ゲート 魔導自衛官 彼の地にて斯く戦えり   作:庵パン

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ドーモ、庵パンです。

何だかんだ言ってジゼルがヒロインっぽくなってしまいました。
でもサブヒロインなので、そこんところご了承下さいませ。
これも栗ボーがヒロインとして登場するのが滅茶遅いせいです。
構成のせいです。つまり庵パンのせい。

……うん、まぁちょっと頑張る。

しかし
栗ボーと良いジゼルと良い、どうも人気キャラをヒロインに持って来たがるのは、どうしてやら。
まぁ好きなキャラをヒロインにしているんですがね。


第二十六話 都心追撃戦Ⅲ (後)

火威が驚いたのは、この日何度目だっただろうか。

ジゼル猊下のエプロンの下の白ゴスロリはボロボロで、しかもそれを着崩しているのだから臍や肩が隠せていない。それもサイズも合っていない服を、前の部分だけ紐で括ってるだけだから下着も見えている状態である。

この状態で日本に行けば、幾らコスプレと言えど職質されるだろうこと間違いない。

ゲート前の詰め所でコートを借りられたので、これは問題にはならなかったが、ジゼルの妙な丁寧語は営業モードだった事が判明した。

実際の口調は不良少年か、何処ぞの居酒屋の新人バイトのような無愛想なものだった。だが鉄火肌な物言いのヴィフィータにも似てる気がしたので、余り気にならない。「オッサン」と呼ばれる事に関しても、「三十過ぎて薄毛ならオッサンだろ」と自覚する火威は余り気にしない。

とは言え、四百歳程の女性に「オッサン」呼ばわりされるのが、釈然としないのも確かだ。

一応は休日のハズの火威は野球帽を被っていたが、ジゼルは「火威のオッサン、そんなもんで隠すより剃った方が楽だろう」と言う。

「いやね、猊下。自衛隊じゃスキンヘッド……丸坊主は推奨されないんですよ」

「なんでだよ?」

「頭部のダメージを極力減らすためです。あと若くて丸ハゲだと周囲に威圧感を与えちゃうでしょ?」

常に威圧する側に立ってたらしいジゼルは「そういうモンかな?」と呟いたものの、火威に続いて銀座から秋葉原に向かう道を行く。

銀座からアキバへ行くにはメトロに乗るのが早い。そのメトロの発着駅へ向かう道すがら、火威はATMから給料を下ろして産業経済の新聞を買った。今現在の日本と、世界の状況を知る為だ。

「猊下は日本で何を見ます?」

ジゼルが東京で見てみたい物が、時間が掛かりそうなもので無いなら、そちらを先に済ませた方が良いと考えた火威である。

「そりゃあ酒だな」

酒なら時間は掛からないかな……とは思いながらも、アンタ先に服買った方が良いよとも思う。

「そういや猊下は何時アルヌスに?」

ロゥリィ聖下以外の使徒がアルヌスに来るなど、余程の理由があっての事だろうと思って聞いた事だが、

「この前、「えりこぷたー」ってヤツに乗ってきてな」

あぁ、ヘリコプターね。そう思う火威は少し前の事に思いを巡らす。

ヘリという乗り物に、最近民間人を乗せたのは先頃クナップヌイからタンスカを経由して帰ってきたのが最後だ。

以前はゾルザル軍のゲリラから、新難民を避難させる為にチヌークを使う事もあったが、最近は専ら陸路で移送させている。擬態したダーがチヌークの内部で擬態を解いた時に、銃撃した弾丸が機内を傷付けないようにする為だ。だが最近は丸山がディータに恩を着せて買い取ったダーの擬態を解く笛がある。

だからそれを陸将に提出し、少量ながらアルヌスの職人に生産してもらい、対ゲリラの部隊長が携帯している。

と言う事で、ジゼルはチヌークの中で火威と一緒だった可能性ある。しかし、青いとは言え巨乳の美女なので、気付かない筈は無いのだが……。

「猊下……もしや伊丹二尉と一緒のヘリですか?」

「あぁ、そうだ。あとロゥリィお姉様とレレイって娘とティカとヤオっていうエルフとダークエルフが居たな。あとヒトが何人も居たけど、中には妙な覆面被ってるヤツがいたな」

それ俺ですよ。とは言わずに、ジゼルがロゥリィ聖下の前では借りてきた猫のように小さくなっている事を思い出した。それでチヌークの中で会っても印象が薄かったのかも知れない。

そして、覆面男の戦いぶりはどうでした? と余計な先入観を抜きで聞いてみる。

「ヒトの割りにはだいぶ強いんじゃねえか? 大剣振り回してジャイアントオーガーを斬り付けてたんだから」

「や、まぁそりゃそうなんでしょうけど、聖下と連携出来てましたかね?」

「いや、そりゃないだろ。お姉様も覆面のヤツも好き勝手に戦ってたように見えたし」

ジゼルがロゥリィ聖下を「お姉様」呼ばわりする事に疑問を残しつつ、火威は内心で栗林にまだ及ばない事を悔やむ。

「まぁ覆面のヤツも強いけど、イタミには及ばないな」

「伊丹二尉はそんな強いんですか?」

「あぁ、オレが卵から孵して育てた二頭の新生龍が一瞬でやられたぜ。オレも危うく幽閉されるところだった」

そ、そんな強いんか。伊丹二尉……。と思う火威であるが、真実はテュベ山の前に進撃した第一戦闘団の飽和攻撃によるものである。だが火威はチヌークの中で会話して、少なからず同類かと考えていた伊丹二尉が人智を超える戦闘能力の持ち主だと思い込んでしまった。

いや、少しは疑ったが、自分だって若干人間辞めてるレベルである。二重橋の英雄たる伊丹二尉が、大いに人間辞めてても不思議は無い。

そして、気付かない間に自らオタクである事を無意識に自認している火威である。

 

銀座から秋葉原へは電車で行くのだが、初めて電車という乗り物に乗ったジゼルは予想通り、子供のように座席に膝を立てて流れていく外の風景を見て驚いている。特地の竜と比較して、「遅い」という感想が出るのも予想通りだ。

場所がら人は多く、外の風景を見る青肌の美女に、奇異な者を見る意味で思わず目を奪われる人は続出した。

ジゼルには前もって「我が世界には基本、ヒトしか居ないんで、猊下を珍しがって見る人とか写真撮る人が居ても喧嘩売ったり買ったりしないで下さいよ」と言っておいたので、問題は無かった。

ただ、その注意した際には“写真”という物を事細かく説明しなければならなかったが。

そして火威は、彼女に好奇の視線を送る人達に、聞かれてもいないのに「これからコスプレ会場に行く途中でして」とか「外国の方をコスプレ会場に送る途中なんで……」

ついつい言い訳じみた言葉を並べる火威を他所に、メトロはアキバに着く。

 

百貨店か酒店に行く道すがら、ジゼルが火威を呼び止める。何かと思ったら、ジゼルは薬店で店頭販売されてる赤い厚紙に入った縦長の箱を手に取った。

見てみれば、それは日本では昔から有名な薬用酒だ。赤い箱には漢字で「酒」の字が書かれているが、ジゼルに日本語が判るワケがないにも関わらず迷いなく手に取った。酒好きの嗅覚とでも言うのだろうか。

「猊下、それ薬用酒ですから……」

「呑んだことあるのかよ?」

「いや飲んだことぁ無いですが、余り美味しいとは思いませんよ?」

「ん、そか。ま、呑んでみなけりゃ判らんねぇだろ」

ジゼルはそう言うとレジの方に向かっていく。アルヌスのPXのシステムそのままなので、ジゼルは買う事に決めたようだ。

「あ、ちょっと待って下さい猊下!」

ジゼルは多分、火威が賽銭した1000円しか持ってない。ジゼルの買い物は必要経費で落ちる筈なので、領収書は絶対に必要なのだ。それとは別会計で、ある種のゴム製品も購入した。勿論これは火威の物なので自費である。

この後のジゼルとナニかしようと言うのではい。以前、特地の女性か女性自衛官と仲良くなった時に使おうと考えて同じ物を買ったのだが、駐屯地に帰ってきたところ、ちょうどその場に居た陸佐に雑務を言い付けられ、慌てた火威がHMV(高機動車)の荷台内の救急箱に隠したのである。

雑務が終わってゴム製品を回収しに来た時にはHMVは行方不明になり、折角勇気を出して買ったゴム製品とも泣き別れとなったのだ。だからでは無いが、多少多めに買ってしまった。まぁ必要になる時が来るのは、火威自身もかなりの至難であることは分かっているのだが。

 

ジゼルが買った薬用酒の酒精は日本酒やワインと余り変わらないが、呑んだ事が無いとは言っても、余り美味しそうには思えないので、恐らくジゼルは不満に思うだろう。だからこれから行くサバゲーショップの途中で角張ってるウイスキーなり、手頃な価格の酒を探そうと思う火威である、が……

「ッ!?」

急に火威を襲う寒気と震え。だがそれが一瞬で止んだことから、どうやら悪寒戦慄など感冒の類とは違うらしい。

「どうした? ヒオドシ?」

「いえ、何でもないです」

もし、風邪の引き始めなら、早くサバゲーショップに行って目的の物を買う必要がある。明日からは普通に仕事だろうし、あくまでも戦争中なのだから任務に間を空けてはならないという思いもあった。

 

 

*  *                            *  *

 

 

 

「う、売り切れっ!?」

既に日は傾き、家路に就く者も少なくない時刻。

火威が買い求めた対物ライフルに使えるスコープは、到達したサバゲーショップでは売り切れていた。

秋葉原のサバイバルゲームの用品店は他にも複数あるから、そこを廻って探せば良いのだが、正直そこに至るほど火威は気乗りはしない。薬店を出た時から、時折寒気を感じるようになって来たからだ。

ジゼルは義理堅い性格なのか、角張ったウイスキーも買って自分の買い物だけが済んだことに負い目を感じるのか、他の店舗も回るよう勧めてくれている。

「いや、ども…猊下、どうも俺、風邪‥引いたっぽい」

「お、おい、大丈夫かよ?」

流行り風邪の季節じゃないから大丈夫。そう言う火威の言葉を信じてか、ジゼルは他のサバゲーショップに向かおうとした。

「げ、猊下、勘弁して下さいよ」

「その道具が無いと困るんだろ?」

実際、多少は困るのだが、それでも以前は状況が状況である。高速で移動する車内からの狙撃だったし、射撃体勢も良くなかった。乙種止まりで欠格となっているが、射撃徽章も取ったことのある腕前である。

「道具に頼らず、もうちょっと自分の腕を信じてやってみようと思います。それに俺、結構頼られてますからね。任務を空けるとだいぶ拙いんで……」

「そんなにか……?」

ジゼルの「そんなに」は、そんなに頼られてるのか?という意味から、そんなに具合悪いのか?という意味も含む。その言葉には、昇神して以来は風邪という物の感覚を忘れ、ヒト種に無理をさせてしまった事への後ろめたさも感じられた。

「実はタンスカで竜甲の鎧着てたの、俺なんです」

「えっ!? アレお前か!」

自らイタミの次に強いヒト種と評した者が、目の前の男だったとは……。

寄進ではなかったが、アルヌスで働き始めて以来、一番多くの援助をして、ニホンに付いていくと言った時も、最初は気乗りではなかったようだが結局付いてくるように言ってくれ、ニホンでの注意事項も予め教えてくれた上に、信徒でもないのに自身が望んだ以上の酒まで買ってくれたヒオドシが、ヒト種の中では恐らく上から二番目に強い戦士だったと知ったジゼルの内心にある好意は確かなものとなった。均整が取れていながらも、武骨な顔立ちも中々良い。変な髪型さえ変われば、それは恋心になっていただろう。

「ま、まぁ判った。無理は良くないよな」

帰る事を了承してくれたジゼルに安堵して、帰り道に足を向ける火威は腹に掌を当てる。

「猊下、帰りにメシ屋寄って良いですか? 多分、猊下も好きになると思いますよ」

 

 

*  *                            *  * 

 

 

 

ジゼルの嗅覚が優れているのか、そもそも竜人自体の嗅覚が優れているのか、はたまた亜神故の感覚の鋭さなのかは判らないが、屋台のラーメン屋は直ぐに見付かった。

ジゼルが箸を使えるとは思えないので、火威はフランチャイズなり店舗のラーメン屋を探したかったが、銀座事件以降は一時期減った外国人客が戻ってきたということで、屋台のラーメン屋もフォークを用意している。

「うっめぇな! この“らあめん”ってヤツは。イタミがくれた“かれえ”も旨かったが。こいつもウメぇや」

「カレーもラーメンも嫌いな人って少ないですからね」

ジゼルは晩酌のつもりなのか、昼に買った薬用酒を早速開けている。店の方でも酒でも出す事があるのか、紙コップなどを用意しているのでジゼルにとっては渡りに船だ。

「猊下、ラーメンは蓮華…この匙に麺とスープを入れて一緒に食べると美味しいですよ」

などと講釈を垂れる火威も、ジゼルの相伴に与って薬用酒を呑んでいる。買ったのが薬用酒であったのが実に幸いした瞬間だ。

「兄ちゃんイイねぇ。綺麗でボインな外人の姉さんとデートで」

禿げ頭のタコ坊主のような屋台の店主には、ジゼルが普通に外国人に見えるらしい。確かに日本人でないのは明らかだが、一般的なデートとは違う。

いやぁ、彼女は大事なお客さんなんで、とでも言おうと思った火威だが、広義の意味でのデートではあるので「ふふっ、羨ましいでしょ」とでも言って済ますことにした。

そうして空腹を満たして駅まで歩いていくと、中々体調が良い。先程までの体調不良は空きっ腹が響いていたせいなのか、今の火威は頗る良い具合だ。

「ヒオドシ、さっき店の親父と何、話してたんだ?」

「あぁ、猊下が美人だとか、猊下のご相伴に与れる俺が羨ましいとかですよ」

多少違うが、言ってる内容からすると差異は無い。

「へへっ、そうか。見る目のあるヤツだな」

面と向かってその美貌を褒められた記憶の無いジゼルが、少なからず好意を持っている火威の前で褒められ、その相縁の相手のように扱われるのは悪い気がしない。

そう思う余りに、火威の手を握ったところ……。

「ぅお゛ぃごらヒオドジィ!」

火威にはトラウマと化した、ジゼルには初めて聞く声が逢魔ヵ時(おうまがどき)の路地に響く。ジゼルと火威が振り返るとヤツが居た。

人間よりも肉厚で体格が良く、緑色で残忍。以下略。

そんな感じの火威の元見合い相手が居たのだ。実のところ、オークは火威達が薬店から出てきた時からあとを付けて来ていた。そのままサバゲーショップの前で獲物を待ち伏せし、当然ラーメンの屋台までストーキングする。だがオークが見る風景は、どう見ても火威と妙に青い外国女のデート。そんな中で、青い女が(かつて)ての見合い相手である火威と手を結ぼうとしたのだ。これは、断じて許せん。

「ヤイ、固羅ちょい待て! お前もう結婚したんだろォが!」

「グスならもう消えとるわ!」

く、喰われた……!? 反射的にそう考える火威は知るまいが、買った新聞がスポーツ誌だったなら、奥商会令嬢がスピード離婚し、婿が精神を病んで米国に帰還し療養中だという事を知っただろう。

「今日という今日はハンゾウお持ち帰りィィィ!!」

「や、ヤメロー! 不幸の種を撒き散らすんじゃぁないッ! 猊下っ、助けて!」

しかし今日、この時は特地の神が居る。亜神の猊下が居る。そう考えてジゼルを見るが、当の亜神は

「む、無理だ。こんなの勝てるワケ無い!」

ジゼルも400年も生きてきて、様々な強敵と戦い屠ってきた。相対すれば、大体ではあるが相手の力量など判るのだ。例外はイタミくらいのものである。

「そっ、そんな……!」

火威の脳裏に今朝の悪夢が過る。アレ、マジだったのか。そう思ったらジゼルの手を取って走りだしていた。

「ヒ、ヒオドシ!?」

「猊下、逃げるんだよォ――――――――ッ!!」

火威もジゼルも、可能な限りの速さで逃げるがオークは更に速い。決して遅くはない二人に追い付き、火威の襟を掴もうとする。

「もらったァア!!」

しかしオークの手は空を切った。火威の襟が遥か上空に移ったからだ。その火威を空に連れていったのはコートを脱いだジゼルである。

「げ、猊下、そういや飛べたんですね。重くないっすか?」

「大したことねぇよ」

とは言え、襟だけ引っ張って中に吊るのも大変なので、火威の腰に手を回して密着しなければならない。そうすると当然、身体が密着してジゼルの豊満な胸が火威の背中に当たることにもなる。

「取り敢えず、どっか駅の近くで降りて電車で帰りましょうか。このまま銀座に帰る訳にも行きませんし」

「あ、そうだな」

今、気付いたのかは判らないが、ジゼルも今の体勢が拙い事になっているのは判っているようだ。

「いやー、しかし猊下、ホンッッント助かりましたよ」

「あぁ、構わねぇよ。しかしよぉ」

ヒト種しか居ない世界と聞いていたジゼルは、オークの存在が不思議でならぬらしい。

「基本的にヒト種しか居ませんけど、偶に居るんですよ。あぁ言うのが」

どういう因縁があるのか知らないが、ヒオドシという男はトンデモないヤツに目を付けられたものだと思う。だが例外的に特別な存在が発生するなら、ヒオドシやイタミの力も納得出来るというものだ。

「でも何かお礼しないといけませんからね。帰ったら飯か酒でも奢らせてくださいよ。そんなに出せませんけど」

それを聞いて、ジゼルは少し思案する。

「別にそこまでしないんで良いんだけどよ……」

飯と酒が付けば納得すると思った火威だが、違うらしいことに若干身構える。借金の肩代わりを頼まれるかと身構えてしまったからだ。だが

「踏んでくれよ」

「……………………………」

ジゼルの被虐嗜好を知る者は、歴史上の如何なる書籍を含めて知る者はほぼ居ない。

何言ってんのこの亜神。とは言わないまでも、ジゼルを見る火威の目は事のほか冷たかったという。




クロも好きなんですが、ここまで来ると黒川はもう日本に帰還しちゃいますからね。猫耳最高さんの作品を読んで済ませるとします。
で、今回の秋葉原、東京暮らしにも関わらず、実際に行ったことが無いからサッパリなんですわ。
読んでいて不自然な部分があったら申し訳ない!見なかったことにしt(ry

それはそうとお気に入り指定が160近くの157も!?
皆様、重ね重ね有難う御座います!

今回、ジゼルの事を青い青いと言ってますが、本来は深縹色ですね。
そこのところも平にご容赦を。

次に主人公がアルヌスを出撃したら、いよいよ戦争も終わりですたぶん。
去年の11月から書いて来て、(少し)長かったなぁ……。

これからも暫し御付き合い頂けるよう、伏してお願い申し上げます。
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