皆様いかがお過ごしでしょうか?
翔鶴姉に艦ではなく船に乗ってもらいました!
(小生も数年後には生業になる予定でありますw)
「わーーーーーーー!!ロクさん!お父様!気持ちいいですね!」
「・・・・・」
「だべ?翔子ちゃん!」
六郎の父親の操縦する川船が水面を疾駆する。
無言で前を見つめている六郎。その前で大はしゃぎしている翔鶴。そんな翔鶴を見て満面の笑顔で操縦している父親・・・
「翔子ちゃん、船乗るかい?」
「お父様、船お持ちなのですか!」
「川船だけどね」
サイクリングから帰りの実家でのバーベキュー。
翔鶴も入れての家族八人でわいわいとやっている。
相変わらず翔鶴には弟の娘が纏わり付いている。
「おねーちゃんウインナー!」
「はーい、焼けたよ♪」
長女の風香が紙皿を翔鶴に差し出すと満面の笑みで紙皿にウインナーを乗せる。
「ありがとー」
「ふーふーしてから食べてね♪」
「はーい!」
翔鶴はふー!ふー!と一生懸命ウインナーに息を吹きかけてる姿にほっこりと微笑を湛えていた。
「おぉ!かーちゃん!肉焼けたから食え!」
六郎と弟の敦人が焼けた肉を紙皿に盛り母親に渡す。
六郎宅のバーベキューの役割。
火を起こす役:元自衛官と現役自衛官の父親と実弟。
下ごしらえ約:母親と義理の妹さん。
焼き役:六郎、父親、実弟
弟の娘達あやす役:翔鶴
こんな役割で自然と動いていた。
そんな中不意に父親からの提案であった。
・・・・珍しく酒も呑まないでいたはそういうことだったのね。
「是非乗ってみたいです♪」
船と聞くとやっぱり艦娘としての血が騒ぐのかもしれないね。
六郎の家の近くに流れる川は那珂ちゃんの名前を冠する川からの支流に当たる。
川の上流には沼があり適度な汽水湖であり地元の隠れた名産品にしじみがある。
「いや~翔子ちゃんは素人じゃないな。船に乗りなれてるね」
「そんなこと・・・ないですよ」
テンションあげあげな父親からの問いに縮こまる翔鶴。
「六郎みてみ?情けねぇべ?」
「・・・船に乗りなれてねぇんだよ!」
簡単に船酔いする六郎は前しか見てなかった。
「これからおめぇもしじみ掻きやんだぞ?」
「うん・・がんばる」
「ロクさんも船に?」
「まぁ、そうなるね」
「すご~い!」
六郎と父親の会話を聞いていた翔鶴が反応する。
「がんばれよ?六郎」
父親はニヤニヤしていた。
船は上流を目指し疾駆していく。
「ロクさんここ」
「あ、さっきいた所だね」
「川から見るとまた違って見えますね」
「だね」
六郎に寄りかかり景色を眺める翔鶴。
「翔子ちゃん、六郎そろそろ帰るか!水の上は照り返し強いからね」
父親の船は自宅へと向かっていく。
船は岸壁に戻ってきた。
先に降りた六郎が翔鶴の手を取って降ろして上げた。
「ありがとうございます」
「お父様ありがとうございました」
「いやいや、いいんだよ」
翔鶴のお礼に顔を真っ赤にして照れていた。
「~~~~~♪~~~~~♪」
家に向かっている途中に六郎の電話が鳴っていた。
「はい?・・・おぉ!よっちゃん!・・・うん。・・・うん。あ、マジで?・・・分かった。夜ね、待ってるよ」
「だれからです~~~~?」
「よっちゃんから、夜に家に来るって。」
「本当ですか!?小夜ちゃんも来ます?」
「来るよ?ご飯作ろうっていってた」
「小夜ちゃんご飯作るの上手ですし♪」
実家から帰ってくる途中のスーパーマーケット〇〇スによって買い物していると・・・
「ロクちゃ~~~ん!」
「おぉ!よっちゃん!」
従兄弟の義隆くんが川内と手を繋いでやってきた。
「はぁい♪翔子ちゃん」
「小夜ちゃんおひさしぶりです♪」
そして四人で食材の買出しになった。
野菜コーナーを物色していた翔鶴と川内。
「翔子ちゃん、今日は何作ろっか?」
「う~ん、カレーがいいかな?」
「ロクさーーん!今日カレーでい~い?」
先のブロックでプリンや乳製品を物色していた六郎と義隆が二人して海軍式敬礼をしていた。
「よっちゃん!今日カレーですって」
「今日は楽しみね」
そして変な主婦の物まねでヒソヒソやっている二人。
「・・・ばか」
「・・・・」(苦笑)
そんな買い物の最中
「あ、よっちゃんは明日休みだっぺ?」
「んだ」
「明日海いくべ」
「おぉ!いいね~」
そんな六郎と義隆の会話に川内がからんでくる。
「あ、いいなぁ~海行きたいね~~・・・あ、よっちゃんあたし水着ないや」
「帰りにかうべ!」
「ロクさん明日いくの?」
翔鶴は顔を赤らめもじもじしている。
「折角だし知ってる子達だったらいいっしょ?」
「はい・・・」
そして買い物も終わり六郎邸。
「・・・なんもすることないね」
「・・・うん」
台所からはじき出された二人。
テレビを見ながらまったりとしている。
「んでさ、今日はどうすんの?」
「あ、今日は一旦家に帰るよ。俺も川内も水着買いにいくから」
「はぁ~~~~~い!お待たせで~~す!」
「できたよ~~♪」
出来上がった料理を運んでくる翔鶴と川内。
「「おぉ~~~~~~!!」」
やんややんや大騒ぎする男二人。
ビーフカレー、サラダ、そして・・・
「つみれの味噌汁かな?」
六郎が言うと
「だいせーかーい!」
「川内さんが作ったんですよ?本当に勉強になりました♪」
翔鶴の顔もホクホクであった。(大分色々教えてもらった模様)
「「「「いただきま~す!!」」」」
四人の声が六郎邸に響いた。
「おいしかったですね・・・」
「うん、さすがは料理上手の川内だったね」
「川内さんと義隆さん本当にいい夫婦ですよね」
「おれらも見習わないとね」
食後の団欒。義隆と川内の二人は早々に水着を買いにアウトレットモールに帰っていった。
「そうそう、よっちゃんがね・・・いいもン置いていった」
六郎がPS3を機動しブルーレイディスクを挿入した。
「何が始まるんです?」
「これね?地元を舞台にしたアニメ」
最近購入したソファーに二人で座る。(翔鶴はクッションを抱きながら六郎に寄りかかっている)
そしてアニメのオープニングが始まる。
「あ、女の子可愛いですね♪」
「だね」
六郎の大好きなアニメであり、義隆から借りて翔鶴に見せたかったアニメであった。
「・・・あぁ、可哀想」
主人公の女の子は実家での失敗で大洗に逃げてきた、だが大洗でもそのトラウマを再生させられる・・・
翔鶴は涙ぐみながら見ていた。
『戦車道!!やります!!』
『えぇ~~~~~~~!?』
主人公の叫びにその友人が驚愕する。
翔鶴は真剣な表情で続きを見ていた。
『なにこれぇ・・・』
『ぼろぼろ・・・』
画面にはボロボロの戦車と女の子を中心にズームアウトしていく。
そして格納庫から学園、町並み、そこから全景が見えてくる。
「あ!!!これって!?」
「そう、この娘達は学園艦といって空母のお化けのような艦ですごしているんだよ」
「でも艦橋が違いますけど・・・」
「翔鶴型なんだよ」
「・・・わたしも」
翔鶴はエンドロールをみながら呟く。
「こんな世界で、次世代の若者を育む艦でいたかったな・・・」
「なれるよ、役割は違うけど。翔鶴だったら絶対になれるって」
六郎は翔鶴の肩を抱き寄せ真剣に語りかけた。
「提督、このアニメの続きをみたいです♪」
「大丈夫!全話借りてきたからね」
こんなゆっくりとした時間もいいだろう・・・そんな気持ちの六郎であった。
うちの翔鶴姉には是非ともガ〇パン見せたいでありますねw(大洗女子学園の学園艦は瑞鶴なの確定ですが、このお話ではあえて翔鶴型として扱っております)
本編ではミポリンがまほに言う
「お姉ちゃん、見つけたよ。私の戦車道」
この言葉をいづれキーポイントにしようかなと思っております。
そして次回は海水浴回ですよ?w
*今回から”コラボ有り”タグ付けさせていただきます!
がんばる!