ボクとエースがダダンに引き取られてから二年の月日が過ぎた。
ボクはここへ来てからは「覇気」の練習をしていた。 「覇気」というのは、偉大なる航路の主に後半部を拠点としている一部の海賊や海兵などが持つ特殊能力で、敵への強烈な打撃、先読みによる攻撃回避、敵を威圧もしくは気絶させる事などが出来る。 これら「覇気」の素質は基本的に世界中の全ての人が持っているけど、能力を開花させるには鍛錬が必要なので、実際に体得できる人は極一部であるらしい。
ボクは原作の知識で「覇気」を知っていたので、強くなろうと決意した時から「覇気」の練習をすることは決めていた。
ボクが「覇気」の練習を始めてから一年と少したち、二歳になった頃に相手の気配をより強く感じる力、「見聞色の覇気」を習得した。
ボクが「見聞色の覇気」を習得してからは「武装色の覇気」の練習しているのだけど、これはうまくいかなかった。
いずれは「武装色の覇気」も無事に習得できたらいいなと思う。
この二年でエースは普通に立ったり喋ったりできるようになった。
ボクのように前世の記憶や知識があるわけじゃないのに二歳で喋れるとは・・・。
エースは賢い子だったようです。
最近エースが「おねーちゃん」と呼んでくれるようになり、すごく甘えてくる。 かわいい。
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さらに二年の月日が過ぎた。
四歳になったボクは、「武装色の覇気」も一応使えるようになった。 熟練度はまだまだだけど、一応目標は達成できたので、これからは直死の魔眼と歪曲の魔眼の訓練もしていこうと思う。
この間までエースはボクのことを「おねーちゃん」と呼んでいたのに、最近は「姉貴」と呼ぶようになった。 性格も原作のエースに似てきて、生意気になった。 育て方間違えたのかなぁと思う。 というか、エースが甘えてこなくなったので寂しいです。 ぐすん。
それと、最近エースと一緒に「不確かな物の終着駅」に行くようになった。 「不確かな物の終着駅」とは、コルボ山を北に抜けた場所にある巨大なゴミ捨て場のことだ。 「ゴミ山」とも呼ばれ、犯罪と病気が蔓延する無法地帯だ。 日光による自然発火でいつも煙を挙げているいて、ここに住む人々はゴミを漁り生活している。 町とは大門と呼ばれる門のみで通じており、一日二度国中から集まった大量のゴミが運ばれてくる。
そんな場所でボクとエースは、ゴミ山を漁って金目の物を探していた。
◆
いつも通りにゴミ山を漁っていると、同じくらいの年の少年が声をかけてきた。
「こんなところで何やってんだ?」
声をかけてきたのは、黒い帽子をかぶった黄色い髪の少年だった。 というかサボだった。
ボクたちはすぐに仲良くなり、三人でこの「ゴミ山」で金目のものを漁ったり、鍛えたりしていた。
三人の中では、ボクが一番強かった。 まぁ、コルボ山に来た時から鍛えているので、仕方ないと思う。 サボとエースの強さは同じくらいだった。
最近エースとサボは海賊になりたいという話をしていることが多い。
ボクはルフィの船に乗りたいと思っているが、原作でのエースの公開処刑のことを考えると、エースを放っておこうという気にもなれない。
何かいい解決方法はないのだろうか。
ある日、いつもと同じように「ゴミ山」で探索をしていると、ボロボロになった大きな宝箱が出てきた。
鍵がなかったので直死の魔眼を使い宝箱の死の線をなぞって開けた。
宝箱の中には、一振りの刀と一枚の手紙があった
とりあえず手紙の中を見てみることにした。手紙には、
『最上大業物 童子切安綱』
と、書いてあった。
ボクはこの日から、刀を使った訓練を開始した。
サボとエースって最初どんな感じだったのかわからないですよね。
次の次くらいでルフィが出てきます。
もうしばらくおまちください・・・