ToLOVEる もしナナに許嫁が居たら 作:M.K
そうで無い方はお久しぶり、スヌーピーです。
他の作品の続きが旨く纏まらないので気分転換で書きました。
ここは彩南町にあるアパートの一室、その部屋の中央で部屋の主である少年……ミューリ・アラン・グラムは仰向けになって目を閉じていた。
「腹が減った……夕飯でも作るか」
そう言ってミューリは起き上がり、部屋に置いてある冷蔵庫の扉を空けた。
「卵とベーコン……後、モヤシと豆乳のパックが一本か」
これで何を作ろうか……、と数分間考え何を作るかを決める。
そして決め終わった後、卵とベーコンをフライパンで焼いてベーコンエッグ、そしてモヤシを炒めてモヤシ炒め(本当にモヤシのみ)を作った。
「後はコップに豆乳を容れてっと、よし……夕飯完成。……いただき『ピンポーン』………誰だ?」
ナイフとフォークを持って食事を開始しようとしたその時、玄関のチャイムの音が鳴り、バァン、と手を机に目掛けて叩きつけた。
これから飯を食うときだってのに……誰だこんな時間に来る奴は!
その様なことを考えながら玄関に向かって歩いていく、なお歩いている間、少なくとも5~6回ほどチャイムは鳴り続けた。
うるさい……、そう言ってやろうと思って玄関のドアをミューリは開けた。
「うるせぇ!何回も何回もピンポンピンポンチャイム鳴らさなくても……誰か居るかは分かるんだから鳴らすなよ……」
そう怒鳴る、だが玄関に居る相手を見た瞬間、ミューリの怒鳴る声のトーンは段々と下がっていった。
「……悪かったなぁ……そんなに押しまくってよ」
「いや……今度から注意してくれればいい……」
怒鳴られた相手はシュンっとなってその場で下を向く、そしてミューリはその相手に向かってこう続けて言葉を発する。
「な……何でお前がここ(地球)に居るんだ?……ナナ」
「……家出したからだよ」
デビルーク星第二王女であるナナはミューリの問いにそう答えた。
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「そうか……家出したからここに居るのか……って家出!?何で家出!?」
「だってよ……面倒なんだもん。宇宙の歴史とか王族のたしなみとか教育係に張りつかれて勉強させられるの」
……あぁ……確かに面倒だよな、ああいう勉強……俺も嫌だったけどさすがに家出まではしなかったぞ。
「……そういえば第三王女の方はどうした?二人が離れて行動するなんて珍しいな、一人で家出してきたのか?」
「いんや、モモの奴なら姉上の所に転がり込んでるはずだぜ。確か……ユーキ家って所だったかな?でもモモもバカだよな~!姉上の所に転がり込んだってきっとすぐザスティンの奴が来て見つかっちまうに決まってるのによ」
ナナはそう言ってケラケラと笑う、何時ものうっぷんを晴らすように笑いながらミューリにその事を話す。
「だからよミューリ、しばらく私のこと匿ってくれよ、許嫁だろ」
「……許嫁ってことは多分関係ないだろうが、まぁ良いよ、許嫁のじゃじゃ馬姫のワガママも聞いてやるのもいい経験になるだろうしな……まぁ、取り合えず中に入れよ、この季節でも夜は下手したら風邪引くからな」
そう言って取り合えずナナを部屋の中に入れて作ってあった夕飯の残りを含め、それを二人で食べあった。
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その翌々日、ザスティンが部屋に来て、ナナ様をよろしく頼みます、とミューリに告げた。
ナナに何をやったのかを聞くと、モモと一緒にザスティンしばいたら言うこと聞いてくれた、とそう言っていた。
そして部屋が何故かナナの手によって改造されていた。
何故改造したのかを聞くと、『えっ?これからここに私も住むからだ、だから別にいいだろ』、と言っていた。
するならせめて家主の俺に相談してから言ってくれよ、とミューリは心から思った。
アパートのすぐそばに寝転がっていたペットのシーザーとジーサーにナナの印象を聞くと、元気があって良いよね……うるさいけど、とシーザーが、元気すぎるのもどうかと思うぞ……ちょっとうるさいなしな、とジーサーは言っていた。
ナナと共に過ごすのは、少し覚悟が必要なのかもしれない……
ToLOVEるをこの前、第一巻からダークネスの最新刊まで衝動買いしてしまったのでそれを読みながら書いています
だから知識があまりないので変なところがあるかもしれません(このキャラはこんなしゃべり方じゃないとか)
感想、評価、指摘のコメントよろしくお願いします