ラブライブ! ~少年とμ'sが出会えた奇跡~ 作:ハイドレンジア
第零話 プロローグ
かなりうるさい目覚ましに叩き起こされ、俺(園田海渡)は思いっきり上半身をはねあげる。
気付けば、布団はめちゃくちゃになっており、ベッドからも落ちていて、落ちた時にぶつけたのか足が痛い。
俺は痛む足を擦りながら約3秒のあくびをする。いつもならこのあくびをしながら目覚ましに向かって枕を投げるのだが、今日はそんな事をする気分にならなかった。
なぜかと言うと、俺は、新たなスタートを切ったからだ。俺は今日から音乃木坂学院の共学化のテスト生として入学するのだ。
なぜテスト生になることを決めたかと言うと、単純に廃校にしたくなかったからだ。あの学校には俺の姉がいて、母さんの母校でもあり、伝統だってある、俺は母さんが大好きだった学校を廃校にしたくないのだ、だから廃校を阻止するため音乃木坂学院への入学を決意した。
そもそもなぜ俺がテスト生になったのかは、今から約4ヵ月ほど前の事だ。
俺の家で母さんが高坂さんの母と現音乃木坂学院理事長がママ会なるものを開いていた時の事だ、俺はそこでお茶を運んでは置いてを2時間ずっとやっていて、終わりか?と思って片付けを始めようとした時の事だ、俺はそこで南理事長に話かけられ、音乃木坂の事を聞かされ、廃校の危機に直面していると言う事実を聞かされた、俺は驚愕のあまり、咄嗟に言葉の意味を理解できなかったためもう一度聞き返してしまったほどだ、それほど学校の廃校問題の重みがすごかった。
それに最近UTXと言うスーパーハイテク女子校の人気が高まっているらしい、それもスクールアイドルのA-なんとかのおかげ(これは理事長殿が言ったことではない)だと言う。
そして俺は理事長殿にある質問をされた、その質問は
ー来年、音乃木坂を共学化するわ、だから海渡くんにはテスト生として入学してくれないかしら?
もちろん俺は廃校が阻止できるならいくらでも協力する、だから俺は·····
ーいいですよ、俺でもできる事ならいくらでも協力します
そう答えた。
そして俺は今、その音乃木坂学院に向かうべく準備をしているところだ。
今日は天気もよく、入学式の時に咲く桜もとてもきれいに見えるだろう、だが俺が学校に着いた途端にいきなり曇るかも知れないので曇らない事を祈っておく。俺は玄関の扉に手をかけ、開けるとすぐに春の気持ちいい風が吹いてくる。
「いってきます!母さん!」
俺はまだ朝だと言うのに元気な声を出し、自分の家を後にするのであった。
会話がなかった·····
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