IS~インフィニット・ストラトス〜 機械の牙と少年の剣   作:テッペイ

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時代の流れはワールドパージ前後になっているので更識姉妹や亡国機業らもじゃんじゃん入れていくつもりです。
でも、今回は学園入学前の主人公のお話になります!



2話 新たな牙

~前回のあらすじ~

母とともに暮らす少年「雅陽(ミヤビ)」は父親に襲われる

殺されかけた雅陽は父親を包丁で刺してしまう

彼は怖くなり走って逃げたが森で迷ってしまうが、女性に呼び止められ彼女らの実験体として働くこととなった

 

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森で最初に出会った少女「クロエ・クロニクル」とその主たる「篠ノ之束」

高圧的な印象を持つ束に対してクロエには何か寂しげな印象を覚えた…

 

 

契約を結び、束のもとで実験体として働くことになった雅陽は森の中に建てられた建物

束の研究所に入った

研究所内では他の研究員の姿は無く、ここには二人だけで生活しているみたいだ

廊下は暗く、ドアの隙間から差す光だけが唯一の明かり

少し歩いたところで目的の場所についた

 

「さー、キミには試験を受けてもらうよ。これに合格しないと実験体とし機能しないから」

 

「合格しないとどうなるんですか」

 

「ここの雑用か、ここから出ていくかだねー」

 

話がここで中断され、着替えるよう言われた

着替えるように言われた服はピチピチとした体のラインがくっきり浮かび上がる

全身タイツ型のインナーと薄手の短パンとシャツ

それに着替えると何か違和感を覚えた

 

「篠ノ之さん…これは一体なんですか」

 

「検査用のパイロットスーツだよ?邪魔なものはできるだけ排除して検査したいからね」

 

「普通の服じゃ邪魔になるのか…そんなに変わってくるのですか?」

 

「ん~どうだろうね、少しは変わってくるんじゃない?」

 

「束博士…ちゃんと説明してあげては?このスーツは検査用に作られたものです。スーツ内には各部位に合わせて

検査機を内蔵してあります。胸部、腕部、腰部、脚部この四部位が主にデータの取れる部位になります」

 

「説明ありがとねー、クーちゃん!説明って面倒なのよねー」

 

そんなことを言いつつも高速で作業を終わらせ検査準備を完了させていた

検査についてはいたって単純「検査機に乗る」

検査機に乗ることで機械が勝手に測定を開始する

検査機でわかることはISに対する適正と、試験開発中の実験機との同調率

この二つだけだが、今はこれだけわかればここで働けるかわかる

 

「キミー、もう降りていいよ」

 

「は、はい」

 

「雅陽さん、お疲れ様です」

 

「あ、キミー合格だよ、おめでとー」

 

「束博士、名前で呼んであげませんと…」

 

「いえ、まだ検査は終わりじゃないんですよね」

 

「その通り、その格好で次の場所行くよ」

 

束の連れられてたどり着いた先は、トレーニングルームだった

 

「さて、次は基礎体力を見させてもらうよ」

 

「ランニングマシンで走れってことですね」

 

「そういうこと!じゃあとりあえず1時間全力で走ってもらうよ」

 

一時間走り抜いた結果基礎体力値はB+(平均値よりやや上)

全力ダッシュ以外にも反射神経、操縦技術など色々やらされた

 

「お疲れ様~取りあえずすべて終了だよ」

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

「雅陽さん、これどうぞ」

 

「あ、ありがとうございます。それで、どうでした?」

 

「ん~及第点かなーとりあえずおめでとう」

 

「雅陽さん…これからよろしくお願いいたしますね」

 

こうして検査が終了し、実験体として認められた

この検査から3か月間訓練及びISに対する知識座学を叩き込まれた

元々ISに対する知識は人並みに持っており、基本はしっかりしていた

応用知識については少し時間が掛かったが吸収力が良さを生かして2週間で習得した

日々の訓練後、束に呼び止められ

 

「雅陽、あさってからIS学園に行ってもらうよ」

 

「IS学園…何か仕掛けるのですか?」

 

「そう、クーちゃんに学園内のシステムにハックして暮桜を強制起動させる」

 

「暮桜…初代ブリュンヒルデの専用機」

 

「雅陽、キミにはシステムハック後の学園の調査をお願いしたいんだ」

 

「分かりました、取り敢えずシャワー浴びてきます」

 

「あ、そうだ。後でスーツに着替えて検査ルームに来てね」

 

「分かりました」

 

少し熱めのお湯で汗を流した後束の言う通りにISスーツに着替え検査ルームに向かった

そこには白い大きな機体…白式を思わせる機体がそこにあった

腕にはクロー、脚には大きなブースター、フルフェイスのヘッドユニット

 

「これは…試作型のISですか」

 

「そう、キミに学園内で試験運用してほしんだー」

 

「いいんですか?これ使って…」

 

「有人式でもちゃんと絶対防御解除機構が使えるかの実験だから、うまくいけば相手だけ絶対防御が解除できる」

 

「失敗すれば、両者の絶対防御が解除されて最悪死人が出かねない…と」

 

「そういうこと、この機体「白夜叉」には単純な機体性能以外にもちょっとした機構も孕んでるからそれの実験も兼ねてね」

 

「分かりました。では、今から始めますか?」

 

「そうだね、すぐに終わるからちゃっちゃとフィッティング始めようか」

 

こうして、試験用の機体「白夜叉」を手に入れた雅陽

フィッティングにかかった時間は約3分

初期状態の解除セカンドシフトの解除まで終わらせたときには21時を回っていた

 

「篠ノ之さん、僕はこれで…明日も訓練があるので」

 

「そっか、訓練は学園内でもやるようにね」

 

「わかってます。では、おやすみなさい」

 

「んーおやすみ」

 

そうして就寝した

雅陽の訓練は朝4時から始まる

トレーニングルーム内で1時間の全力ダッシュからベンチプレス、道具を使わないものなら腕立て伏せやスクワットなど

これらを6時までに終わらせ、朝食を作り7時には食べ始める

食後は復習もかねてISの構造について調べるためISをばらしては組みなおすことをしていた

昼食後は対人戦を想定した仮想訓練場で体術訓練、体幹を鍛える訓練などで18時を過ぎる

夕食はいつも19時から19時30分

食事当番は決まってはいないが、自然と雅陽がやるようになっていた

夕食後はランニングマシンを使ったランニングを3時間行い一日が終了する

そして、学園に行く日がやってきた

 

「篠ノ之さん学園への手続きは大丈夫ですよね」

 

「うん、記録の改ざんして君の入学手続きを済ませておいたよ」

 

「雅陽さん、ブリュンヒルデ…織斑千冬には気を付けてください」

 

「分かりました。では、行ってきます」

 

「あ、待ってね」

 

束が何やらポケットの中から無線機を渡してきた

 

「雅陽、キミにはこれで学園内の情報を伝えてほしい、それと私には「博士」クーちゃんには「お姉ちゃん」って呼んでね」

 

「え、あ、はい。分かりました」

 

これから始まる学園生活

同級生となるクラスメイト達は一人を除いて皆女性

女性の噂話はどんなことにおいても伝達速度は異常に速い

それもあってか、雅陽の入学も全校女子に伝わり切っていた

女生徒たちに囲まれながら送る学園生活の中で裏で追う牙をむいた犬が放たれる…




閲覧ありがとうございました。
今回はいかがでしたか?
すこし、言葉に迷いつつ書いていたのですが、原作読んでるとクロエと束博士の絡みはええなーって思ってしまいます
個人的にはやはり、のほほんさんが…
初めてサブキャラが好きって言えるのがこの子ぐらいで
弾×虚の原作絡みも読んでて中々燃えましたね

というわけで、今回は主人公君が専用機「白夜叉」を手に入れる話でした
白夜叉のベースとしては、一夏が使っている白式と箒が使っている赤椿をミックスしたような機体です
対IS用ISとして製造されていたゴーレムシリーズを改良して燃費の悪い両社の特性だけを生かせるような機体にできればと思い考えてみました
展開装甲は勿論少し変わったワンオフアビリティを持っていますので今後もまた楽しみに待っていただけると嬉しいです
では、また来週間に合うように頑張ります!
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