二回目の『7th』~最後の狩り~   作:夢幻月

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まただよ…⬅自分に呆れてる
稚拙な文ですがどうぞm(_ _)m


Chapter0:最後の始まり
一話:今、終劇の幕が上がる


 UE77(西暦2100)年。

 

 その日、宇宙を救った。

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 西暦2020・西暦2021年。

 

 その日、東京を救った。

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 西暦7000年。

 

 その日、地球(エデン)を救った。

 

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 私は、エグゾーストを全て使い、

 

 

『双つ燕』

 

 

『阿修羅』

 

 

『六尺首落』

 

 

 を同時発動する。

 為す術も無くN.Dが

 

 

 三枚おろしにされ

 

 

 体内をぐちゃぐちゃにされ

 

 

 首を落とされる。

 

「ーーーーーーー」

「ーーーーー」

「ーーーーーーー」

 

 しかし、N.Dは何事も無い様に言葉を紡ぐ。ノイズだらけで聞こえないが。

 だがそんなノイズの中でその声だけは、

 

「いずれワラワも真躯でこの星を訪れようぞ。その時を心待ちにしておれ...!」

 

 はっきりと聞こえた。

 だからこそだろう。

 

「ええ。楽しみにしておきます。UE77年で逢いましょう」

 

 その言葉を返したのは......。

 

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 

 少女の魂は時代を巡り、二度目のチャンスを得た。

 

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 

UE77(西暦2100) ノーデンス』

 

 

 

 80年前、お台場と呼ばれたそこは今、[ノーデンス・エンタープライゼス]という名のゲーム会社の本社である。

 そこに、一人の少女が訪れる。

 

 

 〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 漸く帰ってこれました。

 目の前の男2人が何やら語り合っていますが、スルーして

 

「東京イチのプレミアチケットだぜ?お前じゃ三年待っても貰えねえよバアアアアカ!」

 

 ……三年、皮肉でしょうか?

 とにかくスルーして、左手側にある、セブンスエンカウントの入り口に向かいます。

 

 突然ですが、セブンスエンカウントに入場するにはチケットが必要です。が、

 私はチケットを持っていません。そして入り口前には、優柔不断そうな女の子が一人。そこで、

 あえてその子を無視して、中に入ろうとします。

 

「すみません」

「あっご、ごめんなさい!邪魔ですよね!」

 

 女の子が避けたのでそのまま通ろうとすると、台座に立つウサギじみたマスコットがチケットを持っているかどうか聞いてくる。

 

「いえ、持っていません」

「あ〜…チケットの無い方はお通しできないミミ〜。

 またのご来場お待ちしてるミミ〜」

 

 門前払いされた……と嘆く必要はありません。何故なら、

 

「あ、あの〜…これで、この人も一緒に入れませんか?」

 

 この様に、優柔不断そうな女の子が助けてくれるからです。

 

「こ…これはS級特別招待券!失礼しましたミミっ!どうぞ中へお進みくださいミミ!」

「あ、あの…突然ごめんなさい。実はこういうところに来るの初めてで…

 もしよかったら…なんですけど、一緒に入ってもらえたら嬉しいなって…!……ダメ…ですか?」

「そんなことないですありがとうございます愛してます」

 

 おっと、つい本音が。

 

「あっ愛!?」

「青春ミミ〜」

 

 そんな目で見るなよ腐れマスコット(恋人二号)。興奮しちゃうじゃないですか。

 ともかく。

 

「中に入りましょう」

「う、うん」

 

 

 

 

 中に入ると、(この時代基準で)人がごった返していた。

 

「ふわぁぁ…ウワサには聞いてたけど…凄いところ……

 あっ、いけない!自己紹介、まだだったよね。」

「それもそうですね」

「わたし、那雲(ナグモ)(ミオ)。あなたは?

「私は、嵐魔姫(アラマキ)夢津実(ムツミ)です。よろしく」

 

 ここで、ミオの容姿を詳しく描写しよう。

 ライムグリーンの髪を左右に小さく黒のリボンで留め、残りは背中まで流し、後はアホ毛が右前頭にちょこんと。

 瞳は髪の色と同じライムグリーン。ピンクと黒のシマシマリボンを胸元に付けた、丈の短い白いワンピース。その下にピンクのラインが入った黒いスパッツ。

 それが彼女、那雲ミオだ。

 以上、描写終わり。

 

「うん、よろしくね。それで…あの…もしよかったら一緒にーー

 コホッ、コホ…」

「大丈夫!?」

「ごめんなさい、大丈夫…!いつものことだから!」

 

 私は、ミオが心配だ。

 ミオはある病気を患っている。その名は竜斑病。

 自覚症状は咳のみ、故に、風邪と認識されやすい。

 その致死率は100%。明確な治療法が未だ発見されてないのだ。

 

「そう。それならいいけど」

 

 嘘だ。何もよくない。

 

「ねえ、よかったら一緒に遊ばない?」

「ホント?嬉しいな…ありがとう、ムツミ!」

 

 

 

 

「これがセブンスエンカウント…

 あっナビモードがある…ふむふむ…これなら、わたしでもなんとか…

 あっムツミ!あの、わたし…」

 

 ミオが言い辛そうにしている。いい機会なのでこちらから誘ってみる。

 

「このゲームで遊んでみる?」

「う、うん…!やだな、わたしってそんなに分かりやすい?恥ずかしいな…」

「恥ずかしがる必要無い。私はそんなミオが好きだから」

「好き!?あ…ありがとう…

 わ、わたしがナビモードでバックアップするから、ムツミはオフェンス…でどうかな?」

 

 顔を赤くして照れてるミオも可愛い。

 一応ミオの提案は賛成だ。

 

「適材適所、いい案だと思うよ」

「それじゃあ!」

「ええ」

「やったぁ!わたしもナビゲート頑張るね!」

 

 

 受付に行って女性に話しかける。

 どうやら登録にはチケットが必要なようだ。

 ミオがチケットを渡す。

 

「チケットをお預かりします…

 ようこそ、セブンスエンカウントへ!

 それではプレイ前のご注意をご案内開始させていただきますね。

 セブンスエンカウントは1チーム最大三人のバトルメンバーと、一人のナビ、計四人でお楽しみいただけます。

 バトルメンバーの追加登録は、こちらのターミナルにて行えますのでぜひ、ご利用ください。」

 

 説明を受けたあと早速ターミナルを使ってメンバー募集を行う。

 

「これで良しと」

「凄いね、あっという間に終わっちゃった。まるで使い慣れてるみたい」

「そう?」

 

 ミオの疑問を適当にはぐらかす。

 この事にはまだ触れてほしくない。

 

「ねえミオ」

「何?」

「ミオの家族ってどんな人?」

 

 気分転換に家族の事を聞く。

 結果は分かりきっているのに。

 

「そう、だね……お父さんとお母さんはわたしが小さい頃に亡くなっちゃって、今はお爺ちゃんと住んでる」

「そう…」

「お爺ちゃんはお医者さんで、街の隅っこの方に診療所を開いてるんだ。

 次はムツミの番だよ」

 

 ミオに促されて考える。

 

 結論。

 全部話そう。

 

「私の両親はISDFに所属してます」

「お爺ちゃんも昔そこにいたって」

「知ってる。

 そして、母方の祖父母がムラクモ13班なんです」

「へえー………」

 

 ミオが固まる。20秒くらい。

 耳に手を当てて塞ぐ。備え有れば憂い無しだ。

 ミオが息をスゥーと吸って、

 

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!?????」

 

 案の定、叫んだ。

 人の視線が集まってくる、具体的に、中どころかセブンスエンカウントの外にいるウサギの形をしたナマモノ(嫁2号)に見られるくらい。

 

「え!?13班!?あの伝説の!?あのムラクモ13班!?嘘!?」

「本当よ」

「そんな凄い人のお孫さんとお知り合いになっただけじゃなく、遊びに付き合ってくれるなん!?ゲホッゲホ!ッケホ。

 うう…苦しい…」

「もう、はしゃぎすぎよ」

 

 狼狽えてるミオも可愛いけど、やっぱり咳してる姿は痛ましい。

 もう少し体を健康に保ってほしい。

 

「ムラクモ13班の孫!?マジか…」

「きっととんでもないスコアを叩き出すんだろうなぁ!」

「是非お近づきになりたい!」

「あの、握手してください!」

「あんな人気者になれるなんて、妬ましい」

 

 女装ルシェが居た気がしたが…気のせいか。

 とりあえず握手はしてあげる。あの子一生手を洗わないでしょう。勿体無い。

 

「凄い注目されてます」

「元はと言えばムツミのせいだよ…」

 

 ミオに呆れられ、非難の目線を感じるが私にとってはご褒美だ。

 そんなこんなで騒ぎになってしまったが、その内収まるだろうと思い放置する。

 

「隣にいる子何者かしら?」

「やっぱりあの子も凄いんだろうか」

「ううぅ……」

 

 縮こまってるミオもまた可愛い。

 

 

 

 

 騒ぎが収まるまでかれこれ20分。

 騒ぎのピークに至ったのが10分経ったとき。そこから社員に鎮圧されるまで10分かかった。

 ちなみに社員の中には嫁3号(恋人4号)が居た。(ワーカホリックは要ら)ないです。

 

 騒ぎが収まって漸く息つく暇ができたミオの看病をしていると、人影が二つ近づいてくる。

 

「あなたがムツミね」

「そういうあなた達は?」

「私はヒメノ。物草(モノグサ)秘乃(ヒメノ)だ。」

 

 一人は青髪ロリ。

 もう一人は……

 

 

 

 

「アオイ?」

 

 

 

 

 アオイそっくり(・・・・)

 

 

 

 

 メイド

 

 

 

「違います!ワタシは唯雪(タダユキ)(カナエ)です。アオイってヒトじゃ無いです!」

 

 ただ、少しばかり残念な様だが。

 

「ええ、すみません。昔死んだ友人に余りにもそっくりだったので、つい」

 

 少し苦しい言い訳ですが、とっさに口に出す

 

「そうですか。ならイイです!」

 

 あっさり信じた。

 

「すまない、カナエはこのとおり少々残念だが、中々使える」

「ザンネンって何ですか!」

「さて、本題に入ろう」

「無視しないでください!」

「私達とチームを組もう」

 

 成る程。フルメンバーにあと一人足りないから私と、ついでにナビのミオも誘おうという訳か。

 ミオがついで扱いは少々頭にきますが、今は堪えてヒメノ達を観察する。

 ヒメノは足の動き、目線の先や常に周囲に警戒を払っていることから、エージェントだと予測します。

 カナエは体幹のブレなさ、重心の低さ、筋肉の鍛え方からゴッドハンドだと予測します。

 そこからメリットとデメリットで…

 

「了承します」

「だ、大丈夫かなぁ…」

「安心してミオ、この人達は大丈夫。私が保証する」

「…分かりました、お願いします!」

「交渉成立ですね。こちらこそよろしくお願いします」

「よろしく!」

「よろしくお願いします」

 

 そして私達の、『狩る物語』が終わり始める。

 

 

 

 

_______

 

 

 

 

 

 ンフフフー☆

 早く会いたいよ。

 

 タニム(・・・)




『双つ燕』『阿修羅』『六尺首落』

初代のサムライのエグゾースト技。
左から、『斬馬スイッチ』『無手スイッチ』『居合スイッチ』状態でないと使えない。
なお、『無双スイッチ』という、三つのスイッチ状態を同時に使えるスキルがあり、タニムはそれを使用した。

『三年』

初代で、主人公が昏倒する時間。
おそらくこのセリフは、そこから引っ張ってきたものと思われる。

『S級特別招待券』

名の通り、何らかの能力がS級である者に贈られる招待券。
ミオは情報処理能力、情報把握能力がS級なのである。

『人でごった返したセブンスエンカウント』

現在の総人口は35億人。内3000万人が日本人口な為、かなり人は少ない。

『竜斑病』

不治の病。詳しいことはⅢ話にて。

『女装ルシェ』

ルシェ男はエルフ耳。
パルスィもエルフ耳。
後はわかるな?

『ワーカホリック』

仕事をしないと落ち着かない病に罹った者の総称。
シャインノカガミダネ♪

『アオイ』

ムラクモ10班に所属していた七人の内の一人で、銃を扱う『トリックスター』だった。

『タニム』

情報開示レベルが足りていません。
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