~時雨~
「ここがわたしたちのへやだよ!」
白露たちが先導して部屋にやってきた、女子しかいないという割には普通な部屋だっ
た。夕立のベッドの上を除いて...
「え~っとこっちの右側の3段ベッドがわたしたちので左側は雪風ちゃんたちのっぽ
い~」
夕立が手際よく部屋の説明をしてくれる、ぽいつきだけど。
「じゃあぼくはどこのベッドがいいのかな?」
「もちろんここかな?」
「もちろんなのに疑問形なんだ...」
そして結局夕立と白露に挟まれる形になった。
そういえば一人称が『俺』から『ぼく』に代わってる気がする。
元の体が時雨だしそういうこともあるのかな。
「洋服とかはもうそこにおいてあるっぽい、私たちは生活も食事も保障されてるっぽ
い」
へーそうなのか、まぁ艦娘だしたたかって海を守ってるわけだしそのくらいの報酬は
あるってことか。
「じゃあしばらく自由行動っぽい、そろそろ天津風たちももどってくるし新しい子も
くるっぽいしね」
「?新しい子?ぼくだけじゃないの?」
そう尋ねた途端、入り口のドアが突然開いた。
~時津風~
「う~ん...こっちであってるんだよね?」
地図を見てもどこにあるのかいまいちわかんない。
これは私が方向音痴なのかそれともこのいかにも手描きっぽい地図が悪いのか。
「...ねぇあまつかぜー今日新しく時津風が配属なんだってぇー」
階段の角からかな?この声...雪風か。
「え?そうなの?知らなかったわ。それで提督に聞きに行ったの?」
こっちは天津風、聞き覚えのある声で助かるわー
「うん、もうここにはついてるから部屋にむかってるはずだってー」
「え?でもさっき部屋に行ったときにいなかったわよ?」
「え?そうなの?!もしかして迷子とか~?(笑)」
おいおい、私は迷子じゃないぞ、半分そんなもんだけど。
この際思い切って突撃しますか~!
「あのー」
「うわわっ!!びっくりした...てあ!」
「「時津風!」」
うう...二人で叫ぶな、耳がキンキンするだろ...
「久しぶり!また一緒に戦えるね!」
「う、うん!そうだね!」
「?大丈夫?なんか様子変だけど」
「さっき二人で叫ばれたから耳が痛い...」
「あ~...」
「ここが私たちの部屋だよー」
おー普通の扉、司令室とは大違いだね!位低いだろうからだけどね。
「もうたぶん白露たちはいると思うよ、あとこの部屋にいる子達はみんな同じ所属な
んだよ」
「へー」
じゃあすぐに時雨と話せるわけだ、ってまった、なに軽々しく女子に話を盛ろう
と...あ、今私女子だ。何回目だこれ。
「じゃあいくよーせーのっ!」
勢いよくドアを開ける、中にものすごく驚いてる白露型三人-白露、夕立、時雨がい
た。
もう少し優しくあけようよとおもいつつ、深呼吸して中に入っ
た。
次の回には時雨と時津風お話しさせる予定かもです!!