艦隊これくしょん~あなたに逢いたくて~   作:ろくろう

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二月を向かえ繁忙期真っ只中のろくろうであります。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
六郎と翔鶴の商店街との係わり合い的な部分に主眼をおいて書いてみました。

*あぁ!書くの忘れました!!
ごません様にて執筆中の『提督はbarにいる』にて小生と翔鶴姉が艦これの世界にいて、提督の元にいったら・・・という題材でコラボさせて頂きました!
本当にありがとうございました!あんこう鍋食べたい・・・ 


第二十六話 六郎と翔鶴の朝市

「すぅ・・・・・、すぅ・・」

「うぅん・・・」

早朝の六郎邸。六畳の寝室では男女が抱き合うように寝ていた。

夏の暑さもあるが、二人の寝顔は幸せそうだった。

 

ピピピッピピピッピピピッ・・・・

不意に携帯のアラームが鳴った。

「うぅ~~~~ん・・・・」

ヴィー!ヴィー!ヴィー!

もう一つのipadのアラームも鳴った。

「・・・・・・はっ!」

寝ぼけ眼で時計を見ると時計は6時を指していた。

「いかん・・・翔鶴起きて」

身を起こし横で女神の微笑みを湛えている女性を揺すり起こした。

「・・・あ、提督おはようございます・・・、って今何時ですか!?」

「翔鶴さん・・・6時です・・・」

「大変!」

翔鶴はガバっと跳ね起きてクローゼットに入っていった。

 

なんで朝っぱらからこんなに焦っているかというと・・・

 

 

~夕べの酒屋さん~

「明日の朝市は6時集合だからな!」

ワハハ!と笑いながら焼酎の水割りを美味しそうに呑むのは通称親方の松本さん。

「「「おぉ!」」」

朝市前日の有志での飲み会である。

従兄弟の義隆くん(川内ちゃんも一緒)、しゃちょーに月星くん、永田くんに六郎と翔鶴といういつものメンバーである。

宴もたけなわ、皆いい感じで酔っ払っていた。

六郎はボーナスがもらえたので、今まで呑んでた焼酎からワイルドターキーにボトルがランクアップしていた。

「うふふ・・・小夜さん、呑んでます~?♪」

「いぇ~い♪」

チン とグラスを合わせて飲み干す。(翔鶴はギネス>ズブロッカ>ターキーのロック、川内はブラウマイスター>黒糖焼酎のロックという具合で飲み進めている)

「翔子大丈夫?」

「らいじょ~ぶですよ~♪」

・・・・あんまり大丈夫じゃないな。

久しぶりに川内と一緒に呑めたのもあるのか何時も以上にハイテンションな翔鶴であった・・・

・・・今週は仕事が立て込んでて、帰りも遅かったから翔鶴に寂しい思いをさせてしまったかな?

お店はお開きになり三々五々友人達と別れていった。

「うふふ・・・♪///」

上機嫌な翔鶴が六郎の腕に絡みつき、二人寄り添うように家路についていたのであった。

そして、酒のテンションそのままに燃え上がってしまった・・・

 

 

・・・うん、呑み過ぎたね。

幸い二日酔いにはならずに済んだのは不幸中の幸。六郎の急いで着替えを始めた。

「俺は準備に出かけるね!」

「わたしも沙織さんのお店の手伝いにいきます!」

玄関の鍵を閉めて六郎は朝市の準備に、翔鶴は総菜屋さんに向かっていった。

 

 

六郎は走って集合場所の旅館の駐車場に向かっていった。

「おはようございまーす!」

「お~ロクちゃんおはよう!」

「ロクさんおはようございます!」

「昨日大分呑んでたね」

「相馬くんおはようございます」

作業をしている有志や旅館のオーナーの明夫さん達も準備をしていた。

テントを軽トラに積み込み、テーブルなどをリヤカーに積み込み目指すは地元の銀行の駐車場。

運んだテントを所定の位置に広げていくと、朝市に参加するお店が商品を持って集まってくる。

漬物屋さん、八百屋さん、パン屋さん、親方の肉屋さん、翔鶴のバイトしている惣菜屋さん・・・そして近所の海産物屋さんなどもお店をだしている。(朝市限定の特別メニューなども売られているので地元民にも人気のイベントであるのだ)

 

そして運営のボランティアも準備が終わると空き時間が出来、めいめいに朝食を買って食べていた。

六郎が向かうは・・・・

「すげぇ人だかりだな・・・」

うん、今まで見たことない高校生や中学生お客さんもいるね。

翔鶴のいる総菜屋さんのテントは繁盛していた。

沙織と翔鶴は六郎の母校の高校のセーラー服(しかも夏服!)にいつものエプロンと三角巾で忙しく働いていた。

六郎は手前のパン屋さんで買ったソーセージ入りフランスパンを齧りながら列に混ざっている。

「はい!いらっしゃいませ・・・って、ロクさん///」

確かにスカートはすんげぇ短い(女将さんの指定)し可愛い。(そんなに照れなくてもいいかな?)

「お疲れ、ご飯食べた?」

「こっちに来る前に少し・・・」

六郎は残りのパンを千切り翔鶴に手渡した。

「後で食べて」

「すみません」

「あ、んで、これとこれちょうだい」

「あ、400円です」

六郎が手に取ったのは、山菜おこわとから揚げである。(山菜おこわは女将さんの自信作で、事前に翔鶴から情報を得ていた)

「ありがとう」

「ありがとうございました♪」

お金を渡しテントから離れる。

そんなやり取りを詩織と沙織はニヨニヨと眺めていた・・・・

 

朝市が始まれば、やることが少ないといっても突発的に仕事が入るのもいつものことで、今回はあの『鉄板ナポリタン』的な何かを急遽出すことが決まりスタッフ大わらわである。

町内会の旦那さんがスクランブルエッグを作り、明夫さんがナポリタンをまとめて焼き上げる。

六郎は出来たスパゲッティを紙皿に盛り付ける。仕上げにスクランブルエッグをしゃちょーが乗せて完成。

これが何気にハードであった。

 

そしてお昼の鐘がなる頃、朝市は終了するのであった。

終わったお店からテントを下ろし、テーブルを畳み、それぞれ軽トラ、やリヤカーに積んで片付けていく。

翔鶴のバイトしている惣菜屋さんも大体片付いてきたのでテントを畳みにいった。

「お疲れ様ー!」

「お疲れ様でした♪」

「ロクちゃんいつもお疲れ様ね♪」

「あ、テント畳むのいいですか?」

皆に手伝ってもらいながらテントの回収。

「ロクさん、わたし皆さんでお昼頂きますね」

「わかった、俺もみんなと打ち上げいってくるね」

六郎と翔鶴はそれぞれの打ち上げ場所に向かっていった。

 

 

イベントスタッフのメンバーと行った打ち上げで大好きな五目そばを食べ大満足で帰ってきた六郎。

「ふぅ~、食った・・・お、ただいま~」

「おかえりなさい♪」

パタパタと玄関に出迎えにきた翔鶴は、先ほどの朝市で着ていたセーラー服のまんまで出迎えてくれた。

「今日の翔鶴は可愛かったよ」

「あちがとうございます///」

「ちょっと動かないでね」

「え?きゃ!?」

六郎は玄関を上がると翔鶴をお姫様抱っこした。

「夜まで時間あるし・・・少しお昼寝しようよ」

「でも・・・制服がしわになっちゃう///」

「大丈夫、クリーニング出せば」

「////」

そして昼戦待ったなしの二人であった・・・

 

 

 

 

 




今回のスペシャルゲスト?的なのは・・・某ハートフルタンクストーリーにて二回!も戦車に突っ込まれた旅館の店主さんを名前を変えて出てもらいましたw

ちなみに六郎が食べてた五目そばは『りぼんの武者』でナオミさんがカレーうどん?食べてたお店がモチーフだったりしますw(五目そばは〇進のも美味しいであります!)
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