ガウとの模擬戦を圧倒的に勝利した龍音は、これから行われる、戦余興に出ることになったのだが、勇者である、ナナミより目立っては不味いのだが、これでも幾多の戦いを生き抜いて生きた龍神である以上は、弁えているのである。
「龍音って、さっき見せてもらったけど、格闘技が得意なの?」
「いいえ、天然理心流です‼」
「なんじゃ? その、天然理心流とは?」
「新選組がやっていた、流派‼」
ナナミは先ほどの模擬戦で全く得物を使わなかったと言うより、ガウとの実力の差があったので、龍音本人が手加減して、態と素手で、ガレット獅子王国の王族を絞め技で絞め落として見せたので、格闘技が得意のかと、質問し、龍音はこの姿だと、姉達と同じく純粋なので、天然理心流だと、答えてしまって、レオンが首を傾げて、何だと言い出したので、ナナミが思い出した表情で、新選組の流派だと述べたのであった。
「此処が、戦余興の合戦場じゃ‼」
「死なないって言うけど、傍から見てると、殺し合いlevelだよね(´・ω・`)」
「大丈夫じゃ、フニャルドの力で死ぬことが出来ん、さぁ、我らが、勇者の初陣じゃ‼」
「はい‼」
「おまえ達は・・・って‼」
「ガウ、おまえが何か考えている内に、行ってしまったぞ、おまえも行かんか‼」
城のテラスに案内された龍音達の目の前に広がった光景は、剣と木製の盾を装備して戦っている本格的な合戦場で、これから出陣する合戦場は戦いやすいが、かく乱するには障害物が全くない、合戦場に出陣することになったのであった。
もちろん、勇者である、ナナミが主役と言うことなので、龍音達は気付かれないように移動して、誰もいない場所に移動していたことに、全く、気づいてなかった、ガウは、姉である、レオンに説教されて、合戦場に出陣していったのである。
「さてと、ボク達も行くよ‼ セットアップ‼」
「久々の、この姿ですね」
「うん」
「行くぞ‼」
誰もいない人気がない場所にやってきた龍音達は人の気配がないことを確認し、インテリジェントデバイスを掲げて、龍神化したのであった。
もちろん、顔を隠すためにフルフェイスの龍の仮面を装着し、龍音は、久しぶりの客員龍神の姿で戦余興に初陣することになったのであった。
仲間達も龍神化を完了し、合戦場に向かったのであった。
こうして、異世界で戦余興と言う物に出会った龍神達と勇者達の物語の火蓋が切って落とされたのであった。
龍神達の目の前にあらゆる困難があるとは誰も知る由もなかったのであった。