俺が奉仕部に入って数日が立ったがまだ何も進展はなく、いつもどおりの日常が続いてた。
俺は、毎朝隼人と学校に登校している、別に一緒に行こうとかそういう打ち合わせはないのだか入学してから同じ時間に出ると隼人に会うから一緒に行っているだけだ。
「おはよう隼人、裕太」
は学校に到着し教室に入り挨拶をしてきた主は見た目派手なギャル風で金髪縦ロールの三浦 優美子という女王様の雰囲気を持つ女子だ
「おはよう優美子」
「おはよう優美子今日は朝早いな」
上から隼人 俺の順番で返す。
や
「今日はあーし、たまたま朝早く起きたし―、たまには早く来るのもありかなーって」
ドンっと座ってる女王様は携帯をいじりながら返事をしてくる
「へー明日は雨かもな!」
「ちょ、それひどくなーいあーしだって朝早く起きれるしー」
「グェへへへ、ハチ×ユウか…攻めと受けはどっちがどっちだろ…」
「朝から何言ってんだやめてくれ海老名…」
そんなふうに他愛のない話してるうちにぞろぞろと教室に生徒が入ってくる。
「やっはろー!」
「おう、おはよう結衣」
朝から高いテンションで独特な挨拶をしてくる女子の名前は由比ヶ浜 結衣 緩くウェーブのかかった肩までの明るい茶髪が特徴でこの子も今風なギャルな感じな女子だがその見た目とは裏腹に天然な部分もあり、ピュアな一面もある
まぁ、そんなこんなしてるうちにチャイムがなったわけでもうすぐ担任が来てHR始まるわけで自分の席に戻ろうとしたらある男子と目が合うがすぐ視線を逸らされる
あれは比企谷だっけか、入学式に交通事故で入院してたっていう、いっつもこっちを見てくるような気がするんだけど何か用があるのか?まぁ、さすがに意識し過ぎかな?いいや先生も来るしとりあえず席につくか…
放課後になり皆が部活だったり、講習だったり友達と話しているうちに優美子が
「ねぇ、あーし今日暇なんだけど、どっかよってかない??」
「悪い俺と戸部は部活だまた今度な」
「そゆことわりっ優美子!はぁー、つーかーマジ部活ツライわー」
「えーそうなん?じゃあ裕太と結衣と海老名は??」
「あいにく俺も部活だ悪いな」
「あれ?裕太部活なんかやってたっけ?」
優美子が驚いた表情を浮かべ問いかけてくる
「あぁ、最近入部したんだ」
「あたしも平塚先生に呼ばれてるからごめんね?優美子」
「私も今日はパスかなー」
「えー3人共ダメなのーつまんなーい」
「優美子また今度な?皆の都合のいい時にまた」
駄々をこねる女王様に隼人がすかさずフォローをする。
「じゃ、俺は部活行くわ」
そう言い俺は教室を出て部室へと向かう
「こんにちわ早見くん」
「おう、今日も相変わらず暇してるな、本当に依頼者来るのか?」
本を読んでる雪乃と挨拶を交わす
「一番いいのは依頼者がこないっていうのが一番いい状況ではないかしら?」
「まぁ、困ってる人がいないってのは理想的だけどなこうにも人が来ないとなんかしっくりこないよな」
そう話してるといきなりドアが開く。ノックしないってことは…
「平塚先生毎回言ってますがノックをしてから…」
この人、人の話聞いてないよな…
「すまないすまない早速だがまた依頼を頼みたい?」
「またですか?それは構わないのですがどんな要件ですか?」
なんかこの状況すごいデジャブ感じるんですけど…
「うむ、とりあえず入ってこい入部希望者だ」
そう入ってきたのはアホ毛が生えてて目が真っ黒少し猫背な男は恐る恐る警戒しながら入ってきた。
「ほら自己紹介をしろ比企谷」
「は、はぁ。2年F組比企谷 八幡です、えーっと、おい入部ってなんだよ…」
最後の方はボソッと喋ってて何を言ったかは定かではないけどコイツ、
「あー、比企谷くんってあれだよね?よく目が合うとすぐ目を逸らす」
「早見くん知り合いなの?」
「ああ、一応クラスメイトだよ話したことはないけどよくこっちを見てくるんだ」
あぁ、ご愁傷さま俺と同じ状況か…
「比企谷、君には舐め腐ったレポートの罰としてここでの部活動を命じる。異論反論抗議質問口答え一切認めない」
前言撤回!俺よりひでぇよこれ…可哀想にどんな内容のレポートを書いたかはわからないが相当ひどいんだろうな…
「ということで大変だとは思うが彼は腐った目も同様根性までもが腐っている、そのせいでいつも彼は孤独な哀れむべきやつだ、でだこの部で彼の捻くれた孤独体質を更生する。これが私の依頼だ頼めるかね?」
「お断りします。」
早いよ断るの!あと被害妄想だよ…多分。
「その男の下心丸出しの下卑た目を見ていると見の危険を感じます」
「まぁまぁ、先生の頼みだし?俺が言うのもあれだけど引き取ってあげたら?」
「引き取るってなんだよ…人を有害みたいに…」
比企谷は目線をそらしながらボソッと小さい声でひとりごとを言う
「それに関しては大丈夫だ心配しなくていいこの男のリスクリターンの計算と自己保身に関してはなかなかのものだ刑事罰にとらわれるようなことはしない、彼の小悪党ぶりは信用できる。」
まるでそのセリフ待ってましたくらいの勢いで笑顔で平塚先生は返していく。それに、小悪党って…
「小悪党…なるほど…それなら納得です」
「あ、そこは信用できるのね…」
可哀想に比企谷くん!!どんまい!!
「そうですね先生からの依頼は無碍にできませんし、承りました。」
「そうか、なら頼んだぞよろしくな雪ノ下」
そういい平塚先生はヒラリと教室を出ていく。
「さて、比企谷くん、自己紹介をしようか僕は君と同じクラスでF組の早見 裕太よろしくね。で、隣で本を読んでいる女の子は…」
「雪ノ下 雪乃」
素っ気ないなー自己紹介…というか何想像してんだろすんごいこっち睨んで来るんですけど…って!?雪乃も睨んでるし
「まぁ、まぁ、二人共それぐらいにして比企谷くんも立ってないで座ったら?」
「あ、あぁはい。す、すいません」
といい、焦ったように周りをうろキョロして椅子を探してようやく腰を掛けたがまだうろキョロしている
「なにか?」
雪乃が比企谷にひどく冷たい声で威嚇するように問いかける
「あ、いや、まだ色々と把握できてなくて、奉仕部?だっけ何する部活なんだ?」
「奉仕部ってのはまぁ、お助け部みたいな感じかなただ、助けるんじゃなくて例に例えると餌を上げるのじゃなくて餌のとり方を教えるって感じかな」
「比企谷くんあなた、女子と話したのは何年ぶりかしら?」
比企谷くんが両手を組みしばらく考えこんだ
「そうだな3年ぶりぐらいかな?」
「良かったわね私くらいの可愛い女の子と喋れるとたいていの人間とも会話ができると思うわ少しは更生できたのではないかしら?」
うわ、この人すごいこと言ったぞ…
「ちなみに俺は会話ができないんじゃない無駄な話をしないだけ更生など断じて必要ない」
この人もこの人で捻くれてるし…
「あなたは変わらないと社会的にまずいと思うのだけれども」
「邪魔するぞー雪ノ下」
言い争ってたところにまたまた平塚先生登場この人も暇だな…
「だから、平塚先生ノックを…」
「悪い悪い!どうやら比企谷の更生に手間取ってるみたいでな」
「本人が問題を自覚してないせいです」
「そうじゃねぇよ、その、変われだの変わるだの他人に俺の自分を語られたくないんだっつの」
「あなたのそれは逃げでしょ」
「変わるってのも現状の逃げだろ?」
「どうして今の自分や過去の自分を受け入れてやらない」
「それじゃあ悩みは解決しないし誰も救われないじゃない」
二人は意見が食い違いぶち当たる…今までの俺にはほとんどない光景だった
「ほら二人共落ち着いて…」
「そうだ早見の言うとおりだ落ち着くんだ。古来より互いの正義がぶつかった時勝負で勝敗を決めるものだ、つまりだこの部で誰が一番奉仕できたか競いあおうじゃないか。勝ったほうが負けた方に何でも言うことを聞いてもらえる」
なんて無茶で強引な意見だ…傲慢にもほどがある。
「というか俺も!?」
「そうだ君も勝負した前君にも君なりの正義というものを見つけて欲しいからな」
「私はお断りいたします。そこの目が腐った男だと見の危険を感じます」
「そうか、あの雪ノ下でさえ恐れるものがあったから…」
煽り方下手かよ!そんなのに、のるやついないだろ…いた〜。
「いいです、その見え見えの挑発に乗ってあげましょう受けて立ちます」
「決まりだな」
俺の意志はないのね…
もし良かったらTwitterのフォロー お気に入り 感想など待ってますよろしくお願いします。