「出たーー!!! 呂布が出たぞー!!!」
轟音と共に巨大な山の一つが崩れ落ち、そこから巨大な何かがゆっくりと姿を現した。
「あれが呂布って、そりゃないよねー。ショウガさん」
「全くだよ・・・。ただの化け物だろ、あんなん。」
Sangoku☆Galaxy 通称:SAGA 今から3年前に発売されるとともに、全世界で爆発的なヒットを果たした三国志の名前をもじっただけで歴史的要素はほぼ皆無のMMORPGである。
「あれ、スーパー系のロボットだろ。。あんなん倒せるのかよ・・・」
「一か月前から告知してた大規模イベントだからねぇ。。《最凶降臨》がうたい文句だったけど、予想以上だね。」
つい一か月前より運営より告知されていた《最凶降臨》イベント。100~人より参加可能なこのイベントは今までの常識を覆すものだった。
「公式発表だと全長50mらしいよ。あとネット情報だと物理防御値最大でも2発ともたないらしいし、でかいくせに攻撃も遅くはないし、何よりHPの底が見えないんだってさー。まだ半分まで削ったチームもないらしいしよ。。」
「それ反則だろ。。もうイベント開始してから3日は経つのに半分すら削れてないって・・・永久に無理な気がしてきた。」
三国志。中国の後漢末期~三国時代にかけての群雄割拠の時代である。その中で名を残す武将は幾人もいたが、最凶の名は呂布にふさわしいであろう。裏切りを繰り返し、己も裏切られることにはなるが、確実に本物の強さをもっていた。
名は呂布。人型をしてはいるが、肌は黒く、目は血のように赤く、数は六つ。先人たちの挑戦の結果、弱点は目である。という事は判明したが、計12になる目と思われるものが呂布の前には浮遊していた。そしてそれ浮遊しているだけにはとどまらず、すさまじい速さで攻撃という攻撃を無効かし、すさまじい威力の魔法を唱え、挑戦者達を確実に殲滅していく。はすごい速さでこっちの攻撃を防ぐ。さらに9つの目を破壊すると一刻と待たずすべての目が復活するのである。9つ潰すと1時間で全部復活する。
故に、目をすべて破壊(呂布を打倒と予測される)するには、9つの目を何時間かけて破壊しようがは関係なく、9つの目を破壊した後の時間との勝負になる。
・・・そうして無事に40分の死闘の末、教会より復活して今に至る。
いや、だって仕方ない。俺とカレンさんは初めての参加だったし?味方は15分くらいで全滅したし?
なんならそこから頑張ったことを評価してほしい。すごく褒めてほしい。
誰か褒めて!!!
「今回は初見だったし、パーティーの方先に逝っちゃったから仕方ないよねー。でも二人でHPも一割は削れたんじゃない?」
「まぁ、どんなもんか行ってみよう!ってノリの部分大きかったし、次行くときは面子も誘って本気で行こうぜー。とりあえず明日も朝早いから寝るわー。おやすみーー」
そう言って、俺はゲームの電源を落とし、布団に入った。
★
翌日。いや正確には翌日なのかも分からないが、いつもの朝とは違った感覚を感じ恐る恐る目を覚ました。
視界に広がったのは青々とした空。俺はそっと目を閉じた。
意味わかんない。意味わかんなくない?ちょっと昨日の流れを整理してみようとか言うまでもなく、家でゲームしてそのまま家で寝た。確実に家で寝たのだ。なのに・・・・空!!
あー、あんな青々とした空久しぶりにみたなー。もっかい見てみようかなー。
・・・・・・・
空!!たーだの青い空!!俺はそっと目を閉じた。
よし冷静になって考えてみよう。可能性は2つ。天井が無いのか、俺が家にいないのか。
とりあえず、どっちもやばい。
天井が無いのは相当やばい。俺が家にいないのも、外にでた記憶がないのに外にいる。やばい。夢遊病?
とうとう会社に行くのが嫌で心が勝手に動いてしまったのかな?とりあえず、やばい。
1分。たったこれだけの時間で俺は冷静さを取り戻した。さすが俺。
その1分で分かったことがある。まずは匂い、火事かな?って思っちゃうそんな匂いだね。そして音、最初から気づいてたけど、すごくうるさい。
「悲鳴かな?悲鳴なのかな?悲鳴だよ。」ショウガさん心の一句。
あとは爆発音っぽいのと、金属同士があたる音、化け物の叫び声と魔法詠唱してる声。
聞きなれてるだけあって、すぐ判別できちゃう。
あれー。でもおかしいなー。寝てなかったかなー。寝ぼけたままSAGAってたかなー。こりゃ仕事遅刻だなー。朝からテンションSAGAっちゃう。
とりあえず、そうと分かれば周りで起きてることは大したことではないので、落ちて仕事に備えるとしよう。
人生で初めて書いた物語です。稚拙な文ですいません。
書くのってすごい時間かかるんですね。。時間はかかるかもしれませんが、途中ドロップはいたしません。