主人公は狂犬?   作:ミルクせんべい

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一難去ってまた一難

ここは冥界、そう、悪魔たちなどの魔族が住んでいる場所だ。

 

しかしその一角で、四人の男女と一匹の犬がいた。

 

男女の方は、後の四大魔王となる、サーゼクス・グレモリーと

 

同じく後の四大魔王の一人、セラフォルー・シトリー、

 

そして現[神の子を見張るもの]総帥、アザゼル、

 

天界のセラフの一人であるミカエルである。

 

そして一匹の犬はこの話の主人公である。ミルク・ホワイトである。

 

 

 

ミルクを除くこの四人はもともと戦争をしていた敵同士であったが、

 

突如二天龍が戦争に乱入し急遽同盟を結んで協力体制をとっていたのだが

 

二天龍との力の差は激しくどの三大戦力も多くの同族を失った。

 

そんな中どこからともなく現れ二天龍を軽く倒してしまったのが、

 

この犬ミルクホワイトだったのである。

 

 

そんな、強力な力を持つものを警戒しないわけにはいかず、

 

こっそりとミルクを観察していたのだが、

 

あっさりとばれ現在に至るのである。

 

 

 

ミルクに後をつけた理由を聞かれたサーゼクスは

 

軽く挨拶をした後、了解を得て質問をした。

 

「君は一体何者だい?」

 

そう聞くと、ミルクはコテンとかわいらしく首を傾げながら、

 

「何者と聞かれても、ただの通りすがりのワンちゃんとしか答えられないミルよ?」

 

と何とも奇妙な口調で答えた。

 

「おいおい、ただの通りすがりのワンちゃんが二天龍を軽くひねりつぶせるわけねえだ

 

ろ。」

 

アザゼルがもっともなことを聞く。

 

「それに、あなたが私たちを攻撃してこないという確信もありません。」

 

とミカエルが優しげな声で言う。

 

その言葉にミルクが返事に困っていると。

 

「ちょっと待ってよ彼は私たちを助けてくれたんだよ!」

 

先ほどまで黙ったいた、セラフォルーが三人の前に立ちはだかった。

 

彼女はミルクに命の危機を救ってもらっており、どうしてもサーゼクスたちの輪に入れな

 

かった。

 

「セラフォルー、僕だって、本当は命を救ってくれた恩人にこんなことはしたくない。だ

 

が、彼が私たちに攻撃をしてこないという確信がない以上、こうするしかないんだ。」

 

サーゼクスの返事にセラフォルーは何も言えなくなってしまった。

 

(確かにサーゼクスの気持ちもわかるけど私には彼が私たちを攻撃するとは思えない)

 

セラフォルーが意を決してミルクを守ろうとすると、

 

「わかったミルよ、じゃあ攻撃しないっていう意思を見せればいいミルね」

 

ミルクはそういうとコロンとおなかを見せ犬で言う服従のポーズをとった。

 

その行動に、四人は唖然とした。

 

「何をしているんだい?」

 

「何って、服従のポーズだミルよ?」

 

「なんでそんなポーズをとりやがったんだ?」

 

「こうすれば戦う意思がないということがわかると思ったミルよ。」

 

「あの~今更ですが、屈辱ではないんですか?」

 

「信頼を勝ち取るのに一瞬の恥を見せては駄目なのだミルよ。だから僕はこの格好から動

 

かないミルよ!さあ僕の誠意が伝わるまで煮るなり焼くなり好きにしろミル!」

 

それを聞いたとき、三人は顔を見合わせハァっとため息をついた。

 

結局ミルクの熱意に三人の方が折れた瞬間であった。

 

 

 

「じゃあ君は私たちに攻撃をしないということでいいんだね。」

 

「その通りだミルよ。」

 

ミルクは最後の確認とばかりに聞いたサーゼクスの言葉を即答で返した。

 

「では私たちはこれから自分たちの種族をまとめなければいけないからね、そろそろ失礼

 

させてもらうよ。」

 

「次あったときは一緒に酒でも飲もうぜ~」

 

「また会える日を楽しみにしています。」

 

「じゃあねワンちゃん、次あったときはあなたもびっくりするぐらいの飛び切りのサプラ

 

イズパーティーをしちゃうからね☆」

 

「ハハハ、楽しみにしてるミルよ。」

 

それぞれが言葉を交わし、自分たちの仲間の待つ場所へ向かおうとする中、

 

セラフォルーが何か思い出したように戻ってきて、

 

「これは、せめてものお礼」チュッ

 

とセラフォルーはミルクの額にキスをし、

 

慌てて、サーゼクスの向かった方へ飛んで行った。

 

 

取り残されたミルクは、

 

プシュー

 

ゆでだこのように顔を真っ赤にさせていた。

 

雰囲気のわりにずいぶん初心のようだ。

 

 

しばらく顔を赤くしたまま立ち尽くしたミルクであったが。

 

自分に近づく強者の気配にはっと意識を取り戻し、警戒態勢をとった。

 

そしてそのものは、姿を現した。

 

「我の名はオーフィス、お前強い、お前とならグレートレッドも倒せる。お前われと一緒

 

にグレートレッド倒す。」

 

と突如目の前に現れた少女は、ミルクに板言った。

 

「あの~そもそもグレートレッドって何ミルか?」

 

「グレートレッド時空のはざまを自由に泳ぎ回る最強の龍そして我はそれを倒し静寂が得

 

たい。」

 

静寂?ミルクは疑問に思った。グレートレッドを倒し静寂を得た後オーフィスはどうする

 

つもりなのかと。

 

「ちなみに聞くミルがそのグレートレッドを倒して君が静寂を手に入れたとして、そのあ

 

とはどうするんだミル?」

 

「どうもしないわれは静寂さえ手に入れられればそれでいい。」

 

「そんなのつまらないミルよ、せっかくの人生楽しまないと損だミルよ。」

 

「楽しむって何?」

 

「自分が楽しいと思うことをすればいいんだミルよ。」

 

「我、楽しいということがわからない。」

 

「だったら僕が教えてあげるミルよ。」

 

「お前といれば楽しいということがわかる?」

 

「もちろんだミルよ。では善は急げだミル。」

 

そういうとミルクはいきなりオーフィスを抱えて、走り出した。

 

「どこ行く?」

 

そうオーフィスが聞くと

 

「どこか楽しいところへだミル。」

 

ミルクは笑顔でそう答えスピードを上げた。

 

 

ミルク・ホワイト活動記録

 

後の三大勢力トップたちと和解。

 

セラフォルーにフラグ?

 

オーフィスを言いくるめともに旅に。




はい、終わりました。

出来が気になるので気になることがあったら、ぜひ乾燥に記入してください。
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