・イメージと違う!
とか、
・この娘はこんなキャラじゃない!
という方にはブラウザバックを推奨しております。ご了承ください。
「ここか。」
提督になるためには、まず海軍が開いている説明会に行かなければならない。今回俺が来た会場は駅前の高層ビルの七階会議室である。
他の会場は大学の講義室だったり、公民館の一室だったりで、本当に幅広い地域で説明会を開いている。
説明会では、実際に行う執務や現場監督の概要や艦娘に関して現在わかっている情報などを聞くことができる。
そこで聞いた説明に納得すれば、その後は着任手続きに移る。また、気になったことがあれば説明の後の質疑応答の時間に聞けばよい。
納得できなかった、もしくは都合が悪い場合は説明を聞いた後に退場することができる。
平日の昼に行われた説明会だが、俺以外には7,8人程度いて、まだ別の階でも説明会は行っているらしく、けっこう提督業に興味のある人は多いようだ。よかったな海軍。
説明が終わり、およそやることはわかった。特に問題もなさそうなので着任手続きに行き、説明を読みながら記入していく。
着任手続きの際、着任日の希望を書いておけば、好きなタイミングで着任できるようだ。といっても、必ずしも希望どおりになるとは限らないのだそう。まあそれもそうだろう。
一度に大勢着任させるより、なるだけ均等に分けて着任してもらうほうが、事務としては楽だろうし。
もっとも、まだまだ提督の数が増えてほしい海軍側としては、なによりも人員を確保するほうが大事なのだろう。
別に希望の着任日とかないんだけど、どうしよう。無記入で出した場合、勝手に着任日を決められるらしいけど、まあ多分それで大丈夫だろう。
記入漏れがないかを確認し、シートを提出する。これで後は通知書が来るのを待つだけでよし。さて、これからどうなることやら。
説明会から三日たち、うちに通知書がきた。着任日は一週間後、場所は柱島泊地。
入り口に初期艦兼案内役の艦娘がいるらしいので、まずは現地に向かえ、という内容だ。
通知が命令形なのは俺が提督となり海軍所属になるからだろう。生活に必要なものをとりあえず持っていけばいいみたいだ。それ以外の荷物に関しては、各自で対応してほしいとのこと。
その分の費用は海軍もちなので、心配しなくてよさそうだ。
俺は大きな不安と少しの期待を胸に、これからわが勤務地となる鎮守府にむかった。
入り口にはきれいな水色の髪を腰まで垂らした美少女が立っていた。
頭には機械チックなウサミミ、服装は白いセーラー服のようだがワンピースのようになっていて、そこから伸びる黒いタイツが美しい。
彼女はこちらの姿を認めると、俺と向き合ってこう言った。
「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。アンタが司令官ね?ま、せいぜい頑張りなさい。」
・・・なんだこいつ。偉そうに。
とは思うが顔には出さない。俺の表情筋は鉄壁だぜ!
「とりあえず案内するわ。ついて来なさい。」
そう言って鎮守府に入っていく叢雲の後を歩いてゆく。
俺の提督生活は、こいつへの第一印象がほぼ最悪なところから始まった。
というわけで、初期艦は叢雲さんです。ムラクモさんじゃないです。叢雲さんはツンデレかわいい。