問題児たちと光暗の翼が異世界から来るそうですよ? 作:鴉紋to零
知らない人は初めまして!
阿喪MarkⅡです!
問題児二作品目です!
基本的にこっちはサブなので更新は不定期になるかと思いますが、よろしくお願いします!
響く教師の声、その声に下書き消されるチョークの音
季節は、もう少しで夏といえる7月
先に予習してるから全部わかるんだよね。おもに、全般
等と、手を動かしながら優等生じみた事を考える
いや、こういうことを考えている人物を世間は優等生と呼ぶのか
ふと、時計を見ると自分が帰らなければいけない時間を五分ほど過ぎていたことに気づく
「すいません、先生」
教師陣には先に説明してあるので先生からの返事は「わかった」という簡単なものだった
我が家の大黒柱が亡くなって早数日、僕は我が家の幼い子供達の相手をするため、ここ最近は巻きで帰宅させて貰っている
授業の内容は高一、高二、高三と全て完全に覚えているので問題ない
問題があるとすれば、親友であろうか
別に悪い奴ではないのだが、学校と言う小さな社会で生きるには色々とハイスペック過ぎる
柄にもなく状況を思い返してみたが、このままで大丈夫なのだろうか
まあ、いいか。本当にヤバくなったら手を打つだけだ
色々と振り返りながら僕は下駄箱に着く
ここの下駄箱は旧式なので、蓋を開ける
そこには何時も見ていた靴と
「下駄箱にラブレター?古典的なやり方をする人もいるんだね」
入っていたのは、一通の手紙サイズは代替、年賀状程だろうか
僕はそれを手に取った時、ここ最近は物事を固定観念で見すぎている気がした
「へぇ。ラブレターではなさそうだ」
古典的なやり方のラブレターは両者の名前を書かない
しかし、その手紙には必要のないはずの名前が書かれていた
見たところ女性の字のようだ
「面白い、ここ最近は刺激がなかったんだ。丁度いい」
僕は達筆な筆使いで『鏑矢光輝』と書かれた手紙の封を切った
中の文章は招待状?のようだった
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その
この文章を読みきる
そして
瞳を閉じ、開く
それだけの動作で、僕の視界に飛び込んで来たものは、眼下に広がる見たこともない木々と巨大な天幕に覆われた都市だった
「異世界…………か」
上空4000メートルの高さから落下しながら、俺はふと、呟いた
閑話休題
現在進行形で落下しながら状況確認をする
まず、一番大切な命が助かるかというとこれは下にある湖が受け止めてくれそうなので問題ない
次に、他の被害者がいるかどうかだが
茶髪でショートカットの少女と長い黒髪をストレートで伸ばしている少女が一人
この二人については問題ないのだが、もう一人に問題があった
金髪で、僕と同じ学生服を着た少年、もとい、逆廻十六夜
本音を言うとこいつはいてほしくなかった、僕の仕事が増えるから
なんだかんだがあったが以上が被害者のようだ
個人的には濡れたくないので、そろそろこの状況を打破しよう
僕は、左手を前へ右手を胸に置いた