「じゃあなんでこっちは書けるんや」
とお思いのかたもいるでしょうが、まあ、気にしたら負けです( ・`д・´)
短編のつもりでのせた『懺悔は誰の為に』の続編です。気が向いたら更新しますので、よろしくお願いします!
ではどうぞ⬇
【綱手ちゃん。ダンゾウのじいちゃんが次期火影って、ほんと?】
「あぁ、そうだ」
ペイン襲撃から2週間がたった。焦土と化していた木の葉の里は、所々に復興の兆しが見えてきたところだった。
そんななか、五代目火影の綱手は、今回の襲撃から里を守りきれなかった罰として、火影を降りろという意見が出てきた。
意見を出したご意見番のコハルとホムラは、六代目にダンゾウを推薦した。
木の葉の闇。そう呼ばれていたダンゾウは、暗部養成組織の〔根〕を創設し、三代目の時代から、ずっと忍界を牛耳っていた。
他里への威嚇を含めての推薦だと、ご意見番の二人はいう。
【えー、じいちゃんが火影になっちゃうと、俺絶対減給されちゃうんですけどぉ】
「そこかいっ!あたしが五代目を降ろされることには何も言わないのかい!?」
ナルトの的はずれな心配に、綱手が突っ込む。
【どうどう。まあね、綱手ちゃんが五代目降りちゃうのも悲しいよぉ?でもさ、俺、折角任務の報酬もらっても、綱手ちゃんの賭け事にことごとく使われちゃったじゃん。火影命令で】
「うっ、それは… 」
心なしかジト目で綱手を見るナルト。
そうなのだ。ナルトは、綱手直属の忍として、暗部でもこなせない任務をこなしていた。もちろん報酬は、難易度が高ければ高いほど額もはねあがる。本来ならばナルトの通帳には莫大な金が入ってくる…はずなのだ、が。
しかし、賭け事が趣味の綱手(ただし激弱)に金をせびられ、情けで貸してやっているうちに(一回三百万)、あら不思議、通帳がペラペラになってしまったのだ。
信頼している相手にはあまり手を出せないナルトは、情けを掛けたが為に、綱手に長年貯めてきた貯金を使い尽くされてしまったのである。
そんな事がつい最近まで続いてたので、ナルトは若干恨みが籠った目で見つめたりしているのだ。
【まあ冗談はおいといて】
「冗談だったんかい‼」
【え、むしろ冗談以外にあるのwwww】
「ーーーー‼えぇい、さっさとお話し!」
【次の五影会談でじいちゃん、サスケに殺される】
「!!!!」
ナルトの目は真剣だった。綱手は、そんなナルトに少しばかり驚いた。そんな態度をとることは滅多にないからだ。
【俺、じいちゃんには感謝してんだ。化け物と蔑まれ、地上で生きることを拒まれた俺を、過保護する事もなかったけれど、邪険にする事もなかった、その公平さに】
【俺はじいちゃんを大事な人だと思ってる】
【そんな大事な人を、サスケごときに奪われるのは嫌なんだ】
「……」
【なぁ、綱手ちゃん】
ナルトは綱手に澄んだ蒼い瞳をむける。
【サスケ、殺しちゃダメ?】
本当に澄んだ、蒼い瞳で。無邪気に〔おやつ食べてもいい?〕と聞くように。
彼は望んだ。うちはの滅亡を。
読んでくださりありがとうございます。
次の更新、気長にお待ちください。