IS〜新たなガンダム〜   作:ゼロインフィニティ

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この話書くのに大分時間がかかってしまった。

それと、4月から大学生となり、執筆する時間を取れるかわかりませんのでまた不定期更新に戻るかもしれません。とりあえず、それまでにある程度ストックを貯めてはおきますが。


再会〜親友編〜

シュンside

 

IS学園での特別入学試験終了後、俺とアリアはとあるデパートに来ていた。弾に告げた時間まで後二時間程あり、来るようにと言った場所は、ここから30分位で着く。その為、まだ時間があったのだ。デパートに行くというのはアリアの意見だったりする。

 

「見て見て、シュン。この服可愛い」

 

そう言ってアリアが手に取って自分に当てながら俺に聞いてきた服は、薄い水色をベースとしたワンピースだ。アリアのピンクの髪によく合っている。

 

「うん、その薄めの水色がアリアのピンクの髪を際立たせてよく似合ってるよ」

 

そう言うとアリアは、嬉しそうに顔を綻ばせながら他の服を取っ替え引っ換えしながら、変える度に俺に聞いてきた。前に00世界で同じ回答ばっかり言っていたら拗ねられてしまったので、同じ回答にならないように気をつけた。これがまた結構大変で、アリアは素でかわいいく、何でも似合うものだからつい、同じ様な事を言ってしまいそうになる。言ってしまったら最後、おそらく前みたいに女性を褒める時は云々と、長々説教されるに決まってる。そうこうしている内に一時間近くすぐにたってしまった。時間的には試験の後もあって休憩を挟んでも良い頃合いだった。

 

「アリア、そこの喫茶店でお茶でもしないか?試験の後にこうも歩き回っていたら少しは疲れたろ」

 

「それもそうね。そうしましょうか」

 

アリアも同意してくれたので俺たちは、近くの喫茶店《cool》に入った。

 

 

アリアside

 

私達は、喫茶店に入ってメニューを少し見た後、私はミルクティーとショートケーキを。シュンはコーヒーだけを頼んだ。

 

「これからどうするの?」

 

私はそうシュンに聞いた。この後、私達は(シュンの親友達が来るかはわからないが)待ち合わせをしている。私は付き添いで行くのだから、今後の動き方はシュン次第なのだ。

 

「待ち合わせの時間までまだある。伝えた時間の一時間位前には着いておきたいから後、一時間ちょっとは買い物とかできるかな」

 

結局私達は、30分ほどお茶しながら話した後に再びウインドウショッピングを楽しんだ。途中、ジュエリーショップで気になるブレスレットを見終わった後、時間的にもそろそろ目的の場所へと向かわないといけない時間になった時シュンが『先に行っててくれ』と言った後に何処かへ行ってしまった。その10分後に合流してから更に20分位歩き、目的地に着いてからは時間まで待つ事になった。

 

 

 

シュンside

 

俺からの一方的な約束まで後30分程前に目的の公園に着いた。俺はその公園の少し端の方にあるこの公園で1番大きな木に寄りかかりながら弾達が来るのを待った。アリアが近くにいると警戒されかねないので、俺の寄りかかっている木の裏に隠れて貰った。日照時間が延びてきているとはいえ、午後6時位になればそれなりに暗くなる。遠目からアリアの姿を見るにはよほど夜目が利かないと無理だろう。取り敢えず俺達は弾達が来るまで喋りながら待った。すると、約束の10分程前に人影が見えたので喋るのを止めた。その人影は3人で、真っ直ぐ俺のいる方へと近づいて来た。その3人は、誰もが俺のよく知る人物だった。その内の1人である弾が代表して声をかけてきた。

 

「あんたが俺達を呼び出したんだよな。一夏が待ってるとか言って」

 

弾達は顔を強張らせていた。それも仕方ない事だろう。この日暮れに未だにサングラスをかけていれば怪しむだろう。それによくこんな怪しい格好の奴に話しかけたなと思った。

 

「ああ、そうだ。だが、やはりこんな格好だとわからないようだな」

 

「なんだって?どういう意味だよ」

 

今度は数馬が言ってきた。蘭も来ているようだったが、ここに着いてからずっと弾の後ろに隠れて蘭を守るように弾と数馬がいる。

 

「それはこういう事だ」

 

俺はそれを言うと同時にサングラスを外して口調を元に戻した。

 

「久しぶり、弾、数馬、蘭。髪の色とか目の色が変わっちまってわからないかもしれないが、俺が一夏だよ」

 

「う、そ、だろ。ほ、本当に一夏なのか?」

 

数馬が改めて聞いてきたのに首を縦に振る事で肯定すると弾達は、瞳に涙を浮かべた。

 

「一夏、良かった。生きてて良かった」

 

弾は腕で涙をを拭きながら言ってくる。

 

「こっのバカヤロウー。生きてたのなら連絡の1つ位寄越せよ」

 

そう言いながら俺と肩を組みながら軽い腹パンを数馬がしてきた。

 

「一夏さん、本当に生きてて、ひぐ、良かっ、うわぁーん」

 

蘭はそう言うと盛大に泣き出してしまった。

 

「その……あの……すまん。みんなに心配かけた」

 

俺は照れ隠しに頭を掻きながらそう言った。そこまでは良かった。だが、次の瞬間には俺は後ろから岩で殴られた様な拳骨を頭にくらった。思わず目から火花が出たんじゃないかと思う程だった。これが出来るのは1人しかいない。さっきまで俺の寄り掛かっていた木の後ろに隠れていたのは、アリアしかいないのだから。俺は戦闘中に負う怪我とは別種のあまりの痛さに思わず涙目になりながら後ろに振り返った。

 

「痛いじゃないか!何で殴るんだよアリア!」

 

「そんなの明白じゃない。女の子を泣かしたからよ」

 

凄い形相で睨んでくるもんだから俺は一瞬たじろいだ。

 

「いや、話の流れからして別に俺が泣かしたゎk………」

 

アリアに再度睨まれて段々言葉が窄んでいく。

 

「そうね、それはわかってる。でもね、いかなる理由であろうとも男が女を泣かせるのは良くないでしょ」

 

今の俺の状態を表現するならドンドン身体が縮んでいくようなかんじだ。それでも、言葉の後半で口調を和らげてくれたから幾分かましだったが。そこから更に俺たちが言い合っていると、残った3人は只々ポカーンとした表情で固まっていたが、そこから再起動して弾が俺たちの会話を遮る形で聞いてきた。

 

「お、おい一夏。今、お前と言い合いをしているその女の人は誰だ?」

 

「え、あ、ああ。ったくこんな風に紹介するつもりなかったのに」

 

「なんか言った!」

 

「いえ、何でもありません」

 

小声で愚痴ったら再びアリアに睨まれてしまい、思わず姿勢を正して敬語で答えてしまった。場の空気を変える為に咳払いを1つしてから弾の質問に答えた。

 

「彼女は、俺を助けてくれた人達と同じ所に所属している、『アリア・フィルネスト』だ」

 

「どうも、今紹介にあった『アリア・フィルネスト』です。これからよろしくね。次いでに言うと私は、シュ……一夏の彼女です」

 

アリアが軽くお辞儀をしながら言うと男の2人は口々に『すっげー美人だ』、『くそう、何でいつも一夏ばっかり』などと言いながら恨みの籠った目を向けてきた。この2人はアリアの容姿に意識がいっていたので、アリアの爆弾発言には気付いていなかった。しかし、もう1人はそれをしっかりと聞き、まるでこの世が終わったかのような顔しながら、溢れ出てくる涙を拭かずにそのまま棒立ちしていた。流石、兄だけあって妹との様子が変だという事に真っ先に気が付いた。

 

「お、おい蘭!どうしたんだ?そんな世界が終わったみたいな顔して?」

 

「お、おにぃは聞いてなかったの?あのアリアって人が一夏さんの彼女なんだよ」

 

「あ、そういえばそんな事を言っていたような………」

 

そう呟くと弾は、段々ワナワナと肩を震わせてきた。

 

「悪いが一夏、蘭を泣かせたから一発殴らせて貰うぞ」

 

それだけ言うと拳を握りしめて思いっきり俺の顔を殴ってきた。最初は、どうして蘭が泣いたのかわからずにいたが、アリアからの耳打ちで理解した。だが、こればっかりはどうしようもない。俺が好きなのはアリアなのだから。

 

「すまない蘭。蘭が俺の事を好きなのは嬉しいけど、俺が好きなのはアリアなんだ。すぐに受け入れろとは言わない。だけど、理解してほしい」

 

俺がそう言うと蘭は弱々しく頷いてそれっきり黙ってしまった。

 

「なんか変な空気になったから、とりあえず今日は帰るわ。でも、帰る前に1つ教えてくれ。鈴はどうしたんだ?」

 

五反田兄妹は、蘭がまだショックから立ち直れずにいるのを兄である弾が介抱しているので数馬が答えてくれた。

 

「あいつは去年、故郷の中国に帰ったよ」

 

「そうか。とりあえず俺の連絡先を渡しておくから気がむいたら連絡してくれ」

 

俺は自分の連絡先が書いてある紙を数馬に渡してアリアと共にWR社へと戻った。

 

 

 

 

 

WR社に戻ると今まで情報を集めに行っていたロックオンがいた。こっちに気がつくと軽く手を挙げながら話しかけてきた。

 

「よぉ。急で悪いんだがシュン、お前のヴァリアブルストライクのtype02装備で暫く貸してくれ」




実はですね、今回はアリアとシュンのデート中にテロが起こり、そこに春樹が居合わせたとかそんな感じを考えていたんですよ。でも、そうするとここ最近戦闘パートが多かったので『ちょっと多過ぎじゃね?』と考えボツになったりしてます。それも今回の話を書き上げるのに時間が掛かった1つの理由ですね。

さていよいよIS学園へと入学になります。
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