LYRICAL TAIL   作:ZEROⅡ

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やっと出来た…これでバトルパート2話目。

今回はエリオのバトルです。相変わらずの出来ですが、どうぞご容赦ください。

感想お待ちしております。


雷竜の意地

 

 

 

 

「ス…スゲェ……!! あいつ、結局ほとんど無傷で勝っちまいやがった」

 

 

「あぁ…敵はゲスだったが、ギルドの四天王と呼ばれるだけあって決して弱くはなかった。だが奴はそれ以上に強い

 

 

「あれが妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の魔導士候補……ミストガン」

 

 

ミストガンが悪霊の札(デーモンカード)の四天王の1人であるガワラを撃破し、術式の結界に閉じ込められているヴィータとシグナムは、ミストガンの圧倒的な実力を目の当たりにして呆然としていた。

 

すると、戦いが終わったミストガンはそんな2人へと視線を向けると、思いもよらない言葉を口にした。

 

 

「すまないが、今回私に出来る事はここまでだ」

 

 

「ハァ!!?」

 

 

「なに?」

 

 

そんなミストガンの言葉を聞き、ヴィータとシグナムは当然驚愕する。

 

 

「私にはやるべき事が残っている。無責任だとは思うが、聞き入れて欲しい」

 

 

ヒュッ

 

カッ!! カッ!!

 

 

そう言うと、ミストガンは2本の杖を床に刻まれている術式の文字へと投擲し、突き刺す。その瞬間…術式の文字が―パリィィン!!―っとガラスが割れるような音を立てて消滅した。

 

 

「すまない……後は任せる」

 

 

「ちょっ!! オイ待ちやがれっ!!!」

 

 

「ミストガン!!!」

 

 

2人の静止の言葉も虚しく、ミストガンは体を霧のように変えて、その場から消えていった。

 

 

「……んだよアイツ……」

 

 

「元から謎の多い奴だが、ますますわからん男だ」

 

 

消えたミストガンに対して、軽く不満の言葉を口にする2人だが、すぐに思考を切り替える。

 

 

「まぁ、いなくなった者に対してグダグダ言っていても仕方あるまい。私たちはこのまま最上階の魔水晶(ラクリマ)を破壊しに行くぞ」

 

 

「そうだったな、急ごうぜ!!!」

 

 

そう言うと、シグナムとヴィータは結界の魔水晶(ラクリマ)を破壊する為、急いで塔の上階へと駆け出していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第八十六話

『雷竜の意地』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少々遡り、別の塔では……

 

 

「雷竜の放電!!!!」

 

 

「熔魔・不知火!!!!」

 

 

ドガァァアアアアン!!!!

 

 

エリオが放った電撃と、グランが放ったマグマが激突し、大きな爆発を起こす。しかしエリオはそんな爆発など気にも留めず、ストラーダを構えてグランに向かって駆け出す。

 

 

「雷竜閃!!!」

 

 

そしてそのまま電撃を纏ったストラーダを横一閃に振るう。しかしグランは大きく上へと跳んでそれを回避し、すぐさま反撃に出る。

 

 

「熔魔・天狗礫(てんぐつぶて)!!!」

 

 

グランは滞空中に小石型の熔岩を大量に作りだし、それをエリオ目掛けて雨のように放った。

 

 

「稲妻走り!!!」

 

 

それに対してエリオはその名の通り、稲妻のようにジグザグに走り回りながら落ちてくる熔岩を避ける。しかし……

 

 

「そこだっ!!」

 

 

「えっ!? うわぁあっ!!!」

 

 

「エリオ!!!」

 

 

グランが放った1発の熔岩の球。それがエリオの肩に直撃した。それを見たシャルルがエリオの名を叫ぶ。

 

 

「だ…大丈夫!!」

 

 

そんなシャルルを心配させまいと、エリオは肩を抑えながら立ち上がる。

 

 

「休んでる暇はねえぞ!!」

 

 

そんなエリオに対して、グランは容赦なく攻撃を続ける。

 

 

「熔魔・鬼蜘蛛!!!」

 

 

すると、蜘蛛のような形をした熔岩がエリオを取り囲むように大量に出現し、それら全てがズゾゾゾッ!!!っと、地面を這いながらエリオへと向かって行く。

 

 

「くっ……!!」

 

 

四方八方を熔岩の蜘蛛に囲まれたエリオはグルリと周囲を見渡すが、逃げ道はない。そう思い至ったエリオはクルクルと振り回した後、その切っ先を地面に向けて構え……

 

 

雷竜震(らいりゅうしん)!!!!」

 

 

ドゴォォォォォオオオン!!!!

 

 

それをそのまま地面に突き立てた瞬間、激しい振動と雷撃が地面全体に迸る。そしてその衝撃と雷撃により、エリオの周囲を取り囲んでいた熔岩の蜘蛛は全て跡形もなく消滅する。

 

そしてそれを確認したエリオはすぐさま持ち前のスピードを活かし、グラン目掛けて走り出す。

 

 

「雷竜槍……」

 

 

「やべっ…!!!」

 

 

激しい雷を帯電したストラーダを構えながら突進してくるエリオを見て、グランは対策を打とうとするが、エリオはすでに眼前へと迫っていた。そして……

 

 

 

「落雷!!!!」

 

 

 

ドガァァァアアアアアアン!!!!!

 

 

振り下ろしたラーダから放たれた激しい雷撃がグランを襲い、先ほどとは比べ物にならないほどの衝撃と轟音が部屋に響き渡る。

 

 

「きゃあっ!!!」

 

 

シャルルは吹き荒れる爆風で吹き飛ばされないように身を守りながらエリオの方を見るが、爆発の際に発生した煙幕のせいでエリオだけでなく、敵であるグランの様子も見えない。

 

 

「エリオー!! 大丈夫なのー!!?」

 

 

爆風が止んだのと同時に、シャルルは煙幕に向かって大声でそう問い掛けるが、中から返事は返ってこなかった。

 

しばらくすると、立ち込めていた煙幕が晴れていき、エリオの姿が確認できた。

 

 

「エリオ!!!」

 

 

エリオの姿を見たシャルルは安堵の表情を浮かべて彼に駆け寄ろうとするが……

 

 

「来ちゃダメだっ!!!」

 

 

「!!!」

 

 

エリオの大声により、シャルルは足を止めた。

 

 

「まだ……終わってない」

 

 

そう言うエリオの目の前には、依然として立っているグランの姿があった。

 

 

「あーあ……まぁたサングラスがダメになっちまったよ。買い換えたばっかなのによぉ」

 

 

しかし先ほどのエリオの攻撃で、グランは服こそ所々痛み、サングラスが砕けてはいるが、本人に目立った外傷は負っていなかった。

 

 

「そんな……エリオの攻撃が効いてないの!!?」

 

 

そんなグランの姿を見て驚愕の言葉を口にするシャルルだが、その言葉をエリオが否定する。

 

 

「違うよシャルル……少なくとも僕の攻撃は直撃したし、手応えもあった。それでもダメージがほとんど通ってないんだ」

 

 

「どうして? あいつはどんな魔法を使ったの?」

 

 

「いや…魔法は使ってない。ただ……」

 

 

「ただ?」

 

 

シャルルの問い掛けに対し、エリオは一呼吸置いてから答えた。

 

 

「あの人……もの凄く頑丈なんだよ」

 

 

「……は?」

 

 

エリオの言葉を聞き、シャルルはついそう聞き返してしまった。

 

 

「打たれ強いというか何というか……あの人の体はとにかく頑丈で、それこそナツさんやガジルさんよりも……」

 

 

「そ…そうなの?」

 

 

突拍子もない言葉にシャルルが呆然としていると、砕かれたサングラスを捨てながらグランが口を開いた。

 

 

「いいぜ小僧、お前はかなりいい。楽しくなってきた」

 

 

そう言うとグランは拳をコキコキと鳴らしながらエリオを見据える。

 

 

「だからそろそろ……本気でいかせてもらぜ」

 

 

同時に…グランから尋常ではない殺気が放たれた。

 

 

「っ…シャルル!!! 放れてっ!!!」

 

 

「きゃああっ!!?」

 

 

エリオはシャルルの襟首を掴んで遠くに放り投げると同時に、ストラーダを盾のように構える。すると……

 

 

ガキィィィイイン!!!!

 

 

グランの拳が金属音を響かせながらストラーダに直撃した。

 

 

「オォォォラァァアアア!!!!」

 

 

「なっ!!? うわぁぁああああ!!!!」

 

 

なんとグランの拳の勢いは収まらず、エリオはストラーダでガードしたまま後ろに大きく吹き飛ばされた。

 

 

「オレがケンカでもっとも得意なのは……肉弾戦だ」

 

 

そしてグランは吹き飛んだエリオを追いかける様に走り出し、エリオが地面に着地する頃には既にグランは眼前に迫っていた。

 

 

「オラァ!!!」

 

 

「くっ!!!」

 

 

グランの蹴りに対し、エリオは再びストラーダを盾にして防御しようとするが……

 

 

ガキィィン!!!

 

 

「ああっ!!?」

 

 

グランの蹴りの勢いに負け、ストラーダはエリオの手から放れて、遠くの地面にカランっと音を立てて落ちる。

 

 

「この…!! 雷竜の鉄拳!!!!」

 

 

エリオは負けじと雷撃を纏った拳をグラン目掛けて放つ。しかしそれは、グランに届くことなくパシッと難なく受け止められてしまった。

 

 

「なっ!!?」

 

 

「ダメだぜ小僧。パンチってのは……こうやるんだっ!!!」

 

 

ドゴォォオ!!!

 

 

「がっ……!!!!」

 

 

「エリオッ!!!」

 

 

グランの放った拳はエリオの頬に直撃し、それを食らったエリオは悲鳴を上げる間もなく壁に叩きつけられた。それを見たシャルルは悲痛の声を上げる。

 

 

「ワリーワリー、ケンカが楽しくなってくるとどうも力加減が出来なくてな。火竜(サラマンダー)の時もそうだった」

 

 

「!」

 

 

グランが火竜(サラマンダー)…ナツの事を口にした瞬間、壁にもたれる様に倒れていたエリオの体がピクリと反応する。

 

 

「本気でケンカしたらすぐ終わっちまってつまんねーから、いつもは魔法とか使って手加減してたんだがな。まさかガキ相手に本気になるとは思いもよらなかったぜ」

 

 

「だ…ったら……」

 

 

「!!?」

 

 

弱々しくも聞こえてきた声の方に視線を向けると、そこにはフラフラと立ち上がろうとしているエリオの姿があった。

 

 

「もっと楽しませてあげますよ……ただし、勝つのは僕ですけどね」

 

 

そう言いながら、エリオはしっかりと立ち上がった。

 

 

「……驚いたぜ。大体の奴はオレの本気のパンチを喰らったら一発KOなんだがな」

 

 

「この程度じゃ倒れませんよ……もっとスゴイ人たちに鍛えられてますから」

 

 

口元に付着した血を手でグイっと拭いながら強がるように笑うエリオ。しかしその瞳には…強い覚悟が映し出されていた。

 

 

「……行きますよ」

 

 

そう言うと同時に、グランに向かって駆け出す。

 

 

「(真正面から……いやっ!?)」

 

 

ビィン!!!

 

 

すると、グランの目前まで迫っていたエリオが閃光と共に目の前から消える。それだけではなく……

 

 

ビィン!! ビィン!! ビィン!!

 

 

持ち前の電光石火のようなスピードを活かし、眼にも止まらぬ速さでグランの周囲を走り回る。

 

 

「(思い出すんだ……僕を鍛えてくれた、みんなの教えを!!)」

 

 

動き回りながらもエリオの脳裏には、自分に肉弾戦での戦い方を教えてくれたザフィーラの言葉が浮かんでいた。

 

 

 

『肉弾戦において相手の方が格上だと判断した場合、決して無闇に突っ込むな。まずはお前の持ち味であるスピードで翻弄し、相手の呼吸を乱せ』

 

 

 

「(ここだっ!!!)」

 

 

そしてエリオはグランの背後に立ち、雷撃を纏った拳を振るう。

 

 

「いい動きだ。だが……」

 

 

しかしグランは即座に膝をかかげて、それを回避する。

 

 

「お前のスピードは見切ったぜ!!!」

 

 

そう言うとグランは振り返りながら拳を構え……

 

 

ドゴォオ!!!

 

 

エリオの拳に深々と叩き込んだ。

 

 

「がはっ…ぐっ……!!!」

 

 

「(完璧に入った!!)」

 

 

エリオは血反吐を吐きながら顔を歪め、グランは見事に拳が入った事に笑みを浮かべる。しかし……

 

 

「まだ…まだぁあああ!!!」

 

 

「!!? ごはっ!!!」

 

 

エリオはそう叫びながらグランの顔面に拳を叩き込んだ。

 

そしてそんなエリオの脳裏に浮かぶのは、戦い方を教えてくれたシグナムの言葉。

 

 

 

『いいか、敵の攻撃を喰らったとしても決して臆するな。時にはそれが敵の隙を生み、反撃のチャンスにもなる。肉を切らせて骨を断てっ!!!』

 

 

 

「オォォォオオオオ!!!!」

 

 

エリオの攻撃は拳一発では終わらず、そのまま両手を使ってグランにラッシュを叩き込む。

 

 

「雷竜の……」

 

 

そしてそのまま強力な雷撃を帯電させた拳を……

 

 

 

雷槌(いかづち)!!!!!」

 

 

 

渾身の力で…グランの腹部へと叩き込んだ。

 

 

ドガァアアアン!!!

 

 

「がはっ……!!!」

 

 

それを喰らったグランは、先ほどのエリオと同じく壁に強く叩きつけられた。

 

 

「やった!!?」

 

 

「ハァ…ハァ…ハァ……いや、まだだよ」

 

 

「え?」

 

 

エリオの言う通り、壁に叩きつけられたグランはゆっくりと立ち上がる。

 

 

「ハ…ハハハハ……」

 

 

すると、立ち上がったグランは小さく笑みを零したかと思うと、次の瞬間には心底嬉しそうな高笑いをあげた。

 

 

「アハハハハハハハハッ!!!! やっぱケンカはこうじゃねえとなぁ!!!! 最高だっ!!! 最高だぜっ!!! エリオ・モンディアル!!!!」

 

 

そう言い放つグランの表情は、まるで子供のように活き活きとしていた。

 

 

「来いよっ!!! どっちかが倒れるまでこのケンカは終わらねえぞぉ!!!」

 

 

「ハハッ……こっちはもう一杯一杯なのに、元気ですね。こういう時、ナツさんならこう言うだろうなぁ」

 

 

そう言ってエリオは小さく苦笑を浮かべると、力強い瞳でグランを見据えると……

 

 

「燃えてきました」

 

 

と言い放ち、拳を構えた。

 

 

「「………………」」

 

 

両者とも拳を構えたままお互いを見据える。そして……

 

 

………カランッ

 

 

崩壊した壁の破片が落ちる音を合図に……動き出した。

 

 

「「オォォォオオオオオ!!!!」」

 

 

そこからの2人の攻防は激しいものであった。

 

 

交わされる両者のパンチやキック……時には肘打ちや膝蹴り、頭突きなども繰り出し……さらには魔法で雷や熔岩を衝突させた。

 

 

お互いの全力の全力を絞った攻防戦。しかしそれも、長くは続かなかった。

 

 

「オラァアア!!!」

 

 

ドゴォオ!!!

 

 

「ごはっ!!!」

 

 

グランの拳がエリオの腹部を捉え、クリーンヒットした。しかもグランの攻撃はこれでは終わらず……

 

 

「大噴火ッ!!!!」

 

 

ドゴォォォォオン!!!

 

 

「ぐあぁぁあああああああ!!!」

 

 

激しい噴火のごとき爆発を腹部に叩き込まれ、エリオはその衝撃で吹き飛ばされてしまった。

 

 

「エリオ!!!」

 

 

吹き飛ばされて地面に倒れるエリオに、シャルルが声をかけるが、エリオからの反応はなかった。

 

 

「ハァ…ハァ……久々に心の底から滾ったいいケンカだったぜ。だが悪いな小僧……オレの勝ちだ」

 

 

そう言って勝利を確信したグランはニッと笑みを浮かべる。

 

 

だがその時……

 

 

「うっ…ぐっ……うぅ…」

 

 

「!!?」

 

 

ゆっくりとした動きながらも、立ち上がろうとするエリオを見て、グランの表情が驚愕に変わる。

 

 

「まだ…動けるのか? オレも頑丈な方だが、テメェも大概だぜ」

 

 

「当たり…まえです……僕はこんな所で、負けてられない……!!!」

 

 

息も絶え絶えになり、体中もボロボロ……しかしそれでも体を起こして立ち上がろうとするエリオ。

 

 

「僕の憧れ…僕の目指す人は……もっと…先にいる……その背中に追いつくまで……僕は…」

 

 

フラフラと体を揺らしながらもゆっくりと体を起こす。そして……

 

 

 

「負けられないんだっ!!!!」

 

 

 

しっかりと両足を地面につけ、真っ直ぐと立ち上がった。

 

 

「…………!!!」

 

 

そんなエリオの姿を見て、グランは言葉を失った。

 

 

「うおぉぉぉおおおおおおおお!!!!」

 

 

そしてエリオは雄叫びを上げると彼の全身から激しい電光が放出され、バチバチと轟音を上げながら身体中を駆け巡る。

 

 

「(魔力も残り少ない…これが……最後の攻撃!!!)」

 

 

ドスンッ!!!!

 

 

「オオォォオオオオオオオッ!!!!」

 

 

雄叫びを上げながら力強く一歩を踏み出すエリオ。

 

 

「(ドラ…ゴン……!!?)」

 

 

そんなエリオの姿は、グランの目にはドラゴンの姿が重なって見えた。

 

 

そして次の瞬間……エリオは呆然としているグランに渾身のアッパーを叩き込んだ。

 

 

「がはっ!!!」

 

 

そしてそのアッパーを喰らったグランは空中に投げ出されるが、エリオの攻撃はまだ終わらない。

 

エリオはグランを追うように力強く飛び上がったかと思うと、彼を踏み台にしてさらに大きく飛び上がった。

 

 

「ぐっ!!」

 

 

そして踏み台にされたグランは地面に叩きつけられ、仰向けで倒れる。

 

 

一方空高く飛び上がったエリオは、なんと天上に両の足をつけて、グッと膝を折る。

 

 

「滅竜奥義……」

 

 

そのまま両足で力強く天上を力強く蹴り出し、勢いよく倒れているグランに向かっていくエリオ。そして……

 

 

 

 

 

紫電轟雷撃(しでんごうらいげき)!!!!!!」

 

 

 

 

 

エリオの雷撃を纏った拳がグランに叩き込まれた。

 

 

「───────!!!!」

 

 

それを喰らったグランは声にならない叫びを上げ、そして……

 

 

「……ハハッ……負け…たぜ……」

 

 

そう言い残して、意識を手放したのであった。

 

 

 

 

 

つづく




特別依頼!!
『LYRICAL TAILの謎を解明せよ!!』



ティアナ
「さて、今日でこのコーナーも最終回ね」

ルーシィ
「なんでっ!!? まだ2回目なのに!!!」

ティアナ
「だってにじファン時代にこのコーナー、たった2回で終了したじゃない。あまりに質問が来ないから自然消滅した形で」

ルーシィ
「そ…それはそうなんだけど……もしかしたらまだまだ続くかもしれないじゃない!!!」

ティアナ
「続いたら続いたでめんどくさいわね」

ルーシィ
「だからこのコーナーでめんどくさいとか言っちゃダメだって!!!」

ティアナ
「さっ、質問を読んでいくわよ」

ルーシィ
「またこんな流れでっ!!?」


紅鮭様からの質問


質問・ナンバーズのプロフィールもよければ教えて下さい。ネタバレにならない範囲でいいので。


ルーシィ
「ナンバーズってあたしたちの敵よね? そんな人たちのプロフィールが欲しいの?」

ティアナ
「まぁ、人気はあるから気持ちはわからないでもないわ。あとプロフィールは、聖王編終了後に何人か乗せる予定よ」

ルーシィ
「何人かって、誰?」

ティアナ
「さあ? ネタバレは極力抑えたいからって、作者は教えてくれなかったわ」

ルーシィ
「そっか…じゃあ次の質問いこっか。次は一気に3つの質問よ」


カサブタ様からの質問

・なのはとグレイはどんな関係ですか?

・フェイトがフェアリーテイルに来た頃、最初にフェイトに話しかけたのは誰ですか?(マスター以外)

・S級魔導士になる前のティーダとラクサスは、最初はお互いにどんな印象だったんですか?


ルーシィ
「1つ目の質問はあたしも気になる!! あの2人って、妙に怪しいのよね~」

ティアナ
「私も詳しくは知らないけど…なのはさんとグレイさんは同期ってだけじゃなくて、なのはさんにとってグレイさんは恩人だって聞いた事あるわ」

ルーシィ
「恩人?」

ティアナ
「なんでも2人がギルドに入る前に色々あったらしいけど……なのはさん、いつもその話をはぐらかすのよねぇ」

ルーシィ
「うぅ~…気になるなぁ」

ティアナ
「それに関しては同感ね。今度一緒になのはさんに聞いてみましょ」

ルーシィ
「うん!!」

ティアナ
「次の質問は……うーん、私はこの頃ギルドにいなかったからなぁ」

ルーシィ
「あたしも……あっ、ミラさんだ!! ミラさんに聞いてみよっ!! おーいミラさーん!!!」

ミラジェーン
「あら、ルーシィにティアナ。何やってるの?」

ルーシィ
「質問コーナーです」

ミラジェーン
「あぁ、原作で私とルーシィがやってるコーナーね」

ティアナ
「その通りですけど、あまりメタな発言は控えてください」

ミラジェーン
「それで、何か用?」

ルーシィ
「この質問についてなんですけど、ミラさんは知ってますか?」

ミラジェーン
「えっと…フェイトに最初に話しかけた人? あぁ、これは私よ」

ルーシィ
「ミラさんが!!?」

ティアナ
「意外ですね」

ミラジェーン
「だって、マスターが直々に連れてきた子だったから……ついケンカをふっかけちゃって♪」

ルーシィ・ティアナ
「「え?」」

ミラジェーン
「あの頃からフェイトって結構強かったのよ。私も全力でやったけど、結局決着が着かなくて……」

ルーシィ
「あ…あははは……」

ティアナ
「ご、ご協力ありがとうございましたミラさん」

ミラジェーン
「うん、また呼んでねー♪」

ミラジェーン退室

ルーシィ
「何か……意外過ぎたわね」

ティアナ
「そうね……次に行きましょ」

ルーシィ
「次は……ティアナのお兄さんとラクサスのお互いの印象だって」

ティアナ
「これなら昔、兄さんに何回か聞いた事があるから答えられるわ。兄さんとラクサスって、ナツとグレイさん並に犬猿の仲だったのよ。それこそ『ヘッポコ狙撃手』とか『反抗期の雷小僧』とか言い合いながら殴り合いのケンカをしてたらしいわよ」

ルーシィ
「うわ~何か凄そうね」

ティアナ
「だからお互いの最初の印象は『なんかムカツク』だったらしいわ」

ルーシィ
「フェアリーテイルらしいというか何というか……」

ティアナ
「さて、今日はこんなところね。結局前回と同じ人からの質問しか来なかったわね」

ルーシィ
「いいじゃない、来てくれるだけでもありがたいと思わないと!!」

ティアナ
「……それもそうね」

ルーシィ
「こんな感じに、この小説への質問などがありましたらドンドン送ってきてください。ただしネタバレが含みそうな質問は出来るだけ控えてね。お待ちしておりまーす♪」

ティアナ
「私このあとナツとハッピーと一緒に仕事行くんだけど、ルーシィも行く?」

ルーシィ
「ホント!? 行く行く♪」

ティアナ
「それじゃ、1時間後に集合場所に集合ね」

ルーシィ
「オッケー! それで集合場所は?」

ティアナ
「あんたの部屋」

ルーシィ
「またあたしの部屋かーーーー!!!!」




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