やはり俺の青春ラブコメは退屈だ   作:柊 俊哉

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男の娘

優美子と姫菜と話をしてから部室へと向かっていた。

 

「結衣は先生に呼ばれてたし比企谷と雪乃はきてるよな。比企谷のメンタルが雪乃に削りきられる前につかなきゃな」

 

そう一人で呟き足を早める。

 

「おっす…なにしてんの?」

 

俺はいつもどおりドアを開けて挨拶をするがそこには言い争っている二人がいた

 

「無理よ」

 

「無理ってお前な」

 

「無理なものは無理よ」

 

「いや、ようは俺がテニス部のカンフル剤になればいいわけで」

 

なんか比企谷必死だな

 

「どうしたんだ?二人共」

 

「この男がテニス部に入るから抜けると言っているのよ。はぁ…あなたに集団活動なんてできるわけないでしょ?あなたみたいな生き物受け入れてもらえるはずがないでしょう」

 

うわ、さらっとひどいこと言ったよ

 

「まぁ、もっとも…あなたと言う共通の敵を得て部員のやる気を促し一致団結することはあるかもしれないわね。けれど排除するための努力をするだけで自身の向上のために向けられることはないのよ、従って根本的な解決にはならないわ。」

 

「そうはいっても…戸塚のためになんとかならないか?」

 

「そうね、私なら全員死ぬまで走らせてからあとは素振り死ぬまで練習…かしら」

 

なんで最後の方嬉しそうに微笑んで言うんだよ

 

「まぁ、とりあえずさ話があんまり見えてこないからあれだけど戸塚が自分から助けを望んできたらそん時助けてやればいいんじゃない?」

 

「いや、誰かに相談とかされたの初めて出しさ…」

 

「何でもかんでも聞いて力を貸すばかりがいいとは限らないわ」

 

比企谷が言葉に詰まってきたその時ドアが開いた

 

「やっはろー!」

 

「おー結衣、先生からの呼ばれたの終わったのか?」

 

「うん!そのことなんだけど!依頼人を連れてきたよ!」

 

そう言い後ろからぴょこんと顔を出すとそこには戸塚の姿が

 

「あれ!比企谷くん!」

 

「戸塚…」

 

驚いたように戸塚の名前を出す

 

「比企谷くんどうしてここに?」

 

「や、その、俺は部活だけど…お前はなんで?」

 

や、最初キョドりすぎだろ!何惚れてるの?そう思ってるうちに結衣が口を開く

 

「いやー私も奉仕部の一員じゃん?だからちょっと働こうと思ってさ!そしたらさ?彩ちゃんが困ってる風だったからさ?連れてきたの!あ、お礼とかは良いよ?当然のことをしただけだし!」

 

なんか自慢気に話してるけど結衣って確か…

 

「由比ヶ浜さん…別にあなたは部員ではないのだけれども」

 

「ちがうんだっ!?」

 

だ、だよねー…確か入部届とか出してないし…

 

「ええ、入部届出してないし顧問からの承認もないから部員ではないわね」

 

「書くよー!入部届くらい何枚でも書くよー!」

 

あれ?なんかルーズリーフ出したけど入部届って先生からもらえるんだよね?1から書くつもりなの?

 

「それで戸塚くんは何のようかしら?」

 

この人完全に結衣のこと放置だよ…

 

「そのことなんだけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいわ依頼を受けるわ」

 

「依頼内容は部が強くなるために戸塚の技術向上でいいんだよね?」

 

「うん!僕がうまくなればみんなついてきてくれると思うし」

 

「で、どうやんだよそんな短期間でうまい話なんてないだろ?」

 

比企谷それは…

 

「あら?さっき言ったじゃない覚えてないの?」

 

「あれ本気でやろうとしてたのか…?」

 

「当たり前じゃない近道なんてことは無いわ」

 

「じゃあ決まったから明日の昼休みとりあえず着替えたら急いでコート集合で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言ったけど…なんで雪乃は着替えてないの?」

 

「私は監督だもの動く必要はないわ」

 

あ、そうですか…

 

「では、とりあえず腕立て 素振り コート走って頂戴」

 

なんて鬼コーチだ…

 

「は、はい!わかりました!コーチ!」

 

戸塚は戸塚で楽しそうにしてるし…本人がいいならいいか…とりあえずベンチに座ろ…暑いし…

 

「終わったら呼んでくれ~」

 

「少しはあなたも手伝ったらどうかしら」

 

「いやいや、テニスとかよくわかんないし。」

 

「はぁ…あなたのやる気のなさにはあきれたものね」

 

そう言い雪乃は俺から離れて行く

 

さてベンチも暑いし日陰でもさがしに行こうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?裕太じゃんなにしてんの??」

 

「ん??あー優美子か昼寝だよ昼寝」

 

そこにいたのはお決まりの隼人グループだった。

 

「優美子こそこっちの方まで来てなにしてんの」

 

「やー、あーし暇だしーテニスでもしよーかなーみたいな?」

 

「あーテニスコート戸塚くんが練習で使ってたから使えないし第一、許可とってないだろ絶対」

 

「そうなの?ならあーしが練習に付き合ってあげるってことでいいよね??」

 

「はぁ…本人に聞いてよければ良いんじゃないのか??」

 

もうこうなった女王様は止められない隼人が止めれば良いんだけど隼人は止めないしな…めんどくさそうだからこのまま寝てよ…と思ったけど雪乃呼んでこよ

 

 

あいつどこ行ったんだよ見捨てるわけないから保健室かそれとも着替えに行っただけなのか

 

後者だけはバッタリでくわしたみたいな主人公みたいなのは嫌だから保健室に行ったんだようんそうあってほしい。

 

「失礼しまーす、おばちゃん雪乃いますか?」

 

「あらここで何をしてるのかしらサボり魔さん」

 

「や、お前だってサボってんじゃん 」

 

「いえ、残念だけれどあいにく私は救急箱を取りに来ただけなのだけれど」

 

「とりあえず来てくれ。なんかめんどくさいことになりそうなんだよ」

 

「あら、あなたがめんどくさいってなるとあのお山の大将のことかしら?」

 

「もしそれが例えば優美子のことをいってるなら本人のまえでは言わないでくれよ…」

 

ほんとに場が凍りついて死んじゃうよ!!

 

「まぁいいわ。着替えるから待っててちょうだい」

 

「わかったよ。急いでな」

 

早くしなきゃ絶対強奪されてるよ…

 

「ゆきのーん!」

 

「結衣どうしたその足」

 

足を引きずって息をきらしていた。恐らく痛みを我慢して急いできたんだろう。

 

「えへへちょっとくじいちゃった」

 

「えへへじゃないほらテーピングしてやるから足だして」

 

恥ずかしそうにしながら足を出してくる。そんな恥ずかしそうにしなくても良いのに…こっちが恥ずかしくなるっての

 

「あ、ありがとう…心配してくれて嬉かった」

 

「イチャイチャするのはあとにしてもらって良いかしら?」

 

あなた待ちだったんですけど…

 

「準備できたみたいだし行くか、ほら結衣」

 

そういい俺は結衣に背中を向ける

 

「ほ、ほらってどゆこと!?」

 

「そのままじゃ、歩きづらいだろ?おぶってやるよ」

 

「い、いいよ!私重いし!しかもあれだし!!」

 

「もうなにいってるかわからないし…時間ないから早くしてくれ」

 

「じ、じゃあお言葉に甘えて…」

 

だんだん声が小さくなりながらも返事をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結衣をおぶってテニスコートまで着くとそこには比企谷と対立してる隼人と優美子がいた。

 

「これどういう状況なの??」

 

「んーとテニスコートをかけてミックスで試合してたけど私怪我しちゃって…だから雪乃んに出てもらおうと」

 

「なんで私が…」

 

「こんなの頼める友達ゆきのんしかいないんだもん」

 

結衣はうまいなー雪乃を扱うのが…

 

「はぁ、仕方がないわならそこの男も入るなら良いわよ」

 

はぁ!?

 

「まてよ俺テニスしたことなんてないしそんな隼人とかみたいになんでもできる人間じゃないんだぞ」

 

「裕太くんしてくれないの??」

 

結衣…この上目遣いずるすぎる

 

「わかったやるよ負けても知らないからな」

 

「雪ノ下さんだっけ??あーし手加減とかできないから」

 

やめろ優美子挑発するな!!たのむ!

 

「私は手加減してあげるから安心してもらって良いわ安いプライドを粉々にしてあげる」

 

だからし返すなよ…

 

「雪乃…息巻いといてなんだけどさ優美子って選抜選ばれてるらしいぜ」

 

「それがどうしたの?私がテニスできないと思ったのかしら?」

 

優美子がサーブを繰り出すそれを雪乃が難なくコートへと返しそれをフェイントで雪乃の逆をつくがそれを読んでいた雪乃はダウンザラインをきめる。

 

えーとっテニスについてわからなさすぎてついてけないんですけど

 

ようするに凄いってことですねはい。これからもほんと互角の勝負…てか勝つんじゃないのこれ?

 

「よくあれ返せたね凄いじゃん」

 

ましてや中学のとき選抜に選ばれてるような優美子のボールを

 

「だって彼女、私に嫌がらせしてくるときの同級生と同じ顔してるもの。あの程度のゲスな人間の考えることなんてお見通しよ」

 

普通そんなんで返せないと思うんですけど…ってか考えたら負けか

 

「ならこっからも頼むわ」

 

「そうしたいのは山々なのだけれど少し無理な相談ね」

 

「は??」

 

「知ってるでしょ?私体力だけには自信がないの…」

 

は!?おいおいあと一本とったら勝ちだぞ?なんでこんなタイミング悪く…そうしてるうちに優美子がサーブを放ちそのボールが入ってしまう…デュースになったし…しゃあねぇここはカッコ悪いが…

 

「なぁ?隼人、お互い頑張ったってことでドローにしない??」

 

ここは隼人が一番望む終わりかたを提案して隼人をこちらに誘い込む

 

「そうだなここはドローってことで良いんじゃないか?優美子」

 

さすが隼人!あとは…優美子だけど

 

「ちょ、隼人試合なんだから決着つけなきゃまずいっしょ!」

 

ですよねー…

 

「裕太もそんな、甘いこと言ってていいの??」

 

「決着ならそこの男が決めるから安心しなさい」

 

ちょっと!まって?いつの間にか俺が決めるみたいな雰囲気になってるし

 

「わかったよやれば良いんだろやれば」

 

とりあえずラリーに持ち込んだら負けだろこれ…ならラリーに持ち込まなきゃ良い

 

俺はサーブを放つとそのボールはシュート回転してボールがかなり跳ねるとそのボールは隼人がとれずにポイントを奪う。そして俺はもう一度そのサーブを放つ

 

「悪い隼人、優美子この埋め合わせは今度するから」

 

そういい俺は手を合わせてこの通りと言いチラッと優美子を見る

 

「ふんっ、アイスね」

 

うわー理不尽…けど

 

「あぁ!今度奢る!!だから今回は勘弁!」

 

「うぉーー!なんだ今のサーブすげーぞ!!」

 

いつの間にかギャラリーも増えていてギャラリーが興奮していた

 

「あなたそんなことできるなら最初からしてもらえるかしら?」

 

「いや、俺だって見よう見まねだったしサーブしかできないし」

 

「すっごーーい裕太くん凄いね!!ゆきのんも凄かったよ!」

 

目をキラキラさせてこちらに向かってくる結衣

 

「おう、ありがと結衣、てか今回は比企谷は空気だったな」

 

俺はそう冗談で笑いながら言った

 

「うっせ俺はそんなたいそうなことできる人間じゃねーよ」

 

「いやいや、比企谷は実際自分が思ってる以上な人間だよ例えば誰もやりたがらないことをやるし」

 

「別に押し付けられてるだけだよ」

 

「それでもなんだかんだやってるじゃないかそういうところホント羨ましいよ。」

 

昼休みの終わりのチャイムが鳴ったから教室へと向かう。

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