主人公は狂犬?   作:ミルクせんべい

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出会ったのは偉い人

 

前回までのあらすじ

 

とある勘違いをしたまま二天龍を倒してしまったミルク。

 

さてこれから彼はどうなっていくのか。

 

 

 

今主人公ミルクは来た道を大急ぎで、引き返していた。

 

「さあ、あの子から賞金ゲットだミルよ。」

 

実はこの男。三大戦力と二天龍の戦いを紅白龍討伐合戦なるものと勘違いし。

 

それに加え、後の四大魔王の一人が、賞金をいくらでもやると言ってしまったため。

 

勘違いをしたまま二天龍を軽くひねりつぶし、今その賞金がなんたらといった

 

者のところへ現在向かっているところである。

 

 

 

まもなくその者の前に到着したミルクは、早速賞金の催促を始めた。

 

「さあ二匹とも倒したミルし、賞金を好きなだけいただくミルよ。」

 

ニタァと擬音が出そうなほどミルクは意地の悪い笑みを浮かべていた。

 

 

セラフォルーside

 

私は今、自分の言った言葉に後悔している。

 

後先考えもせずに賞金をいくらでもやるなどと、言ってしまったことだ

 

最初は無理だと思っていた。

 

三大勢力が力を合わせても劣勢を強いられている二天龍を一人で倒すなど。

 

 

しかし、実際この目の前のワンちゃんは、二天龍を倒してしまった。

 

しかも一方的にだ。

 

その結果に私は唖然とするしかなかった。

 

 

そして現在、私はそのワンちゃんに賞金を請求されていた。

 

そんなこと言われても今手持ちには己の身と命しか持っていない。

 

しかしいまさらそんなことを言うと二天龍を軽く倒してしまえる実力の持ち主だ

 

何をされるかわからない。

 

だが、もう腹をくくるしかなかった。

 

 

「ごめんなさい!本当は紅白龍討伐合戦なんてないんです。だから賞金は払えません。

 

だますようなことをして本当にごめんなさい。」

 

するとそのワンちゃんはしばらくの間驚いていたが、ふとスッと腕を振り上げた。

 

殺される!

 

反射的にそう思った私は目をつぶった。

 

 

でもそのワンちゃんがした行為は私が考えていたものとは全く違った。

 

「いや~僕の勘違いのせいで迷惑かけて申し訳ないミルね~そんなに泣かないでいいミル

 

よ、怒ってないミルよ」ヨシヨシ

 

どうやら私は恐怖のため泣いていたらしく、

 

そのワンちゃんは私を慰めようと私の頭を撫でていた。

 

恐怖と気恥ずかしさがごちゃ混ぜになったせいか

 

その後、年甲斐もなく泣いてしまった。

 

 

しばらくして泣き止んだ私は、彼に何かお礼をしようとしたが

 

彼には必要ないと笑い飛ばされてしまった。

 

せめて名前だけでもと私が名前を尋ねようとすると――

 

「ねえさっきからそこに隠れてる人たち、そろそろ出てきたらどうミルか?」

 

と彼は岩陰の方に向かって言った。

 

 

サーゼクスside

 

私とアザゼルそしてミカエルの三人の目線は

 

まさに今セラフォルーと会話している一匹の白い犬に注がれている。

 

彼は、いきなり前線に現れたかと思うと、二天龍をあっさりと倒してしまった。

 

三大勢力でさえ苦戦する相手を赤子の手をひねるようにして倒せるほどの力の持ち主を

 

警戒しないわけにはいかなかった。

 

 

 

しかし不味い

 

今彼はセラフォルーと会話している。

 

彼女は後方支援に回らなければならないほど、消耗していた。

 

そんな彼女の前にいるということは、人質が目の前にいると同然だ。

 

どうする

 

そう思っていると

 

「ねえさっきからそこに隠れてる人たち、そろそろ出てきたらどうミルか?」

 

 

私たちは目を見開いた。

 

先ほどからずっと気配を消していたはずなのに

 

彼は私たちがいる方を向いて話しかけてきたのだ。

 

驚かないわけがない。

 

 

このまま隠れているわけにもいかず、私たちは彼の前に姿を現した。

 

「やあ、こんにちはと言っておこうかな?」

 

陽気な口調で話しかけたが私の声は震えていた。

 

「サーゼクス?それにみんなもどうしてここに?」

 

いきなり現れたせいかセラフォルーは混乱しているようだ。

 

「それで、こそこそと何をしてたミル?」

 

下手な言い訳をするわけにはいかない。

 

と私は正直に聞きたいことを聞いた。

 

「君は言いたい何者なんだい。」

 

私たちの間に不穏な空気が流れた。

 

 

 

 

ミルク・ホワイト活動記録

 

後の三大勢力トップと出会う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいここで切らせていただきます。

われながら文才のなさと分量の少なさがほかの作品を見ると

しみじみと思い知らされます。

これからもできる限り頑張ります。
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