IS~インフィニット・ストラトス〜 機械の牙と少年の剣 作:テッペイ
学園入学編として、生徒会長やヒロインズ、サブキャラたちもがわいわいガヤガヤといっぱい出てくる予定です!
では、お楽しみくださいませ…
篠ノ之束の指示により、IS学園へ入学することになった雅陽
雅陽に与えられた任務は二つ、ワールドパージ後のIS学園の変化の観察
試作開発された機体<白夜叉>の運用テストだ
IS学園での任務は無期限、事後の経過観察が必要ないとされた時点で終了となる
学園内での禁止事項も設けられていないため基本的に何をやってもいい
だが、「殺すな」とだけ言われている
研究所から約半日で学園の前まで辿り着いた
だが、時計を見る限り午後10時を過ぎていて校門は閉まっていた
しかし、女性と思わせるシルエットが校門の前に立っていた
「キミ、こんな時間に何の用かな?女の子たちの花園に飛び込もうとしてるのかな」
「いえ…下見ですよ。明日からこちらにお世話になるので…」
「そう、ようこそIS学園へ。あなたを歓迎するわ」
「案外あっさりと認めるんですね」
「あなたが嘘をついているとは思えないもの、そのチョーカー待機状態でしょ」
「!!!」
「あら、当たっちゃったのね。あなたは女の子?それとも…」
「すいません。私はこれで…」
そう言って雅陽は学園を後にした
月の光が逆光になって彼女の顔まで視認することができなかったが明らかに雅陽にはないものを感じた
オーラとでも言わんばかりに彼女の周りに何かが纏っていた
今は逃げるべきとそう思わせる存在だった
次の日、雅陽は改めて学園の門をくぐった
束の言う通り学園への転入手続きは完了しており、氏名の場所に「一之瀬 雅陽」と書かれていた
転入先は1年1組専用機持ちが集められたクラスに転入することになった
だが、気になる点として待機場所として用意された場所にはすでに廊下を埋め尽くすほどの女生徒がいた
その群れからかき分けるように押し入ってきた人物が現れた
「昨日はどうも、私は更識楯無。この学園で生徒会長をしています」
「生徒会長…私は、一之瀬…一之瀬雅陽です」
「一之瀬さん…ね。わかったわ、ようこそIS学園へ!あなたを歓迎するわ」
「それにしても、女生徒の数は想像以上です。これ程とは思いませんでした」
「あはは、仕方ないわ。転校生ってのは珍しくないけど、あなたが「男の子」ってことで大騒ぎしてるのよ」
「なるほど、だが今の時代男性の操縦者は少なからずいます。この学園でも織斑一夏がいるわけですし」
「そうね、でもあなたは一夏くんとは違う。学園転入時から専用機を持っている。そして製造元のわからないISと来たら注目の的になるのも仕方ないわ」
それもそのはず
このISを作ったのは束であって公開できるはずがない
そんな中、ある女性が部屋に入ってきた
「転入生っていうのはこいつか」
「ええ、織斑先生。彼、一之瀬雅陽が転入生です」
「一之瀬、私が貴様の担任教師の織斑千冬だ。これから教室に移動する。ついてこい」
「は、はい」
言葉を交わすことなく転入先である1年1組の教室前に案内された
千冬には教室前で待っているように言われた
待っている中一人の女性が教室前に現れた
「一之瀬さん、さぁ教室に入って」
「わかりました…」
「紹介する、こいつが今日からこの学園に転校してきた一之瀬だ!仲良くしてやってくれ。一之瀬、挨拶しろ」
「はい、ご紹介にあずかりました。一之瀬雅陽です。この通り男ですが、専用機を与えられています。これからよろしくお願いします」
「よし、じゃあお前たちも一言ずつ挨拶をしておけ。では、一之瀬お前は後ろの空いている席に座れ」
「わかりました」
「では、授業をはじめる…」
こうして、学園での生活が始まった
授業は今まで習ったことのおさらいが多かった。
授業後にはクラスメイト、クラス外から色んな人が挨拶をしてきた
布仏本音、鷹月静寐、相川清香…その他上級生からも挨拶される始末
いい加減うんざりしてたところに…
「大丈夫か?ここの生活にはすぐ慣れると思うから頑張って」
「織斑一夏…」
「ん?どうした。あ、そうだ!飯食いに行こうぜ」
「ご飯か…いいけど弁当があるんだ。学食で食べるんだろ」
「あ、注目されるのは嫌だったか?」
「いや、嫌いではない。だが、あそこまでの視線を送られては食事もとりづらい」
「だよな。よし、俺の部屋来いよ。そこなら誰かの視線なんて気にすることないだろ」
「織斑…君は大胆なんだな」
「ん?なんか言ったか?」
「いや、何でもない。行こう」
こうして、織斑一夏の自室で食事をとることにした
一夏とは食事中に学園内の事を一通り聞いた
スーツの着替え、大浴場の使用、部屋、アリーナの使用
同性であるので、気軽に話すことができた
「織斑…時間は大丈夫なのか?次の授業は確かアリーナでの実習じゃなかったか」
「そうだった!急ごう一之瀬」
「雅陽でいい…」
「え?なんだって?」
「雅陽でいいよ。一之瀬って呼ばれるのはどうも慣れない」
「わかった、俺も一夏でいいよ」
「一夏だな…わかった」
二人は猛ダッシュで実習会場の第三アリーナに到着し着替えた
ギリギリ間に合ったはいいが二人とも千冬に怒られた
「では、転入生が入ってきたこともあるので実習のはじめだけ基礎を一通りやってもらう、シャルロット手本を見せろ」
「はい、織斑先生!…教室で会ったけど改めて、シャルロット・デュノアです。よろしくね」
「ええ、よろしく」
「では、始めます!いくよ、リヴァイヴ!」
名を叫び、呼び出したオレンジ色の機体、「ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ」を装着した
装着と同時に大空へ飛び上がり基本的な動きをやって見せた
「あれぐらいなら…やれるよな夜叉…」
『当然だ…」
突然小さな声で呟き、雅陽は機体を展開した
「行くぞ、夜叉!!!」
『承知!アーマーアクティブ…フルオープン』
機械的音声と主に表れた白銀の機体「白夜叉」
突然の出来後で対応に遅れた真耶は、千冬に意見を求めた
「山田先生、手出しはしないでやってください」
「え!?でも…」
「いい、やらせてやれ。あいつの実力を見せてもらう。一之瀬、デュノアそこで、模擬戦闘を開始しろ」
「生徒の皆さんはスタンドに移動してください」
「一之瀬くん…君はどういうつもりなの」
「体が疼いてしょうがなかったんだ…だろ、夜叉も同じだろ」
『だな、初の実戦だ気を抜くな』
「あぁ、初の対人戦なんだ…こいつの戦闘データちゃんと撮っとけよ」
『承知した』
「誰と話しているの?もしかして…」
「あぁ、夜叉には人口知能AIが内蔵されている。無人での運用から無線誘導兵器の補助までやれる」
「二人とも、準備はいいな…では、はじめ!!!」
「先手はいかせてもらうぜ!夜叉ウイングブラスト!」
『承知した。翼部ウイングブラスター全砲門展開!放て!!!』
「え!?」
白夜叉から放たれたエネルギー弾はすべて命中した
だが、爆炎で回りが見えなくなってしまった。
「こんなんで、やられる相手ではないよな!!!」
「そうだね、これでも食らえ!グレー・スケール!」
シールドに隠されていたパイルバンカー、灰色の鱗殻《グレー・スケール》はシールド代わりのウイングを貫き本人にダメージを与えた
「ぐふぅ、いってーな…これほどだと思わなかった…ぐはぁ」
「一発だけじゃないよ、続けていくよ!そりゃ!!」
グレー・スケールの攻撃は重くシールドエネルギーを根こそぎ持っていかれる
白夜叉のエネルギーが残りわずかになったが、雅陽は笑っていた
「もう、終わりか?じゃあこっからは俺たちのターンだな!夜叉、アクティブジャマーだ」
『あれはまだ調整中だ、絶対攻撃を食らうなよ』
「あいよ、アクティブジャマー…始動!」
「アクティブジャマー?何なのそれ!?」
禍々しいほどに黒く放たれた衝撃は何かしらの攻撃ではなかったが
効果はすぐに表れた。
「ちょっとばかし痛いが、我慢しろよ!!!」
『
「次から次へと…これで決めるよ」
シャルロットは得意のラピッドスイッチで勝負を仕掛けに行ったがそこには白夜叉の姿はなかった
「どこを狙っている!俺はここだ!」
「え?さっきと違う…さっきのはワンオフ…」
「行くぞ、夜叉…絶対に殺すなよ」
『承知している…』
ようやく始まった学園生活
そこで始まった模擬戦闘は危険な香りのする戦場へと変わっていった
シャルロットとの戦闘の結末はどうなるのか…
最後までご閲覧していただきありがとうございます。
今回はいかがだったでしょうか?
なんか書いてて、主人公性格変わっちゃったなって少し反省してます
でも、戦闘中だけ性格変わる子って珍しくないからいいかもって思ってます
というわけで、白夜叉には人工知能を搭載して翼部に搭載されているブラスター砲の制御を行うものと、アクティブジャマーの制御を担当してもらっています
その他にも日常での会話も問題なくこなしてくれます
アクティブジャマーとモードイーターについては次に紹介したいと思っています
ではでは、次回もまたお願いします!