ミルクSide
ヤッホー、僕ミルク・ホワイトだミルよ。
前回の話を見てくれたならわかってると思うけど僕は転生者の一人の白河美咲の家の飼い犬になったミルよ。
まあ、最初はあの辞書に言われたとおり、情報収集が楽になるとは思ったミルけど。
今更ながら後悔しているミルよ。
だって、自由の時間が少ないんだミルよ。
朝起きたらご飯と散歩だし、戻ってきてもかわいがられて動けないし、終わったらお昼寝とまた散歩で、その後も誰かにかわいがられてそしてあっという間に夜になって寝る時間だミルよ。
どうにかしないと、僕の生活リズムが崩れてしまうミルよ。
どうするミルかな?
ということを僕は朝の散歩中に考えていた。
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結局いい考えが浮かばず散歩の折り返し地点まで来てしまったミルよ。
「え~もう終わりか、私はもっとミルクと散歩したいのにな~」
僕としては、勘弁してほしいところだミルよ。
今僕を散歩しているのは白河美咲。僕が監視を頼まれた転生者の一人だミルよ。
この子が僕のことを一番溺愛しており、朝の散歩は必ずこの子としているのだミルよ。
…ん、どうやってミルクって名前を付けたミルかって。
そこは僕の必死の誘導のたまものだミルよ。
本当に、アレクサンドラとかミューズとか、変な名前を付けられそうになった時は焦ったミルよ。
まあ、そんなことはさておき、早く原作が始まってほしいミルよ。
じゃないとあの素行の問題のある転生者を見つけられないミルよ。
おそらく、そいつは原作が始まる少し前に行動を開始してまず邪魔者を排除しようとするはずだミルよ。
つまり、主人公である兵藤一誠や、ほかの転生者を消しにかかるはずだミル。
だが、しかしこの僕がそんなことはさせないミルよ。
少なくともこの白河美咲って子には一宿一飯の恩義があるミルからね。
そう僕が一人考えを巡らせていると、
「…ん?何あれ?」
美咲が何かに気づいたように公園の茂みを見つめている。
僕も気になったので、茂みを見てミルと、
そこには黒い猫が一匹横たわっていた。
「もしかして、この子…」
何かに気づいたようミルね。
美咲Side
私はミルクが土下座をしたと聞いた時ぐらいの衝撃を受けていた。
なぜなら、この猫からわずかな魔力を感じるからだ。
黒い猫で、魔力を感じ、さらに今が原作が始まる前だと考えるともうその猫は黒歌以外には考えられなかった。
黒歌、それは登場人物の一人搭城小猫の姉にしてヴァーリチームの一人。
そして、小猫を守るために悪魔となりそして主を殺してS級はぐれ悪魔となった人物だ。
そんな人物がここにいるということはおそらく追っ手からにげてここまで来たのだろう。
とりあえず、保護した方が…
「いたぞ!あそこだ!」
…!まさか、ここに追っ手が来るなんて。
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私は、とりあえずすぐ逃げれるように目くらましようの光の魔法の準備をする。
追っ手たちは、何か話し合っている。
おそらく私をどうするか話し合っているんだろう。
だけど私にとってはその隙がチャンスだ。
幸い追っ手は二人、何とかなる。
私はすかさず準備していた魔法を唱える。
「光の閃光」
突如悪魔にとっては弱点の強烈な閃光がはなたれ追っ手たちはひるむ。
今のうちに…
私は、黒歌とミルクを連れて家に逃げようとしたが、
突如首に痛みが走り意識が暗転する。
私が最後に見た景色には。
不気味な笑みを浮かべた追っ手の一人の顔だった。
誰か助けて・・・・・・・・
ミルクSide
白河美咲がやられてしまったミルよ。
しかもあいつら、僕がただの犬の姿をしていることをいいことに僕を蹴飛ばしやがったミルよ。
「ふん、さっさと黒歌を殺して、報酬手に入れようぜ。」
「まあ待てよ。この子、この年で魔法が使えるんだぜ。絶対仕込んだら強くなるぜ~」
「…ん?お前こいつを眷属にする気か?」
「いいじゃねえか、どうせ人間なんて腐るほどいるんだ。そのうちの一人や二人、いなくなったって騒がれりゃしねえよw」
「まあ、そりゃそうかwそれにそいつよく見りゃかわいい顔してんな~」
「俺様の下の世話をさせるのもいいかもなw人間風情が悪魔さまに奉仕できて光栄だと思うぜ~」
「ちげぇねえw」
二人の悪魔の笑い声が聞こえてくる。
…久しぶりにカチンときたミルな。
ちょっとのお仕置きじゃすまないミルよ。
僕は立ち上がって腕に力を収束させる。
…!
さすがに僕のさっきに気づいたのか二人の悪魔が振り返る。
「なんだてめえは?俺らの邪魔をすr」
そこから先を悪魔は言えなかった。
だって僕が頭を殴り飛ばしたんだミルから。
きれいに悪魔の頭だけが宙を舞い地面にたたきつけられたところで、
その様子に、驚きを隠せない悪魔は僕を見てきたので、笑顔で返す。
「ヒィ」
悪魔はおびえて僕を倒そうと僕に魔法を何発も打ち込んでくるが、いつか戦ったあの紅白トカゲに比べたら威力が天と地の差だった。
「弱いミルね君。」
僕は飽きたので一瞬で目の前に移動し、頭を握りつぶした。
悪魔の汚い血がミルクの手に付着したが。ミルクはさっさと払い捨てた。
その後僕は倒れている白河美咲と黒猫を家まで連れ帰った。
久しぶりの戦闘描写が難しすぎてびっくりしました。