時津の時雨   作:結城 時雨

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時雨の始まり

艦隊これくしょん~艦これ~

 

艦船が美少女になり謎の敵、深海棲艦と戦うというゲームだ。

 

そのゲームに最近はまってしまった俺はきょうものんびりとパソコンを開いている。

 

この時期は夏休みだから絶好の艦これプレイ日和ってなわけで出撃を繰り返す。

 

異変があったのはそんな時だ。

 

2-4-1(南西諸島海域)でレベリング周回をしていた時にある艦娘がドロップした。

 

「僕は白露型駆逐艦、時雨。これからよろしくね」

 

駆逐艦時雨、白露型2番艦で1933年12月9日起工、1945年1月24日沈没。

 

呉の雪風、佐世保の時雨と謳われたほどの歴戦の艦だ。

 

...まあそこまではよかったんだがよく見ると右下に「帰」のマークだけでなく、そ

 

のとなりに「?」というマークがあった。

 

「...なんだこれ?」そう思ってクリックすると突然耳鳴りが起きて目の前が真っ暗

 

になった。

 

...どのくらいの時間が経っただろうか、気がついて目を開けたが何も見えない。

 

ただわかることは海の音が聞こえるくらい...海?

 

ちょっと待て、うちの近くに海はなかったはずだ。なんせうちはトウキョウのど真ん

 

中だから。

 

と、

 

「新しい仲間が来たようですよ」

 

冷淡で落ち着いた女性の声、どうやらくぐもっているからここは部屋の中のようだ

。

 

「どんな子が来たっぽい?」

 

今度は元気のいい少女の声、ん?

 

さっきの子の口癖、どっかで聞いたことが...

 

あ、そうだ、艦これに出てくる駆逐艦、「夕立」の口癖だ。

 

でも...まさか転生したとか!?いやそれはない現実にそんなことがあるはずがない

 

そもそもこれが現実なのかもわかんない(大汗)

 

頬をつねる、「いてて...」

 

確かに痛みはある、って待て!!今の俺の声!?

 

「あー、あー...」

 

俺の声だ、でも俺の声じゃない、誰かの声だ。

 

この声には記憶がある。でも誰のかは覚えていない。

 

「開けるよー!私がいっちばーん!」

 

重い音とともに光が目の中に入ってくる。

 

そしてありえない人たち《 艦娘 》がいた。

 

「あ!時雨だぁ!」

 

そこにいた艦娘、「白露」が自分に抱きついてきた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

時雨?いや俺は...鏡を見る、その時俺は気付いた。

 

体が自分のものじゃない。この体は白露型駆逐艦第二番艦『時雨』になっていた。

 

「時雨ちゃんお久しぶりっぽいー♪」

 

夕立もいるっぽいな、うん。これマジなやつだ。

 

「...僕は白露型駆逐艦、時雨。これからよろしくね」

 

鏡の中の時雨が喋る、同時に自分の口も動いていた。

 

これから俺、時雨としての生活が始まった。

 




初めての投稿でしたがいかがでしたでしょうか?
内容が浮かび次第随時更新する予定です。
感想お待ちしています!

11/25
挿絵をいただきました!本当に感謝です!
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