ダンジョンに夜天の書があるのは間違ってるだろうか 作:暇人M.MAX
私がその人にあったのはその人に興味がわいたからだ。
私はハイエルフとして里では讃えられる存在だ。
そんな窮屈な日常に嫌気がさし、私に対して分け隔てなく接するアイナとともに外から来たと言う人物の元に訪れた。
その人の名はナハトと言うらしい。
ナハトは私達に色々な話を聞かせてくれた。里を離れて帰ってきエルフの話もよく聞いていたがナハトの話もなかなか新鮮で面白かった。
ナハトはよく私達に優しくしてくれた。姉とはこういうものなのかなと思い。アイナと2人でナハトを姉として慕うようになっていた。
ある日、私の婚約が決まった。
相手は私と同じハイエルフの叔父だ。私は叔父のことはあまり好きではなかった。エルフのしきたりで認めた異性にしか体を触らせないというものがある。エルフの女性はそれを根強く持っている。しかし、いくら私が叔父を拒絶しても周りがそれを認めなかった。
そんなときアイナが逃げようと言った。2人で逃げることはできずナハトに力を貸してもらい。老エルフに時間稼ぎをしてもらうことで私は籠の中から大空に飛び立つことができた。
オラリオに来てからはナハトの世話になってばかりだった。里とは何もかも違っていた。
一番苦労したのはナハトが味音痴なことだ。自身の料理の不味さに気づきてない。あれはやばい。私はアイナと一緒に料理をすることにした。アイナほどではないがそこそこの料理は作れるようになった。
それから色々なことがあった。
オラリオにエルフが増えた。なんでも、老エルフが処刑される時に言った言葉が夢を抱く若者エルフの心を動かしたのだ。
ロキファミリアに入り冒険者となって副団長にまでなったことや。アイナに恋人ができ契りを交わしたことにナハトと祝福したこと。ナハトにも最愛な人ができて2人の間に子供も生まれた。
しかし、私はナハトの最愛な人を奪ってしまった。その罪悪感からか私はナハトに会うことを躊躇っていた。
それから2年、ナハトに呼ばれてナハトに会うことにした。素直に謝ろう。そして、どんなことも受け入れようと。アイナには考えすぎだと言われたが私はどんなことをしても許されないことをしたのだ。
あっさりと許されてしまった。そのせいか余計に罪悪感が募った。
このとき、リインフォースと出会った。父と同じ白銀の髪に母と同じ赤眼。顔立ちは母親似なのだろうか将来がとても楽しみな顔立ちをしている。
この子の父親を奪った罪悪感もまた押しかかる。
それから何故か3人で住ごす時間が増えた。
昔に戻ったみたいでとても懐かしかった。
ナハトが死んだ。
私はナハトに守られた。何もすることができなかった。いつも迷惑をかけるだけで何も返すことができなかった。
それから色々あり、リインフォースはロキファミリアに入ることになった。
母の愛を見たときは驚いた。それと同時にナハトの代わりになれないことを悟った。
リインフォースを守ろう。そして、リインフォースが求める限り私の全てを教え込もう。
それが私にできるナハトへの唯一の恩返しなのだから。