勇者互助組合 交流型掲示板《番外スレ》   作:Wbook

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ま、魔法少女リクエストが多くて困ってただけなんだ……!
知らなかったんだ……勉強しようとしたんだ……でも肌に合わなかったんだ……!

そして、そのうちほったらかしになったんだ……(←違ってない


退役勇者板「どうしてかの?」

1.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

……ウヌ?

これでよいのか、のぅ?

 

 

2.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

おっけーだよ☆

はじめまして、勇者さん!

 

存じ上げずともここで知れ!

勇者板のスーパーアイドル☆……学生さんだよー!!

 

 

3.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

なんだよその口上(笑)

で、勇者さんは何が疑問なんだ?

 

 

4.勇者しちゃった賢者さん(空中庭園)

 

おつー、勇者さん

これはいつもの、どうして僕が勇者なんだパターンかな?

 

 

5.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

まあ、いつものパターンっぽいけど

とりあえず勇者さんに聞くのが早いだろ

 

事情を話してくれ

 

 

6.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ウヌ! 今日は集まってくれてありがとうなのだ!

では、まず自己紹介から始めよう!

 

我が名は

 

 

7.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

ストーップ!!

勇者さん、ここでは本名を出しちゃダメなんだよ!

 

 

8.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ヌ、そうなのか!?

挨拶は大切なことだと思うのだが、それでは仕方ないのぅ……

 

 

9.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

不慣れ……ってか、初めてみてえだな

 

 

10.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

スマヌのう……

むずかしいことは苦手なのだ……まだ勉強中なのだ……

 

 

11.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

なかなか素直な勇者さんだな(笑)

 

 

12.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

まだ年若そうだが……お前さんいくつだ?

 

 

13.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ヌ、私か?

私は7歳なのだ

 

 

14.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

若いっ!

 

 

15.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

若いというか、幼いってレベルだろ……

 

 

16.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

前例が無いわけじゃねえが、7歳のガキが勇者しなくちゃいけなくなるなんて、世も末か……

まあ、ともかく勇者の話を聞かないとな

 

 

17.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

そうだね

というわけで、勇者さんどぞー☆

 

 

18.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ウヌ、よいのか?

実は……どうして私が勇者なのかが分からぬのだ

気づいたらここを使えるようになっていたのだ。何の合図もなかったから、気づくのにも時間が掛かったのだ

 

 

19.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

ん、これは?

 

 

20.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

いつもと同じなようで……ちょっと違うな?

 

 

21.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

頭の中でファンファーレ☆は鳴らなかったの?

とっても賑やかな音楽なんだけど?

 

 

22.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ヌゥ、心当たりがないのだ……

 

 

23.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

じゃあ世界を救ったり巨悪を倒したりした覚えは?

成果勇者さんみたいだし、あると思うんだけど

 

 

24.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

それならば、あるのだ

とても私一人の手では成し得なかったことなのだが、世界を滅ぼそうとする悪しき力を持つ魔物を倒したのだ

 

成果勇者とはなんなのだ?

 

 

25.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

簡単にいうと、勇者に相応しい行いを認められて認定される勇者さんのことだよ☆

 

 

26.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

なるほどのう……

しかし、それにしてもおかしなところはあるのだ

 

 

26.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

悪しき力を持つ魔物……典型的なラスボスって感じだな

で、おかしなことっていうのは?

 

 

27.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

私に力を貸してくれた者達が、それはたくさん居たのだ

その代表として私が勇者に選ばれたというのなら納得できるのだが、それならば私のパートナーである人間も選ばれているはずなのだ

 

 

28.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

対の勇者だったのか?

けど、だったら向こうもそれを疑問に思って然るべき……だよな?

学生、心当たりないのか?

 

 

29.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

学生さんもわかんない☆

でも、認定の報せも無かったのなら、何かあるのかもね

ちょっと問い合わせてくるよ!

 

 

30.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

まかせた、学生

それで……初歩的なことだが、勇者さんのパートナーとやらが、勇者さんと同じ疑問に至ってない可能性とかはないのか?

 

 

31.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

それはありえないのだ

あの者はとても頭が良い。私が気づいたのなら、あの者とて気づくはずなのだ

 

 

32.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

パートナーの頭が弱いってことはないらしいな

 

 

33.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

安直だけど一番丸く収まりそうな可能性だったんだが……

 

 

34.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

いつも私に知恵を貸してくれた最高のパートナーなのだ

私の力が足りないばかりに要らぬ傷をいくつも負わせてしまったのだが、それでも最後まで私に付き合ってくれたのだ

 

 

35.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

良い関係を築いていたんだな

しかし……戦っていたのは勇者で、パートナーは指示役だったのか

後方支援なんだったら、勇者として選ばれなかった可能性もあるんだろうが……そうでも無さそうだしな

 

 

36.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

平行世界33群の知識が無いことには噛み合わないか……

 

こういう時はやっぱりお約束の?

 

 

37.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

知識の宝物殿☆

 

 

38.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

知識の宝物殿!

 

 

39.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

というわけで、問い合わせついでに学者さん連れてきたよー☆

 

 

40.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

学生ナイス!

 

 

41.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

まあ、勇者さん自身が幼く、そのうえ事情が特殊な33群では仕方ありませんね……

 

はじめまして、勇者さん

つきましては、あなたの世界の事情を私が説明することになるのですが……構いませんか?

 

 

42.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

はじめましてなのだ、学者殿!

もちろん構わぬぞ!

 

 

43.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

では、失礼して……勇者さん

あなたは近年新たに即位した、魔界の王……雷を司る者ではありませんか?

 

 

44.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

お主、知っておるのか、魔界のことを?

確かにお主の言う通り、私は父上の後を継ぎ、魔界の王様になったのだ!

 

 

45.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

魔界の、王って……つまり

 

 

46.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

魔王☆だね!

 

 

47.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

魔王じゃねえか!!

 

 

48.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

まさか二人目の魔王さんとは……

 

 

49.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

というわけで、名前は魔王さんにしちゃダメだよ、被るからね☆

 

 

50.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

そういえば……お主達は名前が勇者ではないな

もしや、変えられるのかの!?

 

 

51.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

そうだよー!

 

 

52.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

では、王様にしておくのだ!

 

 

53.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

ならば、今後は王様さんと

 

 

54.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

僕の後輩が出来たと聞いて

 

 

55.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

ここで魔王さん(初代)登場です☆

 

 

56.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

ここも歴史は古そうですからね

必ずしも僕が初代とは限りませんよ?(笑)

 

 

57.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

お前みたいなのがそんなに居てたまるか!!

 

 

58.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

おぉ、お主も魔界の王様なのだな!

 

 

59.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

ええ、そうですよ(笑)

いやぁ、それにしても。僕も若い方ですが……貴方は7歳ですか

 

国の運営は中々に厳しそうですね

 

 

60.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ウヌゥ……その通りなのだ

今は法律というものを勉強している最中なのだ

 

とても難しくて大変なのだ……

 

 

61.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

流石に、魔王の座を受け継ぐのが早すぎたのではありませんか?

 

……もしや、父王に何か良くないことでも?

 

 

62.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

いえ、平行世界33群の魔界での王の選定は、そもそも世襲制ではありませんので、その可能性は低いかと

 

王様さんが即位した理由は、あくまで別のものです

 

 

63.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

というと?

 

 

64.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

平行世界33群は人間界と魔界の、二つの世界で構成されています

 

そこで千年に一度行われる、魔界の王を決める戦い……それに勝利した者こそが以後千年に渡り、王位につく資格を得るのです

 

選ばれた百人の魔物の子供を人間界に送り込み、自身と波長のあった人間のパートナーとともに、最後の一人になるまで戦い続けるバトルロイヤル……それに生き残った者が、魔界の王となります

 

 

65.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

なるほど……だから、王様さんは統治能力が低いままで王座についているのですか

 

 

66.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

でも、それって人間のパートナー必要なのか?

 

 

67.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

魔物の子供は、とある本とともに人間界に送られます

その本を読める人間がパートナーであり、その本に書かれた呪文をパートナーが読まなければ、魔物は術を発動することができないのです

 

もっと言えば、魔物は死ぬか本を燃やされると魔界に強制送還され、戦いから脱落することになりますから、とても重要なアイテムですね

 

 

68.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

ふーん……それってさぁ、立候補制なの?

 

 

69.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

いえ、半強制的なものだったはずです

 

 

70.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

じゃあ、実は戦いたくないーって子も居たりするんだろうねー

個人的には嫌な制度って印象☆

 

 

71.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

確かに……そういう見方もありますね

地球系列世界からの召喚勇者である学生にしてみれば、その感想も頷けます

 

しかし、この戦いは制度というよりも現象に近いのです

 

なにせ、誰が開いているかも定かではない戦いで、魔物の本の製法すら謎……

一説では、神の試練などと呼ばれているほどで、避けようのないものなのです

 

 

72.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

そっかー

 

うわぁ、なんかそういうの本当やだよねー

 

 

73.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

学生が珍しくナーバスだな……

ま、気持ちは分からないでもないが

 

 

74.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

二人はもともと戦いとは無縁の世界から来てるわけだしな

気持ちが分かるなんて言えないが、言いたいことは分かる

 

 

75.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

勇者召喚が迷惑極まりないという意見に関しては同感ですよ(笑)

 

まあ、割りと面白かったので僕としてはそれほどマイナスではありませんでしたけどね

 

 

76.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ウヌ……学生殿の言う通り、確かに戦いを望まぬ心優しき魔物も居ったのだ

ひどきこともつらきことも、たくさんあった

そもそも私は、そのような苦しい戦いをなくすべく、王を目指したのだ

 

戦いを強要する厳しい王様ではなく、優しい王様になろうと誓ったのだ

 

……しかし、あの戦いは正しいものであったと、今の私は考えている

 

 

77.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

ふーん……?

 

 

78.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

あの戦いがあったからこそ、私は私のパートナーと友達になれた

協力できることの喜びを、悪い現実を良きものにしようと話し合える大切さを知った

 

そして、どんなに厳しい現実でも、光り輝く心を見せてくれたのだ

 

あの戦いは、今後千年を生きるために、我々に大切なことを教えてくれるものであったのだと思っている

 

 

79.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

……そっかぁ、王様さんは王様だもんね

そういう風に考えられる王様さんだから、辛い経験も糧にできたんだろうね

 

でも、忘れないでね

 

人は……って、魔物だけどさ。みんながみんな強く生きられるわけじゃないんだ

弱くて、どうしても強く在れない人もいるんだよ

 

 

80.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

学生さんがまともなことを言うなんて珍しい……

 

僕は、為政者の立場として言わせてもらいますが、その心を持ち続けられるなら、王様さんは良い君主になれると思いますよ

千年間ずっと、それを忘れなければ……ですが

 

人間も魔族も、恐らくは魔物も、間違える生き物ですからね

 

 

81.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

……そうかもしれぬな

しかし、心配ないのだ! 私には多くの友がいる!

 

私が間違えた時には、私を殴り飛ばしに来てくれる友がいるのだ!

 

 

82.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

……なるほど(笑)

 

それはいいですね。あなたは一人じゃない……というわけですか

 

 

83.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

やべえ、場違いだ……!

 

 

84.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

ああ、なんで俺らここに居るんだ……!

 

 

85.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

もう! 二人とも空気読んでよね☆

 

 

86.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

いつもなら一番場違いな奴のくせに!!

 

 

87.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

なに言ってんだ!!

 

 

88.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

シリアスに疲れたのでしょう(笑)

 

 

89.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

……そういえば、そもそも王様さんはここに身の上話ではなく相談に来たのでは?

 

 

90.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

あっ

 

 

91.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

あっ

 

 

92.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

あっ

 

 

93.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

おい王様(笑)

 

 

94.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

す、すまぬのだ……

 

 

95.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

ったく、相変わらずだな、お前は

 

 

96.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

え……?

 

 

97.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

おや、あなたは?

 

 

98.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

というわけで、どういうわけか勇者認定がされてなかったパートナーさんの登場です☆

 

再認定してもらってきたんだー

 

 

99.勇者しちゃった勇者さん(平行世界33群)

 

さっき頭の中でファンファーレがなって、学生さんからの勇チャでお前も居るって知ったんだ

 

 

100.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ほ、本当にお主なのか……?

 

 

101.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

とりあえず、名前はこれでいいか

 

……意外と早い再会になったな、王様

 

 

102.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

き、きよ

 

 

103.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

おい!!

ここで本名は出すなって言われたんだろ!!

 

 

104.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ウ、ウヌゥ……!! しかし……!!

 

 

105.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

泣き虫は治らねえな、王様(笑)

 

 

106.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

お、お主とて、あの時泣いておったではないか!!

 

 

107.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

そ、それを言うなよ!

 

 

108.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

はは、本当に仲が良いんだな(笑)

 

 

109.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

しかし……結局なんで勇者認定は届いてなかったんだ?

 

 

110.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

ああ、それならもう答えは出てますよ

 

 

111.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

えっ?

 

 

112.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

俺たちが最後に戦った魔物は、極めて強力な消滅の力を持っていた

勇者認定はその力の余波を受けたんだ

 

最終的に奴は消滅の力そのものと化していたからな

奴を倒す際に飛び散った消滅の力によって勇者認定の術式の一部が破損したんだ

 

結果として、王様には認定の報せが届かず、俺には認定そのものが届かなかったというわけだ

 

 

114.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

そう言うことだったのですね

しかし、頭が良いと王様さんが言っていたのはログを読んで知っていましたが、そこまでとは……

 

組合の人達でも分からなかったのに、よく解き明かせましたね?

 

 

115.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

ああ、それは俺の持つ能力のおかげなんだ

 

 

116.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

能力?

 

 

117.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ウヌ、男子高校生は答えを出す者(アンサートーカー)という力を持っているのだ!

 

どんな難しい問題でも、すぐに答えを思い浮かべることができる凄い能力なのだ!

 

 

118.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

ということは?

 

 

119.勇者しちゃった学者さん(時空図書館)

 

チートですね

 

 

120.勇者しちゃった会社員さん(平行世界8群)

 

チートだな

 

 

120.勇者しちゃった魔王さん(三界)

 

チートですね(笑)

 

 

121.勇者しちゃった店主さん(ジステル公国)

 

チートだな

 

 

122.勇者しちゃった学生さん(地球国家)

 

男子高校生さんはチート勇者でしたー☆

 

 

123.勇者しちゃった王様さん(平行世界33群)

 

ウヌ、チートなのだ?

 

 

124.勇者しちゃった男子高校生さん(平行世界33群)

 

おい、気持ちは分かるけどそう言うなよ(笑)

これでも結構苦労したんだぜ?


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