勇者互助組合 交流型掲示板《番外スレ》   作:Wbook

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退役勇者板「クリア後にして初レベルアップ?」

1.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

…ようやく全てが終わったかと思えば…頭の中でファンファーレがなっていた

俺はレベルを上げた覚えも経験値を獲得した覚えもないというのに

 

な ん だ こ こ は !

 

 

2.勇者していた学生さん(地球国家)

 

ナイスなリアクションありがと〜!

学生さんだよ〜☆

 

 

3.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

あー、なんか久しぶりだな、こういう勇者さん

ファンタジーなノリについていけてない感じの…

 

 

4.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

俺たちからすれば地球系列世界の方が不思議でならねえんだけどな?

まあ、勇者板には面食らったけどよ

 

 

4.勇者していた学生さん(地球国家)

 

例えば…探偵さんとか☆

 

 

5.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

あんま探偵をいじってやるなよ…w

 

 

6.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

探偵は愉快だが、話が始まらん

静かにしろ

 

 

7.勇者していた学生さん(地球国家)

 

怒られちゃった☆

 

そんでそんで、勇者さんは一体どうして勇者やっちゃったの?

 

 

8.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

あ、ああ…。それが、よく分からない…

というか、この謎スレ空間もよく分からないのだが…

 

 

9.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

細かいことは気にすんな

 

何とか心当たり探ってみろよ?

 

 

10.勇者していた学生さん(地球国家)

 

もしや探偵さんに続く人…!

 

それはともかく。自分の意図してないところで世界が救われちゃってる〜☆なんてパターンじゃないの?

 

 

11.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

そもそも勇者の定義が分からないが…

 

その…なんだ、正直な話、俺の望んでいた目的とは綿密に関わっていたが理由のうちに入っていなかったもので頭に無かったんだが…

 

そういうことなら、心当たりも…

 

12.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

ならば、其れだろう

勇者なぞ其のようなものだ

 

 

13.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

そうそう、こっちの考えなんてお構いなしだ

深く考えることねえぜ?

 

 

14.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

それで?

勇者さんはどうして勇者になっちまったんだ?

 

 

15.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

恐らく…だが、俺のやったことで、近い将来に起こるはずだった戦争が回避されたから…だろう

俺が救ったなんて言うのも烏滸がましい、間接的に…だがな

 

 

16.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

間違いなくソレじゃねえか

 

 

17.勇者していた学生さん(地球国家)

 

ソレだね☆

 

 

18.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

ソレだ!

 

 

19.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

して、勇者。本来は何を成すつもりだったのだ

 

 

20.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

おー、世界を救ったことを忘れちまうような大事だってんだろ?

こっちとしても興味が沸くぜ

 

 

21.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

…いや、それは…だな…

 

 

22.勇者していた学生さん(地球国家)

 

おや、なんだか歯切れが悪いよ?

 

 

23.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

男子ならはっきりせよ

 

 

24.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

だ、だが…!

 

 

25.勇者していた剣士さん(平行世界8群)

 

なんか言えない理由でもあんのかよ?

 

 

26.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

そ、そういう訳ではないのだが…!

 

 

27.勇者していた学生さん(地球国家)

 

そうやって隠されると気になるのが人の性☆だよね!

 

 

28.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

うむ。さっさと白状するがいい

 

 

29.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

ぐぐっ…!

こ、コイツらは…!

 

 

30.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

まあ、諦めろよ勇者さん?

抗えば抗うほど食いついてくるぞw

 

 

31.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

ええい、分かった!

分かったからとりあえず黙れ!

 

 

32.勇者していた学生さん(地球国家)

 

はーい、学生さん待機モードでーす☆

 

 

33.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

待機もーどだ

 

 

34.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

待機モードだぜ

 

 

35.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

…俺はただ…一人の少女を、友達の代わりに自分が犠牲になる事を…死ぬ事を許容した少女の命を、どうにかして助けようとしただけだ…

 

 

36.勇者していた学生さん(地球国家)

 

……………

 

 

37.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

……………

 

 

38.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

……………

 

 

39.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

……………

 

 

40.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

な、なんだ突然…?

ど、どうしたというのだ!

 

 

41.勇者していた学生さん(地球国家)

 

いや、あまりにも理由が清らか過ぎてとっさにいじれなくて…

 

 

42.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

ああ……

 

 

43.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

うむ……

 

 

44.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

て、てっきりもっと軽いのだと…

なんか…ごめんな、勇者さん

 

 

45.勇者していた学生さん(地球国家)

 

ごめんね

 

 

46.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

ごめんな

 

 

47.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

すまんな

 

 

48.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

一体なんなのだ貴様らはッ!!!

言えと言ったり謝ってみたりと!!!

 

 

49.勇者していた探偵さん(平行世界4群)

 

ここですか、私の仲間が居るというスレは…!

 

 

50.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

探偵(笑)

 

 

51.勇者していた学生さん(地球国家)

 

探偵さん(笑)

 

 

52.勇者していた会社員さん(平行世界4群)

 

探偵(笑)

 

まあ、耐性が低いって意味ではお仲間だなw

 

 

53.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

見てきたけど…なによ、良い話じゃない!

要するに、好きな子のついでに世界まで救ったってことでしょ!

 

 

54.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

おっす、操縦士

まあ、そういうことになる…のか?

 

 

55.勇者していた学生さん(地球国家)

 

操縦士さんそういうの好きそうだよね〜☆

 

 

56.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

というか、好きなのよ!

 

 

57.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

お、おお俺は別にそういうつもりはないぞっ!?!

 

 

58.勇者していた会社員さん(平行世界4群)

 

ツンデレ乙(笑)

 

 

59.勇者していた学生さん(地球国家)

 

ツンデレ☆乙(笑)

 

 

60.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

ツンデレ乙(笑)

 

いいじゃない、ロマンスよロマンス!

そして二人は結ばれた!…ってヤツでしょ?

 

 

61.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

……………

 

 

62.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

あ、あれ…?

まさか、違うの…フラれた、とか…?

 

 

63.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

そんな以前の問題だ

今の彼女は、俺のことなど何も知らない

 

命の恩人…という意識はあるのだろうが、彼女は俺の名前すら知らない

 

 

64.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

いやいやいや、どういうことだよ!?

なんか深い仲みたいな雰囲気だったじゃねえか!

 

 

65.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

説明せよ

 

 

66.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

いや、しかし…少し長くなるぞ?

 

 

67.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

いいから!!!

 

 

68.勇者していた探偵さん(平行世界4群)

 

何やら、雲行きが…怪しいような…

 

 

69.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

全ての始まりは、俺が何気なく作った…ちょっとした発明品だった

 

 

70.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

勇者さんは科学者なのか?

何気なく発明って…

 

 

71.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

いや、大学生だ。まあ、一応理系ではあるが

発明といってもアイデア商品に近いようなショボいモノだ

 

…話が逸れたな

 

その発明品は、開発者である俺や俺のサークルの仲間達も予想だにしなかった機能を備えていたんだ

 

 

72.勇者していた探偵さん(平行世界4群)

 

機能…?

 

 

73.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

…過去へのメール送信機能…

 

 

74.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

あー、メールってのは確か…誰かにメッセージを送る…ってヤツだったか?

 

 

75.勇者していた学生さん(地球国家)

 

う、うん。そうだけど…

うわ…流石の学生さんもコレはちょっと…

 

 

75.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

それによる考え無しの過去改変が、悲劇を生んだ

とはいえ、改変された過去は世界線の移動を感知する能力に長けた俺にしか認識できなかったが…

 

 

76.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

その、世界線…っていうのは?

 

 

77.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

少々説明が面倒だが…そうだな、過去から未来までを結ぶ世界の歴史…とでも言うべきか

世界線は幾つも存在し、ほんの少しでも変化を与えれば分岐してしまうモノだ

 

例えば、A世界線とB世界線があるとする

それら2つはほとんどが同じだが、少しだけ違いがある

 

その違う可能性の世界への分岐、それが世界線の移動だ

 

しかし、それは普通の人間には感知出来ない

人によっては感じ取る能力の高い者もいるがな。そう、俺のように…

 

 

78.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

頭がこんがらがりそうだが…まあ、何となく分かった

 

 

79.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

やれやれ、教師にでもなった気分だ…

 

その過去改変の結果、俺の友達が一人、死んでしまう世界線へと移動してしまったんだ

俺はそれを正すべく、先ほどの発明を改造した、タイムリープマシン…記憶を過去に送る装置によって過去に戻り、メールによる過去改変を全てキャンセルしていった

 

…そして最後の1つ。これが、問題だった…

 

その友達を救うには、今いるα世界線からβ世界線への移動が不可欠だった

 

…だが、β世界線への移動は…ある少女の死と等しかったんだ…

そしてそのことを話すと彼女は、それを受け入れた…

 

 

80.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

そんな…!

で、でも、あなた彼女を救ったって…!

 

 

81.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

ああ、その通りだ

しかし、それは今の俺だけではとても成し遂げられないことだったよ

 

未来の仲間と、未来の俺が送ってくれたタイムマシンがなければ…!

 

 

82.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

タイムマシン!?!?

 

 

83.勇者していた探偵さん(平行世界4群)

 

た、たいむましん…!?

 

 

84.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

…言葉から察するに、時間を超える装置のようだな…

 

 

85.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

それによって過去に飛んだ俺は少女を救うことで二人が生き続ける世界線…シュタインズゲート世界線へと至った

代償はちょっと出血死しかけたことくらいだ

 

世界を救うことになったのは、そのとき彼女の持っていた論文を始末することが出来たからだ

 

あまりにも正しいタイムマシン理論が書き記されていたソレが某国に渡ることでタイムマシン開発競争が激化。世界戦争勃発…という頭の悪い未来は綺麗に消え去ったわけだ

 

 

86.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

ほっ…なんだか安心しちゃったわ…

って、ちょっと待って。じゃあ彼女は本当にあなたのことを一切覚えていないの!?

 

そ、そんなのって…!

 

 

87.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

世界線を感知する能力…リーディングシュタイナーは誰にでも僅かばかりにある能力だ

デジャヴや夢という形で観測されることは大いにあり得る

 

だが、現状…彼女と俺は知り合ってすらいない…な

 

だが、それで良い。彼女が生きているのなら…

 

 

88.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

そんなのダメよ、悲愛じゃない!

これからすぐにでもナンパしに行きなさいよ!

 

 

89.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

ちょ、それは勘弁してくれ!?

そんなものは生まれてこの方一度もやったことがないし玉砕どころか当たっても行けないぞ!?

 

…それにだな。タイムマシンはもう無い。だから、未来のことは誰にも分からないんだ

故に、偶然再会する可能性だってある

 

それが、シュタインズゲートの選択ならば…な

 

 

90.勇者していた操縦士さん(カルバ・ガルバ)

 

あなた…いえ、わかったわ!

何かあれば遠慮なくあたしに相談しなさい!

女性のことは女性に聞くのが一番よ!

 

 

91.勇者していた勇者さん(平行世界14群)

 

う、うむ!

 

…しょ、正直なところかなり助かる…

…お願いしまぁす…

 

 

92.勇者していた探偵さん(平行世界4群)

 

…ああ、しかし…あなたはどうやら私の仲間では無かったようですね…

 

…タイムトラベラー…

 

 

93.勇者していた学生さん(地球国家)

 

探偵さん(笑)

 

お話が重過ぎて流石の学生さんもいじれなかったよ☆

今度は何か明るい話題もプリーズ!

 

 

94.勇者していた剣士さん(ディーライゼン)

 

探偵(笑)

 

まあ最初は仄かに学生たち風に言えばリア充な雰囲気を感じたが…

なんだ、聞いてみるとハーレム勇者どもに比べればなんちゃないな!

 

 

95.勇者していた総帥さん(ナラハイダ)

 

うむ

なかなか芯の強い男のようだ

 

96.勇者していたタイムトラベラーさん(平行世界14群)

 

しかしまあ、話してみれば…案外、楽になったような気もする

こうして打ち明け話を出来る日が来るとは思ってもみなかったしな

 

 

97.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

まあ、だよな(笑)

自分以外の人間が全員覚えてないのに打ち明け話も何も…

 

 

98.勇者していたタイムトラベラーさん(平行世界14群)

 

ともかく、世話になったな

またちょくちょく顔を出すと思うから、よろしく頼むぞ!

 

さらばだ、エル・プサイ・コングルゥ…

 

 

99.勇者していた会社員さん(平行世界8群)

 

エル…えっ?

 

 

100.勇者していた学生さん(地球国家)

 

おや?

おやおやおやぁ?

ここまで来て最後に香ばしい香り☆が…!


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