やっとどうにか完成しました。相変わらず遅くて申し訳ないです。色々ひどいですが・・・。
「と、父さん!?」
「お母さん!?」
自宅に帰ってきた光輝と裕香。そこには2人の両親である剛と愛華がリビングでくつろいでいた。
「その様子だと2人共元気そうだな、よかった」
「そんなことよりなんで2人が家にいるんだ!?前に母さんが帰って来る日が決まったら連絡するってメールしてくれたじゃないか!」
光輝の言う通り少し前に愛華は光輝に帰る日が決まったら教えるというメールを送っていた。
「ん?そうだったのか愛華?」
「あ!そうだった、忘れちゃってた!てへっ」
「てへっじゃねぇよ!!そんな重要な事は忘れないでくれよ!泥棒かと思ったじゃないか」
連絡を忘れていた愛華に光輝は突っ込みを入れる。
「ゴメンゴメン、それにしてもしばらくみないうちに光輝も裕香もまた成長したんじゃないかしら?光輝ったらまたカッコよくなっちゃって!」
愛華はそう言いながら光輝を思いきり抱きしめる。ちなみに愛華の胸は二児の母とは思えないほど豊満である。
「ちょっ!母さん苦しい!」
「いいじゃない、せっかく可愛い子供達に会えたんだから」
光輝が離れようとするが、愛華は光輝を離すまいと力強く抱きしめている。
「お母さん!お兄ちゃんが苦しんでるってば!」
裕香はそう言いながら光輝を愛華から引き剥がす。
「あらあら、裕香ったら相変わらず光輝の事が大好きなのね」
「そ、それは・・・その・・・」
愛華の言葉に裕香は顔を赤らめる。
「ハハハッ!光輝も裕香も相変わらず仲良しで安心したぜ!」
その光景を見ながら剛は嬉しそうに笑う。
「それで?光輝と裕香は学校から帰って来たばかりか?」
「いや。学校帰りに近所のバトスピショップに寄ってて、裕香もそこに来たから一緒に帰って来たんだ」
「ショップってことはバトルして来たのか?3Dバトルはやって来たか?」
「あぁ。紫村 陣っていう裕香と同じくらいの年頃の男の子が来てさぁ、裕香に一目惚れしてたみたいなんだ」
「ナニィ!?一目惚れだと!?」
「う、うん。俺を裕香の彼氏だと勘違いしててさ、バトルを挑んできたんだ。相手も紫使いのS級バトラーでなかなか手強かったけど、バトルには勝ったよ」
「おお!さすが俺の息子だ!」
剛はそう言いつつ、光輝の頭を少し乱暴に撫でる。
「イタタタ!ちょ痛いって!」
光輝は剛から離れ乱れた髪を直す。
「フフ、もう貴方ったら。光輝、裕香、学校から帰って来たばっかでしょ?部屋で着替えて来なさい」
「あぁ、分かった」
・
あれから着替えた光輝は裕香と愛華とともに夕食を作った。ちなみに愛華は主婦らしく料理は得意だが、剛は料理に関しては壊滅的だということを記しておこう。
「「「「いただきます」」」」
そう言って久しぶりに家族4人全員での食事をする。光輝も久しぶりの両親ととる夕食は内心嬉しかったが、その感情はすぐに消え去った。なぜなら、
「はいあなた、あ〜ん♡」
「あ〜ん、ん〜うまいなぁ〜」
2人はそう言いながら食べさせあいっこをしていた。この2人は常にラブラブで自分の子供の前でも御構い無しにこうしてイチャつくのだ。
「・・・なぁ、父さんも母さんも仲良しなのは分かるけどさ、いい歳してしかも子供の前でそう言うのはやめにしないか?」
「何言ってるんだ光輝!愛し合うのに歳なんて関係ないぞ!」
「そうよ。光輝や裕香も本当に愛する人が出来れば分かるわよ」
光輝の言葉にそう返しイチャつくのをやめない2人に、光輝は深いため息を吐く。ふと横を向くと裕香が光輝に料理を箸につまんで差し出していた。
「・・・どうしたんだ裕香?」
「え、え〜とお父さん達がやってるから私達もいいかなって思って・・・」
少し照れながら裕香は言う。2人のイチャつきに流され、光輝にこういった行為をするようになってしまったのだ。
「 ハァ・・・」
なかなかのカオスっぷりにため息を吐いた光輝は何も言わずに裕香の差し出している料理を食べ、その後は逆に裕香に食べされてほしいと強請られた。
・
「光輝、どうだ?バトスピ楽しんでるか?」
「あぁ、楽しんでるよ」
夕食を終えた光輝は今リビングで剛とくつろいでいた。愛華と裕香は2人で入浴中だ。
「そういえば知ってるか?今年のチャンピオンシップの開催が決定したの」
「あぁ、この前龍牙から聞いたよ」
「何?龍牙君に会ったのか?」
「ちょっと前にね、去年のチャンピオンシップで果たせなかったリベンジをしに来たと言っていた」
「バトルしたのか?」
「いや。村井縁って言う去年の出場者の1人で龍牙に敗れたバトラーが来てさ、そいつと龍牙がバトルしたんだ」
「結果は?」
「龍牙が勝ちだったよ。それでその後俺にチャンピオンシップの開催が決定したことを伝えて帰って行ったよ。決着をつけるならそこがふさわしいってさ」
光輝は龍牙の言葉を思い出しながら剛に教える。
「そうか。だったら光輝!やる事はただ一つ!俺達の作りあげた3Dバトルを舞台に、龍牙君と力の限り戦えばいいさ!そして優勝しろ!」
「あぁ、分かってる。最高のデッキを作って、最高の舞台でバトルするさ」
剛の言葉に光輝は力強く頷く。
「おう!それでこそ俺の息子だ!思い出すぜ、お前と初めて3Dバトルで戦った時のこと」
「そうか、あれからもう2年になるのか・・・」
光輝は2年前、初めて3Dバトルを体感した日の事を思い出す。
・
〜2年前〜
『そこの貴方!本を買うならブックス ムノーがオススメ!なんと7日間限定で中古本が全て102円!さぁ、皆今すぐブックス ムノーへ!!』
「・・・」
光輝がチャンピオンシップで優勝してから1年がたったある日、光輝はリビングでテレビを観ながらくつろいでいた。
「お兄ちゃん、風呂上がったよ」
「ん?あぁ」
暫くすると風呂から上がった裕香が髪をタオルで拭きながらやってきた。
「ねぇ」
「ん?どうした?」
「お兄ちゃんなんだか最近元気ないよ。チャンピオンシップで優勝してから前ほどバトスピやらなくなったよね」
「あぁ、やっぱりそうかな。やめるつもりはないんだけど、優勝してからなんか熱が冷めたような感じがしてな。結局今年のチャンピオンシップは出場しなかったしな」
「そういえば龍牙さんも出てなかったよね」
「そういえばそうだな」
去年のチャンピオンシップの決勝で戦ったバトラー、龍牙のことを思い出す。
「強かったな龍牙は。またバトルしたいな」
「でもチャンピオンシップで戦うなら来年にお預けだね。今年はもう終わっちゃったし。あ、ところでお兄ちゃん」
「なんだ?」
「明日誕生日だよね!お祝い何がいい?」
「あぁそうだな。でもいいぞ無理しなくて。気持ちだけで充分だからさ」
「ダメだよ!お兄ちゃんは私の誕生日にはちゃんとお祝いしてくれるじゃん。だから私も『やっと僕は知った 君を知った 戦いでdangerous player』!電話だよ」
光輝のスマホの着メロが流れる。手にとって確認すると、父親である剛からだった。
「父さんからだ。もしもし?」
『おう光輝!俺だ!元気か?』
「あぁ、元気に過ごしてるよ」
『そうかよかった!光輝、明日は何の日か分かるよな?』
「分かってるよ。俺の誕生日だろ?」
『分かってたか、なら話は早い!光輝、明日の10時に家に迎えを寄越すから俺の研究所に来い!最高の誕生日プレゼントを用意してるからな!』
「明日の10時?プレゼントって『それは明日のお楽しみだ!裕香も一緒にな!じゃあな、早く寝ろよ〜』ちょっ、ちょっと!」
剛は光輝にそう伝えると一方的に電話を切ってしまった。
「お父さんなんだって?」
「明日の10時に家に迎えを寄越すから研究所に来てくれってさ。裕香も連れてこいって言われたぞ?最高の誕生日プレゼントを用意したって言ってたけど・・・」
「最高のプレゼント?何だろうね」
「さぁな。明日にならないと分からないな」
剛の言っていたプレゼントというものが気になっていたが、その後光輝と裕香は明日に備え眠りに就いた。
〜翌日の10時〜
「おっ!あれじゃないか?」
約束の時間に家の前で待っていた2人の前に、一台の車が止まった。運転席には見知った女性が乗っていた。
「おはよう。光輝、裕香」
「母さん!」
そこに乗っていたのは母親の愛華だった。
「さあさあ、2人共乗った乗った。お父さんが待ってるわよ」
愛華に促され車に乗る2人。家から約30分後に、剛と愛華の研究所に到着する。入り口の前にはすでに剛と後ろに助手であろう数人の人達がが待っていた。
「光輝、裕香、よく来てくれたな!ようこそ!俺達の研究所へ!」
その後研究所に案内された2人。中に入ると、バトスピのカードの原画やショーケースに入った数百はあるだろうカードが展示されていた。
「すごい・・・。父さんいつの間にこんなにバトスピのカードを集めてたのか」
「あぁ、助手の皆にも協力してもらってな。スゲェだろ?」
展示されているカードを嬉しそうに眺める光輝。向こうでは裕香と愛華が別のカードを眺めていた。
「あっ!このノア・フルールってカード可愛い!こんなカードもあるんだ」
「ええそうよ。バトスピはいろんなカードがあるのよ」
「へぇ〜。あっ、これも可愛い!宝石の獣カーバルク・・・」
「それは最初の頃に出たカードね。カーバンクルがモチーフよ」
「カーバンクル?」
「伝説上の生き物の名前よ」
「伝説って?」
「ああ!」
カードを見ながら仲良く会話している様子がうかがえる。
「ところで父さん、最高の誕生日プレゼントって言ってたけど一体何なんだ?」
「おう、今から見せてやる!ついてこい!」
剛はそう言って光輝達を別の場所へ案内する。暫くついてくると、とある場所に出た。
「なんだここは?」
そこは体育館とほぼ同じ程度の広さをした場所だった。周りには観客席のようなものがあり、よく見ると何かの乗り物のようなものが向かい合うように二つ設置されていた。
「受け取れ光輝!俺と母さんから、お前への最高の誕生日プレゼントだ!」
「いや、受け取れって言われても・・・何なんだここ?」
「光輝、お前が5年前に言った事を覚えてるか?」
「それって・・・スピリットが見たいって言ってたこと?」
「そうだ!光輝、俺や母さん、それに俺の助手達はお前のその願いを叶えるために5年間頑張ってきた。その結果、俺達は完成させたのさ!このスピリットを実体化されてバトスピを行う3Dバトルシステムをな!」
「3Dバトルシステム!?」
「そうだ。これを使えばお前の言った通りスピリットを実際に登場させてバトスピが出来るのさ!」
「スピリットを!?」
光輝は驚愕した。5年前に自分が言った事を本当に実現させたと言う父親が信じられなかったのだ。
「だがまだちゃんとしたバトルをしていなくてな、そこで光輝!この3Dバトルで俺とお前でこの3Dバトルの初陣を飾ろうじゃないか!」
剛はそう言って懐からデッキケースを取り出し光輝に突き出す。
「・・・分かった!やろうぜ父さん!」
それに対し光輝も腰のデッキケースを取り出し同じように剛に突き出す。
「よし!早速始めるか!まずはそこのバトルマシーンに乗るんだ」
「バトルマシーン?」
光輝は剛の言うバトルマシーンに乗り出す。そしてマシーンを見てあることに気づく。
「これは、バトスピのプレイシート?」
そこにはバトスピをやる際に使用するカードを置く場所が書かれたプレイシートがあった。
「その通りだ。次はプレイシートの左下にあるスイッチを押すんだ」
「スイッチ?これか」
光輝は言われた通りにスイッチを押した。すると光輝が乗っていたマシーンの左右についてあるファンが回転を始め、マシーンが上昇する。
「うおっ!?浮いた!」
「ハハッ、まだ驚くのは早いぞ?」
光輝がマシーンに乗ると対する剛ももう一つのマシーンを起動させる。
「さあ裕香、私達は観客席で観戦しましょ」
「うん」
愛華と裕香は観客席の方へ移動する。
「父さん、コアは?」
「大丈夫だ。デッキをシートに置いてみろ」
剛の言う通りにデッキを置くと、ライフとリザーブにコアが現れた。
「コアが勝手に出てきた!」
「そのシステムは結構苦労したんだよな。だが本番はこれからだぜ?」
剛にデッキを置き、光輝を見据える」
「行くぞ光輝!準備が出来たらバトル開始のコールだ!」
「コール・・・よし、行くぞ!」
「「ゲートオープン、界放!」」
2人がコールを言った瞬間辺りが光に包まれ、地面が黒と白を基調としたマットに変わった。
「これは・・・」
「光輝、俺のマシーンの真ん中のランプが光ってるだろ?これは自分のターンという事だ。だから俺の先行で行くぞ」
「分かった」
〜ターン1〜
「スタートステップ。ドローステップ、メインステップだ。まずはこいつだ!アルマジトカゲをLV3で召喚!」
(手札5→4)
(リザーブ4→0)
(トラッシュ0→1)
剛がカードをマットに置き召喚するとフィールドに白い体をしたアルマジロのようなスピリットが実体となって現れた。
アルマジトカゲ
スピリット
1(赤1白1)/白/甲竜
<1>Lv1 1000 <2>Lv2 3000 <3>Lv3 4000
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットを赤のスピリットとしても扱う。
シンボル:白
「スピリットが、実体化した!」
「そうだ!これが俺達が開発した実体化したスピリットでバトルが出来る3Dバトルシステムだ!!」
「これが・・・」
光輝は驚きを隠す事が出来なかった。自分が何気なく言った一言が両親を突き動かし、5年の歳月を費やし実現された両親そして、今目の前に実際に生きてるかのように存在しているスピリットに。
「俺はこれでターンエンドだ。次はお前のターンだぜ」
剛 ライフ5
フィールド
スピリット
アルマジトカゲ LV3(コア3)
〜ターン2〜
「次は光輝のターンね」
「お兄ちゃん頑張れ〜!」
「よし!スタートステップ!コアステップ、ドローステップ、メインステップ!」
光輝は自身の手札を見て2枚のカードを手に取る。
「よし!まずはこいつらだ!ブレイドラをLV2とワン・ケンゴーをLV1で召喚!」
(手札5→3)
(リザーブ5→0)
(トラッシュ0→2)
2枚のカードをマットに置く。すると小さなドラゴンの姿をしたブレイドラと、頭部に角の如く刀を持つ犬のスピリットワン・ケンゴーが現れた。
「うおぉ!スゲェ!ブレイドラとワン・ケンゴーが俺の目の前に!」
「そうだろう?さあ遠慮はいらねぇ、掛かってこい!」
「よし!バーストをセット!」
(手札3→2)
左上のバーストカードを置くスペースにバーストセットすると、フィールドに裏向きのカードが現れる。
「バーストはこんな風になるのか・・・。よし、アタックステップ!ワン・ケンゴーでアタックだ!バーストをセットしていることでワン・ケンゴーはLV3(BP6000)になっている!アタック時効果で激突だ!」
「強制ブロックか!仕方ねぇ、アルマジトカゲでブロック!」
アルマジトカゲは体を丸めてワン・ケンゴーに向かって回転しながら向かって行く。ワン・ケンゴーはアルマジトカゲの攻撃を飛んでかわすと、頭部の刀でアルマジトカゲの体を貫く。するとアルマジトカゲは光となって消滅した。
「これでブロッカーはいない!ブレイドラ、アタックだ!」
「ライフで受ける!」
ブレイドラが口から炎を剛に向かって吐き出す。すると剛のマシーンの周りに赤いバリアが張られ、ブレイドラの炎を防ぐ。
(ライフ5→4 リザーブ3→4)
「ライフで受けるとあんな感じなのか・・・俺はこれでターンエンド」
光輝 ライフ5
フィールド
スピリット
ブレイドラ LV2(コア2)
ワン・ケンゴー LV3(コア1)
バースト有り
〜ターン3〜
「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ、次はこっちの番だ!ガーネットドラゴンをLV2で召喚!」
(手札5→4)
(リザーブ6→0)
(トラッシュ0→4)
ガーネットドラゴン
スピリット
4(白2赤2)/白/甲竜
<1>Lv1 3000 <2>Lv2 4000 <4>Lv3 6000
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットの色とシンボルは赤としても扱う。
Lv1・Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
系統:「甲竜」/「竜人」を持つ自分のスピリットすべては疲労状態でブロックできる。
Lv2・Lv3【重装甲:赤/紫/白/青】
このスピリットは、相手の赤/紫/白/青のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。
シンボル:白
フィールドに白の体に赤の翼と黄色の角を持ち、背中から尻尾にかけて赤い水晶を生やしたガーネットドラゴンが召喚された。
「アタックステップ!ガーネットドラゴンでアタックだ!」
「ブロッカーはいない・・・ライフで受ける!」
(ライフ5→4 リザーブ0→1)
ガーネットドラゴンの口から放たれた青白い光線が光輝へと向かい、命中する前に先程の剛と同じようにバリアが張られ、光輝を守る。ライフが減ると同時に光輝は体に衝撃が走るのを感じた。
「くっ!ライフで受けると本当に痛みが走るんだな」
「心地いい痛みだろ?」
「・・・バトルを続けてくれ」
「ターンエンドだ」
剛 ライフ4
フィールド
スピリット
ガーネットドラゴン LV2(コア2)
〜ターン4〜
「俺のターン。コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ。マジック、三札之術(みふだのじゅつ)を使用する!」
(リザーブ4→1)
(トラッシュ0→3)
三札之術
マジック
5(3)/赤
【バースト:自分のライフ減少後】
BP4000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
その後コストを支払うことで、このカードのメイン効果を発揮する。
メイン:
自分はデッキから2枚ドローする。
その後、自分のデッキを上から1枚オープンし、そのカードが赤のスピリットカードのとき手札に加える。
他のカードのときはデッキの上に戻す。
三札之術の効果で2枚ドローした後、デッキの上をオープンする。オープンしたカードは赤のスピリットのリューマン・クロウだったので手札に加える。
(手札2→5)
「ブレイドラをLV3にアップ!アタックステップ!ワン・ケンゴーでアタック!」
「ガーネットドラゴンは相手のアタックステップ中に系統:「甲竜」/「竜人」を持つ自分のスピリットを疲労状態でのブロックを可能にする効果がある。本来なら激突によって必ずブロックしなければならないが、LV2のガーネットドラゴンは重装甲:赤によって激突の効果は受けない。ライフで受けるぜ」
(ライフ4→3 リザーブ0→1)
「ターンエンド」
光輝 ライフ4
フィールド
スピリット
ブレイドラ LV3(コア3)
ワン・ケンゴー LV3(コア1)
バースト有り
〜ターン5〜
「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ。イグア・バギーをLV1で2体召喚だ」
(手札5→3)
(リザーブ6→4)
イグア・バギー
スピリット
1(白1赤1)/白/機獣・星魂
<1>Lv1 1000 <2>Lv2 3000
Lv1・Lv2
このスピリットの色とシンボルは赤としても扱う。
シンボル:白
フィールドに現れたのはイグアナの体にホイールとキャノンを搭載したスピリットだった。
「こっちも行くぜ!マジック、三札之術!デッキから2体ドローだ」
「そっちも持っていたのか」
その後デッキトップをめくり、それは赤のスピリットである太陽神龍ライジング・アポロドラゴンだったので手札に加えた。
(手札2→5)
(リザーブ4→2)
(トラッシュ0→3)
「更にネクサス、永久凍土の王都を配置」
(手札5→4)
(リザーブ2→0)
(トラッシュ3→5)
剛の後ろに白い建物に中央に大きな城がそびえる城下町のような外見をしたネクサスが出現した。
永久凍土の王都
ネクサス
5(4)/白
<0>Lv1
トラッシュにあるこのネクサスカードは、一切の効果を受けない。
Lv1
自分のライフが0になるとき、このネクサスを自分のトラッシュに置くことで、自分のライフは0にならない。
その後、ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。
シンボル:白白
「これでターンエンドだ」
剛 ライフ3
フィールド
スピリット
ガーネットドラゴンLV2(コア3)
イグア・バギー LV1(コア1)
イグア・バギー LV1(コア1)
〜ターン6〜
「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ。」
メインステップまで進めると、光輝は自分の手札を見ながら前のターンの事を考えていた。
「(三札之術で手札に加えたライジング・アポロドラゴン・・・あのカードがあるということはブレイヴデッキか、星竜中心のデッキの可能性が高いな・・・よし!父さんが動く前に一気に決める!)」
光輝はそう決めると手札からカードを取り出す。
「2体目のブレイドラをLV1で召喚!赤のスピリットがいることにより召喚条件クリア!宇宙を駆けるドラゴン!赤き紅蓮の矢で敵を撃ち抜け!究極三龍神、アルティメット・サジット・アポロドラゴンをLV3で召喚!不足コアは先に召喚していたブレイドラをLV1にダウンして確保!」
(手札6→4)
(リザーブ3→0)
(トラッシュ0→4)
(ブレイドラLV3→LV1 コア3→1)
フィールドの上空から赤い矢が降り注ぎ、辺り一面が炎に包まれる。その炎の中から黄色のボディをしたアルティメットが駆け上がり、フィールドに降り立つ。
アルティメット・サジット・アポロドラゴン
アルティメット
7(3)/赤/三龍神・光導
<1>Lv3 12000 <3>Lv4 20000 <5>Lv5 23000
【召喚条件:自分の赤スピリット1体以上】
【WUトリガー】Lv3・Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』
ヒットしたUトリガー1回につき、BP15000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
【ダブルヒット】:Uトリガーが2回ヒットしたら、さらに、このアルティメットに究極シンボル1つを追加する。
(WUトリガー:相手デッキの上から2枚をトラッシュに置く。それらのカードのコストが、このアルティメットより低ければヒットとする)
Lv4・Lv5『このアルティメットのアタック時』
相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。
Uトリガーがヒットしていたとき、指定したスピリットを破壊したら、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
シンボル:極
「あら〜、すごいのが出てきたわね」
「わぁ!カッコイイ!」
「Xレアはこんな風に召喚されるのか・・・」
「まぁな!強力なカードなら召喚のされ方も凄くしてるからな!さぁ来い!」
剛はかかってこいと言わんばかりに両手を広げる。
「やってやるさ!アタックステップ!行け、アルティメット・サジット・アポロドラゴン!」
光輝の声に応えるようにアルティメット・サジット・アポロドラゴンは雄叫びを上げ、相手のフィールドへ疾る。
「WUトリガー!ロックオン!」
すると剛のデッキの上から2枚がめくり上がる。
「双翼乱舞と双光気弾、コスト4と3だ!」
「Wヒット!!ヒットしたカード1枚につきBP15000以下のスピリットを一体破壊する!ガーネットドラゴンとイグア・バギーだ!」
アルティメット・サジットの右手に握られている巨大な銃から赤い矢が放たれイグア・バギーとガーネットドラゴンを撃ち抜く。
(リザーブ0→3)
「更にWヒットの効果でシンボルを1つ追加だ!」
「Wシンボルか!残ったイグア・バギーでブロック!」
イグア・バギーがアルティメット・サジットを止めようと向かうが、アルティメット・サジットの前脚で蹴飛ばされ破壊される。
(リザーブ3→4)
「これでブロッカーはいない!ブレイドラでアタックだ!」
「ライフで受ける!」
(ライフ3→2 リザーブ4→5)
「もう一体のブレイドラでアタック!」
「ライフだ!」
(ライフ2→1 リザーブ5→6)
「止めだ!ワン・ケンゴーでアタック!」
ワン・ケンゴーが最後のライフを砕くため、走り出す。
「お父さんのライフは後1つ、お兄ちゃんの勝ちだね!」
「いえ裕香、パパを甘く見ちゃいけないわよ」
光輝の勝ちを確信する裕香に、愛華は剛を見ながら言う。
「行け、ワン・ケンゴー!」
「うおお!このままでは・・・!」
ワン・ケンゴーが剛に飛びかかりバリアに頭部の角を突き刺すと、剛の周りが白煙に包まれた。
「よし!」
「あらあら・・・」
「やったね!お兄ちゃん!」
「ああ!」
最後のライフを奪い、光輝は勝利に喜ぶ。
「いやぁ、見事だなぁ」
「!?」
突然聞こえた声に振り向くと、白煙が晴れていき剛の姿が見えた。
「素晴らしいアタックだ。でも俺のライフは0になっていないぞ?」
「なっ!?どうして・・・ハッ!ネクサスが!」
光輝は剛のフィールドに存在していたネクサス、永久凍土の王都がなくなっていることに気づく。
「残念だが今のアタックで俺はネクサス、永久凍土の王都の効果を発揮していた。自分のライフが0になる時、このカードをトラッシュに置くことで自分のライフは0にならない。そしてその後ボイドからコアを1個リザーブに置く」
(リザーブ6→7)
「くっ!防いだか・・・ターンエンド」
光輝 ライフ4
フィールド
スピリット
ブレイドラ LV1(コア1)
ブレイドラ LV1(コア1)
ワン・ケンゴー LV3(コア1)
アルティメット
アルティメット・サジット・アポロドラゴン LV3(Sコア)
〜ターン7〜
「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ、メインステップ」
「(だが父さんのフィールドにスピリットはいない。ライフも残り1つ。父さんには悪いが「光輝」!)」
自分の勝利がほぼ確実だと思っていた光輝に剛が名を呼ぶ。
「なんだ?」
「お前はもう、『勝った!』と思っているな?」
「えっ」
「『絶対に勝つ!』ではなく『勝った!』そういう顔をしているぞ?」
「!」
「勝とうと必死な顔より、勝ったと確信した顔をぶっ潰す・・・最高に美しい・・・!」
「へっ?」
「耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、耐えて、耐えた甲斐あったぁ!耐えた!耐えた!耐えた!耐えた!耐えた!耐えたぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
剛は突然恍惚な表情を浮かべながら叫んだ。
「お、お母さん・・・お父さんどうしちゃったの?」
「リミッターが飛んでしまったようね。ライフダメージの衝撃、もう一度手を加える必要があるわね」
「リミッターって何!?」
愛華の言葉の意味が分からず、突っ込む裕香。
「光輝!お前のバトルは素晴らしかった!カード同士のコンビネーションも、アルティメットを取り入れた戦術も!だが、しかし!まるで全然、この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!」
「いや、いきなりどうしたんだよ父さん!まるで意味が分からんぞ!」
「行くぞぉ!マジック、ビッグバンエナジーを使用だ!」
(手札5→4)
(リザーブ12→8)
(トラッシュ0→4)
ビッグバンエナジー
マジック
4(2)/赤
メイン:
このターンの間、自分の手札にある系統:「星竜」を持つ
スピリットカードすべてのコストを、自分のライフと同じ数にする。
フラッシュ:
このターンの間、スピリット1体をBP+2000する。
「このターンの間、自分の手札にある系統:「星竜」を持つスピリットカードすべてのコストを自分のライフと同じ、即ち1にする!」
「ビッグバンエナジー!という事は・・・!」
「来い!太陽の炎を纏いし紅きドラゴン!太陽神龍ライジング・アポロドラゴンをLV1で召喚!」
(手札4→3)
(リザーブ8→6)
(トラッシュ4→5)
フィールドに赤い炎が広がり、その中から神の名を持つ紅き龍が姿を現し、翼を広げフィールドに降り立つ。
太陽神龍ライジング・アポロドラゴン
スピリット
7(3)/赤/神星・星竜
<1>Lv1 6000 <3>Lv2 9000 <5>Lv3 11000
Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』
系統:「星竜」を持つ自分のスピリットすべては、アタックするとき相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。
【合体時】Lv3『このスピリットの合体アタック時』
BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のスピリット/ブレイヴ/ネクサス、どれか1つを破壊する。
シンボル:赤
「次はこいつだ!奇跡の炎を纏いし光のドラゴン!光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アークをLV1で召喚!」
(手札3→2)
(リザーブ6→5)
剛の後ろに虹色の炎がリング状となって現れ、その中心から白を基調とした鎧を纏った赤い龍が姿を現し、フィールドに降り立つと猛々しく咆哮を放つ。
光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク
スピリット(光)
7(4)/赤/星竜
<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <4>Lv3 13000
Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』
【強化】を持つ自分の赤のスピリットすべてに赤のシンボル1つを追加する。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
Lv3【強化】
自分の「BP破壊効果」の上限を+1000する。
シンボル
「そして、戦乱の世に降り立て!天を裂く雷!戦国ジークヴルムLV1で召喚!」
(手札2→1)
(リザーブ5→4)
フィールド上空に暗雲が漂い、雷鳴が轟く。そして暗雲が切り裂かれそこから武将の鎧を身に纏った赤い龍が緑の眼を輝かせフィールドを滑り地面を抉る。
戦国ジークヴルム
スピリット
6(3)/赤/武竜・星竜
<1>Lv1 5000 <3>Lv2 7000 <5>Lv3 10000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
自分のデッキを上から6枚オープンできる。その中の系統:「武竜」/「星竜」を持つコスト8のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。
召喚しない、または、残ったカードは好きな順番でデッキの下に戻す。
Lv2・Lv3
系統:「武竜」/「星竜」を持つ自分のスピリットすべてに
“【真・激突】『このスピリットのアタック時』相手は可能ならスピリット/アルティメットでブロックする”を与える。
シンボル:赤
「新たなジークヴルム!?」
「戦国ジークヴルムの召喚時効果発揮!自分のデッキを上から6枚オープンし、その中の系統:「武竜」/「星竜」を持つコスト8のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚できる!」
戦国ジークヴルムが咆哮を上げると剛のデッキの上から6枚がめくられる。
めくったカード
デルタバリア
スターリー・リューマン
雷皇龍ジークヴルム
戦国超龍 磁威駆武流無・乃刃
ガイミムス
スターリードロー
「来たか!コスト8の星竜だ!戦乱に出でし救世の龍!すべてを守りし勇者となれ!降臨しろ!戦国超龍 磁威駆武流・乃刃(せんごくちょうりゅう ジークヴルム・ノヴァ)!!LV2だ!」
(リザーブ4→1)
剛がカードを置くと、フィールドの中心から巨大な火柱が天空へと向かって立ち上がる。暫くすると天から巨大な隕石がフィールドに落下し、辺りに大爆発が起こる。そして爆炎の中から赤い翼と虹色の翼を背中に持ち、戦国ジークヴルムと同じく武将の鎧を身に纏い両手には2刀の刀を持った戦国超龍が大気を震わすほどの咆哮を上げながら刀を構え光輝を見据える。
戦国超龍 磁威駆武流無・乃刃(せんごくちょうりゅう ジークヴルム・ノヴァ)
スピリット
8(3)/赤/主君・武竜・星竜
<1>Lv1 8000 <3>Lv2 13000 <5>Lv3 17000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
カード名に「ジークヴルム」と入っている自分のスピリット1体か、
このスピリット以外の系統:「主君」を持つ自分のスピリット1体のコアすべてを自分のトラッシュに置くことで、自分のライフが5になるように、ボイドからコアを置く。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
BP合計10000まで相手のスピリット/アルティメットを好きなだけ破壊する。
その後、相手は可能ならスピリット/アルティメットでブロックする。
シンボル:赤赤
「なっ!スゲェ・・・」
「驚くのは早いぞ!乃刃の召喚時効果発揮!カード名に「ジークヴルム」と入っている自分のスピリット1体かこのスピリット以外の系統:「主君」を持つ自分のスピリット1体のコアすべてを自分のトラッシュに置くことで、自分のライフが5になるようにボイドからコアを置くことが出来る!戦国ジークヴルムのコアをトラッシュへ送り、俺のライフは全回復だぁ!!」
戦国ジークヴルムが炎に包み込まれ赤い光となり、その光は剛へと降り注ぎライフを回復させる。
(トラッシュ5→6)
(ライフ1→5)
「ドラゴンを3体召喚した上にライフを全回復だと!」
「ふぅん、ここからが本当の勝負!お楽しみはこれからだ!」
剛の3体のドラゴンが、光輝を威圧するかの如く咆哮を上げた。
中途半端ですハイ。
今回は初めての2話構成でのバトルなので決着は次回です。
やっぱりノヴァはかっこいいですね。ヤマトに次いで好きなスピリットです。
さて、私がしばらく書けなかった間にダブルドライブが始まり新ブースターも発売されましたね。
ダブルドライブは今のところバトルがちょっと中途半端ですがまだ序盤なのでまだまだ期待できますね!エトちゃんとメイ君可愛いし。皆さんは新弾どれぐらい買いましたか?自分は最初は3箱買ってその後もなんだかんだ買い続けた結果は
XX
ゴッド・ゼクス 終ノ型 2枚
ヴィリジオラス 5枚
X
ブゲイシャー 4枚
ディエス・レイス 5枚
ゲイル・フェニックス 2枚
グロリアス・シープ 3枚
ドリアン 3枚
ダイモス 3枚
ヴィリジオラスがやたら当たりましたね(汗)実はガチャでフラゲしていてその後パックが売ってなかったのでガチャを続けていたのですが・・・
ふざけるなダイテイオウ!!お前何枚当たるんだよ(怒)!!