篠ノ之束は密書を明神家に送って、天界との連絡を取っていたことで、弥生の精神疾患を治すことが出来たことを悟った弥生は、篠ノ之束と呼ばず、姉として呼んでいたのである。
そして、もう一つの木箱の中に入っている物を確かめるべく、玄馬が木箱の蓋を開けると、中に入っていた物は、
「お父さん、これ刀?」
「明が、これを扱えるものを探していてな、いずれ来る時まで蔵に木箱に入れて保管していたんだ」
【朱音・・様‼】
「何‼(頭の中に何か流れ込んでくる‼)」
「まさか、使い手が、朱音だったのね」
「朱音‼」
二尺三寸の朱色の日本刀からオーバーロードど違う朱色の二足歩行の翼をもつドラゴン「ドラゴニック・ディセンダント」が姿を現し、朱音を主と認めたのである。
そして、朱音の脳内に直接コンタクトを取ったドラゴニック・ディセンダントによって、朱音は忘れていた物を思いだしたのである。
「お父さん、お義母さん、お姉ちゃん、あたし、本当の名前は、鳳鈴音、中国の代表候補生、ISの」
「知ってたの、あなたの事は、ISによってあなたの両親が離婚したことなど」
「いい? あなたは、もう、中国のISの代表じゃない、この家の、わたしの、妹、明神朱音なんだから」
「うん‼ 天夏、じゃなくて、一夏‼」
「よくわかったな、オレの事」
「髪伸ばしたくらいで、幼馴染のあたしが気づかないと思ったの、アタシも行く‼ 連れてって‼」
「ああ、これで全員そろったしな‼」
「姪っ子達とは仲良くしないとね」
「大丈夫‼」
朱音は自分が中国人で中国のISの代表候補生だと言うことなどを明神家のみんなに話したのである。
卯月はそれがどうしたといった感じで、恵都と玄馬も家族なんだからと励ましたのであった。
もう一度、与えられた命をチャンスにした朱音は、天夏達共に旅立つ決意をして、就寝したのであった。
そして翌日、
「それじゃ、行ってきます‼」
「くれぐれも、無茶しないでね」
「此処が、おまえが返ってくる家だからな‼」
【行きますか、朱音様】
「そうね、神装機竜を手に入れたからには、IS学園に編入してやる‼」
「お~い‼」
「待ちなさい‼」
朱音は自分の部屋で旅立つための荷造りを終えて、動きやすい朱色のジャケットに、長ズボンを履いて、機攻殻剣「ドラゴニック・ディセンダント」は卯月に教わった粒子化で空間に閉まって、天夏達共にフラクシナスへ旅立ったのであった。
「戻ったみたいね」
「はい」
「いきなりだけど、任務を言い渡す、直ちに、ヒストリア島に出撃しなさい」
「わかりました‼」
「事情は向こうに着いてから考えるとわかるから‼」
「行こう‼ オレ達の重大任務に」
「多分、ダグラスさん達を助けに行けだな」
「行くぜ‼」
弥生達「おう‼」
フラクシナスへ戻ってきて束の間、剣心が待っていたようで、天夏達にヒストリア島に向かえという任務を言い渡されたのであった。
天夏達は急いで、ヒストリア島に転送ルームから転送したのであった。