IS〜新たなガンダム〜   作:ゼロインフィニティ

11 / 41
予告通り今回は完全にオリジナル回です。
時期は、本編で言えばアニュー・リターナーがイノベイター側だわかり、ダブルオーライザーの奪取をリヴァイブと共に実行しようとし、失敗。そして刹那達と戦闘、ロックオンと分かり合ったもののリボンズに操られ最終的に刹那によって撃墜されて死亡。そして刹那とミスター・ブシドーが戦い勝利し、トレミーへとヴェーダの所在地の情報を持ち帰った辺りの間くらいですかね。



アンケートの方ですが、現在MSを出すに2票、出さないに0票です。アンケートは明後日までとさせて貰います。ストックを作っておかないと勉強に支障がでてしまいますので。


別行動

シュンside

 

ブレイクピラーから4ヶ月程たった頃、俺とアリアは、トレミーが攻勢に出る前に地上のアロウズと戦う為に一度別れた。

 

この4ヶ月で俺は大きく変わった。なぜならトレミーのガンダムマイスター達から戦闘技術を教わったのだ。その甲斐あって俺の操縦技術は各マイスター達が得意とする距離全てを各マイスターに匹敵する程の技量を手に入れていた。

 

そして、俺とアリアの関係も変わった。今では恋人同士だ。互いにやる事が多く二人っきりでゆっくりする事は難しかったが、可能な限り互いに時間を作って一緒に過ごした。

 

 

 

 

 

俺達は今、旧人革連領のある場所にいた。アロウズが非人道的な実験を行っているという情報得て、その施設壊滅のミッションを受け、そこに来ていた。俺は対象施設から30キロ離れた地点にバックパックtype02を装備し、GNステルスを展開した状態でミッション開始時刻まで待機していた。その近くにはアリアの乗っている大型強襲用コンテナもいる。

 

『シュン、ミッション開始時刻よ。ミッションを開始して』

 

「了解、シュン・エルガスター目標を叩く」

 

俺はtype02に装備されているGNスナイパーライフルⅡを構え、強化センサーを使い精密射撃を開始した。

 

まずは1発目

 

「敵モビルスーツ格納庫へ着弾を確認。敵格納庫は大破。続けて敵実験施設を破壊する」

 

その後、俺は何発も撃った。敵施設をあらかた破壊し終わった頃に敵の増援部隊が到着したようだった。

 

『シュン、敵の増援部隊が到着したわ。無駄な戦闘になる前に撤退よ』

 

「了解」

 

俺は機体を大型強襲用コンテナに格納し、俺たちは戦域から離脱した。

 

 

 

前回のミッションから一週間程たった頃ライナから通信があった。

 

「どうしたんだ、ライナ。いきなり通信してきて」

 

『シュン、アリア。俺とサリー、他にも何人かの仲間と共に木星へ行き、オリジナル太陽炉を作る下準備をしに行ってくる。』

 

「「えっ、えぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっ‼︎」」

 

俺たちは固まった。

 

『おーい、大丈夫かー』とライナが言ってくるが反応できなかった。そして俺たちは思考を回復するのに一分程かかった。

 

「「太陽炉の製造方法は不明で、作れないんじゃなかったの?」」

 

『確かにオリジナル太陽炉を作る事は出来ない。だから言ったろ、下準備をしに行くってな。今日までに解析できたデータを元に下準備をするんだ。俺たちはお前達、ガンダムマイスターがこの戦いに勝ち、ヴェーダ奪還を果たすと信じているんだ。ヴェーダを奪還すれば太陽炉の製造方法もわかるだろう。それでも製造には時間がかかるだろうから、その時間を少しでも減らそうという考えだ。新たに最低でも3基、この戦いで何基無くなるかはわからないが予備も作っておかないとな。そう思ったからこそ俺たちは先に木星へ行き、準備をするんだ』

 

「そう、次はいつ会えるのかしら?」

 

『それはわからん。なんせ現存するオリジナル太陽炉を1基作るのに20年かかってるんだからな。だが、以前の施設が残っていれば短くすむだろう。移動はトランザムを使えば短くなるから輸送に関しては問題ない。オリジナル太陽炉が完成すれば、今お前の乗っているガンダムはガンダムを超える機体となるだろう。ダブルオーライザーの様に。今までのデータから、オリジナル太陽炉を使えばその可能性は高い』

 

「そうか、ライナ気をつけて。」

 

『おう、俺やサリーも次に会う時を楽しみににしてるぜ』

 

それを最後に俺たちは通信を切り、次のミッションの場所へと向かった。

 

 

ライナside

 

いよいよオリジナル太陽炉を作る為の下準備へと出発だ。最終決戦が近づいている中、地球圏から離れるのは心苦しがこれが未来に必要な事だと信じて行動するだけだ。サリーはこの艦の操舵士をしている。その彼女から、準備完了の知らせがきた。

 

「よし、それじゃぁ、出発だ。未来へと希望を繋げるための旅へ」

 

「「「「はい」」」」

 

同行するクルーの声を聞き、俺は発進の号令を出した。

 

 

 

シュンside

 

 

次のミッションは宇宙へ上がるアロウズのモビルスーツの数を減らすというものだった。大型艦に搭載し、宇宙へ上がるようなので、向こうが発進し始めたと同時に俺はtype01装備の機体を敵艦隊へと向かわせた。

 

 

 

こちらに気づいた敵艦は弾幕を張ってきた。俺は雨のようにくるビームを余裕を持ってかわしながら一気に接近し、敵艦載機の出撃前にバックパックに搭載されているGN対艦刀を2本を抜き、敵艦一隻を真っ二つに切り裂いた。続けてもう一隻いる艦も同様に切り裂き撃破したが3機のジンクスⅢが出てきていた。俺はGNマルチビットを展開し、その内2基を牽制に、残り2基で敵1機を貫いた。敵の動きが手に取るようにわかる。こんな事は今まで何回があったが今回は特にハッキリと感じる。残り2機もGNマルチキャノンで跡形も無く消滅させた。

 

この4ヶ月の間の特訓で俺の技量は一般より早いスピードで大幅に向上していた。正確には、アリー・アル・サーシェスとの戦いの後、もっと言えばダブルオーライザーのオリジナルのGN粒子を浴びた後の頃から操縦技術が急速に伸びたのだ。いくらマイスター達から教えてもらったとしてもこの成長スピードは異常だ。

 

苦手だったピット操作もアリスからのアシストなしでも格段に上手く使えるようになっている。アシスト有りの場合なら、より複雑な軌道をとらせる事が出来る。シュミレーター上では、アリスのアシスト有りだと刹那以外誰も落としきれないというデータが出た程だ。

他にもサイコフレームが頻繁に反応するようになっていた。原因はアリアにもわからないらしいが、おそらく俺の思考に反応しているのでは?と言われた。サイコフレームは元々人の意思や心を増幅する機能もあるらしいのだ。確かに前よりも操縦しやすくなった。以前はなんだか重りを付けているような感覚が多少あったのだ。

 

他に変わった事と言えば俺とアリアの勘が鋭くなった事ぐらいだ。それは戦闘にも表れている。敵の次の動きがわかるのだ。

 

 

敵艦の破壊後、俺はアリアの元へと帰投した。

 

 

アリアside

 

「ただいま、今戻ったよ」

 

「お帰り、シュン。もう操縦の事については何も言うことないわ。見ていて全く心配しなくて良くなったもの」

 

以前は未熟故にシュンの操縦に不安があった。好きな人がいつか堕とされてしまうのでは?、という考えが必ずと言っていいほどシュンを好きになってからはあったのだ。しかしそれは最近では感じていない。戦闘を見ていてもそうだが、どこか確信にも近い予感があった。故に私の精神的負担は殆どなくなっていた。

 

「次のミッションは入ってる?」

 

「いいえ、今は入ってないわ。少しの間ゆっくり出来るじゃないかしら?それならどこか街に出てデートしたいわね」

 

「街に出てデートしたいのは山々だけど、連絡はこの船で貰うから必ずどちらかが残ってないと。それに今いる場所は少し治安が悪いんだ。生身での戦闘技術が、俺より低いアリアを外出させたくないな。外出させたいけどさ、もし、襲われでもしたらどうするんだ?」

 

そう、ここ最近私は外へ出ていなかった。目立たないように隠れるとなると、どうしても治安がよくない場所になるのだ。だから、シュンが心配だと言って私を外に出そうとしないのだ。

 

「わかっているけど、ずっと船の中にいたら気が滅入っちゃうわ」

 

「わかってる。戦いが終わったら必ずどこかに連れて行くからさ、今はそれで我慢してくれ、な?」

 

「はぁ〜、わかったわよ。そこまで言われたらねぇ〜。でも、今の約束、ぜっっっっったいに忘れないでよ」

 

「わ、わかった。絶対に忘れないからその顔止めてくれ、少し怖い。折角の可愛い顔が台無しだ」

 

「かっ、かわ……、ってそんな事さらりと言わないでよ。恥ずかしいじゃない」

 

「だって可愛いから可愛いと言っただけだし」

 

「それでも恥ずかしいの!」

 

そんな話をしている時にイアンさんの奥さんであるリンダ・ヴァスティさんから通信が入った。

 

『ゴメンなさい、お邪魔だったかしら?』

 

「「いえ、全く。そんな事はありません!」」

 

私たちは全く同時に同じ事を言った。

 

『クスクスクス』

 

「「ちょ、笑わないでください!」」

 

またハモった。

 

『随分仲良いのね〜。あ、そんな話をしてる場合じゃなかったわ。私達一週間後にトレミーにガンダムの強化パーツと補給物資を運ぶのだけど、その間の護衛をお願い出来るかしら?』

 

「それ位お安い御用です。合流ポイントは?」

 

『ラグラジュ5のポイントS53の私たちの基地へ|09:00《マルキュウマルマルに来て』

 

「了解です。補給完了後、一週間後にラグラジュ5、ポイントS53のCB基地にて合流します」

 

『それじゃあよろしくね』

 

通信が切られた。

 

「さぁ、宇宙へ上がる用意だ。今日中に上がらないと、宇宙に上がったのをレーダーで感知した敵を撒いて合流しないといけないんだ。アリアすぐに準備を頼む」

 

「任せて!シュンは大型強襲用コンテナの操縦をお願いね。私はヴァリアブルストライクガンダムの整備をしておくから」

 

「おう、任せとけ(^o^)b」

 

シュンは大型強襲用コンテナの操縦を、私はシュンの乗る機体の整備をしに格納庫へと向かった。

 

 

そして私達はその日の内に最低限の補給を済ませ、宇宙(ソラ)へと上った。




いよいよリボンズ率いるイノベイターとの最終決戦が近づいてまいりました。
しかし、次回はまだ最終決戦開始にはなりません。その代わり、存在のみ公表していたあの機体と人物が遂に登場です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。