二回目の『7th』~最後の狩り~   作:夢幻月

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活動報告。書きました。(冷やし中華感)


二話:THE game

 ターミナルでチームの登録を終え、セブンスエンカウントにログインする。

 

 

 

 

 目に入るは、懐かしき東京スカイタワー。

 フロワロまみれですが。

 

「うわぁ…これゲームなんだよね!?まるで本物のスカイタワーにいるみたいだよ!」

「見事な再現度です。」

「ノーデンスの技術がこれほどとは…」

「すっごーい!」

 

 これ、一回目より再現度高い気がします。

 

「じゃあ、ここからのナビはわたしに任せて。マニュアルは一通り読んだから大丈夫!」

「タヨリにしてるよ!」

「うん!

 えっと…ミッションは『迫り来るマモノを倒してスカイタワーを解放しよう!』

 …だって。マモノとエンカウントしたらバトル開始だよ、気をつけてね」

「雑魚に私の相手は務まりません」

「自意識過剰ではないか?」

「大丈夫だ、問題無い」

「あはは。あっそれとね、フィールド上の不思議な光にアクセスすると、今までの記録を残せるみたい。

 光は青と緑の二種類があって、青は記録を残すだけなんだけど、緑の方は回復効果があるんだって。

 もし、途中でも見つけたらアクセスしておくといいんじゃないかな…」

「なるほど、セーブと回復はしっかりと。ですね」

「あとは…ええと…これくらいかな。

 それじゃ、マップを見ながらまずは上に向かってみようか」

 

 ナガミミから貰ったお守りを確認。【双剣・零式】を装備。

 他に不備は無いかどうか確認して。

 

「では皆さん、行きましょう」

「ああ」

「リョウカーイ」

 

 

 

 

 中に入るとすぐに戦闘になった。

 

『敵はラビ二体。そこまで強くない筈だよ』

 

 ミオが敵の数を教えてくれる。

 先手必勝。

 

「遅い」

 

 ダッシュで近づき横薙ぎに一閃。

 それだけでラビが一体消滅する。

 

「危ない!」

 

 後ろから突進してきたもう一体を、体を横にずらして避ける。

 避けられて大きな隙を晒したラビに、カナエが追撃をかける。

 

「はああ、ハッ!」

 

 カナエの拳を受けてラビが消滅する。

 後に残ったのが、AZと呼ばれる資源兼全国共通通貨だ。

 

「ふぅ」

『三人ともすごい…!マモノをあんなにアッサリ倒しちゃった!』

「助かりましたカナエ」

「オレイはいいよ。

 ソレにしても速いね、目で捉えきれなかったよ」

「そんなことはありません」

「謙遜は要らん。もっと胸をはれ」

「褒め言葉として受け取っておきます」

 

 ラビが落としたAZを回収して先へ進む。

 

 

 戦闘を幾度か繰り返し、宝箱の中身を回収して。二階に上がったところでヒメノが問いかけてくる。

 

「ムツミ、不思議に思っていたんだが、どうやってそこまで強くなったんだ?」

「それワタシも気になる」

「ああ、それなら、お祖母さんに鍛えてもらっただけです。

 それにドーピング剤もありましたし」

 

 嘘は言っていない。嘘は。

 

「そういうモノ?」

「そういうものです。

 さあ、先へ進みましょう」

「そうだな」

 

 

 

 

 少し進むと緑のセーブポイントがあったので、セーブしてから進むことに。

 進んだ先に居たのは、大きな口を持った雲の様なマモノ。

 

『このマモノがボスみたい!ここまでに出たマモノよりも強力な攻撃を仕掛けてくるよ!

 残り体力に注意して、慎重に戦ってね!』

「ありがとうミオ。

 気を引き締めて行きましょう」

 

 戦闘開始。

 まずカナエが突っ込み、ジャブ

 

「いくよ!タアッ!」

 

 カナエによって怯んだところを、ヒメノがエイミングショット。

 

「狙い撃つ。沈め!」

 

 致命傷を避けたマモノは、まだ死なずにのたうちまわる。

 苦し紛れにマモノが炎を撒き散らすが、私達には当たらず、明後日の方向に飛んでいく。

 そして止めに私がフブキ討ち。

 

「氷漬けです」

 

 逆袈裟に斬りかけ、刀を鞘に収める。

 マモノは動きを止め、二つに別れながら床に落ち、消滅した。

 

「あっけないものだな」

「ワタシ達にかかればラクショーよ!」

「…」

 

 

 _________

 

 

 

『ん、このコたち…セーフモードでこの数値!?

 さっそくボスの第6感が当たったてワケ…?ふーん…

 それじゃ、リミッターを解除するわよ。ガッカリさせないでね!』

 

 

 _________

 

 

 

『どうしたの?ムツミ』

「ミオ。いえ…威圧感が増したので、気になっていただけです」

「む…そういえば」

「スゴイね、このゲームそんなとこまで再現してるんだ」

 

 カナエ、それ、あの子のセリフです。取らないであげてください。

 

 

 

 それから、スカウトポッドという機械や、先程のマモノ___ヘルクラウドと遭遇し、撃破しながら、先へ進む。

 

『皆、待って!あのマモノ、マニュアルに載ってない…』

 

 あのマモノ、とは今目の前にいるコイツのことだろうか。

 その体は青い鱗に(おお)われ、鋭い牙と爪を持ち、忙しなく跳ねる。

 

『それに、これまでと比べものにならないくらい強敵だよ!」

「それは当たり前です」

『えっ?』

「知ってるのか?ムツミ」

「ええ。お祖父さんから聞いたことがあります。

 彼奴はリトルドラグ、ドラゴン(・・・・)です」

「ドラゴン!?」

『ドラゴンがなんで…!?』

「来るよ!!」

 

 カナエが叫ぶが、ヒメノが反応しきれずに左肩を噛まれる。

 

「ぐっ!このっ!」

 

 咄嗟に右手で銃を撃って、リトルドラグを剥がす。

 その隙に、指示を飛ばし、不動居を行う。

 

「ヒメノ、ハッキングしてロストパワーをかけてください。その肩じゃ銃は撃てない筈です」

「くっ…分かった」

「カナエは、迎撃スタンスで注意を引きつけてください」

「了解!」

 

 カナエが独特の構えをすると、まるでそれしか視界に入ってないかの様に、カナエの下に駆けてくる。

 リトルドラグがスピードを乗せることによって威力が増した爪の振り下ろしを、グローブを着けた拳で受け流し、そこを反撃。

 怯んだところを、ヒメノがハッキングに成功。そのままロストパワーを掛ける。

 このままでは敵わないと見たのか、狙いを私に変えて、爪を横に振る。

 それを刀で弾き上げ、空中で身動きが取れないところを、双刀による割きモミジで斬り抜ける。

 リトルドラグは四つに分かれ、血を噴き出す。前に消滅した。

 

「状況終了」

 

 一度言ってみたかった言葉です。

 

 

 

 _______

 

 

 

『ウソでしょ…これを倒しちゃうワケ…!?

 ふたつめのキィ(・・)…このコかもしれないわね。お遊びはここまでよ。』

 

 

 

 _______

 

 

 

『やったね!』

「ああ、危ないところだった」

「疲れた〜」

『それにしても、ドラゴンなんてどうやって___』

 

 皆で喜びを分かち合っている時に、強制ログアウトさせられる。

 

「お客様…お客様!ミミ〜!」

 

 聴こえてきたのはマスコットの声。お前の仕業か。

 兎に角、目を開けて、ナ◯ブギアを全身化した様な機械から出る。

 

「ちゅ…注目されてる?

 何かいけないことでもしちゃったのかな?」

 

 ほんの一時間前に経験があるため、少しビクビクするミオ。

 

「おめでとうございます!お客様は選ばれたミミ!」

 

 どうやら懸念した程ではないようだ。

 

「選ばれた…」

「さあ、お客様をこれから、ノーデンス本社にご案内ミミ!」

「本社にか?怪しいな…」

「まあまあヒメノ。オモシロそうじゃん」

「カナエ、お前なあ…」

「心配ないミミ〜。本社に来れば全部わかるミミ!」

「えっと…ムツミ…どうしよう?」

 

 ミオがこちらを見てくる。マスコットに対する答えは、

 

「行こうミオ。どうやら大事な話の様だし」

「分かったよ。ムツミ」

「リーダーの決定に従おう」

「ワタシも同じく」

「決まりミミ!これは未知の世界への扉を開く、未曾有のチャンスミミ〜。

 さあ、こちらへ!ついてくるミミ〜!

 ……どうしたミミ〜?早くこっちへ来るミミ!」

 

 少し足を止めていただけなのだが、急かされるのはなんとも理不尽だ。

 何度も言われるのは癪なので、黙ってついて行く。

 

「あ…待ってムツミ…!」

 

 こちらへ駆けて、隣で歩くミオ。

 

「ハイスコアラーのスカウト…都市伝説だと思ってた…」

「流石、ムラクモ13班の孫だぜ…!」

 

 なんて会話があったりなかったり。




『東京スカイタワー』

2020-Ⅱの最初のダンジョンにして最後のダンジョン。
Ⅲでは、BGMが素晴らしいことになっている。

『大丈夫だ、問題無い』

最強だから。
フラグじゃないよ?

『ナガミミのお守り』『双剣・零式』

ナガミミのお守りは体験版プレイ特典。ムツミは前週の最後に貰った。
双剣・零式は事前登録特典。ムツミは15歳の誕生日に貰った。

『あの子のセリフ』

Chapter4あたりで見れる

『ドーピング剤』

これの正体は、いずれ明かされる。

『フブキ討ち』

2020、2020-Ⅱにて使える、サムライの技。
居合モードで使える。何故かⅢのサムライは使えない。

『知ってるのか?ムツミ』

何度も見ましたし。

『リトルドラグ』

シリーズ皆勤賞の一匹。
2020、2020-Ⅱでは、デストロイヤーが居ないとかなり苦戦する。
そして可愛い。

『ロストパワー』『迎撃スタンス』

Chapter1以降に使える技。使える理由は特別な訓練を受けているから。

『◯ーブギア〜全身ver〜』

ファントム・バ◯ットに出てくる快適カプセルの、鋭角70度を想像してください。
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