「なのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖い………………」
ルナさんはあれから、まるで取りつかれたように部屋の隅で私の名前を呟いてるの……少し怖いの。
「なのは…………しばらくジャンド禁止ね」
「にゃ!!フェイトちゃんそれは酷いの!!私の遊戯王のアイデンティティー壊れちゃうの!!」
「いや、君のアイデンティティーのせいで彼女の精神が軽く崩壊してるんだけど」
「なのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖い………………(ガクガクブルブル」
クロノ君の指摘に、ルナさんはさっきの状態からさらに体を小刻みに震わせてるの。
「ユーノく~ん何とか言ってよ~!!」
「あはは……まぁ二人とも、禁止は兎も角せめてどっちかだけだったら何とか…………」
「「……………………仕方ないな」」
「なんかスッゴい間があったの」
二人とも不承不承みたいに頷いてる。そんなに酷いのかな?
「「「うん。遊戯王版『SLB』みたいなもんだよ」」」
「みんなして酷いの!!そして発言がメタいの!!」
「なのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖いなのは怖い…………あれ、私は何を」
「「「あ、気がついた」」」
ルナさんがようやく正気に戻ると、私たちはとりあえずルナさんの方に近付く。
「大丈夫、ルナさん」
「え、ええ大丈夫だよなのは様」
「様!?よりにもよってなんで様なの!?」
(((何となくルナさんの気持ちが分かる)))
まさかの様付けに私は思い切り驚く。
「それで、協力してくれる?」
「え、ええ。ただなのは様だけじゃなんとも言えないので……できればもう一人デュエルしたいのですけど」
「あ、なら私でも良い?」
そういうと今度はフェイトちゃんが名乗りを上げる。
「だ、大丈夫ですよ。……因みにシンクロデッキだったりします?」
「?違うよ。私のデッキ、エクストラにカード入ってないし」
「え、あ、はい……」
そういうとフェイトちゃんは自分のデッキケースを取り出してシャッフルを始める。そしてルナさんもシャッフルして、互いにカットすると手札を引くの。
「「デュエル!!」」
フェイト LIFE4000
ルナ LIFE4000
「先行は私。私はフィールド魔法『オレイカルコスの結界』を発動!!」
「お、オレイカルコスぅ!!」
「えっと……どうかしたんですか?」
「い、いや……それ使って負けたら魂抜けたりしないよね?」
「?それはアニメの話だと……ってもしかして融合次元の『アカデミア』って『遊戯王GX』の世界観なんですか!?」
「そこまでは知らないけど、私達がいた世界だと封印指定のカードの一つだから……」
「あ、そういうことですか……。続けますね。私はモンスターを守備表示でセット、カードを二枚伏せてターンエンドです」
フェイト 手札一枚 LIFE4000
場
裏守備モンスター1体
『オレイカルコスの結界』 フィールド魔法
伏せカード二枚
「私のターン、ドロー!!私は『伝説の黒石』を通常召喚!!」
『伝説の黒石』 ☆4 A 0
「さらに、フィールドの闇属性・ドラゴン族モンスターを1体リリースすることで、このモンスターを特殊召喚する。私は『伝説の黒石』をリリース!!現れなさい『超神龍 ルナーズベルグ』!!」
ルナさんが出したカードに描かれてたのはヒドラ、日本で言うところの八岐大蛇のような多首の龍だった。
『超神龍 ルナーズベルグ』 ☆6 A 2300
「罠発動!!『エレキキャンセル』!!手札の『エレキンメダイ』を墓地へ送って特殊召喚を無効にする!!」
「なに!!……ってなわけないよ『超神龍 ルナーズベルグ』の効果発動!!このモンスターが墓地へ送られたとき、デッキからレベル7以下の闇属性・ドラゴン族モンスター2体を特殊召喚する!!現れなさい『真紅眼の黒龍』!!」
「まさかのやぶ蛇だった!?」
『真紅眼の黒龍』×2 ☆7 A 2400
「まぁこの効果で特殊召喚したら二体とも攻撃できないんだけどね。私はカードを二枚伏せてターンエンド」
ルナ 手札二枚 LIFE4000
場
『真紅眼の黒龍』×2 A 2400
伏せカード二枚
「私のターン、ドロー!!私はリバースカード『エレキャノン』を発動します!!フィールドにレベル4以下の雷族モンスターが召喚、特殊召喚されたときにライフに600ポイントのダメージを与えます。伏せカードは何か?」
「うん、何もないよ」
「じゃあ、さらに私は手札から『サンダー・シーホース』の効果発動!!手札からこのカードを捨ててデッキから『エレキリギリス』を二体手札に加えます」
「サーチ……まぁなのは様みたいなドローサーチじゃないから別に良いかな?」
「そして私は『手札断札』を発動、互いに手札のカードを二枚捨てて二枚ドローします」
「嘘でしょ!!」
〈フェイト 棄てたカード〉
『エレキリギリス』×2
〈ルナ 棄てたカード〉
『貪欲な壺』
『死者蘇生』
「うわ…………」
フェイトちゃんは思わず引いてしまってる。まさか手札に残しておいたカードがどちらも制限カードとは誰が予想しようか。
「…………なんかすみません」
「大丈夫……まだ何とかなるから……なのは様みたいに絶望的じゃないから……」
「えっと……続けます。私は手札から魔法カード『バッテリーリサイクル』を発動します。墓地の『エレキリギリス』と『エレキンメダイ』を手札に戻します」
「申し訳なさそうにしながら実質捨て札無くしたよ!?なにそれ当て付け!?」
「えっと……私はカードを一枚伏せてターンエンドです」
フェイト 手札二枚(『エレキンメダイ』、『エレキリギリス』) LIFE4000
場
裏守備モンスター1体
『オレイカルコスの結界』 フィールド魔法
『エレキャノン』 永続魔法
伏せカード一枚
「私のターン、ドロー!!私はフィールドの闇属性・ドラゴン族モンスター2体をリリースして、このモンスターを特殊召喚します!!『真紅眼の黒龍』をリリースして、現れなさい!!『超神龍 アブゾ・ドルバ』!!」
今度出てきたカードには白い体毛と胴体から骨が飛び出している身体を持ち長い腕と五本の長いかぎ爪と胴体が長い東洋のドラゴンが描かれていたの。
『超神龍 アブゾ・ドルバ』 ☆8 A 2500
「『アブゾ・ドルバ』は墓地の闇属性・ドラゴン族モンスター1体につき攻撃力を100アップする!!」
「えっと……墓地の闇属性・ドラゴン族モンスターは『真紅眼の黒龍』が二体、『伝説の黒石』、『超神龍 ルナーズベルグ』だから……」
「合計400ポイントアップする!!」
『超神龍 アブゾ・ドルバ』 A 2500 → 2900
「バトル!!私は『アブゾ・ドルバ』で守備モンスターを攻撃!!さらにこのモンスターは貫通効果を持ってるわ!!」
「ぐ!!」
〈守備モンスター〉
『エレキトンボ』 D 100
フェイト LIFE 4000 → 1200
「破壊された『エレキトンボ』の効果発動!!デッキから『エレキリギリス』を特殊召喚!!そして『オレイカルコスの結界』の効果で攻撃力500アップ!!さらに特殊召喚されたから『エレキャノン』の効果で600ポイントのダメージです!!」
「うそん!!」
『エレキリギリス』 ☆1 A 0 → 500
ルナ LIFE 4000 → 3400
「うう!!私はエンドフェイズに入って墓地の『伝説の黒石』の効果発動!!『真紅眼の黒龍』を一枚デッキに戻して手札に戻す!!」
「私も伏せカード『リビングデットの呼び声』発動します!!墓地の『エレキトンボ』を攻撃表示で特殊召喚して、さらに『エレキャノン』の効果で600ポイントのダメージ!!」
「まさかの2連打!?」
『エレキトンボ』 ☆2 A 900 → 1400
ルナ LIFE 3400 → 2800
「私はこれでターンエンド」
ルナ 手札2枚 LIFE2800
場
『超神龍 アブゾ・ドルバ』 A 2700
伏せカード二枚
「私のターン、ドロー!!私は『エレキリギリス』を通常召喚!!この時『エレキャノン』の効果でさらに600ポイントのダメージです」
「3発目来るよね当然!!」
『エレキリギリス』 ☆1 A 0 → 500
ルナ LIFE 2800 → 2200
「そしてさらに魔法カード『和睦の使者』を発動します」
「あれ?もしかして、もしかしなくてもそのデッキ……」
「はい、いわゆる『ロックバーン』っていうデッキです」
「やっぱりか!!」
フェイトちゃんのデッキの特徴に気づいたのか、ルナさんは凄い慌ててるの。
「さらに私はカードを一枚伏せてターンエンド」
フェイト 手札一枚(『エレキンメダイ』) LIFE1200
場
『エレキリギリス』×2 A 500
『エレキトンボ』 A 1400
『オレイカルコスの結界』 フィールド魔法
『エレキャノン』 永続魔法
『和睦の使者』 永続魔法
伏せカード一枚
「私のターン、ドロー!!……私は伏せカード『銀龍の咆哮』を発動して墓地の『真紅眼の黒龍』を特殊召喚!!さらに手札から『伝説の黒石』を召喚!!効果でリリースしてデッキから『真紅眼の黒龍』を特殊召喚!!これでターンエンド」
「だったらエンドフェイズに罠発動『神の恵み』!!自分がドローする度にライフを500回復します」
「ここでそのコンボですか!!ヤダァー!!」
ルナ 手札三枚 LIFE2200
場
『超神龍 アブゾ・ドルバ』 A 2700
『真紅眼の黒龍』×2 A 2400
伏せカード一枚
「私のターン、『和睦の使者』と『神の恵み』の合計でライフを400回復します」
フェイト LIFE 1200 → 1100 → 1600
「私は『エレキンメダイ』を通常召喚します。そして『エレキャノン』の効果で600ポイントのダメージです」
「ちょっと……ヤバイね」
『エレキンメダイ』 ☆3 A 300 → 800
ルナ LIFE 2200 → 1600
「バトル!!『エレキンメダイ』はダイレクトアタックできます!!」
「させない!!罠発動『威嚇する咆哮』!!このターンの攻撃宣言を封じます」
「…………私はこれでターンエンドです」
フェイト 手札一枚 LIFE 1600
場
『エレキリギリス』×2 A 500
『エレキンメダイ』 A 800
『エレキトンボ』 A 1400
『オレイカルコスの結界』 フィールド魔法
『エレキャノン』 永続魔法
『和睦の使者』 永続魔法
『神の恵み』 永続罠
「(このターンで決めなかったら絶対負ける……)私のターン、ドロー!!来た!!私は魔法カード『サイクロン』を発動!!『エレキャノン』を破壊します」
「く……」
「そして魔法カード『融合』を発動!!フィールドの『真紅眼の黒龍』2体と手札の『真紅眼の黒龍』を融合!!真紅に揺れる3体の伝説の黒龍よ、今交わりて闇の正義を振りかざせ!!融合召喚!!現れなさい、我が切り札が片翼!!『真紅眼の究極龍(レッドアイズ・アルティメット・ドラゴン)』!!」
ルナさんは『青眼の究極龍』のような黒いドラゴンが描かれたモンスターを特殊召喚する。
『真紅眼の究極龍』 ☆10 A 3600
「『真紅眼の究極龍』はフィールドに存在する時、『真紅眼の黒龍』としても扱う。そして私は魔法カード『黒炎弾』を発動!!フィールドの『真紅眼の黒龍』を1体選択して、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!!」
「ということは、つまり」
「3600分のダメージをくらいなさい!!」
「うわぁぁぁぁぁ!!」
フェイト LIFE 1600 → -2000
「お疲れ、フェイトちゃん」
「ごめんねなのは、もう少しでライフを削れてたんだけど」
「いやいや、手札に『黒炎弾』が来なかったら負けてたから、たぶん他のモンスターからのダイレクトアタックで負けてたと思う」
「あ、やっぱり気づいてたんだ」
そういうとフェイトちゃんは戻してなかった手札のカードを見せる。
「『エレキー』……やっぱり握ってたのね」
「うん。でも伏せカードがあったから使えなかったんだ」
「ううん、それでも良い勝負だった。次はもっと余裕で勝って見せるからね」
ルナさんはそう言ってフェイトちゃんと握手をするのだった。
オマケ
ル「そういえば私の下宿先ってどこなの?」
な「私の家ですよ」
ル「……reary?」
な「ホントなの」
ル「oh……jesus」
オリカ紹介
『超神龍 ルナーズベルグ』(メタルダイナスさんより 修正あり)
☆6/闇/ドラゴン族/効果/A 2100/D1000
効果
このモンスターは通常召喚できない。フィールドの闇属性・ドラゴン族モンスターを1体リリースすることで特殊召喚できる。
このモンスターが攻撃するとき、相手は魔法、罠カードを発動できない。
このモンスターが墓地へ送られたとき、デッキからレベル7以下の闇属性・ドラゴン族モンスターを2体まで特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは、召喚されたターンに攻撃できない
『超神龍 アブゾ・ドルバ』(メタルダイナスさんより 修正あり)
☆8/闇/ドラゴン族/効果/A 2500/D 1000
効果
このモンスターは通常召喚できない。フィールドの闇属性・ドラゴン族モンスターを2体リリースすることで特殊召喚できる。
このモンスターの攻撃力は墓地の闇属性・ドラゴン族モンスター1体につき100アップする
このモンスターが守備表示モンスターを攻撃したとき、攻撃力が守備力を超えていれば、その数値分のダメージを相手に与える。
『真紅眼の究極龍』
☆10/闇/ドラゴン族/融合/A 3600/ D 2800
『真紅眼の黒龍』
+
『真紅眼の黒龍』
+
『真紅眼の黒龍』
フィールドに存在するこのカードは『真紅眼の黒龍』としても扱う。