LYRICAL TAIL   作:ZEROⅡ

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ラストの3話目です。

感想お待ちしております!!!


想いを一つに

 

 

 

 

大魔闘演武6日目の競技パート〝海戦(ナバルバトル)〟では、ルーシィが奮闘し何とか2位となった妖精Aチームだが、その後のミネルバによる非情な猛攻の前に、ルーシィは完膚なきまでに痛めつけられたのであった。

 

 

そして医務室では……妖精Aチームのメンバーたちとポーリュシカとシャマルが神妙な顔つきで治療を受けてベッドで眠るルーシィを見守っていた。

 

 

「ルーシィは無事かい!?」

 

 

「ルーシィ!!」

 

 

「お前ら」

 

 

「チームは違っても同じギルドでしょ」

 

 

「せや、ケガ人を見舞うのに敵も味方もあらへん」

 

 

するとそこへユーノとジュビアを筆頭に、妖精BチームとCチームのメンバーたちも医務室に駆け付けた。

 

 

「ウェンディとシャマルのおかげで命に別状はないよ」

 

 

「ポーリュシカさんの処置のおかげですよ」

 

 

「シェリアの応急処置もです」

 

 

とりあえずルーシィの体は心配いらないという事で、全員が安堵の息を漏らす。そして同時に、剣咬の虎(セイバートゥース)への怒りも湧いてくる。

 

 

「う……」

 

 

「ルーシィ!!!」

 

 

すると、ルーシィの意識が戻った。

 

 

「みんな…ゴメン…また……やっちゃった」

 

 

「何言ってんだ。2位だぞ、9Pだ」

 

 

「ルーシィさんのおかげだよ」

 

 

「ああ…よくやった」

 

 

申し訳なさそうに謝罪するルーシィに対し、グレイとヴィヴィオ、そしてエルザがそう優しく声をかける。

 

 

「か…鍵……」

 

 

「ここにあるよ」

 

 

「よかった…ありがとう」

 

 

ハッピーが持ってた鍵を見せるとホッと安堵したルーシィは、ハッピーから鍵を受け取り胸元に寄せて抱き締めると、そのまま小さく寝息を立てて眠ってしまった。

 

 

「眠っちゃったみたいね」

 

 

「なんか…こうモヤっとするねアイツら」

 

 

剣咬の虎(セイバートゥース)

 

 

「ここまでやるなんて……」

 

 

「気に入らねえな」

 

 

「ええ…許せません」

 

 

眠ったルーシィを見てミラジェーンが安心したように呟くと…カナ、グレイ、なのは、ガジル、エリオが剣咬の虎(セイバートゥース)に対してそう口にする。

 

 

「Aチーム、Bチーム、Cチーム全員集まっとったか。ちょうど良かった」

 

 

「マスター」

 

 

するとそこへマカロフが姿を現し、全員の視線が真剣な表情を浮かべるマカロフへと向けられた。

 

 

「これが吉と出るか凶と出るか。たった今ABC3チームの統合命令が運営側から言い渡された」

 

 

「何!?」

 

 

「3チーム統合だと!?」

 

 

「どういう事やマスター!?」

 

 

いきなり告げられた3チーム統合命令に、驚きを隠せないメンバーたち。

 

 

大鴉の尻尾(レイヴンテイル)の失格と凶鳥の眷属(フッケバインファミリー)の棄権によって参加チームが8つとなった。しかしその8チーム中の約半数が同じギルドのチームでは、最終日に色々と問題があるとの事じゃ。なので3つのチームを1つにして新規7人でチームを再編集しろと……な」

 

 

「点数はどうなるの?」

 

 

「3チームの中で真ん中の点数を持つチームに準ずるらしい。つまりAの63Pじゃ」

 

 

「まぁ、妥当なところね」

 

 

マカロフの説明にティアナが納得したように頷く。

 

 

現在の3チームの得点は以下のようになっている。

 

 

Bチーム:66P

Aチーム:63P

Cチーム:60P

 

 

なので、その3チームの中で真ん中の成績を持っているAチームの得点が引き継がれるのである。

 

 

「しかし運営側の判断なら仕方ないか……」

 

 

「けど、考えようによってはさらに強いチームが作れる訳だね」

 

 

「せやけど…今から7人決めても残る種目はこれからやるダッグバトルだけなんやろ?」

 

 

「いいや……明日の休みをはさんで最終日〝7人全員参加〟の戦いがあるハズ」

 

 

「そうなると慎重に選んだ方がいいね」

 

 

エルザ、ユーノ、はやて、ポーリュシカ、なのはがそう言葉を口にすると……続いてナツが怒りの表情を浮かべながら強く言い放った。

 

 

 

 

 

「オレは絶対にルーシィの敵をとる!!!! 仲間を笑われた!!!! オレは奴等を許さねえ!!!!」

 

 

 

 

 

そしてその後……マカロフの選抜により、新たなチームのメンバーが発表されたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第196話

『想いを一つに』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)チーム再編成も終了し、いよいよ6日目バトルパートに突入します』

 

 

『3日目と同ズでタッグマッチなんだね?』

 

 

『2対2ですか! 楽しみですね!! ありがとうございます!!』

 

 

『今回はすでに対戦カードも公表されています』

 

 

今までと違い今回のタッグマッチはすでにどのギルド同士がぶつかり合うのか事前に発表されている。そしてその対戦カードは以下の通りである。

 

 

青い天馬vs四つ首の仔犬

人魚の踵vs蛇姫の鱗

剣咬の虎vs妖精の尻尾

 

 

『やっぱり注目は一触即発の妖精の尻尾(フェアリーテイル)剣咬の虎(セイバートゥース)でしょうか?』

 

 

『さっきはどうなるかと思ったよ』

 

 

『熱かったです! ありがとうございます!!』

 

 

そうこうしている間に、新しい妖精の尻尾(フェアリーテイル)チームの入場となった。

 

 

『さあ…その新・妖精の尻尾(フェアリーテイル)が姿を現したぞーーーっ!!』

 

 

チャパティの紹介と共に、入場口から聞こえてくるチームの足音。

 

 

「がんばってね、みんな」

 

 

「負けたら承知しないわよ」

 

 

「頼んだぜ」

 

 

「本当の意味での最強チームね」

 

 

「悔しいが、アタシらヴォルケンリッター以上のチームだぜ」

 

 

「応援してます!!」

 

 

「僕たちの分まで、がんばってください」

 

 

「これはすごいチームだよ」

 

 

「これ以上のチームは他にないの」

 

 

「負ける姿が想像できないメンツです」

 

 

「我らギルドの想いは1つとなった。この想い、主等に託すぞ」

 

 

「今こそ見せる時です──私たちの絆の力を」

 

 

そしてそのチームが姿を現した瞬間……地を揺るがす程の大歓声が会場中に響き渡る。

 

 

『会場が震えるーーー!!! 今ここに……』

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)参上!!!!!!

 

 

 

 

 

かつて国中に〝火竜(サラマンダー)〟の異名を轟かせた炎の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)

 

 

ナツ・ドラグニル!!!

 

 

ギルドの中でも上位の実力を持ち、その造形スキルは他の追随を許さない氷の造形魔導士

 

 

グレイ・フルバスター!!!

 

 

美しい緋色の髪を靡かせるその姿は全ての者を魅了し、振るわれた剣は数多の敵を薙ぎ倒す。美と武を兼ね揃えた〝妖精女王(ティターニア)〟の異名を持つ魔導士

 

 

エルザ・スカーレット!!!

 

 

幽鬼の支配者(ファントムロード)最強の男にして、〝鉄竜(くろがね)〟の異名を持つ鉄の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)

 

 

ガジル・レッドフォックス!!!

 

 

マスターマカロフの血族にして、その実力はギルドでもトップを争う最強の男

 

 

ラクサス・ドレアー!!!

 

 

5人の守護騎士を率いてギルド最強チームのリーダーに君臨する、伝説の夜天の書に選ばれた〝夜天の主〟

 

 

八神はやて!!!

 

 

(いにしえ)の王の血を受け継ぎ、その体に眠る潜在能力は未だに未知数の力を持つ格闘魔導士

 

 

高町ヴィヴィオ!!!

 

 

以上の7人が……選ばれた妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強のメンバーである。

 

 

『1日目のブーイングがウソのような大歓声!!!! たった6日でかつての人気を取り戻してきたー!!!』

 

 

彼らの登場と同時に、全てのギルドが妖精の尻尾(フェアリーテイル)に対して好戦的な視線を送っていた。

 

 

その中でも、特に剣咬の虎(セイバートゥース)は強い視線を送っており、すでに妖精の尻尾(フェアリーテイル)と睨みあっていた。

 

 

 

「燃えてきたぞ」

 

 

 

そしてナツの口からそんな呟きが小さく放たれたのであった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

「あれ? 何でヴィヴィオが選ばれてんだ? 実力的に言えば、なのはが妥当なんじゃねーのか?」

 

 

「にゃはは、初めはそうだったんだけど…ヴィヴィオがどうしてもって譲らなくてね」

 

 

応援席でふとマックスが呟いた疑問に、なのはが苦笑しながら答える。

 

 

「この大魔闘演武の中で、絶対に向き合わないといけない子がいるんだって。だから私が辞退したの」

 

 

「実力的に言えば、ヴィヴィオはなのはには及ばぬかもしれん。じゃがワシはあの子の中に、なのはよりも強い意志の力を感じた」

 

 

「そしてその意志は、時に何よりも強い想いの力となります。大丈夫ですよ。ヴィヴィオはとても強い子ですから」

 

 

なのはだけでなく、マカロフとメイビスのそんな言葉を聞いて、マックスや他のメンバーたちもヴィヴィオなら大丈夫だと納得したのであった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

場所は変わって王国関係者専用の観戦場所。そこにはアルカディオスとダートンの姿があった。

 

 

「星霊魔導士がいない!!」

 

 

「今は医務室にいるようですな」

 

 

「貴様……!! また前回のように手荒なマネを……」

 

 

「いえいえ、確かにあれは失策でした。次はもう少し確実な方法を取りますよ。今は祭を楽しみましょう。計画は3日後に発動します」

 

 

「エクリプス…」

 

 

「世界を変えるのです」

 

 

「もはや止める術は無しか」

 

 

「ゼレフ卿が待っておられるのでね」

 

 

そんな会話を終えると、ダートンは静かに部屋を出て行った。

 

 

「祭…か。大魔闘演武──かつては別の呼ばれ方をしていた」

 

 

通路を歩きながらそう言葉を漏らすダートンは、通路の途中にあった壁画にそっと手を触れる。

 

 

 

 

 

「竜王祭──〝竜〟と〝人〟と〝魔〟の宴」

 

 

 

 

 

その壁画には……(ドラゴン)と人間が戦っているかのような光景が描かれていたのであった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

大魔闘演武6日目・タッグバトル。

 

 

第1試合

青い天馬(ブルーペガサス)

一夜&ウサギ

  VS.

四つ首の仔犬(クワトロパピー)

バッカス&ロッカー

 

 

「バッカスさん、ワイルドにやっちゃいましょう。このままじゃオレら……」

 

 

「なーに、オレは魂が震えりゃそれでいい」

 

 

「さて…ついに君を解放する時がきたよ」

 

 

「(コクン)」

 

 

すると、今までずっと謎であった青いウサギのキグルミの正体がついに明らかになろうとしていた。

 

 

「オレたちですら正体を知らねえウサギ……一体……って何してんだテメェら!!!!」

 

 

「乳繰り合うなら他所でやれ!!! ラグナの教育に悪いだろーが!!!!」

 

 

息を呑むレンの後ろでイチャついているヒビキとジェニーに、レンとヴァイスが怒鳴る。

 

 

「見せてやるがいい。そのイケメンフェイスを」

 

 

チャパティもヤジマもラビアンも観客たちも、身を乗り出し固唾を飲んで見守る。

 

 

そしてゆっくりとキグルミの頭部が外されるとそこには……双子と言っても過言ではないほど一夜とそっくりな顔を持つネコの姿があった。

 

 

「「「えっーーーー!!!?」」」

 

 

『『『うわ~~~っ!!』』』

 

 

ウサギのまさか衝撃の正体に呆然となる一同。

 

 

「ニチヤ!!?」

 

 

「なぜあの人が!?」

 

 

そのネコの正体はエクスタリアの近衛師団長を務めていたエクシード…ニチヤであった。まさかの同郷の登場に、リリーとリニスは驚きを隠せない。

 

 

そしてニチヤはキグルミから出ると、一夜と同じポーズを取った。

 

 

「ダボルイケメンアタック」

 

 

「危険な香り(パルファム)だぜ」

 

 

その瞬間、観客席からはブーイングの嵐が巻き起こり、同じ青い天馬(ブルーペガサス)のメンバーたちでさえも絶句していた。

 

 

「一夜が2人とか……」

 

 

「エルザさんしっかり!!!」

 

 

ただでさえ苦手な一夜とそっくりなニチヤを見たエルザは、軽く卒倒しかけてヴィヴィオに支えられていた。

 

 

「私と私の出会い。それはまさに運命だった」

 

 

「ウム……あれはある晴れた昼下がり」

 

 

そして誰も聞いてもいないのに2人の出会いについて語り始める一夜とニチヤ。すると……

 

 

「だっはァーっ!!!」

 

 

「メェーン!!!」

 

 

バッカスの掌底による一撃が、ニチヤの頬を殴り飛ばした。

 

 

「何をするか!!?」

 

 

「一夜さん!! そいつ戦えるのかよ」

 

 

「当たり前だ!! 私と同じ顔をしている!!! つまり私と同じ戦闘力!!」

 

 

レンの問い掛けに対してそう力説する一夜だが、当のニチヤは先ほどの一撃ですでに伸びてしまっていた。

 

 

「くたばってるじゃねーか!!!!」

 

 

「同じ顔だからって戦闘力まで同じな訳ねーだろアホ一夜!!!」

 

 

「ウソーーーン!!!」

 

 

レンとヴァイスによる怒声が飛び、大きなショックを受ける一夜。

 

 

そしてそこからバッカスとロッカーによる猛攻が始まり、2人の攻撃をただただ受けている一夜。

 

 

「(私は君を戦いに巻き込んでしまった…まったく戦えない紳士とも知らず……それなのに君は私たちと共に戦う道を選んだ。そしてなんてイケメンなんだ……なぜ君が倒れている……なぜ君がキズついている……私は君の想いを無駄にはしない。イケメンこそが正義!!!!)」

 

 

2人の猛攻を受けて、ボロボロになりながらも立ち上がった一夜が動く。

 

 

「君に捧げよう──勝利という名の香り(パルファム)を」

 

 

するとその瞬間……一夜の体の筋肉がモリモリと膨れ上がり始める。

 

 

「な…何でぇ!? 急にワイルドに」

 

 

「こいつァ、力の香り(パルファム)だ!!」

 

 

「くらうがいい!! これが私のビューティフルドリーマー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──微笑み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スマーーーーーーッシュ!!!!」

 

 

「「どわぁぁぁあああ!!!」」

 

 

気色の悪い微笑みと共に放たれた一撃を喰らい、バッカスとロッカーは吹き飛ばれて壁に激突し、そのまま戦闘不能になったのであった。

 

 

『ダウーーン!!!! 四つ首の仔犬(クワトロパピー)ダウーーーン!!!! 勝者青い天馬(ブルーペガサス)!!!!』

 

 

そして観客席から巻き起こるのは、歓声だけでなくブーイングも大いに混じっていたのであった。

 

 

『いやーいい試合でしたね』

 

 

『そ…そうかね?』

 

 

『とってもキモかったです! ありがとうございます!』

 

 

気を取り直して続く第2試合。

 

 

第2試合

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)

リオン&ギンガ

  VS.

人魚の踵(マーメイドヒール)

カグラ&ミリアーナ

 

 

この両チームによる試合は、30分では決着がつかずに引き分け(ドロー)で幕を閉じた。

 

 

「やっぱり強いわね、カグラ…」

 

 

「まだ本気を出してるとも思えん」

 

 

「ユウカが言ってたわ。カグラが本気になったトコは誰も見た事がないって」

 

 

引き分けにも関わらず、未だに力の底を見せていないカグラにリオンとギンガは戦慄していた。

 

 

「カグラちゃん、大丈夫?」

 

 

「問題ない。あのリオンとギンガという2人、スジがよいな。これが試合でなく殺し合いだったならば……死んでいたぞ、ミリアーナ」

 

 

「う……」

 

 

「もっと強くなれ」

 

 

「……うん!」

 

 

厳しくもどこか優しさを感じるカグラの言葉に、ミリアーナは強く頷いたのであった。

 

 

そしてついに……この2つのギルドが激突する時がやって来た。

 

 

『興奮冷めやらぬ会場ですが、次のバトルも目が離せないぞーーーー!!!!』

 

 

会場に妖精の尻尾(フェアリーテイル)剣咬の虎(セイバートゥース)の紋章が描かれた2つの旗が、それぞれ交差するように掲げられる。

 

 

『今……両ギルドの紋章が闘技場に掲げられたーーーー!!!! 7年前、最強と言われていたギルドと…現最強ギルドの因縁の対決!!!』

 

 

第3試合

妖精の尻尾(フェアリーテイル)

ナツ&ガジル

  VS.

剣咬の虎(セイバートゥース)

スティング&ローグ

 

 

『しかもこの4人は全員が滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)!!!! 全員が竜迎撃用の魔法を持っているーーーー!!!!』

 

 

そして闘技場の中心で静かに向かい合う……火竜(ナツ)鉄竜(ガジル)白竜(スティング)影竜(ローグ)

 

 

 

『ついに激突の時ーーーー!!!! 勝のは妖精か虎か!!!? 戦場に4頭の(ドラゴン)が放たれたァ!!!!』

 

 

 

いよいよ……4人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)による前代未聞の戦いが今……始まろうとしていたのであった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

場所は移り……どこかの灼熱地獄を思わせるような火山地帯。

 

 

そこに静かに佇む……1頭の赤い(ドラゴン)

 

 

白竜(バイスロギア)影竜(スキアドラム)。貴様等のつくり上げた滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)がいかなるものか、見せてもらうぞ。

 

 

人は竜を超えたのか、それは儚き夢なのか。

 

 

我等が動く時は近い──竜王祭は間もなく訪れる」

 

 

 

 

 

つづく

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