僕の家に着いた。至って普通の家だ。
「たっだいまー」
奥からお母さんが出てきた。
「妙に気分がいいわね、その子は?お嫁さn、、、ちょっと羽瑠来なさい?」
お母さんは気付いたのが、僕を奥の部屋へ行くように促す。
また、また始まるのか………
「ちょっと待っててね」
とだけ葉緋に言い、奥の部屋へと入った。
ぴしゃりと襖が閉じられると、
バァァシィィィィンッッ!
右頬に電気ショックが流れるような感じで殴られた。
「あれほど妖怪とは絡んじゃいけないって言ったのに、、今すぐでてってもらいますからね?あの子には」
と言われた。その後も暴行は止まらず、殴られた。恐らく頬は痛々しく腫れているのだろうと思いつつも逃げ出そうとしたその時。
ドゴォォッ!
殴られた。僕の体が若干宙に浮き、壁に叩きつけられる。恐らく背中もすごいことになっているだろう。
「まだ終わってませんよ?」
そのあとも殴られながらの説教は30分ほど続いた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「すぐでてってもらってちょうだい」
それを最後に説教は終わり、僕は扉を開ける。
心配そうに葉緋は待っていてくれた。
「羽瑠君?大丈夫?」
と、声をかけられた。僕はとりあえず作り笑顔をして『大丈夫だよ』と言った。
しかし、全然大丈夫では無い。なるべく心の声は聞いて欲しく無いのだ。
それからすぐ奥から声が聞こえる
「さっさとでてってもらってちょうだい」
「ごめんね?お母さんがこんなで……もういいよ、旅に出て。引き止めてごめんね?」
葉緋には家で待ってもらっただけ。恐らく早く旅に出たかったのだろうから申し訳ないなと思った。
「う、うん……ちょっと外に来てくれる?」
すると、お母さんの声が後ろからする。
「すぐ戻って来なさい、外なんか行ってはダメよ」
僕は迷った……しかし、ついて行った。
「………ごめん」
「こっちこそ、わざわざ動けるようにしてもらったのに」
またしてもお母さんの嫌味が飛んでくる。
「羽瑠君、今の生活楽しい?」
急に質問された。僕は一瞬驚いた表情を出してしまった。本当は、嫌だったから。しかし、笑って
羽瑠「だ、大丈夫だから」
と言った。もしかして葉緋はもう気づいているのだろうか?
「嘘ついたでしょ」
またしても当たってる……だけど大丈夫……なはず。
羽瑠「そ、そんn」
そんなこと無い、と言おうとするが葉緋が先に口を開いた。
「一緒に旅に出ない?」
「で、でも母s」
僕はだんだんと動揺してきた気がする。
「私が守る、だから旅に出る準備してきてくれる?」
「で、でも」
「大丈夫、一緒に、行こ?」
葉緋には強い決意が生まれていた気がした。こんな僕に接してくれた、はじめての人だった。
「わ、わかった、準備してくる」
僕が家の中に入るとまた怒鳴られるが、無視して進んだ。
僕は途中から走り、僕の部屋に入ると同時に鍵をかける。外からはガチャガチャとお母さんが開けろー、という声とともに扉を揺らす。
僕は準備を終わらせ、葉緋にキャッチしてもらえるように外にバッグを投げる。
そして扉が壊れる轟音がした。それと同時に僕は窓を開け、逃げようとしたが
「うわぁぁぁ」
後ろ足が引っかかり、落ちてしまった。
しかし葉緋がしっかりとキャッチしてくれた。
「さ、行くよ」
と言われ、僕は荷物を持ち逃げる
無論母親は玄関から出ようとするが鍵を解除するのに時間がかかりその間に逃げられた。
一一一一一一一一一一一一
少し逃げたところ
「「やったね」」
なんとか逃げ切れたのだ。
そして
これから狛犬と妖怪好きの少年の旅が始まるて
はい、旅に出ましたね!
ではまた次回、お会いしましょう。