どうもとびみけです。
よろしくお願いします。
まだ使い方よくわかってないのでおかしい部分もあると思いますが、なんとか覚えますw
「ようこそいらっしゃいました。ここは死後の世界でございます」
「………………………………………は?」
目を覚ますと、知らない女の人にここは死後の世界だと説明された。
意味がわからない。
俺はまだ眠っているのか?
よし、なら起きればいい。
目覚めよ!現実世界の俺!
……って無理か。
「回想中のところ申し訳ありませんが、生き返る気はありませんか?」
「………………………………………は?」
だめだ、自体がうまく飲み込めない。
そもそもなぜ俺はこんなところにいるんだ?
………あれ?俺って誰だ?何も思い出せない。
「なあ、ここって本当に死後の世界なのか?ドッキリとかじゃなくて」
「はい、ここは正真正銘死後の世界でございます。あなた様にはここで、ゲームに参加していただきたいのです」
「ゲーム?死んだのに?そもそも俺って誰なんだよ」
俺はそう彼?彼女?に尋ねた。
俺がいままで話していたのはボヤーッとしたひとかげである。
だから、ほんの少しは死後の世界っていうのを信じたんだけどな。
周りは真っ白かとおもったが、案外普通の、いや、微妙に普通じゃない。大草原だった。
草以外に何もない。
「そんで、どんなゲームなんだよ。だいたい、死んだあとって自我がなくなるんじゃないのか?でも俺は自我があるぞ。どういうことだ」
「いまから説明いたします。ここは先程も申し上げたように死後の世界でございます。ここでは何かしら望んだ人々が集まる場所でございます。ですから、あなた様も何かを望まれてここへいらっしゃったのです」
「だが、俺にはその記憶がない。自分が誰で、何を望んでいたのかが」
「記憶がない方はこちらには少ないですが他にもいらっしゃいます。記憶は時間の経過とともに戻ってくると思いますのでご安心ください。望みはゲームに参加するうちに思い出すでしょう。死に際の望みはとても強い。人は、忘れていてもきっと覚えています」
「……要するに、俺がそのゲームに参加するってことだな?」
「はい。そこであなたの望みを見つけ、叶えるのです」
「叶えられるのか?」
「それはその人次第でございます」
まあ、いまのところ俺にはゲームに参加するっていう選択肢以外ないので、ここは素直に従うとしよう。
「……そうか。じゃ、参加するよ。何か注意点は?」
「そこでゲームオーバーになると、あなたの自我も消滅してしまいます。つまり、本当にこの世界からあなたがいなくなってしまうということです。そこだけはご注意ください」
「分かった。あ、そうだ。俺の名前はどうすればいい?適当につけていいのか?」
「はい」
そっか、じゃあ何にしようか。
かっこいいのがいい。
あれこれ悩んでいるうちに相当時間が経ってしまったらしい。
周りの景色が霞みがかったように消えていっている。
俺は焦って、一番聞きたかったことを聞こうとすると、
「………そのゲームって「時間でございます」」
その彼?彼女?は俺の話を遮った。
途端、俺はとてつもない眠気に襲われ、だんだん瞼が重くなっていった。
まだ、聞きたいことがあったのに……。
その彼?彼女?は遠くなる意識の中で、
「その世界は、あなたがよく知っている場所。そして最も嫌いな場所。そこであなたは何を思うのでしょうね………………」
そう、呟いたように見えた。
***
気がつくと俺は知らない場所にいた。
今度は周りが真っ白で俺の目の前にはホログラムのような女性が立っていた。
「あれ?さっきのがチュートリアルじゃ無かったのか?」
「はい。あそこはこのゲーム「ソードアートオンライン」通称SAOに参加するかどうかを聞く場所でございます。ここではより詳しい説明を行います」
………なるほど。じゃあここは設定とかを決めるとこなんだな多分。ちゃんと聞いておかないと。
「ここは、何層ものフィールドが重なっている構造となっております。階層は100層、と言いたいところですが、ここは無限層となっております」
「無限ってことはどうやってクリアするんだ?」
クリアできないと終わらないじゃないかと思ったが、ホログラムは、
「ここは、死者の最後の強い望みを叶える場所でございます。ですのでクリアするかどうかが問題ではないのです。そしてその願いを叶える方法は、世界樹の種を見つけることでございます」
………世界樹の種?本当にゲームみたいだな。
「それってどこにあるんだ?」
「………それはそこにあってそこにないものです。見つけられるかはその人次第でございます」
「……………。つまり、上の階層にもあるし、一層にもあるってことか?」
「はい」
…………よくわからないが、上を目指せばいいってわけぎゃなさそうだ。
「それで終わりか」
「いいえ、まだあります。では、いまから種族を決めていただきます」
……………種族?
剣の種類を決めるんじゃなくて?
ホログラムは俺の思考を読んだかのように、
「ここは妖精族の世界という設定です。ですが、フィールドに出ると飛ぶことはできません。飛ぶことができるのは《圏内》と《妖精の層》と呼ばれる一部の層だけでございます」
「その《妖精の層》ってのは1層だけか?」
「いいえ、いくつかございます。そこでは空を飛ぶモンスターが多数発生するので《飛行》も重要となっていきます。《飛行》とは、背中の羽を利用して飛ぶことでございます。最初はコントローラーを使用するといいでしょう」
と、ホログラムの説明を聞き、俺はアバターを選ぶ段階まで到達した。
「では、ただいまからアバターを決めていただきます。原則、体格や顔は生前のものとします。種族ですが、サラマンダー、シルフ、ノーム、ケットシー、レプラコーンなどいろいろございます」
と、俺の前に様々な種族名が現れた。
いろいろな種族を眺めていると一つ、気に入った種族があった。
俺はそれを迷いなく指差し、
「………決めた、これにする」
と、ホログラムに言った。
「了解しました。武器はどうなされますか?」
「……槍ってあるか?」
「はい、ございます。両手長柄または片手長柄となりますが、どちらにいたしますか?」
「あー………、片手長柄で」
「了解しました。それでは、《ソードアートオンライン》をお楽しみください。貴方の旅に幸多からんことを……」
途端、またとてつもない眠気に襲われ、意識が急激に遠のいた。
***
目をさますとそこは、《始まりの街》だった。
なぜわかったかというと、目の前に《始まりの街》というアイコンが表示されたからだ。
周りを見渡すと、たくさんの人で街が賑わっている。
………あれ?俺って記憶がないんじゃなかったっけ?
街は街だってわかるんだな。
さっきは突然すぎて気にしていなかったが、これからは何を覚えていて何を忘れているかっていうのをきちんと確認していかないとな。
そこで俺は気がつく。自分の服装はTシャツと、プレートアーマー、ズボンに靴、それと背中に短槍を装備している。
何より特徴的なのは、背中に生えた羽だ。
俺は《インプ》を選択したので全体的に紫っぽくなっている。
だが鮮やかな紫ではなく、黒に近い紫だ。
目は、赤みがかった茶色をしている。
俺は自分の観察を終えてまずしなければならないことを確認する。
「まずは全装備の新調からだな」
俺は《圏内》を出て、雑魚であろう周辺のモンスターを狩りに行く。
いきなり出てきたのは《フレンジーボア》だ。
青いイノシシのような敵だ。
いきなり突っ込んできた《フレンジーボア》に、俺は自然な動作で初期ソードスキル(これも説明してもらった)《サイレント・ブロウ》を発動する。
上手く当たったようで一撃で《フレンジーボア》はポリゴンとなって消えていった。
初めてなのに、流れるように発動でき、俺は少し驚いた。
それは馴染みのある、そしてなんとなく懐かしいような感覚だった。
…………もしかして、俺はこのゲームをプレイしたことがあるのか?
というか、こんなゲームが現実にあるのか?
いや、無いだろう。
………いやでも、こんな感じのやつはあるかもしれない。
やはり、記憶を取り戻さないことには何もわからないな。
俺は生前のことを思い出そうとすると、左目に激痛が走った。
「ッ………!」
…………おい、死んだんだろ、俺。
なんで痛いんだよ。
というか、ここの痛みのフィードバックってどうなってんだ。
そんな俺の周りには再度モンスターがPOPする。
……………とりあえず、これは後から考えるとして今は装備の新調のためにコル稼ぎだ。
次々とPOPする雑魚モンスターを延々と狩っていると、いつの間にか周りは暗くなっていた。
「あ、やべ。RPGってだいたい夜は敵が強くなるんだよな?早く戻らないと」
俺は、ダッシュで一番近い《圏内》に入る。
そこは人が少なく、あまり流行っていないようだった。
だが、それを気にせず俺は宿を探しに行く。
やっと見つけた宿屋は古臭く、今にも潰れそうだ。
他に泊まれそうな場所は無いので仕方なく俺はそこの店主に、
「ここに泊まりたいんだが」
と声をかけると、店主は、
「一泊3000コルだ。無理なら他のところにいきな」
はぁ⁈3000コルとかぼったくりだろ!
どう考えてもおかしいだろ!
だが、他の宿屋を見つけられなかった俺は仕方なくその宿屋に泊まる。
「はあ………今日は色々ありすぎだろ。あなたは死にましたって言われるし、変なゲームに参加させられるし、ぼったくられるし。まあ、記憶はしばらくしたら戻ってくるらしいし、それまではこの人生?を楽しみますかね……………」
なんとかなるだろうとポジティブに考え、俺は眠りに落ちた。
補足として階層は、SAOが続いたり、SAO、ALO、GGOなど、順番通りに行ったりします。つまり、ごちゃごちゃです。
空を飛べるのは《圏内》とALOの層《妖精族の層》のみです。
あとは、羽が消えます。
主人公の記憶は少しずつ戻ってきます。
主人公だんだんと狂ってくるかも知れません。(まだ分かりません)
原作キャラはのちほど出てくる予定です。
銃も使えます、魔法も使えますと言うごぢゃ混ぜとなってます。
今後どのような展開になっていくのか分かりませんが、どうぞよろしくお願いします。