカードは発動後モンスターカードとして扱う!!」
『幻影騎士団シェード・ブリダンガイン』 ☆4 A0
「さらに俺は手札から『幻影騎士団サイレントブーツ』を特殊召喚!!このカードは『幻影騎士団』モンスターがフィールドに存在するときに特殊召喚できる」
『幻影騎士団サイレントブーツ』 ☆3 A200
「そして俺はレベル3の『トゥーム・シールド』、『サイレントブーツ』でオーバーレイ!!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!!エクシーズ召喚!!ランク3『幻影騎士団ブレイクソード』!!」
『幻影騎士団ブレイクソード』 ★3 A 2000
「来たな、エクシーズモンスター!!」
「俺は『ブレイクソード』のモンスター効果発動!!ORUを一つ使い、お互いのフィールドカード一枚ずつを選択し、破壊する!!俺はフィールドの『幻影騎士団ダスティローブ』とその伏せカードを選択する」
「破壊される前に罠発動!!『リビングデッドの呼び声』!!墓地から『星因士 デネブ』を特殊召喚する!!」
「だが『ブレイクソード』の効果で『リビングデッドの呼び声』は破壊され、『星因士 デネブ』も破壊される」
「そんなのは重々承知や!!特殊召喚された『星因士 デネブ』の効果発動!!デッキから『テラナイト』モンスターを手札に加える!!私は『星因士 シャム』を手札に加える!!」
《墓地へ送ったORU》
『幻影騎士団サイレントブーツ』
「そして俺は『幻影騎士団クラックヘルム』を通常召喚!!そしてレベル4の『クラックヘルム』と『シェード・ブリダンガイン』でオーバーレイ!!戦場に流れし戦士達の魂よ、今こそ甦り、反逆の時を鳴らせ!!エクシーズ召喚!!ランク4『幻影騎士団プリセントランス』!!」
『幻影騎士団プリセントランス』 ★4 A1900
「(攻撃力1900?そんなモンスターでどないする気や?)」
「『プリセントランス』の効果発動!!ORUを一つ使い、自分の墓地に存在する『幻影騎士団』もしくは『ファントム』魔法・罠カード一枚につき、このターンのエンドフェイズまで自分フィールド全てのモンスターの攻撃力を100ポイント上げる!!」
「な!?」
《送られたORU》
『幻影騎士団クラックヘルム』
「俺の墓地には『幻影騎士団』と名のつくモンスターが3体、よってフィールドのモンスターの攻撃力は300上がる!!」
『幻影騎士団ブレイクソード』 A 2000 → 2300
『幻影騎士団プリセントランス』 A 1900 → 2200
「バトル!!俺はブレイクソードでダイレクトアタック!!」
「うぁぁぁ!!」
はやて LIFE 4000 → 1700
あまりの衝撃に私の体は勢いよく吹っ飛ばされる。
「イタタ……まさかアクションデュエルやないのにここまでのダメージが来るとは……」
「行くぞ!!『幻影騎士団プリセントランス』でダイレクトアタック!!」
「く!!手札の『星因士 オリオン』の効果発動!!自分が二回目のダイレクトアタックを受けたとき、手札のこのカードを効果を無効にして特殊召喚する!!」
『星因士 オリオン』 D 1000
「だが『プリセントランス』は貫通効果を持っている!!よってダメージは受けてもらう」
「うぁぁぁ!!」
はやて LIFE 1700 → 500
「俺はこれでターンエンドだ」
オリカ紹介
『トラップ・スタン・ドロー』
通常魔法
お互いのプレイヤーは、墓地の罠カードをデッキに戻すことで一枚ドローできる。
『幻影騎士団プリセントランス』
★4 A1900/D1000
レベル4モンスター2体
・ORUを一つ取り除き、墓地の『幻影騎士団』モンスターもしくは『ファントム』魔法・罠カード一枚につき、自分フィールドのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで100上げる。
・このモンスターが守備表示モンスターとバトルするとき、攻撃力が守備力を上回ってるとき、その差の数値分のダメージを相手に与える。
『星因士 オリオン』
☆4 A 1700/ D 1000
・このモンスターが召喚、特殊召喚、反転召喚されたとき、手札の『テラナイト』モンスターを墓地へ送り、デッキから墓地へ送った以外の『テラナイト』モンスターを手札に加える。
・自分が二回目のダイレクトアタックを受けるとき、手札のこのカードを効果を無効にして特殊召喚する。