艦隊これくしょん~あなたに逢いたくて~   作:ろくろう

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先日うん十二歳になりましたろくろうです。
某ハートフルタンクスートリーにて戦車が突っ込んだ旅館にお泊り出来ました♪
翔鶴姉の起工日も同じであります((ここ重要))

とうとう六郎の家族と翔鶴姉の遭遇であります。


第十四話 母親襲来!

玄関先で固まっている翔鶴。

驚愕の表情をしている女性。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

そして女性の口が開く。

「・・・・あの、どちらさまで?」

 

 

翔鶴の誕生日(進水日)から約2週間が経っていた。

そんな中、水曜日のアルバイト休みの日・・・

朝の掃除を済ませて、テーブルに座りお茶を飲んでいた翔鶴。

「今日も雨ですね・・・」

庭を見ると梅雨特有の雨模様であった。

先日六郎に祝って貰った誕生日(進水日)を思い出す。

・・・本当に嬉しかった。でもわたしは・・・

胸の奥でチクりと痛む。その痛みは身体全体にじわじわと広がっていくような気がしていた。

梅雨特有の鬱屈がじとじとと自分を暗くしていくのだろうか?

そんな感じでお茶を一啜りしテレビを見ていた。

 

そんな中。

ガラガラ!玄関の扉が開いた。

「え!?」

よく遊びに来る肉屋の松本の親方だったら、盛大にチャイム鳴らして

「「おぉ~い相馬~?いるか~?」

とよく通るでかい声を掛けてくる。他の友人達もチャイムを鳴らす。

翔鶴は身を硬くした。

「あれ?六郎サボってんのかな?」

聞こえてきた声は女性の声だった。

「は、はい!」

翔鶴はいそいそと玄関に向かった。

 

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・あの、どちらさまで?」

目の前におばさんがいた。

背の小さいほっそりとした女性であった。

「あ、あの鶴田翔子と申します。六郎さんとお、お付き合いさせて戴いております!」

意を決意してしっかりと通る声で話した。

「あぁ~~~~!そうなんだ!あたしは六郎の母の節江です」

「え?え?六郎さんのお母様!?」

「六郎はうちになんの連絡もないから、たまに見回りにきてたんだけど。こんなかわいい娘と一緒に住んでた思わなかったわ~!あたしてっきりドロボウでも入ったのかと思って」

険しい顔をしていたが、翔鶴が六郎の彼女だと判ると一気に顔は緩む緩む。

「お母様、中へどうぞ」

と翔鶴は節江を家の中へ招きいれた。

翔鶴は先に自分を名乗ったのでドンズバの対応であったのだろう。

 

座布団を敷きテーブルの座らせてお茶を入れる。

「本当にあんな馬鹿息子と一緒に居てくれてありがとうね」

節江は改めて頭を下げた。

「あ、いえいえこちらこそ!お母様表を上げてください」

翔鶴も頭を上げた。

そして節江は携帯を取り出し電話を掛けた。

 

出先周りの六郎の携帯電話が鳴った。

車を停めて発信先を確認し電話に出た。

「・・・もしもし?かーちゃん?」

『あたし!いつからこんなかわいい娘と同棲してたの!家になんにも話さなくて!』

「ごめん・・・忘れてた」

・・・母親は家の片付けをちゃんとしているか、抜き打ちで見に来ていたのだった。多分だがたまたま翔鶴がバイト行っている間に見回りに来ていて異変に気づいていたのだろうと、六郎は思い出していた。

『今度の休みに家にきな!とーちゃんにも会わせてやってね』

「あぁ、わーった」

携帯をプチっと切り、翔鶴の方に向き直りにっこり微笑み

「六郎はズボラで片付け下手糞でしょう?」

「いえいえ、一生懸命やってくれていますよ?」

「翔子ちゃんがそう言ってくれるならうれしいわ♪」

・・・そこから始まる怒涛の質問攻勢に翔鶴は若干引いてしまっていたが、基本裏表ない節江の笑顔に楽しくおしゃべりできた。

・・・提督と色々決めておいてよかったです。

そんな会話も終わりに近づき節江が帰る時間になった。父親にご飯作らなくてはいけない。

 

「翔子ちゃんありがとうね!今度家に遊びに来てね!おかあさんご飯作ってあげるからね♪」

「はい!わかりました!」

ばいばいと手を振り帰っていった。

 

 

~七時過ぎ~

雨は小降りになって来ていた。六郎が家の近くまでくると家から大好きな匂いが漂っていた。

「ただいま~」

「おかえりなさい!」

ガラガラと玄関を開けると昇格が出迎えてくれた。

「この匂いはカレー?」

「はい!お母様に教えていただきました♪」

頬を染めた翔鶴がモジモジと答えた。

そして夕食が始まる。

「あ!カレー旨い!」

「ありがとうございます!」

「いや本当に美味しいよ」

「お母様のレシピに女将さんに教えて貰ったワンポイントが入ってます♪」

「おぉ~~すげぇ!」

「うちのかーちゃんのも旨いけど翔鶴のカレーもすんげぇ旨い!」

もう子供の様にはしゃぐ六郎に翔鶴も

「うれしいです♪」

と微笑んだ。

 

食後の団欒、六郎は酒を少し呑みつつ艦これをやっているのが日課であった。

「・・・なぁ。翔鶴最近元気ないけど大丈夫かい?」

「・・・そんなこと、大丈夫ですよ?」

翔鶴は六郎の隣でギターの練習をしていた。

いつも明るく振舞っている翔鶴であるが、時折見せる憂いを帯びた表情が気になっていた。

・・・一応は判っているんだけどね。

翔鶴の最後は6月19日。それが近づいているからだ。

「そうそう、明石から聞いたけど、鳳翔さんもこっちきてるみたいだね」

「そうなんですか?」

「うん、今日俺のかあちゃんに会ってもらったでしょ?まぁ、いずれ俺のとうちゃんにも会って貰うことになるんだけど・・・」

「は、はい!」

緊張のせいか身を硬くして上ずった声で返事をする翔鶴。

「いやいや、うちのとうちゃんはそんな怖くないよ。そして鳳翔さんは全ての空母の母でもあるし、翔鶴にとってもお母さんみたいな存在だから・・・」

翔鶴は真剣な眼差しで六郎を見ている。

「・・・ケジメ付けないといけないと思ってね。」

「ま、どうなるか判んないよ?どうもサーバーが遠いからタイムラグ?的なのもあるみたいで・・・」

翔鶴の眼差しに照れた六郎は顔を真っ赤にして視線をそらし杯を飲み干した。

「提督!!」

ガバっと六郎に抱きついた。そしてギュウっと抱きしめる。

「翔鶴・・・俺は翔鶴の不安も全部受け止めるよ。逝ってしまった乗組員さんや搭乗員さん・・・ま、じいちゃんもだけど。うまく言えないけど、ふさわしい男にならなくちゃいけないね」

「提督・・・」

そのままキスをする。

 

「「お熱い所悪いんだけど、提督さんと翔鶴姉・・・・全部丸見えなんだけど」」

不意に声が聞こえる方を向くと瑞鶴が旗艦で画面に映っていた。

 

「え?」」

「あらやだ///」

 

 

 

 

 

 

 




12月12日は本気でベロンベロンになりましたw
貰ってきたCORNER CREEKというバーボンは本当に美味しいであります。
そしてそのバーボン飲みながらお話書いていたら前書きと後書きぶっちして投稿してしまうというお粗末な結果になりました。(慢心ダメ絶対!!)

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