やっぱり現代に艦娘きたら、洋服着てもらいたいですよね?
絵師さん達の私服きた艦娘の絵みてたら・・・止まらなくなった妄想をぶちまけてしまいました。(自分は絵の才能がないです。代わりに多少ベースが出来たり歌えたりする程度であります)
これから少しづつ六郎や翔鶴を取り巻く町の人たちをだしながらお話を進めようとおもっております。
町道をゆっくりと車を走らせていく。
たまに舗装の悪いところで車がガタガタ揺れる・・・スポーツカーだからね、なるべく揺れないように慎重に運転していかないと。
「そうだ、翔鶴の名前のまんまだとこれから色々面倒な事になるかもな・・・」
「はい・・・」
六郎は色々考えていた。二人っきりの時は翔鶴と呼んでも問題はないが、事情を知らない友人や町の人にそのままの名前で呼ぶわけにはいかない。
「どうだろう?鶴田翔子とか・・・どうかな?」
「鶴田・・・翔子・・・ですか?」
ストレートに翔鶴の名前の両方を使ってみた。清楚な翔鶴にはぴったりだと思ってる。
「翔鶴は・・・鶴田・・・翔子・・・」
何度も何度もかみ締めるように名前を唱えている。
「提督、ありがとうございます」
六郎の横顔を眺めながら微笑んだ。
そんな感じで隣町にあるア〇イルに到着。選んだ理由は自宅から一番近かったから。
昼飯を食べることを考えるとユ〇クロやG・〇はもっと先まで走らなければいけない。
冬に向けアウターとか買うの考えるといつかは行きたい。
先に車を降り助手席のドアを開け翔鶴の手を取り降ろしてあげる。バケットシートから降りるのって慣れないと降りられないんだよね。
「わぁ~~大きいお店ですね~。そしてきれいです」
「とりあえず中に入ろう」
と翔鶴をエスコートしながら自動扉を抜けた。
ア〇イル・・・靴や小物も安くてそこそこいいのあるから良くくるけど、女物はどういうのあるのか判らない。
「ん~~ここらへんかな?」
翔鶴を伴い女性用の洋服があるブースに入っていく。
「色々あるんですね~」
翔鶴は六郎の腕に手を絡めながら商品を眺めている。
・・・これってデートだよな?? 久しく感じる事のなかった充足感みたいなものがこみ上げてくる。
「どういうのがいいのかな~?」
・・・はっきりいって女性の服には無知な六郎であった・・・
そんな感じで店内をぶらぶらしていると・・・
「何かお探しでしょうか?お客様」
と女性店員から声を掛けられた。
ショートボブでメガネをかけた店員さんだった。
「あ、この娘に似合う服を買おうと思っているんですが・・・」
とししどろもどろになりながら店員に話すと。
「・・・・・」
暫く六郎の顔と翔鶴の顔を交互に見ていた店員が(メガネが蛍光灯の反射で光って表情が読み取れない)
「少々お待ちを・・・」
ニヤリと笑いブースの方へ消えていった。
店員さんの迫力に気おされた六郎が
「・・・よ、よっかったのかな?」
というと
「・・・多分」
と翔鶴が返した。
暫く待っていると店員さんがカートに服をこんもり載せて六郎達の下に帰ってきた。
「お待たせしました。では更衣室の方へいきましょう」
ニッコリ笑って翔鶴を促す。
六郎は完全に蚊帳の外だった・・・
・・・更衣室の中から声が聞こえる。
「「あなた名前は?」」
「「し、つ。鶴田翔子といいます」」
「「かわいい名前だね。」」
「「あら!サラシなんですか!?ブラとかないんですか!?」」
「「あ、すみません。着けた事ないんです・・・」」
「「ヤロウ・・・」
「「どうしました??」」
「「あ・・・いえいえこちらの事で・・・ではサイズを測ります。両手をあげて」」
「「はい?・・・あぁん!!」」
「「あら、結構大きいのね」」
「「うぅぅ・・・」」
「「せっかくキレイなのにちゃんと保持しないと若いからってちゃんとブラつけないとすぐに垂れるからね」」
・・・なんか凄い会話が聞こえる。
「「ブラやショーツ見繕ってきますので少々お待ち下さいませ」」
更衣室から店員さんが出てきて、六郎を見つけるとカツカツとヒールを鳴らしながら詰め寄り。
「「ガンッ!!!!!!!」」
と丁度股間の下を蹴りつけた。
「あ、あの・・・・何か?」」
魂消たロクロウは店員の顔を見る。
「久しぶりだな~、おめぇ相馬だっぺ?」
久しぶりに獲物をみつけた猫科の猛獣のような表情だった。
「そうだけど・・あんた・・・あぁ~~河野さん??」
「あたし結婚して苗字かわったけどな」
・・・思い出した。
(旧姓)河野百代(こうのももよ)・・・愛称はももちゃん。六郎の小学校、高校の同級生である。(ちなみに六郎は隣町の中学に転校していた)
只、中学時代が物凄く荒れてて、女番長だったと高校に入学した当初は聞いていたが・・・
高校に入った百代は当時の3年生の先輩と大恋愛をし、一気に真面目に戻り一生懸命勉強し3年生になる頃には学力は学内3位、そして生徒会副会長までやる才女になっていた。
「おめぇ、あんな可愛い娘にサラシ巻かせて紐パンとかなめてんのか?どんだけ変態さんだよ?」
かなりキレる・・・はっきりいって怖い。
「なんの申し開きもできません・・・ももちゃん」
「ももちゃんいうな!」
「でも小学校の頃ももちゃんだったっぺね」
久しぶりの地元の方言の応酬に。とうとう六郎も方言がでてしまった。
「あの娘・・・訳ありか?」
百代が六郎に聞く。
「そう思って貰ってかまいません。」
「・・・判った。それ以上は聞かない。じゃあいいの持ってくるわ」
「よろしくお願いします」
と六郎は頭を下げた。
「いいっていいって同級生のよしみだ。またうちに買いにきてくれたらチャラにしてやんよ」
ヒラヒラ手を振って百代は下着コーナーに歩いていった。
そこから十数分
翔鶴はとっかえひっかえまるで着せ替え人形のように服を着せられていき、最終的に3着分の洋服が決まった。
更衣室から出てきた翔鶴の格好は・・・
上から白のパーカー(裾やジッパーの部分が黒のアレンジ)中に白のプリントロンT、赤のギンガムチェックのプリーツツカート、黒のサイハイソックスっぽいタイツを穿いて赤のワンポイントのはいったスニーカー
・・・これは、図ったかのように翔鶴のイメージにぴったりだった。
「いや~すげぇ可愛い・・・」
「他に綿シャツとGジャン、デニムスカートとジーパン・・・あとブーツだな、下着は・・・後でのお楽しみだ」ニヤニヤ
百代が用意した服を買い物籠にいれていた。
「・・・んで、この汚いジャージどうすんの?」
と百代が六郎に聞くと。
「持って帰ります。私寝巻きにします」
と翔鶴がジャージを胸でギュッと抱えた。
「まぁ、そういうんなら大事にしな?」
百代がニッコリ笑い翔鶴の頭を撫でた。
「ももちゃんさん、ありがとうございました!」
翔鶴は満面の笑みで「ももちゃん」と呼びお辞儀をした。
流石の百代も女神の笑顔の前では「いうな!」と叫ばなかった。
・・・過去を知ってる人間としてこれはもう勝利宣言といっていいくらいの僥倖であった。
「てかさ、こんなに長い時間翔子みててくれて仕事大丈夫なの?」
六郎が聞くと百代は掛けてる眼鏡をクイと上げて
「あたしここの店長だもん」
とドヤ顔で胸を張った。
すったもんだありの、旧友との久々の邂逅もありの洋服選びだった・・・
「じゃあ会計を・・・これから飯いきたいから」
「ありがとうございました」
と、今度は本心でニッコリと笑ってお辞儀をしてくれた。
「会計は合計で4万8千円になります」ニッコリ
だがレジでは容赦してくれなかった・・・・(合掌)
翔鶴が着てたパーカーは白と黒が逆なパーカーを以前もってまして、それをヒントにしております。
六郎は基本ミリ系のカーゴパンツやスエットパーカーばっかですね。(着易いの大事)
今回登場したももちゃんは判る人には判りますねw
ポンコツにならずにかっこよく年齢を重ねたら・・・
そして地元はやんちゃな人多かったのでそんな雰囲気を加味したらこうなってしまいました。
(霧島姐さんや摩耶様っぽい!とか思った方、霧島さんと摩耶さんが最上甲板で待っておりますよ?・・・俺?今からいってきますよ?)