契約者と契約獣の魂融合   作:高島京佑

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自己紹介

「私の名前はアウローラ・フロガよ。これからよろしく」

 

 気になった3人の生徒の1人の名は、アウローラ・フロガ。

 アウローラ・フロガは、紅髪のツーサイドアップで、紅の瞳で、胸も豊かな美少女。

 

 アウローラ・フロガのこと気になった理由は、他の気になる2人の生徒と同じ理由だ。気になった3人がクラスの中でも美人という理由もなくは無いが、別の理由がある。

 それは、他の生徒以上に俺を見てくることだ。別に俺をチラチラ見てくるだけならまだ分かる。何故なら優里はこの世界ミフルミールで唯一、複数の契約獣《ミトラ》と契約し、【第3世代契約者】【特異点(イレギュラー)】などと呼ばれる契約者(ミスラ)だからだ。

 

 まあ、それが気になった理由だ。

 

【第3世代】

 契約獣複数契約している契約者のこと。過去、現在において第3世代の契約者は1人のみ。他にも第1世代、第2世代がある。

 

【第1世代】

 契約者の中で、1番圧倒的に多い世代。契約獣の方から契約者を選んで契約する契約者のことを指す。一般的には生まれてから3歳~8歳ぐらいに契約する。

 

【第2世代】

 第1世代とは違う方法で契約獣と契約した者のことを指す。方法は2つ有る。

 1つ目は、伝説の獣(アスラ)と直接出会い契約する相手として契約獣に何らかのことを認めさせる方法。

 2つ目は、契約者の契約している契約獣と契約している契約獣と契約する方法。この方法は契約獣が契約者を複数持つのではなく、前の契約者から別の契約者に変わるので、前の契約者は契約獣を失ったことで契約者では無くなるのでこの方法で契約者になる者は少ない。勿論、契約者と契約獣の了承を受けなければならない。催眠などの方法を使い強制的に了承させることは出来ない。

 1つ目の方法で1番の問題点は、どうやって伝説の獣と遭遇するかである。稀に狂獣(バーサーカー)になっていない伝説の獣がミフルミールに出現する時があるが出現したことが分かると契約者がくるので、遭遇する確立は殆んどない。それに会えたとしても契約獣を認めさせなければならないので豪運と契約獣を認めさせるだけの実力も必要なとこが問題点だ。

 2つ目の1番の問題点は、前の契約者は契約者では無くなるということだ。まずそこで殆んど全員の契約者が断る。それに契約獣の了承も必要なので余計に難しくなるところが問題点だ。

 

 優里に自己紹介の順番が回って来た。

 

(あれ?何か俺の時だけ空気が違わないか?)

 

 優里は周囲の空気が変わったと思った。それもそうだろう。優里の自己紹介のときだけ生徒全員(アルド、リュキアを除く)が「期待しているぞ」とでも言いそうな目をしているからだ。

 

 そこで優里がした自己紹介は

 

「新城優里だ。《第3世代》、《特異点》など色々と言われてはいるが気にしないでくれ。あとこれからよろしく」

 

 視線に惑わされず普通の自己紹介をした。まあ、惑わされても普通の自己紹介しか出来ないが。

 

「意外と普通だね」

「普通だったね」

「思ってたより普通」

 

 周りの生徒も普通の自己紹介をしていたのを棚に上げて普通、普通と近くの人と話し合ってた。そこにレイア先生が

 

(まあこのままだと新城に気の毒で授業も進まんから止めるか)

 

「お前達静かにしろ。新城の自己紹介は終わったんだ。次は誰だ?早く自己紹介をせんか」

 

 レイア先生の一言で生徒達は静かになり次の生徒の自己紹介が始まった。その時のレイア先生は優里にとって女神に見えてだろう。

 

(ありがとうございます。レイア先生)

 

 

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 自己紹介が終わって次の授業の時間が来た。

 

「今から始める授業は、実技の授業だ。お前達が狂獣と戦うための訓練をする授業だ。今からその訓練場所にお前達を連れて行く。送れずについて来い」

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