なんかもうねごめんなさい。
プロットは一応考えていますが、書きたいことを詰めて行くうちにこんなになってしまいましたw
インプレッサはいい車ですよ?
「提督・・・おはようございます」
「お、おはよう・・・俺、やらかしてないよね?」
六郎ににっこり微笑む翔鶴。六郎もひきつった笑みで答える。
翔鶴は着ている服を触ってみたが脱がされた形跡がないのをみると
「大丈夫みたいですね。ですが途中から記憶がありません。」
とわらった。
「そうか、よかっt」
「「うっ!!」」
ほぼ同じタイミングで二人して頭を抑える。
二日酔いだ。
「すみません、こんな格好で寝てしまって・・・」
いうなれば布団の中では仰向けに寝ている六郎に翔鶴が抱き枕よろしく絡み付いている格好である。
・・・もうね色々柔らかい部分が当たって大変な事になってるよね。
「翔鶴さん・・・今、水持ってくるからそのまま寝てて」
「ありがとうございます・・・提督」
むくりと起き上がり頭を抑えながら台所に向かう。
あれだけ呑んだのに戻さなかっただけ僥倖といえよう。
冷蔵庫に冷やしてあった水のポットを取り出しグラスをもって翔鶴の居る布団に向かう。
途中、部屋においてある姿見をチラと見ると首筋や胸元に何箇所もキスマークが付いていた。
・・・翔鶴が本当に来たことを実感した。
テレビをリモコンで付けながら居間に戻ってくる。
いつもの朝のニュース番組が流れている。
・・・やっぱり現実なんだよね。
「どうぞ」
とグラスに水を注ぎ渡す。
「ありがとうございます」
両手で受け取りゆっくりと飲み干す翔鶴。
六郎も夕べ呑んでた自分のグラスに水をそそぎ一気に飲み干す。
「ふぅ・・・」
一息付き
「「あの」」
二人同時に声を発した。
「提督、からどうぞ・・・」
か細い声で翔鶴が六郎に譲る。
「あ、ありがとう・・・改めて俺の名前は相馬六郎。提督って呼んでくれるのは嬉しいけど名前の方も覚えておいてな」
「六郎さん・・・ですか?」
おずおずと六郎の名前を呼ぶ。
それだけで六郎は感動でこみ上げてくる。二日酔いで別のモノがこみ上げてこないように必死で冷静を装う。
「そんなにかしこまってなくてもいいよ。友達や近所のおっちゃんやおばちゃんはロクちゃんやロクさんで呼ばれてるしね」
「じゃあロクさんがいいかな?あ、でも二人で居るときは提督ってやっぱりお呼びしたいです」
「そして私も翔鶴でおねがいします。翔鶴姉と呼ばれるとなんか瑞鶴に呼ばれてる気がして・・・・」
「あとさん付けもいりませんよ」と付け加え翔鶴は困ったように首を傾げながら微笑む。
それだけで抱きしめたい衝動に駆られる六郎はぐっと堪えて。
時間を見ると朝の九時ちょい過ぎ、二日酔いといっても少しは腹は減るのである。しっかり水分を摂り汗を流すのが二日酔いを治すのにいい。
翔鶴のグラスにお代わりの水を注ぎ
「今から風呂沸かすよ。沸くまでにちょっと飯買ってくるよ。」
「翔鶴はちょっとまっててな」
と言うと六郎はスェットにパーカーを着込みつっかけサンダルを履いて出て行った。
歩いてすぐの所にある総菜屋に向かう。
「おはようおばちゃん」
「あらロクちゃんおはよう何買ってく?」
総菜屋のおばちゃんが声を掛けてくる。
「このサンドイッチ2つとサラダ2つちょーだい」
「誰か来てんの?」
こういうのには鋭いおばちゃんが詰め寄ってくる。
「まぁ・・・友達がね」
と六郎がはぐらかすと
「なぁ~んだ彼女じゃねぇのかい。早くいい人見つけて結婚しな?いい年なんだから~、はいこれおまけね~」
と頼んでもいないのに豚汁を2つ付けてくれた。ここの豚汁マジで旨いです。
「まぁね~・・・あ、友達待ってるから。ありがとう」
とごまかしつつ代金を払ってそそくさと出てくる。
「ありがとうね~」
手を振るおばちゃんの声を自分も手を振り家路につく。
・・・う~んこの街を翔鶴と歩くためには色々考えておかないといかんな。
そんな事を考えながら家にはいった。
「ただいま~」
「おかえりなさい・・・」
翔鶴は布団の上にぺたりと座り六郎を見て微笑んだ。
二日酔い辛いよね、俺も辛い。
「とりあえず、簡単な物だけど無理しないでゆっくり食べな」
テーブルに買ってきた物を広げる。
サンドイッチにサラダ、そしておばちゃんがおまけでくれた小さい容器に入った豚汁。
「ありがとうございます」
翔鶴はお礼を言い豚汁を手に取った。
蓋をあけると味噌のやわらかい香りが漂う。
「おばちゃんの作る豚汁はマジで絶品だから」
サラダやサンドイッチに豚汁が合うか?と疑問は浮かぶが旨い物は合うのだ。
「あぁ、良い匂い。いただきます」
と言い一口啜る
「あ、美味しい・・・」
「だべ?あそこのおばちゃんのはガチだから・・・頂きます」
六郎もサンドイッチを袋から取り出しかじりついた。
「この豚汁美味しいですね!加賀さんの作る豚汁もおいしいけど」
「加賀さんのも美味しいんだ・・・俺食ってみたい」
食べながら少しづつだか会話をしていく。
「サンドイッチは金剛さんの美味しかったですよ?」
「おぉ~マジで!そだ比叡のカレーってどうなの?」
食べ物談義では絶対に聞いてみたいネタをここぞとばかりにぶつけてみた。
「比叡さんのカレー・・・ですか?食べた事はないですね。たまに厨房に篭って何かやってるみたいですが、そういう時は金剛さんや榛名さん、霧島さんはちょっと悲しい顔してたの覚えています」
サンドイッチをあむあむ食べながら右の人差し指を形のいい顎にあてて翔鶴が思い出すように話す。仕草がものすごくかわいい。
・・・みんな。苦労してるんだな・・・俺は心のなかで金剛姉妹に合掌した。
「あ、でもでもごはん炊くのはものすごい上手です!炊き込みご飯やお赤飯作るのも」
「へぇ~~~、そうなんだ。ま、得手不得手は人それぞれだからね」
そんな感じで取り留めのない会話をしつつもお風呂が沸いたので
「風呂沸いたから先に入ってきな。二日酔いには発汗も大事だから。水飲みながらゆっくり浸かってきな」
「いや、提督が先に・・・」
「レディーファーストってのがあるんだよ、俺は片付けしたり着替え用意するから」
翔鶴を浴室に連れて行き、呑み散らかしたビールの缶や焼酎の瓶をまとめて燃えないゴミの袋にまとめたり、つまみの袋を燃えるゴミの袋に纏める。
「提督、お風呂気持ちいいです。ありがとうございます」
浴室からの声に
「ゆっくり入っていいよ~」
と返事をし布団をたたんでいた。掛け布団を三つ折りにして持ち上げると翔鶴の髪のいい匂いがした。
いつまでも嗅いでいるわけにもいかないのでクローゼットの中から着れそうな服を探す・・・
出てきたのはサッカープレミアリーグのウォームアップジャージが出てきた。マンUやチェルシーじゃないよ?ニューキャッスルユナイテッドの年代物のジャージだ。
「これかなぁ?」
とジャージを広げながら呟くと。
「お風呂ありがとうございました」
と背中から声が聞こえた。
振り返ると髪をタオルでアップにしバスタオル巻いたままの翔鶴が立っていた。
白い肌がピンクに上気してて、タオル越しに身体のラインが丸見えである。
寝てた時に自分の身体に当たる部分の柔らかさは半端じゃ無かった。
「ごめん!着替えこれね。朝なのに刺激が強すぎる!」
うん、俺の顔は茹蛸のように真っ赤になっていたろう。翔鶴も顔真っ赤にしてジャージを受け取って浴室に飛び込んでいった。
「着替えてきました。こんな感じでいいでしょうか?」
浴室からニューキャッスルのジャージを着た翔鶴が出てきた。
「・・・・」
男物のでかいジャージのおかげでものすごくかわいい。なんだこのかわいい生き物はってなくらい可愛い。
そして極めつけはポニーテール!バクバクなる心臓を押さえつつ、冷静を保つように
「ごめんな。こんな服しかなくて」
「いえ、着易くて嬉しいです。そしてなにより提督の匂いがします。」
袖の匂いをすんすん嗅いでいる。
たまらなくなり、ギュッてしたいのを押さえつつ
「おれも風呂入ってくるよ」
と笑顔で言い浴室に入っていった。
・・・俺の精神は持つのだろうか?
湯船につかり悶々と考え込んでいたらのぼせそうになった・・・
ドゥン!!ドコドコドコドコ・・・・
愛車のインプレッサのエンジンに火を入れる。
~スバル インプレッサWRX~
スバルがラリーで勝つために送り出した渾身のスポーツカー。
水平対抗4気筒はターボチャージャーを介し当時の馬力自主規制280馬力を誇る。
本気で踏むと空飛ぶんじゃないかと思うくらい速いよ。
元の名前は富士重工、さらに戦前は中島飛行機に通づる。
零戦のエンジンも作っていたが、海軍機だと天山や彩雲も造っていた。
翔鶴の艦載機にもあったはずだよね。
「わぁ・・・凄い音ですねぇ~」
・・・いやあんた、艦載してたでしょ。心の中で突っ込みながらも助手席のドアを開け翔鶴を座らせる。
座席に座ろうとした翔鶴が「キャっ」と小さく悲鳴を上げてバケットシートに落ちた。
・・・初めてバケットシートに座るとそうなるよね。
初々しいよね。
六郎も運転席に回り乗り込む。
エンジンが温まるまで暫くは暖気運転。
「この車ね、翔鶴にもかかわりある車なんだよ?」
「そうなんですか?」
「メーカーはスバルって言うんだけど。元の名前は富士重工っていって、戦前は中島飛行機って名前だったんだよ」
「え?」
びっくりしながらも翔鶴は聞く態勢に入る。
「零戦のエンジン作っていたり、天山や彩雲も造っていた会社なんだよ」
話しながらもボクサーエンジンのドコドコ言う重低音が心地いい。
「他の艦載機を作っていた三菱も自動車つくってたりするよ」
「そうなんですか~。慣れてくると本当に心臓の鼓動のように心地いいですね」
シートにもたれかかりながら目を瞑り全身で車の鼓動を感じている。
「じゃあ、昼飯しながら翔鶴の洋服を買いにでかけましょうか」
翔鶴にシートベルトをしてあげて、自分もシートベルトを着けサイドブレーキを降ろし、ギアを入れゆっくりと車を発進させた。
総菜屋のおばちゃんは一応イメージキャラはいます。(ですがばらしたらファンに撲殺されること請け合いですのであえて伏せます)
折角地元が某アニメの聖地なのでちょくちょく要素足していきます。
今週末は今年一番のイベントが開催されまして、リアル身辺も忙しくなってきます。
次の更新は来週のイベ前位を予定で頑張って行こうと思います。