天使が裁く!   作:らんらんタワー

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やってしまった。黒歴史がまたひとつ増えること。
だが私はこれを投稿する。(なに言ってるんだ!ふざけるな!!!ウゾダドンドコドーン!!)


読者の皆様には暇つぶし程度に読んでくれればと思います。






誤字脱字などがあったら報告してください。


第一話 帝都に来る前に

 

 

突然だが皆に聞いて欲しいことがあるんだ。

皆は『転生』と言う言葉を知っているか?

宗教では転生輪廻とも言い、死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってくることを言うらしい。

もっとも誰も「私が転生者だ」なんて言っても信じるわけがない。周りの人からは異常者だと思われるだろう。

だがその転生を経験したものが本当にいたらどうする?

その人物が生まれたときから前世の記憶を持っていたとすれば?

転生した先が転生者の読んでいた漫画の世界だったら?

 

おっとこれ以上話し出すときりがなくなってしまうな。

では本題に入るとしよう。

さっきの話でもあった転生だが、私がその『転生』を経験した者だ。

証拠?証拠なら私が前世でどんな人生を歩んできたか教えよう。

私は日系アメリカ人として生まれた。

そしてアメリカで少しでも自分の評価を上げるために高レベルな学校を目指してがんばり高校卒業後、大学で日本語を勉強するために日本に来た。

日本では自堕落な生活を送っていたよ。バイトはしっかりしたが毎日漫画を読んでいなければおかしくなりそうな時期もあった。

そんな生活をしていた私に人生の転機が訪れたんだけどな。

それはアメリカ本国に帰ってきてまともな仕事に就けたと思った矢先の事だった。

私はいつも通りに会社から家に向かう途中で通り魔に襲われた。

その時に刺された場所が悪かったんだろうな。私はすぐに意識を失ったよ。

 

で、そんなこんなで目の前が真っ暗になった私の目に眩しすぎるくらいの光が差し込んできた。

その光が収まった後に目を開けてみると、私は赤ん坊になっていた......。

 

――――――――これが私の転生した成り行きだ。

 

転生後の世界は前世とは違う感じだった。

帝国と将軍....極めつけはナイトレイドに帝具という存在。

そう、私が転生した世界は・・・・。

 

『アカメが斬る!』の世界だったのだからな。

ん?何で私がこの漫画のことを知っているかって?

そんなことは簡単だ。私が日本に来た時に日本でできた友達に貸して貰って見たからな。

久しぶりだったよ、漫画を読んであんなに楽しいと思ったことは。いや漫画自体読んだのは久しぶりだったからかな。

まあそれはどうでもいい。

私が心配なのはこの世界で生き残れるかどうかだ。待っているのは殺しや暗殺、虐殺など様々な死が蔓延る腐敗した国。

正直その時私が死ぬのはそう早くない事だと悟った。

だが、運命とは中々にどうして、不思議なものだと思ったよ。

なんせ私はこの世界に転生し、生まれて12年くらい経った時、山奥にあった神殿に保管されていた帝具に適合してしまったのだから。

それでも私が死ぬことがなくなったわけじゃない。

帝具に適合したことで帝国側から革命側からこの双方から勧誘される可能性が出てきたのだから。

と言っても私はすでに帝国側に勧誘されて所属まで秒読みといったところだがな。

 

では今度は私が転生後の世界で人生の転機とも言える出来事に遭遇した話をしよう。(話し方が若干少女っぽくなっているかもしれないが気にするな)

私が生まれてから数年経ってある程度のことが出来るようになった時の話だ。

私はその日、村の人の狩りについてきていた。

だが狩りの途中に特級希少種に出会ってしまって皆で逃げてきた際にはぐれてしまい、迷子になってしまったんですよ。

それでそのままぶらぶらと歩き回っていたらなにやら不思議なところに出たんです。

山の中なのに唯一開けた場所があって、その場所にはなんかよく観光スポットとかで見るような神殿があったんです。

私は怖くなってその場から引き返そうとしたんですけど、なんでか神殿の中から私を呼ぶ声が聞こえてきたんですよね。

 

『神の使いよ、こちらに御出でなさって下さい』って感じに。

 

その言葉が聞こえてきた時は、ついに私の耳もイカレたなって思ったんだけど幻聴じゃなかったみたいで。

 

『あなたには資格があります、どうぞこちらへ』

 

今度はさっきとは違う声が聞こえてきてですね。私はほいほいとその神殿の中に入ってしまったんですよ。

 

神殿の中に入った後はその声に導かれるかのように私は神殿の中心部に向かって行きました。

その中心部に到達して開けた場所にでたら、広場?の中心には黒曜石で出来ている台があって、その台の上にはなんて言うかこう、丸くて金色に光り輝いている宝石?みたいなのがありましたよっと。

私がそれを見た瞬間頭にビビッと来ましてね。罠があるんじゃないかなんて言う先入観を捨てて、台まで歩いていった。

で、台に近づいた瞬間に、宝石?がいきなり浮かび上がって私の胸に飛んできて、胸元にすっぽりと当てはまる感じで埋まりました。その後どうなったかって?それはもちろん・・・・。

 

 

 

―――――――――適合するに当たっての質問だったよ。

 

 

 

『汝はこの帝具に何を望む?』

 

この帝具に?えっ、これって帝具だったんだ・・・。何を望む・・か。

特段望むものはないかな。あるとすれば私が平穏に暮らせる力があればいい。

 

『汝は神の使いとなることを望むか?』

 

か、神の使い!?何これそんな代物だったの!?

お、落ち着け私。こんな時は素数を数えて落ち着くんだ、0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, ....ってこれフィボナッチ数列だ・・・。

おk、私なんかで勤まるか分からないけど神の使いになる。

 

『汝は正義をどう思うか?』

 

正義・・か、正義なんてものは人によって千差万別。その人にとって正義でも別な人にとっては悪になる。だから正義とか悪とかはどうも思わない、って言うと嘘になるけど、私は私自身が正義だと思ったことを貫くだけ。

 

『・・・・・我は汝を主として認めよう』

 

ありがとう、私はサリエル・ディレイニー。あなたの名前を教えてくれない?

 

『我に名などない。あるとすればこの帝具の名のみ(しかし主の名に天使の名が入っているとは、おもしろい)』

 

じゃあ帝具の名前を教えて?

 

『”天の軍勢”《ヘヴンリィトライアル》』

 

ふむふむ、天の軍勢と書いて天の審判と言うんだ。

 

『この名をつけたのは我をここに一度封印した者だ』

 

へ~、帝具を封印・・・、封印!?

 

『そうだ、あやつは我の力を恐れたから封印した。いや封印しなければならなかったというべきか』

 

なんか凄い気になる。あれ?そういえばなんで帝具が喋れるの?

 

『これは我が喋っているわけではない。あのお喋りな前任者が勝手にこうしたんだ』

 

ううむ、この帝具の前任者ってのは気になるな。

いいや、それは後で調べよう。

とりあえず帝具と適合できたんだし、さっさとここを出ようかな。

 

 

ごゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッッ

 

 

ふぁ!?突然神殿が揺れ始めた。なんか壁にひびが入ってるんですけどー!やばいやばいこのままじゃ生き埋めに・・・・。

 

『ならば主よ。能力を使ってみるがよい』

 

へ?能力?ああそうか帝具だから特殊な力があるんだね。

 

『天使の羽を想像するのだ...』

 

天使の羽を想像する・・・?・・・・・・・・。

 

すると彼女から光が溢れ始める。その光が彼女の体を包み込むように形を成していき、光が収まった時には彼女は神話で表現される、まさに”天使”と同じになっていた。

 

す、凄い。なんだろうこの感覚、まるでいつも昼寝をしていた時みたいにぽわぽわする~。

 

『主よ。その気持ちを味わう前にここを脱出しなければならないぞ』

 

はっ!そうだった。でもどうやって?

 

『今度は槍を想像するんだ。それで槍が出来たらそれを上に向かって構えたまま、速度を出して飛んで天井をぶち抜く』

 

な、なんか難しそうだけどやってみよう!槍を想像するんだね・・・。

彼女は頭の中に今は亡き父が使っていたような槍を思い浮かべる。

すると次第に光が槍の形になっていき、彼女の手には光で出来た槍が1本あった。

 

ほんとにできた、えーとこれを上に向けたまま羽を使って飛んで天井をぶち抜くんだっけか。

こーして、羽ってどう動かすんだろ。と、とりあえず飛べっ!

その瞬間彼女の体が地面から浮かび上がった。

 

や、やった!このまま速度を出して天井まで突っ込む!

彼女は帝具の言っていた通りに槍を構えて神殿の天井に突っ込んだ。

結果神殿の天井を貫通して彼女は外にでた。

 

生きてるぞぉぉぉぉ!すげえ帝具を手に入れる前にはこんなことできなかったのに、帝具様様だね。

 

『そうだろ!?主はそう思うか!?』

 

うおっ!?なんかいきなりテンションの高いトライが!?

 

『トライとは?』

 

えっ?あなたの名前。

 

『ヘッ?』

 

ん?

 

『我の名はないはずだが?』

 

うん、だから私が帝具としての名前とは別につけた。と言ってもトライアルのアルを無くしただけなんだけどね。

 

『そうか、トライ・・トライか。主よ感謝する』

 

イイヨ別にー。私はあなたの力のおかげであそこから出れたんだから。

 

『いやはや今度の主は前任者と違って素晴らしいお方だな。・・・・ん?』

 

どうしたの?

 

『なにか強大な気配がしてな。将軍クラスか』

 

しょ、将軍クラスとか....。化け物じゃん!なんでこんなところに!?

 

『我も分からん。しかし言えることは戦闘になったら勝てる確率は3割ほどだ。今の主ではな』

 

私なんかが将軍クラス相手に勝てる確率がそんなにあったなんて・・・。

 

『!?馬鹿な・・。この気配は・・・・』

 

トライ、何かあなた今こちらに来ている人を知っているの?

 

『知っている。前任者の知り合いでもあり、昔から非凡な才能を持っている男』

 

『奴の名は・・・・』

 

 

 

『ブドー』

 

 

 

ええええ!?あのブドー将軍!?あなたの知り合いだったの!?

 

『いや、私ではなく前任者なのだがな』

 

『しかしブドーとなると主の勝ち目はないな』

 

じゃあどうしろと!?飛んで逃げたら絶対すぐに見つかるよ?

あっ、でもここは迷った一般人を装えばいいんだ。(実際ガチで迷ったし)

こんな事言っても信じてくれる気がしない(絶望)

 

そんなこんなで彼女がうーと唸っていると・・(そのうーうー言うのをやめなさい!)

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「こんな山奥に何故あの子のような少女が・・・」

 

考えていても何も変わらないな。あのこが依頼された子かもしれないしな。

1人の男が木々を掻き分けて少女に近づいていく。

そして・・・。

 

「そこの少女よ。何故君のような小さい子がこんな山奥にいる?」

 

「ふぇ?」

 

その少女から漏れる腑抜けた声。

1人の男と少女は互いの顔を見合う。

 

「な、なななな?!?!?!」

 

突然少女が驚いて取り乱し始めた。

とりあえず落ち着くように話しかける。

 

「驚いているところ申し訳ないが。君はサリエル・ディレイニーと言う名前で間違っていないかな?」

 

「えっえっ、ええっと私がサリエルで間違ってないで・・・す?」

 

「何故疑問系なんだ・・・」

 

しばらく彼女と話し合った。やはり依頼された子は彼女で間違っていないようだ。

だが彼女は村の人々とはぐれてからどうやってこの危険種で溢れる山で生き抜いてきたんだ?”1ヶ月も”。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

 

驚いた~、いきなり後ろから声をかけられたと思って後ろを振り向いたら、もうそりゃぁ凄い筋肉ムキムキマッチョマンがいたんですから。

私は一目見て彼が原作でも猛威を振るっていたブドー将軍ってのがわかりましたよ。

まあ私が気づく前にトライが『ブドー、奴も大分変わったな。主に姿が』って言っていたから。

で、彼は私に話しかけてきたと思ったら質問質問、とにかく質問。

もう嫌になるくらい色んな質問をされたよ。でもその中で一番驚いた質問が、この危険種で溢れかえっている山で1ヶ月も生きていられたのかって聞かれたんだよ。

私も正直信じられなった。だって私の感覚だと神殿にたどり着くまでに半日も掛かってないし、神殿で過ごしたのも数時間程度だと・・思うから。

ま、その質問は曖昧な返事で流しましたけどね。涙目+上目遣いでうろたえない男はいない!・・はず。

効果はありましたけど。

 

でも。

 

でも。

 

でも。

 

何でその後に・・・・・・。

 

何でその後に私が帝具所有者だってことがバレたんですかぁぁぁぁぁ!?!?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女が帝具所有者となってからまだ数時間足らず。

彼女はブドー将軍と会い、自分が1ヶ月もこの山で遭難したと思われていたと言うことを知る。

その後にひょんなことから帝具所有者ということがバレてしまった。

これから彼女に待ち受ける運命とは・・・・・。

 




読んでいただきありがとうございます。
これから技術力は上げていくつもりでがんばりますので生暖かい目で見ていてください。
文章とキャラの口調がブレまくってる気がする・・・・。
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