ターミナルでチームの登録を終え、セブンスエンカウントにログインする。
目に入るは、懐かしき東京スカイタワー。
フロワロまみれですが。
「うわぁ…これゲームなんだよね!?まるで本物のスカイタワーにいるみたいだよ!」
「見事な再現度です。」
「ノーデンスの技術がこれほどとは…」
「すっごーい!」
これ、一回目より再現度高い気がします。
「じゃあ、ここからのナビはわたしに任せて。マニュアルは一通り読んだから大丈夫!」
「タヨリにしてるよ!」
「うん!
えっと…ミッションは『迫り来るマモノを倒してスカイタワーを解放しよう!』
…だって。マモノとエンカウントしたらバトル開始だよ、気をつけてね」
「雑魚に私の相手は務まりません」
「自意識過剰ではないか?」
「大丈夫だ、問題無い」
「あはは。あっそれとね、フィールド上の不思議な光にアクセスすると、今までの記録を残せるみたい。
光は青と緑の二種類があって、青は記録を残すだけなんだけど、緑の方は回復効果があるんだって。
もし、途中でも見つけたらアクセスしておくといいんじゃないかな…」
「なるほど、セーブと回復はしっかりと。ですね」
「あとは…ええと…これくらいかな。
それじゃ、マップを見ながらまずは上に向かってみようか」
ナガミミから貰ったお守りを確認。【双剣・零式】を装備。
他に不備は無いかどうか確認して。
「では皆さん、行きましょう」
「ああ」
「リョウカーイ」
中に入るとすぐに戦闘になった。
『敵はラビ二体。そこまで強くない筈だよ』
ミオが敵の数を教えてくれる。
先手必勝。
「遅い」
ダッシュで近づき横薙ぎに一閃。
それだけでラビが一体消滅する。
「危ない!」
後ろから突進してきたもう一体を、体を横にずらして避ける。
避けられて大きな隙を晒したラビに、カナエが追撃をかける。
「はああ、ハッ!」
カナエの拳を受けてラビが消滅する。
後に残ったのが、AZと呼ばれる資源兼全国共通通貨だ。
「ふぅ」
『三人ともすごい…!マモノをあんなにアッサリ倒しちゃった!』
「助かりましたカナエ」
「オレイはいいよ。
ソレにしても速いね、目で捉えきれなかったよ」
「そんなことはありません」
「謙遜は要らん。もっと胸をはれ」
「褒め言葉として受け取っておきます」
ラビが落としたAZを回収して先へ進む。
戦闘を幾度か繰り返し、宝箱の中身を回収して。二階に上がったところでヒメノが問いかけてくる。
「ムツミ、不思議に思っていたんだが、どうやってそこまで強くなったんだ?」
「それワタシも気になる」
「ああ、それなら、お祖母さんに鍛えてもらっただけです。
それにドーピング剤もありましたし」
嘘は言っていない。嘘は。
「そういうモノ?」
「そういうものです。
さあ、先へ進みましょう」
「そうだな」
少し進むと緑のセーブポイントがあったので、セーブしてから進むことに。
進んだ先に居たのは、大きな口を持った雲の様なマモノ。
『このマモノがボスみたい!ここまでに出たマモノよりも強力な攻撃を仕掛けてくるよ!
残り体力に注意して、慎重に戦ってね!』
「ありがとうミオ。
気を引き締めて行きましょう」
戦闘開始。
まずカナエが突っ込み、ジャブ
「いくよ!タアッ!」
カナエによって怯んだところを、ヒメノがエイミングショット。
「狙い撃つ。沈め!」
致命傷を避けたマモノは、まだ死なずにのたうちまわる。
苦し紛れにマモノが炎を撒き散らすが、私達には当たらず、明後日の方向に飛んでいく。
そして止めに私がフブキ討ち。
「氷漬けです」
逆袈裟に斬りかけ、刀を鞘に収める。
マモノは動きを止め、二つに別れながら床に落ち、消滅した。
「あっけないものだな」
「ワタシ達にかかればラクショーよ!」
「…」
_________
『ん、このコたち…セーフモードでこの数値!?
さっそくボスの第6感が当たったてワケ…?ふーん…
それじゃ、リミッターを解除するわよ。ガッカリさせないでね!』
_________
『どうしたの?ムツミ』
「ミオ。いえ…威圧感が増したので、気になっていただけです」
「む…そういえば」
「スゴイね、このゲームそんなとこまで再現してるんだ」
カナエ、それ、あの子のセリフです。取らないであげてください。
それから、スカウトポッドという機械や、先程のマモノ___ヘルクラウドと遭遇し、撃破しながら、先へ進む。
『皆、待って!あのマモノ、マニュアルに載ってない…』
あのマモノ、とは今目の前にいるコイツのことだろうか。
その体は青い鱗に
『それに、これまでと比べものにならないくらい強敵だよ!」
「それは当たり前です」
『えっ?』
「知ってるのか?ムツミ」
「ええ。お祖父さんから聞いたことがあります。
彼奴はリトルドラグ、
「ドラゴン!?」
『ドラゴンがなんで…!?』
「来るよ!!」
カナエが叫ぶが、ヒメノが反応しきれずに左肩を噛まれる。
「ぐっ!このっ!」
咄嗟に右手で銃を撃って、リトルドラグを剥がす。
その隙に、指示を飛ばし、不動居を行う。
「ヒメノ、ハッキングしてロストパワーをかけてください。その肩じゃ銃は撃てない筈です」
「くっ…分かった」
「カナエは、迎撃スタンスで注意を引きつけてください」
「了解!」
カナエが独特の構えをすると、まるでそれしか視界に入ってないかの様に、カナエの下に駆けてくる。
リトルドラグがスピードを乗せることによって威力が増した爪の振り下ろしを、グローブを着けた拳で受け流し、そこを反撃。
怯んだところを、ヒメノがハッキングに成功。そのままロストパワーを掛ける。
このままでは敵わないと見たのか、狙いを私に変えて、爪を横に振る。
それを刀で弾き上げ、空中で身動きが取れないところを、双刀による割きモミジで斬り抜ける。
リトルドラグは四つに分かれ、血を噴き出す。前に消滅した。
「状況終了」
一度言ってみたかった言葉です。
_______
『ウソでしょ…これを倒しちゃうワケ…!?
ふたつめの
_______
『やったね!』
「ああ、危ないところだった」
「疲れた〜」
『それにしても、ドラゴンなんてどうやって___』
皆で喜びを分かち合っている時に、強制ログアウトさせられる。
「お客様…お客様!ミミ〜!」
聴こえてきたのはマスコットの声。お前の仕業か。
兎に角、目を開けて、ナ◯ブギアを全身化した様な機械から出る。
「ちゅ…注目されてる?
何かいけないことでもしちゃったのかな?」
ほんの一時間前に経験があるため、少しビクビクするミオ。
「おめでとうございます!お客様は選ばれたミミ!」
どうやら懸念した程ではないようだ。
「選ばれた…」
「さあ、お客様をこれから、ノーデンス本社にご案内ミミ!」
「本社にか?怪しいな…」
「まあまあヒメノ。オモシロそうじゃん」
「カナエ、お前なあ…」
「心配ないミミ〜。本社に来れば全部わかるミミ!」
「えっと…ムツミ…どうしよう?」
ミオがこちらを見てくる。マスコットに対する答えは、
「行こうミオ。どうやら大事な話の様だし」
「分かったよ。ムツミ」
「リーダーの決定に従おう」
「ワタシも同じく」
「決まりミミ!これは未知の世界への扉を開く、未曾有のチャンスミミ〜。
さあ、こちらへ!ついてくるミミ〜!
……どうしたミミ〜?早くこっちへ来るミミ!」
少し足を止めていただけなのだが、急かされるのはなんとも理不尽だ。
何度も言われるのは癪なので、黙ってついて行く。
「あ…待ってムツミ…!」
こちらへ駆けて、隣で歩くミオ。
「ハイスコアラーのスカウト…都市伝説だと思ってた…」
「流石、ムラクモ13班の孫だぜ…!」
なんて会話があったりなかったり。
『東京スカイタワー』
2020-Ⅱの最初のダンジョンにして最後のダンジョン。
Ⅲでは、BGMが素晴らしいことになっている。
『大丈夫だ、問題無い』
最強だから。
フラグじゃないよ?
『ナガミミのお守り』『双剣・零式』
ナガミミのお守りは体験版プレイ特典。ムツミは前週の最後に貰った。
双剣・零式は事前登録特典。ムツミは15歳の誕生日に貰った。
『あの子のセリフ』
Chapter4あたりで見れる
『ドーピング剤』
これの正体は、いずれ明かされる。
『フブキ討ち』
2020、2020-Ⅱにて使える、サムライの技。
居合モードで使える。何故かⅢのサムライは使えない。
『知ってるのか?ムツミ』
何度も見ましたし。
『リトルドラグ』
シリーズ皆勤賞の一匹。
2020、2020-Ⅱでは、デストロイヤーが居ないとかなり苦戦する。
そして可愛い。
『ロストパワー』『迎撃スタンス』
Chapter1以降に使える技。使える理由は特別な訓練を受けているから。
『◯ーブギア〜全身ver〜』
ファントム・バ◯ットに出てくる快適カプセルの、鋭角70度を想像してください。