私、ツインテール戦士になります。   作:阿部いりまさ

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テイルシャドウ

元アルティメギルでありオルトロスギルディの半分であった速水黒羽が、オルトロスギルディのツインテール属性を核として作られたテイルブレスで変身した姿。 アルティメギルにいた頃の戦闘力よりは劣るものの素の戦闘ではテイルホワイトを上回る力を持つ。 シャドーと言わないのは黒羽の拘りで、シャドウという名前は自らを影と受け入れてのネーミングだという。また、テイルギアの核にオルトロスギルディのツインテール属性が使われている為か彼女との相性が非常に良く、初めて変身した時から新たな力を手に入れているというが……?

武器:ノクスアッシュ
必殺技:ノクスクライシス


FILE.47 力爆発、テイルシャドウ!

 異空間の狭間に鎮座する艦はシャークギルディ部隊だけの頃よりも一回りも二回りも大きくなっていた。

 隊長がテイルホワイトに倒されて以降、補充部隊や聖の五界の艦がドッキングされたがこの世界を侵攻するエレメリアン達が集まる大ホールは以前から変わりなくシャークギルディ部隊の艦が使われている。

 だが、その中にある登壇台に上がるエレメリアンは時が経つに連れ変化してきた。

 クラーケギルディの弟子であり将来有望な戦士と評判であったシャークギルディ、そのシャークギルディを昔から知る盟友であり彼以上の実力を持っていたオルカギルディ、時期は短かったが確かな育成論を展開し短期間で部隊を成長させたオルトロスギルディ。 そして、初めての女性型エレメリアンであり聖の五界隊長のエンジェルギルディ。

 流石にジョーカーの隊長なだけあり、彼女の語りかけにより戦士の士気は高まり最初にテイルホワイトが現れた時と同じく自ら出撃の志願をする者が増えていた。

 

「そうですわね……それでは次はシェルギルディ、あなたにお願い致しますわ」

 

 登壇台の上から次に出撃するエレメリアンを名指しするエンジェルギルディ。

 

「はい、必ずや!」

「期待しておりますわね」

 

 選ばれたシェルギルディは周りの者に拍手喝采を受けながら大ホールの中をぐるりと一周し、やがて薄暗い廊下へと消えていく。

 

「うるさいね」

 

 中央のテーブルに座るウンディーネギルディがポツリと呟く。

 

「じゃあ、早速試して見ようかなー」

 

 ノートパソコンを閉じて席を立つと、そそくさと歩き始めるが誰かにウンディーネギルディは止められる。

 

「サラマンダギルディ……なんのつもりなの?」

「ゴッドブレスを、シェルギルディに試す気なのだろう」

「ええ、それが何か?」

 

 あっさりとウンディーネギルディは認める。 底には仲間を想う気がないのは誰の目にも明らかだった。

 

「何をしていますの?………なるほど」

 

 いつの間にか登壇台から降りて近づいてきていたエンジェルギルディはウンディーネギルディの握っている物をみて、直ぐに状況を把握したようだ。

 

「だったらサラマンダギルディが試してみてはどうですの? サラマンダギルディがそれで認めれば我が隊の者にあるだけお配りしますわ」

 

 手を胸の前で合わせ、ニコッと笑いエンジェルギルディは提案した。

 ウンディーネギルディもフッと笑いゴッドブレスをサラマンダギルディへと差し出す。

 無い生唾を飲み込むようにサラマンダギルディは無言でゴッドブレスを受け取ると、シェルギルディの後へ続き薄暗い廊下へと消えていった。

 

「どうなるか、見ものですわね」

 

 恐ろしいほど冷たく、静かな笑いが大ホールに木霊した。

 

 

 デュラハンギルディを倒してから丁度一週間の今日、久しぶりにエレメリアンがこの世界に現れた。

 ただ、そのエレメリアンは……。

 

「あんた……確か、シェルギルディ?」

 私が異世界から戻ってきた時に属性力を奪っていたエレメリアンだ。 あの時ブライニクルブレイドでお腹についていた殻はぶっ壊したはずだけど、殻は完全に元に戻っている。

 もっとも、またこのブライニクルブレイドで破壊してしまえばいいことだけど。

 ブライニクルブレイドをさらに強く握る。

 

『シェルギルディは聖の五界のメンバーではなさそうですし……単独行動でしょうか?』

 

 確かに妙だ。 言っては何だがシェルギルディと初めて闘った時そこまでの強さは感じなかった。 今ではジョーカーと呼ばれる聖の五界が到着している筈なのに何でこのエレメリアンを……。

 

「ホワイトの力を調べてるのよ」

 

 私の後ろから腕を組んだ速水が出てくる。

 また変身せずに素顔で来てるけど、大丈夫なのかな……。

 それよりも私の力を調べているって言うのは一体何のために。 ま、それは目の前にいるエレメリアンに問いただせばいいことだよね。

 

「悪いわねシェルギルディ」

「な、なんだと!?」

 

 いつの間にか速水がテイルシャドウへと変身が完了しており私の持っていたブライニクルブレイドをシェルギルディへ突きつけていた。

 

「私は、さっさと聖の五界を片付けないといけないから」

「そ、そんなあ!!」

 

 何も語らせることはなく、私のブレイドでシェルギルディを一閃すると間も無く爆発した。

 元々アルティメギルを潰そうとしていただけあって、昔の仲間にも中々容赦がない。 わかっていても中々出来ない事を速水はしている。……正直怖い。

 

「ほれっ。 帰るわよ」

 

 ブライニクルブレイドを放り投げられ慌ててキャッチする。

 速水はテイルシャドウとなったその日から今日にかけて一度も自身の武器や必殺技を使用していない。 まあ今回が実質初めての闘いにはなるけど、なんか目的があるのだろうか。

 私はエレメリンクを解除にツインテールへと戻る。

 

『ねえねえ、奏の近くにみえる赤いのなに?』

『え、どこだよ?』

『えー、見えないの? あそこよあそこ!』

 

 モニター越しに何か見えたのか何やら志乃と嵐が言い合っている。 鳥とかゴミとかが変な風に見えたんだろうか。……いや、今になって私も感じた。

 私の後ろのビルの屋上に一際強い存在感を放つ紅のエレメリアン、間違いなく前に会ったことのあるあいつだ。

 

『あ、あれは……エレメリアンです!』

 

 前に歩いている速水も頷き、私と二人で高層ビルの壁を走って登っていく。

 屋上へと着き、私の知っている彼奴と対峙する。

 

「待ってたわよ、サラマンダギルディ」

 

 速水が一歩前へ出ながら話しかける。

 

「まあ、まさかここまで早く副隊長のあなたが出てくるとは……思わなかったけどね」

 

 確かに、まだ聖の五界の隊員と思われるエレメリアンはデュラハンギルディしかいなかった。 しかもサラマンダギルディは聖の五界のアルティメギルのでの役割、''この世界を消す''という事を私たちへ伝えてきた聖の五界でも重要なポジションについていたはずだ。

 

「俺としてもここで出撃するのは不本意だが、部下を守る為にはしょうがない事だ」

「部下を守る為って、まさかアルティメギル内で何かあったわけ?」

 

 まさかアルティメギルの中で内部分裂でも起きたのか。 もしそうならこっちにとっちゃ厄介かもしれない。

 

「ふ、今回はテイルホワイト、貴様に用は無い!」

「ええ!?」

 

 そう言うとサラマンダギルディは突如自身の尾から鞭を引き出し私に向かい投げつけてくる。

 

「ん?」

 

 鞭は私を攻撃することもなく何故か周りを囲みぐるぐる回っている。

 

「まずい、逃げてホワイト!」

「え?……きゃあああああああ!!」

 

 周りをぐるぐる回っていた鞭がいつの間にか高温になり私を炎の渦へと閉じ込める。

 

(あ、熱い…………!!)

 

 アバランチクローで渦を叩いても全くビクともせず、渦はどんどん大きくなり、温度も高くなっていく。

 

『転送も出来ないなんて!!』

 

 周りの炎の音が大きすぎて通信すらろくに聞こえなくなってきた。

 ただ炎の壁の向こう側でサラマンダギルディが高笑いしているのははっきりと聞こえてくる。

 

「これぞ夏以外だろうと三十分でこんがりと海水浴に行ったように肌を焼くことができる最強の技、''太陽の加護(サンプロ)''だ!!」

『酷い! 奏は日焼け対策を怠ったことないのよ!!』

『そういや日焼けクリーム塗ってたような……』

 

 まさか自らの属性力の為に人の肌の色を変えてしまうなんて、危険なエレメリアンだ。

 今までのエレメリアンは自分の好きな属性にするように私に説得してきたけど、こいつは、聖の五界は相手を自分の属性通りにしてしまうのか!?

 熱さに耐えられず両腕と両膝を地面につくと汗がポタポタと落ちる。

 

「私がホワイトの白い肌を守るわ」

 

 シャドウが壁の向こうで呟くのが僅かに聞こえた刹那、顔を上げると彼女は自分のフォースリボンを力強く叩いてた。

 そしてとうとう、彼女の新たな武器がその腕に顕現する。

 

「私の新たなアルティメギルを潰す武器、ノクスアッシュ!!」

 

 敵だった頃の漆黒の剣ではない。

 その手に現れたのは黒と紺色が混じり柄が長い、斧。

 アルティメギルという大木を切り倒すために速水が考えた新たな武器は空を一切りしただけで周りに強風を生み出す。

 

「さあオルトロスギルディ! 久しぶりに楽しもうか!!」

 

 そう言うとサラマンダギルディの背中から豪炎が噴き出し彼の右手に集まると巨大なハンマーを形成した。

 

「前にも言ったはずよサラマンダギルディ。 私はテイルシャドウ。そして楽しむためじゃない、アルティメギルを潰す為に私はあなたを倒すわ!」

 

 一瞬の沈黙の後、両者ともに一直線に突進すると両者の武器が火花を散らす。

 硬質の金属音は飛び散る火花よりも遅れて周囲へと響き、その火花が消える前に新たな火花が生まれビルの周りを埋めていく。 やがて火花がビルを完全に覆い尽くし、周りのビル群は見えなくなっていた。

 私は、初めて本気で闘う速水黒羽を目の当たりにしている。

 私と何回か闘ったことはあるけど、いずれも私は遊ばれ、圧倒的な力の前に手も足も出なかった。 力は弱まったと速水はいっていたけど、それでも私と闘った時と同じか、それ以上の力を出して闘っている。

 弱まっているという速水の本気がこれなら、アルティメギルにいた頃はどれだけ強かったんだろう。

 サラマンダギルディは間隙を縫ってハンマーで斧を弾くと、大きく後ろに跳び速水と距離をとる。

 

「テイルシャドウも日焼けするがいい!!」

 

 サラマンダギルディが両手を合わせると強烈な熱波が速水を襲う。

 防御に入るか回避するか、速水は直前まで熱波を引きつけるとなんと自らの変身を解除し、元の姿となり熱波を無効化した。

 

「な、何!?」

 

 全く予想だにしなかった行動をしたせいでサラマンダギルディは驚きを隠せない。

 

「変身する時や解除する時が一番無防備なのよ? 外部からの干渉を受けないよう一番強固なフォトンアブソーバーを使うのは常識よね」

 

 まさか、そんな闘い方があるなんて……。

 さすがにテイルギアの装備をよく理解しているようだ。

 得意げな表情をすると再び変身し、ノクスアッシュでサラマンダギルディへと一斬を見舞った。

 

『しかし無茶な事をしますね。 タイミングを間違えば熱波を生身の体で受けていたところです』

 

 通信機から聞こえるフレーヌの声に身震いした。

 私は絶対にやめておこう。

 

「くっ……!」

 

 サラマンダギルディはハンマーを大きく振りかぶり速水がガードしている斧の上から強かに打ちつけビルの屋上を粉砕し、両者ともにしたのフロアへと落ちていく。

 

「黒羽!!」

 

 大きな穴へと目一杯大きな声で叫ぶ。

 

「何度も言わせないで、私は……テイルシャドウよ!」

 

 穴から跳び再び屋上に降り立ち斧を構える黒羽。

 間も無くサラマンダギルディも屋上へと跳び跳ねて着地する。

 

「ふはははは、良いぞ!良いぞ!良いぞ!こんな闘いを俺はお前としたかったんだ!!」

 

 そう言うと、最後の攻撃とばかりにサラマンダギルディは咆哮を上げ黒羽の元へと突進してくる。

 

「決着をつけましょうか……」

 

 アルティメギルにいた頃から変わらない、美しいほど黒く輝くツインテールをたなびかせノクスアッシュを逆手に構える。

 

「ブレイクレリーズ!!」

 

 銀色の刃の部分が削れ落ち、さらに強大な光の刃が姿を現した。

 

「今ここで、私は……オルトロスギルディとともにあなたを倒すわ!!」

「受け止めてやるぞ、テイルシャドウウウウウウ!!!」

 

 直後逆手に持ったノクスアッシュをサラマンダギルディへと投げつけると回転しながらまず一斬。

 

「く、ぐおおおお!!!」

 

 しかし、サラマンダギルディは倒れない。

 再び咆哮を上げ黒羽の前へと立ち、ハンマーを振り上げる。

 危機的状況にも関わらず、速水は笑っている。

 その時、先ほど投げつけたノクスアッシュがまるでブーメランのように戻ってくる事でさらに一斬。

 

「な、なにぃ!?」

 

 戻ってきたノクスアッシュは素早く黒羽の手に握られて、サラマンダギルディにとどめの一斬をお見舞いする。

 

「ノクス……クライシス!!!」

 

 黒羽の必殺技によってサラマンダギルディの縦へと刻まれた傷が広がっていく。

 

「ぐ、ぐああああああああああああああ!!!」

 

 黒羽がサラマンダギルディへと背を向けた瞬間大爆発が巻き起こる。

 それと同時に私の周りを回っていた鞭は力なく地面へと落ち、炎の渦も消えていく。

 猛烈な爆風に自慢のツインテールを揺らしながら黒羽は私をみてフッと笑顔になった。

 

 

 爆発した直後にその場に大の字に倒れこむサラマンダギルディ。 黒羽はゆっくりとサラマンダギルディへと歩み寄った。

 サラマンダギルディは息も絶え絶えに口を開く。

 

「まさか、力が弱まったお前にこのザマとは……情けない限りだ」

 

 黒羽は何も言わずにただその場に立ち尽くす。

 

「本当に弱かったのはお前の強さを図る事ができなかったこの俺だ……」

 

 黒羽は膝立ちをしサラマンダギルディへと近づき口を開く。

 

「それが人間とエレメリアンの差ね。 何かを愛するだけじゃない、人間の心には他にも複雑な感情がある。 それを糧としたおかげで私はあなたに勝つことが出来たのよ、サラマンダギルディ」

 

 そう言うと立ち上がり黒羽は私の元へ歩み寄り肩を貸してくれた。  そのまま二人でサラマンダギルディへと再び歩み寄る。

 

「予測不能の人間の力もっと、見てみたいモノだな……」

「あなたにもうそんな力は………!」

 

 無理するなと諭そうとしたらしいが、黒羽はサラマンダギルディの持っている黒い石を見て表情を変えた。

 

『黒い……属性玉でしょうか?』

 

 見た所確かにいつもの属性玉の色違いのようだけど、ただそれだけの物なら黒羽がここまで同様するわけがない。

 

「やめなさい! それを使うとあなたが!!」

「ああ、だから……今使うのだ!!」

 

 そう言うとサラマンダギルディは黒い属性玉を自らの胸に打ちつける。

 黒い属性玉は体内へと吸い込まれていくと、サラマンダギルディは爆発寸前のように激しい放電を始める。

 

『まさか、わざと黒羽さんの必殺技を受けたんじゃ……!?』

 

 自分を追い込んで、黒い属性玉を使わざる得ない状況を作り出したのではと、推測するフレーヌ。

 激しく放電しながらサラマンダギルディは立ち上がり、頭を抱える。

 

「ぐ、ぐおおおおおおお!!」

 

 やがてサラマンダギルディの象徴とも言える紅の体にひび割れが入り剥がれ落ち始める。それが全て剥がれ落ちると先程までの体色とは違う、金色に輝く体となった。

 

『うげー……きめえ……』

 

 色が変わっただけではない、左右の腕の先から伸びる鉤爪、倍以上に伸びた尻尾、そして体の代わりに赤く光る双眸。

 もしかしてこれは……。

 

『これって、シャークギルディの時の同じやつ!?』

『ええ、おそらくサラマンダギルディの最終闘体!』

 

 やはりそうか、でもシャークギルディの時と比べて明らかに何か様子がおかしいのが気になる。

 だが、その疑問は黒羽によって早くも解決することとなる。

 

「確かに最終闘体だけど、あれはアルティメギルの科学によって無理矢理進化させられたもの。 私やシャークギルディが辿り着いた最終闘体とはまるで別物よ」

 

 さっき胸に埋め込んだ黒い属性玉がその発明品、という事だろうか。

 

「おそらくサラマンダギルディは自分の身をもってゴッドブレスがどれほど危険な物かを他のエレメリアンに伝えているんだわ。 昔からそういうやつよ……!!」

 

 やがて苦しんでいたサラマンダギルディは声を沈め、静かにその場で立ち尽くす。

 強制的な進化が、終わった。

 何分ほど経っただろうか、突然沈黙は破られた。

 

「っあ!?」

 

 サラマンダギルディの尻尾が十メートル以上伸びてきて私にヒットしてきた。

 

「ホワイト!」

 

 私はそのままビルの屋上を転がる。

 

「ぐ、ぐああああああああああ!!」

 

 再び大声を上げるとサラマンダギルディは今度は黒羽の元へ、両腕の鉤爪を構えながら突進していく。

 黒羽はその両方の鉤爪を見事に斧で防いで見せた。

 

「なるべく、まだ使いたくはなかったけど……しょうがないわね」

 

 黒羽に迫っているサラマンダギルディをアバランチクローを投擲し彼女と距離をもたせる。

 私は黒羽を見て頷き、その意図がわかったようで黒羽も頷き返す。

 

「いくわよ、フェンリルギルディ!」

 

 新たなエレメリアンの名を叫び、彼女が手にしたのは━━━━白いブラジャーだった。

 

『こんな時に何ふざけてんだ!』

 

 この場に相応しくない物の登場により、男である嵐が一番最初に突っ込みをいれる。しかし、白い目で見ていた私達の前で白いブラジャーは光り輝き、なんとも機械的で神秘的な……やっぱりブラジャーに進化した。

 

「これが進化装備(エヴォルブアームズ)よ」

 

 進化したブラを黒羽はゆっくりと自分の小さな胸へと被せると荘厳な光が辺りを包み込む。

 リボンや装甲が激しいスパークと共にその煌めきを取り込み、変化していく。

 

「あなたを、止めてみせる……!」

 

 サラマンダギルディは聞こえていただろうか、かつてアルティメギルにいたこの少女の覚悟の言葉を。

 

「これが私の、テイルシャドウのアンリミテッドチェイン!!」

 

 テイルシャドウとして変身してから間もない彼女がさらに新たな進化をし、目の前のエレメリアンと対峙した。




速水黒羽は主人公だったのかというくらいの活躍。
ツインテール嫌いなホワイトはこの先一体どうなるのか。
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