バトルスピリッツ 輝きのゼクス   作:三龍神

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遅くなってしまい申し訳ありません!リアルが忙しくてなかなか時間が取れませんでした。
これからも遅くなることが多くなりそうですが、応援して下さると感謝感激です!


それでは6話です。


第6話 光輝VS陣

「「じゃあね〜裕香ちゃん」」

「うん、また明日ね」

 

場所は裕香の通う小学校。いつもより遅い時間に校門を出た裕香は、クラスメイトの女子2人と別れて帰路についていた。

 

「先生の手伝いしてたらいつもより遅くなっちゃったな。この時間帯ならお兄ちゃんも学校終わってショップにいる頃かな?」

 

そういいながら歩いていると、あることを思いついた。

 

「そうだ!折角だしちょっとショップ行ってみよ」

 

そう決めた裕香はいつもの帰り道から少しはずれ、ショップがある方へ歩く。途中にある公園から声がしたので目を向けると、たくさんの人が集まっており、そのほとんどがバトスピをしているものやそれを見学していた。

 

「リザドエッジでアタック!」

「ライフで受ける!」

 

「フラッシュタイミング!マジック、ソーンプリズン!」

「ゲッ!マジかよ」

 

「やった!アルティメット・デスペラードが当たった!」

「えぇ!?いいな〜」

 

「メインステップ!アルカナビースト・ハルトを召喚」

「ついに会えたなハルトォォォォォォォォォォォ!!」

「別のカードゲームでも叫ぶ兄さんは嫌いだ・・・」

 

「戦国姫 瑠璃をLV1で召喚」

「瑠璃!?なぜ瑠璃がここに?逃げたのか?自力でバトスピ次元に(ドゴッ)ぐぅ!?」

「彼女は瑠璃だが瑠璃ではない(無言の腹パン)」

 

バトルをしている者やカードの見せ合いをしていたりブースターパックを開封している者、さらには何故か大声で叫んでいるものや腹パンされて担がれて行く者など、様々な光景が並んでいた。

 

「(色んな人がいるなぁ。やっぱりお父さんとお母さんが3Dバトルを作ったからこんなに人気になったのかな)」

 

ドンッ!

 

「うわっ!?」

「キャッ!」

 

そう思いながら歩いていた裕香は前から来た人とぶつかってしまう。その人物は裕香よりも少し身長が高く紫色の髪に首に赤いスカーフをつけた少年だった。幸い両者共転びはしなかったが、ぶつかった少年が怒りの声をあげる。

 

「いってぇ〜、危ねぇじゃねぇ・・・か?」

「ご、ごめんなさい!」

 

裕香は少年にすぐに謝罪したが、少年は裕香を見ながら固まっていた。

 

「・・・?あ、あの怪我はないですか?」

「・・・・・・天使がいた」

「へっ?」

 

少年の口にした言葉が理解出来ず裕香はつい変な声を出してしまった。

 

「あ、あの!俺と付き合って下さい!!」

「ふえぇ!?」

 

会って1分も経っていない人物に唐突に告白の言葉をぶつけられ、裕香は驚きの声をあげた。混乱してしまっていた彼女だったが、頭に浮かんだ選択肢を瞬時に選び、行動に移した。

 

「えっとぉ・・・、ごめんなさい!!」

「あっ!ちょっと!?」

 

裕香はそう言いながら全速力でその場から走り去るのだった。

 

 

 

 

 

〜ショップにて〜

 

「よし!完成だ!」

 

ショップに設けられているフリーバトルスペースで、光輝は目の前に置いてあるデッキを見つめながら言った。

 

「できたのか光輝!新デッキが!」

「あぁ。ただ完成しただけだから、実際にバトルしてみないとどれぐらい強いかどうかはわからないな。実際にバトルしてみて、使い心地を確かめてみないと」

 

昨日龍牙と再会した光輝は、チャンピオンシップの出場権を獲得するためにデッキを新たに組み直すことを決め、その新デッキがたった今完成したのだ。

 

「でも光輝は3年前のチャンピオンシップで龍牙を倒して優勝したんだろ?だったらその時に使ったデッキと同じだったらまた優勝できるんじゃないのか?」

 

太陽はそういうが、

 

「いや、そんなに甘くはないさ。それにチャンピオンシップで優秀な成績を残したバトラーのデッキはバトルスピリッツの公式HPで掲載されるんだ。だから出場するバトラーもそれを見ながら対策を練ってくるだろうし、それに優勝したのは3年前だ。その3年の間に新しいカードやデッキがたくさん増えた。だから環境に合わせたデッキを作らないとチャンピオンシップは勝ち進めない。まぁデッキは変わっても、俺のキースピリットは変わらないけどな」

 

光輝はそういいながらデッキからジーク・ヤマト・フリードのカードを取り出す。

 

「俺は必ずチャンピオンシップを勝ち抜く!コイツと一緒にな!」

「頑張れよ光輝!光輝なら絶対龍牙にも勝って優勝できるさ!」

「あぁ、ありがとう太陽君。でも戦う相手は龍牙だけじゃない。全国の強豪達が集まるからな、油断はできないな」

「そっか・・・、そうだよな。なぁ光輝、完成した新デッキで最初は誰とバトルするんだ?」

「う〜ん、誰にするかな?S級バトラーとできるなら嬉しいんだけど、恭賀はあれ以来会ってないし、大原は今日は用事があるって帰ったからなぁ「あっ!やっぱりいた!」ん?」

 

光輝がそう考えていると、後ろから聞き慣れた声が聞こえた。振り向くと、声の主である裕香が嬉しそうな顔をしながら近づいてきた。

 

「裕香!?なんでここにいるんだ?」

「えへへ・・・来ちゃった」

「来ちゃったって・・・」

 

指で頬を掻きながら裕香は言った。

 

「光輝、その人は?」

「あぁ、この娘は裕香、俺の妹だ。この前に話しただろ?」

「お兄ちゃん、その男の子は?」

「あぁ、裕香も初対面だったな。この子は坂上太陽君。俺のまぁ、バトスピ仲間ってところかな?」

「そうなんだ。初めまして私は赤宮裕香」

「あ、どうも。俺は坂上太陽、光輝は俺のバトスピの師匠だ」

「そうなの?」

「俺はそのつもりはなかったんだが、まぁもういいか」

 

太陽が言っていた弟子入りを断ったものの、デッキの構築やバトルのアドバイスを手伝っている光輝は太陽にとって師匠と言われてもおかしくないと思った光輝はそう言うと、何かを購入したのであろう袋を持った慎吾が翔太、大助、梨花と一緒に戻ってきた。

 

「あれ?裕香ちゃんじゃないか」

「あっ!どうも慎吾さん」

「あれ?この人慎吾さんの知り合い?」

「あぁ、光輝の妹さんだよ」

「「「妹!?」」」

 

慎吾の言葉に驚く3人に裕香は先程のように自己紹介をする。

 

「なぁ裕香、どうしてここに来たんだ?ランドセルを背負ってるってことは学校から直接来たってことだろ?」

「先生の手伝いをしてたら少し遅くなって、この時間ならショップにいるんじゃないかなって」

「成る程。つまり光輝に早く会いたかったってことか」

「慎吾さん!?べ、別にそう言う訳じゃ・・・」

 

そう言いつつも、顔を赤らめながら兄をみる裕香。

 

「そっか、ゴメンな。俺いつもここに寄ってるせいで帰るの遅いからな」

「ううん、大丈夫だよ。お兄ちゃんがバトスピが大好きなのはよく知ってるから」

 

その言葉に嘘はないが、内心では早く帰ってきて欲しいと思っている裕香。だが兄が好きなバトスピを楽しむのを邪魔するのはよくないと思い、我儘を言うまいと我慢しているのだ。

 

「それで、今日はもうバトルしたの?」

「いや、いま新しいデッキを作っていたからこれからなんだ。S級バトラーとかが相手ならいいんだけど」

 

強い対戦相手を探していることを話していると、ショップの入り口の方から大きな声が聞こえたきた。

 

「このショップで一番強い奴は誰だ!」

「ん?なんだ?」

 

見てみると、そこには1人の少年がデッキケースを持ちながら辺りを見渡していた。よく見るとそのデッキケースはS級バトラー専用のデッキケースだった。

 

「さぁ出てこい一番強い奴!俺とバトルだ!」

「!あの子S級バトラーか」

「あんな大声で、随分と元気だな」

「あ!あの人!」

「裕香知ってるのか?」

 

裕香が声をあげる。その少年は裕香がショップに来る途中にぶつかった少年だったのだ。すると向こうも裕香を見つけ、驚いた顔をして固まる。

 

「き、君はさっきの・・・」

 

その少年はそう言いながら嬉しそうな顔をして裕香の近づいて来る。近づいて来る少年を見て、さっきの言葉を思い出し裕香はつい光輝の後ろに隠れてしまう。

 

「お、おい!なんで隠れてるんだ!」

「裕香、誰なんだこの子は」

「さっきショップに来る途中にぶつかっちゃった人なんだけどその時にいきなり告白されて、私もよく分からないよぉ」

「告白!?」

 

困った顔で光輝の後ろに隠れてながら言う裕香。その様子を見ていた少年が口を開く。

 

 

「まさか・・・さてはお前その子の彼氏だな!!」

「は?」

「えぇ!?」

 

彼氏と言いがかりをつけられた光輝は言葉の意味が分からず、変な声をあげてしまう。

 

「いや、俺たちはそういうのじゃなくて「問答無用だぁ!!」いや聞けよ!?」

 

思わず反論するが相手は聞く耳をもたない。

 

「俺の名は紫村 陣(しむら じん)!お前の名は!」

「赤宮 光輝だけど・・・」

「赤宮 光輝!俺とバトルだ!!もし俺が勝ったら天使はもらう!!」

「天使って・・・。ていうかこの娘は俺の」

「無駄話はいい!さっさと来やがれ!」

「お、おい引っ張るなって!」

 

光輝は陣に無理やりスタジアムの方へ引っ張られていった。

 

「ど、どうしよう・・・お兄ちゃんが・・・」

「まぁ、とりあえず俺たちも行こうか」

 

 

 

 

 

 

「よっしゃあ!始めるぜ!」

「どうしてこうなった」

 

陣に無理やりスタジアムに連れてこられた光輝はそう呟く。

 

「まぁでも相手はS級バトラーだ。新デッキがどれほどか確かめるには持ってこいだ!来い!覇龍翼!」

「お前もS級バトラーか、おもしれぇ!来い!鬼神剣(きしんけん)!」

 

スタジアムに光輝の覇龍翼と、紫の機体に先頭に鬼の顔が浮かぶ紫幽鬼が飛来し、2人はそれぞれの専用マシーンに飛び乗る。

 

「「ゲートオープン、界放!」」

 

バトル開始のコールとともにバトルフィールドが現れる。

 

「は、始まっちゃった・・・」

「まぁこうなっちまった以上見守るしかないな」

 

心配そうに光輝を見つめる裕香に慎吾はそう言う。

 

 

 

〜ターン1〜

 

 

「行くぜ、スタートステップ!ドローステップ!メインステップ!」(手札4→5)

 

陣はメインステップまでいくと手札を見て、その中の一枚を手に取る。

 

「まずはお前だ!冥騎獅(リオンナイト)アロケインをLV2で召喚!」

(手札 5→4)

(リザーブ4→1)

(トラッシュ0→1)

 

陣のフィールドに獅子の頭に盾と剣を持つスピリットが召喚された。

 

 

冥騎獅(リオンナイト)アロケイン

スピリット

1(1)/紫/冥主

<1>Lv1 1000 <2>Lv2 2000

Lv1・Lv2【スピリットソウル:紫】

自分がアルティメットカードを召喚するとき、このスピリットに[紫](紫のシンボル1つ)を追加する。

Lv2『相手によるこのスピリットの破壊時』

自分の手札にある紫のスピリットカード1枚を破棄することで、このスピリットは疲労状態でフィールドに残る。

シンボル:紫

 

 

「紫のスピリット!」

「相手は紫デッキだね」

 

太陽と大介がアロケインを見て言う。陣はこれでターンエンドを宣言した。

 

 

陣 ライフ5

 

フィールド

 

スピリット

冥騎獅アロケイン LV2(コア2)

 

 

 

〜ターン2〜

 

 

「俺のターン!コアステップ、ドローステップ、メインステップ!カグツチ・ドラグーンをLV1で召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→4)

光輝のフィールドに赤い体と翼を持つドラゴンに似たスピリットが召喚される。

 

 

カグツチ・ドラグーン

スピリット

4(2)/赤/古竜

<1>Lv1 3000 <3>Lv2 6000

Lv1・Lv2『このスピリットのアタック時』

自分はデッキから1枚ドローする。

Lv2【激突】『このスピリットのアタック時』

相手は可能ならばスピリットでブロックする。ただし、アルティメットでブロックしてもよい。

シンボル:赤

 

 

 

「アタックステップ!行け!カグツチ・ドラグーン!アタック時の効果でカードを1枚ドロー!」

(手札4→5)

「アロケインでブロックだ!」

 

カグツチ・ドラグーンの攻撃を防ごうとアロケインが盾を構えるが、カグツチ・ドラグーンから放たれた炎によって容易く焼かれてしまう。

 

「アロケインのLV2の破壊時効果発揮!手札の紫のスピリットカードを1枚破棄することで疲労状態で残る!」

(手札4→3)

 

 

破棄されたカード

 

紫煙龍

 

 

突如フィールドに紫の霧が出現し、霧が晴れるとアロケインの姿があった。

 

「復活した!?」

「破壊されてもトラッシュから蘇る。紫属性の得意な戦法だ」

 

アロケインの復活に驚く太陽に慎吾が説明する。

 

「ターンエンド」

 

光輝 ライフ5

 

フィールド

 

スピリット

カグツチ・ドラグーン LV1 (Sコア)

 

 

〜ターン3〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ!冥騎獅アロケインをLV1にダウン!鎧闘鬼(がいとうき)ラショウをLV1で召喚だ!」

(手札4→3)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ0→3)

 

冥騎獅アロケイン LV2→LV1 (コア2→1)

 

フィールドに武者の鎧を身に纏った紫の体をした如何にも鬼のような姿のスピリットが現れた。

 

 

鎧闘鬼ラショウ

スピリット

4(2)/紫/家臣・呪鬼

<1>Lv1 3000 <3>Lv2 4000 <6>Lv3 8000

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

自分のデッキを上から4枚破棄することで、自分はデッキから2枚ドローする。

Lv2・Lv3

自分のトラッシュにソウルコアがある間、相手のネクサスすべてのLvコストを+2する。

シンボル:紫

 

 

「ラショウの召喚時効果発揮!自分のデッキを上から4枚破棄することでデッキから2枚ドローする!」

(手札 3→5)

「自分のデッキを破壊した!?」

 

 

破棄されたカード

 

金狐角

ボーン・バード

銀狼角

ソウルシュート

 

 

「あれはスピリットをトラッシュに送るのが狙いだな」

「どういうこと?」

「さっき言ったように紫属性はトラッシュからスピリットを呼び出すことが得意なんだ。だからああいう風にデッキから直接カードをトラッシュに送ってるんだ」

「でもそれだと復活するスピリットが必ずトラッシュに送られるかどうか分からないんじゃ・・・」

「確かにそうだけど送ることが出来たら後から厄介だ。手札も増やしたしな」

 

太陽と梨花に慎吾が説明する。

 

「さらにバーストセットだ!」

(手札 4→3)

「バーストか!」

「ここでアタック!と、言いたいところだがターンエンドだ」

「!」

 

陣 ライフ5

 

フィールド

 

スピリット

冥騎獅アロケイン LV1 (コア 1)

 

鎧闘鬼ラショウ LV1 (Sコア)

 

バースト

 

 

 

〜ターン4〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ」

 

ターンシークエンスをメインまで進めた光輝は、陣のフィールドを見据える。

 

「(ブロッカーは2体、アロケインはLV1だから破壊しても復活はしない。だがバーストが気になるな)」

 

相手のフィールドに伏せてあるバーストを警戒しながら手札のカードを手に取る。

 

「よし!バーストをセット!六分儀剣(セクスタント)のルリ・オーサをLV2で召喚!」

(手札 6→4)

(リザーブ 5→0)

 

フィールドに青緑色の殻を纏った昆虫のような外見をしたスピリットが呼び出される。4本の腕の内の一つには剣が握られている。

 

 

六分儀剣(セクスタント)のルリ・オーサ

スピリット

4(緑2赤1)/緑/殻人・星魂

<1>Lv1 3000 <2>Lv2 5000

Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』

ボイドからコア1個ずつを、自分の赤のスピリット2体に置く。

Lv2

このスピリットの色とシンボルは赤としても扱う。

Lv2

自分の手札は相手の効果を受けない。

シンボル:緑

 

 

「光輝が緑のスピリットを!?」

「召喚時効果発揮!ボイドからコアを1個ずつ、自分の赤のスピリット2体に置く!ルリ・オーサはLV2の効果で赤のスピリットとして扱う!よってコアをルリ・オーサとカグツチ・ドラグーンに1個ずつ置く!更にルリ・オーサのコア一つをカグツチ・ドラグーンに置いてLV2にアップだ!」

 

カグツチ・ドラグーン LV2 (コア 2 Sコア)

 

「アタックステップ!カグツチ・ドラグーンでアタック!アタック時効果でカードを1枚ドローし、更にLV2効果発揮!激突だ!」

(手札 4→5)

「アロケインでブロック!」

 

アロケインとカグツチ・ドラグーンが再び激突するが、先程と同じようにアロケインは炎に焼かれて破壊される。破壊時効果はLV2からなので復活はしない。だが、

 

「タダではやられないぜ!スピリット破壊によりバースト発動!マーク・オブ・ゾロ!」

 

 

マーク・オブ・ゾロ

マジック

5(2)/紫

【バースト:相手による自分のスピリット破壊後】

自分はデッキから1枚ドローし、相手のスピリットのコア2個を相手のトラッシュに置く。

その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。

フラッシュ:

コスト5以下の相手のスピリットすべてのコア1個ずつを相手のリザーブに置く。

 

 

「バースト効果でカードを1枚ドロー!(手札4→5)更にルリ・オーサのコア2つをトラッシュに!」

 

フィールドにZの文字が出現し、そこから紫の波動がルリ・オーサへ襲いかかり、消滅させてしまう。

 

六分儀剣のルリ・オーサ コア2→0 消滅 (トラッシュ 3→5)

 

「そうきたか、ターンエンドだ」

 

光輝 ライフ5

 

フィールド

 

スピリット

カグツチ・ドラグーン LV2(コア2 Sコア)

 

バースト

 

 

 

〜ターン5〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ!さぁて、そろそろ攻めるぜ!銀狼角(ぎんろうかく)をLV1で召喚!」

(手札6→5)

(リザーブ5→3)

(トラッシュ0→1)

 

フィールドに銀色の毛に背中に刀を背負っている狼の姿をしたスピリットが現れた。

 

 

銀狼角(ぎんろうかく)

スピリット

2(2)/紫/雄将・霊獣

<1>Lv1 1000 <3>Lv2 3000 <4>Lv3 5000

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

自分のトラッシュにある[金狐角]1枚を、コストを支払わずに召喚できる。

シンボル:紫

 

 

「銀狼角の召喚時発揮!トラッシュにある金狐角(きんこかく)をコストを支払わずに召喚できる!来い、金狐角をLV1で召喚!」

(リザーブ3→2)

 

銀狼角が遠吠えをあげると地面から紫の霧が発生し、中から金狐角が遠吠えをあげながら登場した。

 

 

金狐角(きんこかく)

スピリット

3(2)/紫/雄将・霊獣

<1>Lv1 3000 <3>Lv2 4000 <6>Lv3 6000

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

自分のトラッシュにある[銀狼角]1枚を、コストを支払わずに召喚できる。

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

スピリットすべては、フィールドから手札に戻らない。

シンボル:紫

 

 

「まだだぜ!金狐角の召喚時効果でトラッシュの銀狼角をコストを支払わずに召喚するぜ!来い!」

(リザーブ2→1)

 

先程と同じように金狐角が遠吠えをあげる。紫の霧が発生し晴れると銀狼角が現れた。

 

「えぇ!?なにあれ!」

「スピリットを一気に2体も復活させたぞ!」

「でも、なんでトラッシュに?光輝はあんなスピリット倒していないぞ!」

「ううん、違う」

 

太陽の疑問に裕香が言う。

 

「さっき陣君の召喚したラショウの効果で、2枚ともトラッシュに送られてたんだよ!」

「そう!その通り!それが分かるとはさすが俺の天使!いや、俺のミカファール!」

「いや、それ禁止カードだよね!?」

 

陣の例えに裕香は思わずツッコミを入れてしまう。

 

「さぁて、お前のブロッカーは0。一気に追い込んでやる!アタックステップ!銀狼角でアタックだ!」

「ライフで受ける!」(ライフ5→4 リザーブ0→1)

 

銀狼角の牙が光輝へと飛びかかり、ライフを噛み砕く。

 

「次だ!2体目の銀狼角でアタック!」

「ライフで受ける!」(ライフ4→3 リザーブ1→2)

 

再び銀狼角がライフを砕き残りライフは3。だが光輝にとってこれはチャンスだった。

 

「ライフ減少によってバースト発動!自分フィールドの赤のスピリット1体につき相手のBP6000以下のスピリット1体を破壊する!」

 

光輝のフィールドには赤のスピリットのカグツチ・ドラグーン1体が存在するため、破壊できるスピリットは1体。ラショウの頭上に蒼い炎を纏った剣が出現し、そのままラショウの体を貫き破壊する。

 

「天空を切り裂く蒼炎の剣!黒き覇王よ!王者の力を示す時だ!天剣の覇王ジーク・スサノ・フリードをLV1で召喚!!」

(リザーブ2→1)

 

天空から8本の剣が円を作るように降り注ぎ、中心から炎が巻き上がる。その中から黒い体に巨大な剣を持った龍が佇んでおり、手に持った剣で炎をなぎ払い、フィールドに響く程の咆哮をあげながら剣を陣へと向ける。

 

 

天剣の覇王ジーク・スサノ・フリード

スピリット

9(3)/赤/覇皇・古竜

<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 15000 <7>Lv4 20000

【バースト:自分のライフ減少後】

自分のライフが3以下のとき、自分の赤のスピリット1体につき、BP6000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。

Lv2・Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』

このスピリットをBP+10000する。

Lv3・Lv4

自分のバーストをセットしている間、

このスピリットに赤のシンボル1つを追加する。

シンボル:赤

 

 

「チッ!ターンエンドだ!」

 

陣 ライフ 5

 

フィールド

 

スピリット

銀狼角 LV1 (コア1)×2

 

金狐角LV1 (コア1)

 

 

〜ターン6〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ。カグツチ・ドラグーンをLV1にダウン。ジーク・スサノ・フリードをLV3にアップ!」

(カグツチ・ドラグーン LV2→LV1 コア2 Sコア→コア1)

(ジーク・スサノ・フリード LV1→LV3 コア1→コア4 Sコア)

 

「更にバーストをセット!ジーク・スサノ・フリードのLV3効果!バーストをセットしている時、このスピリットに赤のシンボルを1つ追加する!」

(6→5)

 

ジーク・スサノ・フリードにシンボルを追加すると、光輝は手札の一枚を手に取る。

 

「よし!お前の出番だ!煉獄より現われし古の皇!焔竜魔皇(えんりゅうまおう)マ・グーをLV1で召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ5→0)

(トラッシュ0→4)

 

バトルフィールドの地面に亀裂が入るとそこから黒い炎とともに4本の腕に巨大な剣と大鎌を構えた黒き竜の皇現われ、鋭き眼光を陣へと向ける。

 

 

焔竜魔皇(えんりゅうまおう)マ・グー

スピリット

7(3)/赤/竜人・古竜

<1>Lv1 5000 <3>Lv2 8000 <5>Lv3 10000

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

ステップ開始時、自分のトラッシュのコアを、好きなだけこのスピリットに置くことができる。

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

系統:「竜人」/「古竜」を持つ自分のスピリットすべてをBP+3000する。

Lv2・Lv3

系統:「古竜」を持つ自分のスピリットすべてに赤のシンボル1つを追加する。

シンボル:赤

 

 

「おお!スゲェ!」

「カッコイイ!」

 

マ・グーの姿を見て太陽と翔太は興奮しながら叫ぶ。

 

「アタックステップ!この瞬間マ・グーの効果発揮!アタックステップ開始時にトラッシュのコア全てをこのスピリットに乗せる!」

(トラッシュ4→0)

マ・グー LV1→LV3 コア1→5

「更にマ・グーの効果発揮!アタックステップ中、系統:「竜人」/「古竜」を持つ自分のスピリットすべてをBP+3000!更にLV2からの効果!系統:「古竜」を持つ自分のスピリットすべてに赤のシンボル1つを追加する!」

 

光輝の場に存在するカグツチ・ドラグーン、ジーク・スサノ・フリード、焔竜魔皇マ・グーの3体は全て系統:「古竜」を持つスピリット。よってマ・グーの効果を受けることができる。

 

カグツチ・ドラグーン (BP3000→6000 シンボル 赤→赤赤)

ジーク・スサノ・フリード(BP15000→18000 シンボル 赤赤→赤赤赤)

マ・グー(BP10000→13000 シンボル 赤→赤赤)

 

「な!?ダブルシンボルが2体の上にトリプルシンボルだとぉ!?」

「スゲェよ!光輝!」

「一気にやっつけちゃえ!」

「行け!カグツチ・ドラグーンでアタック!アタック時効果で1枚ドロー!」

(手札4→5)

「ライフで受けるぜ!」

(ライフ5→3 リザーブ 2→4)

「行け!ジーク・スサノ・フリード!」

 

天剣の覇王が咆哮をあげ、陣へと飛びかかる。それと同時に光輝は手札の1枚を取る。

 

「フラッシュタイミング!マジック、炎刃ストライク!コストはマ・グーから確保!」

(手札5→4)

(マ・グー LV3→LV2 コア5→3)

 

 

炎刃ストライク

マジック

4(2)/赤

フラッシュ:

BP3000以下の相手のスピリット2体を破壊する。

コストの支払いに[ソウルコア]を使用していたら、さらに、相手のネクサス1つを破壊する。

 

 

「炎刃ストライクの効果でBP3000以下のスピリットを2体破壊する!金狐角と銀狼角を破壊だ!」

 

光輝の後ろから2つの火球が出現し、目にも止まらぬ速さで金狐角と銀狼角へ向かい、破壊する。

(リザーブ 4→6)

 

「やった!これでブロッカーがいなくなった!」

「相手のライフは3!ジーク・スサノ・フリードはトリプルシンボルだ!いけるぞ光輝!」

 

ジーク・スサノ・フリードがとどめを刺すべく手に持つ剣を振りかざそうとする。

 

「そう簡単にやられると思ったら大間違いだ!フラッシュタイミング!マジック、ネクロブライト!」

(手札5→4)

(リザーブ 6→4)

 

 

ネクロブライト

マジック

3(紫1極1)/紫

【トリガーカウンター】

手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。

■相手のアルティメットのコア1個を相手のリザーブに置く。さらに、ヒットしたカードが紫のカードならガードとする。

フラッシュ:

自分のトラッシュにあるコスト3以下の紫のスピリットカード/アルティメットカード/ブレイヴカード1枚を、

コストを支払わずに召喚できる。

 

 

フィールドの地面に紫の魔方陣のような物が浮かび上がり、そこから金狐角が現れる。

 

「ネクロブライトは自分のトラッシュにあるコスト3以下の紫のスピリット、アルティメット、ブレイヴを1枚コストを支払わずに召喚できる!更に金狐角の召喚時効果でトラッシュの銀弧角をコストを支払わずに召喚だ!」

(リザーブ4→2)

 

復活した金狐角が遠吠えをあげ、それに答えるように銀弧角が復活する。

 

「ブロッカーが2体復活した!」

「これじゃあこのターンにとどめを刺せない!」

「銀狼角でスサノ・フリードをブロック!」

 

銀狼角がスサノ・フリードへ飛びかかるが、剣による一閃で切り裂かれてしまう。

(リザーブ 2→3)

 

「・・・ターンエンド」

光輝 ライフ 3

 

フィールド

 

スピリット

カグツチ・ドラグーン LV1 (コア1)

 

天剣の覇王ジーク・スサノ・フリード LV3 (コア4 Sコア)

 

焔竜魔皇マ・グー LV2 (コア3)

 

バースト

 

 

〜ターン7〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ!金狐角をLV1で召喚!召喚時効果でトラッシュから銀狼角をノーコストで召喚!」

(手札5→4)

(リザーブ7→4)

(トラッシュ0→1)

 

金狐角が召喚され、その効果で先程倒した銀狼角が復活する。

 

「さぁ!そろそろ俺のキースピリットを見せてやるぜ!」

「来るか!」

「黄泉の世界の支配者!神々しき姿を現世へと現せ!神霊王アメホシノミコト!LV2で召喚!不足コストは金狐角と銀狼角1体ずつから確保!」

(手札4→3)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ1→5)

金狐角 (コア 1→0) 消滅

銀狼角 (コア 1→0) 消滅

 

地面に紫の渦が出現し、そこから紫の体に右手に金色に輝く剣を、左手には同じく金色に輝く鏡を持つ禍々しくも神々しい神の名を持つ王が君臨する。

 

 

神霊王アメホシノミコト

スピリット

8(4)/紫/主君・霊獣

<1>Lv1 7000 <2>Lv2 10000 <4>Lv3 12000 <10>Lv4 30000

トラッシュにあるこのスピリットカードはコスト4として扱う。

Lv1・Lv2・Lv3・Lv4

このスピリットに[ソウルコア]が置かれている間、コスト0/2/4/7の相手のスピリットすべてのLvコストを+3する。

Lv2・Lv3・Lv4『このスピリットのアタック時』

自分のトラッシュにある紫のカード1枚を手札に戻す。

系統:「主君」/「家臣」を持つスピリットカードを戻したとき、相手は、相手のスピリット1体を破壊する。

シンボル:紫

 

 

「な、なんだよあのスピリット・・・」

「アメホシノミコトの効果!このスピリットにSコアが置かれている間、コスト0/2/4/7の相手のスピリットすべてのLvコストを+3する!」

「何!?」

 

スピリットは本来LV1になるのに必要なコアを置いていなければLV0となり消滅してしまう。アメホシノミコトはそのコストをあげる力があるのだ。光輝のフィールドに存在するカグツチ・ドラグーンと焔竜魔皇マ・グーのコストは4と7。アメホシノミコトの効果によりLV1のコストが1から4へと上がる。だがこの2体の上に乗っているコアはどちらも4個以下。よってLV0となり2体は消滅してしまう。

 

「あぁ!光輝さんのスピリットが!」

「まずい!これで光輝のブロッカーは0だ!」

「相手のフィールドにはアタッカーが3体、光輝のライフも残り3、このままじゃマズイぞ」

「お兄ちゃん・・・」

 

光輝のフィールドに残っているのは疲労状態のジーク・スサノ・フリードのみ。光輝を守るものはいない。

 

「アタックステップ!行け!アメホシノミコト!LV2のアタック時効果発揮!トラッシュにある紫のカードを1枚手札に戻す!俺が選ぶのは鎧闘鬼ラショウだ!(手札3→4)更に追加効果!この効果で系統:「主君」/「家臣」を持つスピリットカードを戻したとき、相手は、相手のスピリット1体を破壊しなければならない!」

 

ラショウの系統は「呪鬼」と「家臣」。よって光輝は自分のスピリットを破壊しなければならないが、フィールドにいるスピリットがスサノ・フリードしかいない光輝に選択肢はない。

 

「・・・ジーク・スサノ・フリードを破壊する」

 

光輝が宣言するとジーク・スサノ・フリードは黒い瘴気に包まれ消えてしまう。

 

「あぁ!ジーク・スサノ・フリードまで!」

「もうダメだぁ〜!」

 

太陽と大介は勝ち目がないと思ったのかそう叫ぶ。だが光輝のフィールドには1枚のカードがまだ残っていた。そう、バーストが。

 

「ライフで受ける!」

ライフ 3→2 (リザーブ11→12)

 

アメホシノミコトの剣が光輝のライフを切り裂く。だが光輝はこれを待っていたのだ。

 

「ライフ減少によりバースト発動!」

「何!?」

 

光輝の言葉とともに地面から巨大な火柱が立ち上がる。

 

「自分のライフが3以下の時、BP15000以下の相手スピリットを1体破壊する!金狐角を破壊だ!」

 

その火柱は金弧角へと向かっていき、金狐角は逃げる間もなく炎に包まれ破壊される。

(リザーブ0→1)

 

「現われろ!赤き龍の王!その剣はすべてのものを薙ぎはらう!龍の覇王ジーク・ヤマト・フリードをLV4で召喚!!」

(リザーブ 12→4)

 

天空から雲を切り裂き、そこから赤き龍の覇王がフィールドに降り立つと、自身の腕から炎を纏った剣を取り出すと、その剣を天にかざして王者の如き雄叫びをあげた。

 

 

龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード

スピリット

8(3)/赤/覇皇・古竜

<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 13000 <8>Lv4 20000

【バースト:自分のライフ減少後】

自分のライフが3以下のとき、BP15000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

この効果発揮後、このスピリットカードをコストを支払わずに召喚する。

Lv2・Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』

相手のスピリット1体を指定してアタックできる。

Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』

自分のバーストをセットしているとき、このスピリットのBP以下の相手のスピリット1体を破壊する。

シンボル:赤

 

 

「なっ!?ジーク・ヤマト・フリードだと!?」

 

フィールドに召喚された龍の覇王を見て、陣は驚愕する。スピリットを破壊されジーク・ヤマト・フリードを召喚された陣は、このターンでとどめを刺せなくなってしまった。

 

「クッ!ターンエンドだ!」

 

陣 ライフ3

 

フィールド

 

スピリット

神霊王アメホシノミコト LV2 (コア1 Sコア1)疲労状態

 

銀狼角 LV1 (コア1)

 

 

「よし!ジーク・ヤマト・フリードだ!」

「反撃だ光輝!」

 

 

〜ターン8〜

 

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ!ジーク・ヤマト・フリードをLV3にダウン!」

ジーク・ヤマト・フリード LV4→LV3 (コア8→5)

 

「武槍鳥(ぶそうちょう)スピニード・ハヤトを召喚!ジーク・ヤマト・フリードに直接合体(ブレイヴ)だ!」

(手札5→4)

(リザーブ 8→4)

(トラッシュ 0→4)

 

 

武槍鳥(ぶそうちょう)スピニード・ハヤト

ブレイヴ

5(緑2赤2)/緑/爪鳥

<1>Lv1 5000 <0>合体+5000

合体条件:コスト5以上

【合体時】『自分のアタックステップ』

ステップ開始時、色1色を指定する。

このターンの間、このスピリットは、指定した色のスピリットにブロックされたとき回復する。

シンボル:緑

 

 

スピニード・ハヤトがジーク・ヤマト・フリードの頭上に召喚され、その体を緑の槍と鎧に変形させる。そして無数の槍がジーク・ヤマト・フリードの背に収められ、鎧は体、翼、腕へと装着され合体スピリットへと変貌する。

 

 

合体(ブレイヴ)スピリット

コスト 8+5→13

BP 13000+5000→18000

シンボル 赤緑

 

 

「アタックステップ!この瞬間武槍鳥スピニード・ハヤトの合体時効果発揮!色を1色指定する!俺は紫を指定し、合体アタック!」

 

右手に剣を、左手に槍を装備した合体スピリットが羽ばたき、銀狼角へと向かう。

 

「ジーク・ヤマト・フリードの効果!相手のスピリット1体を指定してアタックする!銀狼角を指定!更にこの瞬間スピニード・ハヤトの効果発揮!このターン紫のスピリットにブロックされた時、このスピリットは回復する!!」

「何だと!?」

 

合体スピリットが銀狼角に槍を突き刺して身動きを封じ、口から炎を吐き出し銀狼角を焼き払う。

(リザーブ1→2)

その光景を見た陣は目線を自分の手札へ向ける。

 

「(ダメだ!式鬼神(しきがみ)オブザデッドを使って銀狼角達を呼んでもBPで勝てないんじゃ合体スピリットを止められない!)」

 

 

式鬼神(しきがみ)オブザデッド

マジック

3(2)/紫

フラッシュ:

自分のトラッシュにある系統:「呪鬼」/「霊獣」を持つスピリットカードかブレイヴカード1枚を召喚する。

 

 

「回復した合体スピリットで再アタック!今度はアメホシノミコトに指定アタックだ!そしてスピニード・ハヤトの効果で回復!」

「くっ!だがアメホシノミコトを破壊しても合体スピリットはダブルシンボル!俺のライフは3!このターンじゃ俺は倒せないぜ!」

「君に次のターンはない!フラッシュタイミング!マジック、サンブレイカー!」

(手札4→3)

(リザーブ4→0)

(トラッシュ4→8)

 

 

サンブレイカー

マジック

5(赤3極1)/赤

【トリガーカウンター】

手札にあるこのマジックカードは、相手のUトリガーがヒットしたとき、ヒット効果発揮前に次の効果を使用できる。

■自分はデッキから2枚ドローする。さらに、ヒットしたカードが赤のカードならガードとする。

フラッシュ:

このターンの間、自分の合体スピリット/合体アルティメットがBPを比べ

相手のスピリット/アルティメットだけを破壊したとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。

 

 

「サンブレイカーはこのターンの間、自分の合体スピリット/合体アルティメットがBPを比べ相手のスピリット/アルティメットだけを破壊したとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く!」

「なんだと!?」

 

合体スピリットが炎をアメホシノミコトに向かって放つがアメホシノミコトは左手の鏡を盾にしてそれを跳ね返す。

しかし合体スピリットはそれを飛翔して容易く避けると、背に収められている無数の槍を発射する。アメホシノミコトはそれを全て剣で弾くが、その隙に合体スピリットが勢いよく向かっていき、炎を纏った剣でアメホシノミコトの体を貫く。そこから炎が広がっていき、アメホシノミコトの体は炎に包まれ爆散する。(リザーブ 2→4)

 

「アメホシノミコト!」

「サンブレイカーの効果により、ライフを1つリザーブに置く!」

(陣 ライフ3→2 リザーブ4→5)

 

「これで決める!行け!合体スピリット!!」

 

再び合体スピリットが、ブロッカーのいない陣へと迫る。

 

「・・・ライフで受ける!!」

 

合体スピリットの剣と槍が陣の残った2つのライフを破壊する。

 

「クソオォォォォォォ!!」

(陣 ライフ 2→0)

 

 

 

 

 

 

「やったぁ!!光輝の逆転勝利だ〜!!」

「すごいぜ合体スピリット!」

 

光輝の勝利に太陽達は嬉しそうにはしゃぐ。

 

「ふぅ、勝てたか。いい初陣になったな」

 

初陣にして勝利を収めたデッキを見ながら呟く光輝。

 

「お兄ちゃん!」

「ん?うわ!?」

 

いつの間にか客席から降りて来た裕香が、光輝に抱きついてきた。

 

「絶対に勝つって信じてたよ!」

「あぁ、ありがとな」

 

可愛らしい笑顔を向けている裕香の頭を光輝は優しく撫でてやる。するとそれを陣が恨めしそうに見ていることに気づく。

 

「う〜、クソォ!俺の天使と仲良くくっつきやがって〜」

 

まだ勘違いをしている陣に、光輝は近づく。

 

「なぁ君、陣君だったよな?勘違いしてるみたいだけど、裕香は俺の彼女じゃなくて妹だぞ?」

「・・・・・へっ?」

 

光輝の発言に陣は豆鉄砲を食らったような顔をした。

 

「何!?そんなに仲良くくっついているのなら、カップルではないのか!?」

「いや、だから違うから」

「・・・そうなの?」

「う、うん。私達は兄妹だよ」

 

カップルではなく兄妹だという衝撃の真実を告げられた陣はしばらく固まっていたが、ハッと何か気づいたような顔をすると光輝に近づいてきた。

 

「お、お兄さん!」

「えっ?」

「今のバトル凄かったです!俺のキースピリットを倒してあんなにカッコよく決めるなんて!俺興奮しましたよ!」

「えっ・・・あ、ありがとう」

 

いきなり態度を変えてきた陣に光輝は戸惑いながらも礼を言う。その様子を見ていた太陽達は、

 

「なんだありゃ・・・」

「変わり身早すぎ・・・」

「ハハハ・・・」

 

陣の変わり身の速さに誰もが呆れていた。

 

 

 

 

 

 

あれから太陽達と別れた光輝と裕香は夕陽に照らされた道を歩いて帰路についていた。

 

「陣君には参ったなぁ。いきなり付き合ってなんて言われて・・・」

「ハハ、まぁでも少し面白いじゃないか」

「もう!他人事みたいに言って」

「悪い悪い。でも裕香は可愛いから仕方がないんじゃないか?」

「なっ!?」

 

光輝に可愛いと言われて顔を赤らめる裕香。歩きながらそんな会話をしていたら、いつの間にか家に着いていた。家の中に入ろうとした光輝だったが何か違和感を感じ、ドアを開けようとするとあることに気づく。

 

「!鍵が空いてる?」

「えっ!?ちゃんと鍵は閉めたよ?」

 

そう言いながらドアを開ける。中を見ると玄関に靴が置いてあった。

 

「靴?見たことないやつだ」

「も、もしかして泥棒!?」

 

裕香が少し怯えながら言う。すると光輝は、リビングに人の気配がすることに気づく。

 

「リビングに誰かいるな」

「お、お兄ちゃん・・・」

 

裕香は震えながら光輝にしがみつく。光輝は裕香の頭に手を乗せて安心させながらリビングのドアに手をかける。そして勢いよくドアを開けると、

 

「お!帰ってきたな!」

「光輝!裕香!お帰りなさい」

「「・・・へ?」」

 

リビングにいた2人の人物を見て、光輝と裕香は固まってしまう。何故ならそこにいたのは、

 

「と、父さん!?」

「お母さん!?」

 

光輝と裕香の両親、そして3Dバトルシステムの生みの親である赤宮 剛(あかみや たける)と赤宮 愛華(あかみや あいか)であった。

 

 

 

 

 




最近の烈火魂

44話 早雲ちゃんまさかあそこまでズタボロにされてしまうとは・・・。てかゴッドゼクスー破ノ型ーはライフを削るだけでバトルマシーンを破壊してしまうのか・・・(汗)
45話 サスケェ・・・お前いつの間に烈刀斬なんてガチレアカードを手に入れてたのか。
46話 まさか幸村があんな戦法をするとは予想外でしたね。前話からしてソウルドライブ発動後にひたすらドローして勝つと思ってました。竜魂乱舞と一発必中ドロー3積みしようかな。

ところで皆さん、三龍神って未だに活躍できると思いますでしょうか。サジットだけではなくて他の2枚も入れてのデッキを組みたいのですが今の環境で何を入れたらいいのかがよく分からないです(汗)

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