遊戯王ARC-Ⅴ 夜天の来訪者   作:ドロイデン

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Episode33 夜天vs宝玉 後編

「私のターン、ドロー!!『永遠の魂』の効果発動!!デッキから『黒・魔・導』を手札に加えて、発動!!『ブラック・マジシャン』がフィールドに存在するため、相手の魔法・罠ゾーンのカードを全て破壊する!!」

「ぐ!!」

「そしてモンスターリバース!!『砦を守る翼竜』!!そして手札の魔法カード『融合』を発動!!黒魔術の使い手よ、今守護竜と交わりて、偉大なる騎士へと姿を変えよ!!融合召喚!!再び現れや『呪符龍』!!」

 

『呪符龍』 ☆8 A 2900

 

 再び『呪符龍』を召喚すると、またさっきの重力が体にかかる。

 

「ぐ……『呪符龍』の効果!!召喚に成功したとき、お互いの墓地の魔法カードを除外して、その数×100、攻撃力をアップする!!」

「はやての墓地には『黒・魔・導』と『融合』、私の墓地には『レア・バリュー』、『禁じられた召喚術』、『スペシャル・サモンドロー』、そして『ブラック・ホール』の合計六枚……」

「私は六枚全部除外して、攻撃力を600アップ!!」

 

『呪符龍』 A 2900 → 3500

 

 効果を使うと、さっき使った程ではないが、それでもかなりの負荷が体を襲う。

「バトル!!『呪符龍』で『サファイア・ペガサス』を攻撃!!」

「ぐぁぁぁぁ!!」

 

凛 LIFE 3200 → 1400

 

「…………私はこれで、ターンエンド」

 

はやて 手札0枚 LIFE1700

『呪符龍』 A 3500

『永遠の魂』 永続罠

伏せカード無し

 

「く、私のターン、『スペシャル・サモンドロー』の効果でドローはできない。私は魔法カード『光の護封剣』を発動!!三ターンの間、相手は攻撃できない」

「けど私は『永遠の魂』の効果発動!!墓地より再び舞い戻れ、『ブラック・マジシャン』」

 

『ブラック・マジシャン』 ☆7 A 2500

 

 本日三回目の登場に、『ブラック・マジシャン』の顔はどこか窶れていた。

「それでも別にいいわよ、私はターンエンド」

 

凛 手札0枚

『光の護封剣』 永続魔法

伏せカード無し

 

「私のターン……ドロー!!…………!!」

 引いたカードを確認すると、私は少し驚いた。

「…………私は魔法カード、『ヘルモスの爪』を発動!!」

「このタイミングで引いたの!?」

「私はフィールドの『ブラック・マジシャン』をリリースして、エクストラデッキから『タイムマジック・ハンマー』を特殊召喚して、効果で『呪符龍』に装備!!」

 

『呪符龍(『タイムマジック・ハンマー』装備)』 A 3500 → 3500

 

 『タイムマジック・ハンマー』が現れた途端、今までの重さが倍になるくらいに負荷が強くなり、体が少しずつ震え始めた。

「ちっ……嫌なタイミングで来たわね…………しかも」

「…………私は『永遠の魂』の効果で…………『ブラック・マジシャン』を復活…………させます」

「フィールドアドバンテージを一切失わずに、ね」

「私はこれでターンエンド」

「この瞬間、『光の護封剣』の残りターンは2ターンになる

 

はやて 手札0枚 LIFE 1700

『呪符龍』

『タイムマジック・ハンマー』 装備カード

『永遠の魂』 永続罠

 

「私のターン、『スペシャル・サモンドロー』の効果でドローできない。私はターンエンド」

 

凛 場及びLIFE及び手札 変化無し

 

「私のターン、ドロー!!……私はカ魔法カード『七星の宝刀』を発動!!フィールドの『ブラック・マジシャン』を除外して、デッキから二枚ドロー!!」

「……それは、ドローできない私への当て付けかしら?」

「……関係ありませんよ……そして私は魔法カード『異次元からの埋葬』を発動……して……2体の……『ブラック・マジシャン』を…………墓地へと帰還させます……。そして『永遠の魂』の効果…………で…………『ブラック・マジシャン』を復活。カードを一枚伏せて…………ターンエンド」

「この瞬間、『光の護封剣』の残りターンは1ターンになる」

 

はやて 手札0枚 LIFE 1700

『呪符龍』 A 3500

『タイムマジック・ハンマー』 装備カード

『ブラック・マジシャン』 A 2500

『永遠の魂』 永続罠

伏せカード一枚

 

「私のターン、この瞬間、『スペシャル・サモンドロー』の効果が切れたのでドローフェイズが復活!!ドロー!!…………私は魔法カード『奇跡の発掘』を発動!!除外されているカードが5枚以上あるから、除外されている『アメジスト・キャット』、『トパーズ・タイガー』、『エメラルド・タートル』を墓地へと戻す!!私はターンエンド」

 

凛 手札0 LIFE1400

『光の護封剣』 永続魔法(残り1ターン)

 

「……私のターン……ドロー!!…………私は……私は……」

 ドローカードを見た瞬間、私の意識が離れていくような感覚と共に、目の前が真っ暗へとなった。

 

 

 

視点 凛

 

「……はやて?どうしたの?」

 急にガックリと項垂れてしまったはやてを不思議に思って、私は声をかけてみると、

「……………………ククッ」

「ん?」

「クククク……アハハハハハ!!ハハハハハハ!!」

「!?」

 突然彼女らしくない笑い方が部屋の中を響き渡る。まるで狂ったように、そして何かにとりつかれたような表示をしている。

「我は魔法カード『天よりの宝札』を発動!!互いに手札が6枚になるようにデッキからカードをドローする!!」

「はやて!?どうしたのいったい!?」

「うるさいぞ!!さっさとドローせぬか!!」

「く……」

 

はやて(?) 手札 0 → 6

凛 手札 0 → 6

 

「そして我は魔法カード『クリティウスの牙』を発動!!我は伏せカード『聖なるバリア―ミラーフォース』を墓地へと送り、現れよ『ミラーフォース・ドラゴン』!!」

「はやて!!」

 

『ミラーフォース・ドラゴン』 ☆8 A 2800

 

「まさか……伝説の龍全てを引き当てたの!?」

「そうだ!!我の力は絶対!!我こそは闇統べる王だ!!我こそが!!」

「ちょ……これはちょっとヤバイよ!?」

 今まで大人しく観戦してたアホっ娘レヴィまで慌て始める。

「凛!!はやくはやてを倒して!!でないと大変なことになっちゃうよ!?」

「それくらい私にもわかってるわよ!!けど、やれる手が何もないのよ!!」

 はやてのカードの効果でドローはできたものの、この現状を打開できるカードは一枚もなかった。

「ん~!!だったら!!」

 レヴィは頭を掻き毟りながら、懐からカードを2枚取り出して私の方へ投げる。それは一瞬にしてメインデッキとエクストラデッキへと侵入し、私はレヴィに問いかける。

「いったい何をしたの!?」

「はやてを助けられるカードを無理矢理入れたんだよ!!それを使えば何とかなる!!」

「…………ダメもとで試す他ないわね」

「五月蝿いぞ!!我は『永遠の魂』の効果発動!!デッキより『千本ナイフ』を手札に加える!!我はカードを一枚伏せ、これでターンエンドだ!!」

「この瞬間、『光の護封剣』は役目を終えて破壊される……」

 

はやて(闇統べる王) 手札五枚 LIFE 1700

『呪符龍』 A 3500

『ミラーフォース・ドラゴン』 A 2800

『ブラック・マジシャン』 A 2500

『タイムマジック・ハンマー』 装備カード

伏せカード一枚

 

「私のターン……ドロー!!私は『異次元からの埋葬』を発動!!墓地へと戻りなさい『ルビー・カーバンクル』、『アンバー・マンモ』、『コバルトイーグル』!!」

「ふん、その程度のモンスターを戻した所で我に勝てるつもりか!!」

「バカね、よく確認してみなさい 」

「なに?」

 はやて(?)が訝しげに墓地を確認すると、ただでさえおっかなくなってる顔がさらに怖くなる。

「まさか!!」

「そうよ!!私の墓地には七種類の『宝玉獣』が存在する!!手札より現れよ『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』!!」

 

『究極宝玉神 レインボー・ドラゴン』 ☆10 A 4000

 

「さらに魔法カード『虹の引力』を発動!!デッキより現れよ、『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』!!」

「このタイミングでだと!!」

 

『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』 ☆10 A 4000

 

「く……」

 

「さらに魔法カード『サイクロン』!!『永遠の魂』を破壊する」

「く!!モンスター全滅を狙ってるようだが、そうはさせん!!罠発動『プロテクトウォール』!!自分フィールドのモンスターはこのターンのエンドフェイズまで、効果が無効になる代わりにカード効果では破壊されず、発生する戦闘ダメージは半分になる!!」

「それでも『タイムマジック・ハンマー』は破壊した!!バトル!!『レインボー・ドラゴン』で『ミラーフォース・ドラゴン』を攻撃!!オーバー・ザ・レインボー!!」

「グォォォォォ!!」

 

はやて(闇統べる王) LIFE 1700 → 1100

 

「続けて『レインボー・ダーク・ドラゴン』で『呪符龍』を攻撃!!ダーク・ザ・レインボー!!」

「ぬぉぉぉぉ!!」

 

はやて(闇統べる王) LIFE 1100 → 850

 

「はぁ……はぁ……残念だったな、モンスターは消えたが、それでも我のライフは残っているぞ!!」

「まだよ!!私は手札から速攻魔法『瞬間融合』発動!!」

「なん……だと!?」

「このカードは自分のフィールドのモンスターで融合召喚できる!!私は『レインボー・ドラゴン』と『レインボー・ダーク・ドラゴン』で融合!!虹の龍よ、闇の虹と交わりて、大空を覆う龍となれ!!融合召喚!!現れなさい『究極宝玉覇神 レインボー・エクス・ドラゴン』!!」

 現れたのは、『レインボー・ドラゴン』の首が二つとなり、右半分が白く、左半分が黒いという、まるで『光と闇の竜』のような配色をした、巨大なドラゴンだった。

 

『究極宝玉覇神 レインボー・エクス・ドラゴン』 ☆12 A 4000

 

「『レインボー・エクス・ドラゴン』は融合召喚されたとき、除外されている『宝玉獣』を全て墓地へと戻す!!グロリアスコーリング!!」

 『レインボー・エクス・ドラゴン』が雄叫びをあげると、天空から除外されていたモンスター達が降りてきて、ドラゴンの回りに集まってきた。

「バトル!!『レインボー・エクス・ドラゴン』で『ブラック・マジシャン』を攻撃!!オーバー・ザ・ツイン・レインボー!!」

 双頭の竜の顎から放たれた白と黒の閃光に黒き魔術師の魔法がぶつかり合い、そして、

「『レインボー・エクス・ドラゴン』の更なる効果!!墓地の『宝玉獣』を全てデッキに戻し、戻した数×200攻撃力をアップする!!」

「な!!今奴の墓地の宝玉獣は合計15体……つまり!?」

「合計、3000アップする!!」

 

『究極宝玉覇神 レインボー・エクス・ドラゴン』 A 4500 → 7500

 

「そんな……我が……負けるだと!?」

「はやてから……出ていきなさい!!」

「ぬ、ぬぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

はやて(闇統べる王) LIFE 850 → -1650

 

 




オリカ紹介

『天よりの宝札』 魔法カード (アニメオリカ)
互いのプレイヤーは手札が6枚になるように、デッキからカードをドローする。


究極宝玉覇神レインボー・エクス・ドラゴン
レベル12/光/ドラゴン/融合/A 4800/D 0
『究極宝玉神レインボー・ドラゴン』
      +
『究極宝玉神レインボー・ダーク・ドラゴン』
このモンスターは闇属性としても扱う。
このモンスターは上記の素材をフィールド上で使用した融合召喚でのみ、フィールド上に特殊召喚できる。
このモンスターが特殊召喚に成功したとき、除外されている『宝玉獣』モンスター全てを墓地へと戻す。
自分の墓地の『宝玉獣』モンスターを全てデッキへ戻すことで、1体につき200ポイント攻撃力をアップする。
このカードが墓地へと送られる時、このカードは除外される。
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